
駐車場がちょっと離れた場所にあるんです…というわけで北海道ツーリングものこすところ今日と明日の2日間!あっという間の出発6日目の朝、クルマを取りに先にホテルを出ると「さむっ!!!」と思わず声を上げるレベルの寒さ。なんか空は雪でも降りそうだし…大丈夫かな、この先。
10月10日(金)
二足くらい早い冬

クルマのエンジンをかけたとき、温度計は6℃だった。そんなわけがあるか、これは6℃の寒さじゃないよ??アバルトさん、今年の夏から温度計の調子が悪い。単純に10万kmを超えた御老体なのもあるだろうし、猛暑の中放置していたら40℃くらいから温度が変わらないことがあって、それ以降なんか外にある温度計との数値の乖離がある。
この前なんて外は12℃しかないのに、車載温度計は20℃になっていて、そんなバカなと思った。
どうも、ニュースを見る限りではこの日の北見は-0.3℃とかそんなもんだったらしい。
そりゃ寒いわけだよ。

関東は依然として20℃を超える中、こちらはもう氷点下の世界だ。
それでも我々はオープンで走る、雨が降らない限りはオープンだ。逆に外が寒いほうがオープンカーにはちょうどいい。シートヒーターと暖房をつければ移動中は寒すぎてやばいってことにはならず、冷たい空気を鼻で感じながら気持ちいいドライブができる。
今日はまずタウシュベツを見に行く、そのために道央の方へ向かうから北見を西へ進んでいく。

最初の2年はお世話になった快活クラブ。北海道で数少ない快活クラブがあるスポットが北見なので、初年度のツーリングは小樽から稚内を経由してこの快活クラブを目指した。
8月末に北見で車の暴走事件があって、そのときに突っ込まれたうお米はこの快活クラブの隣…たまたまYouTubeでニュースが流れてきて「どっかでみたことあるなこれ」っていうんで調べたらそりゃ見覚えもあるよ、快活クラブの隣やんけwと不謹慎だけど笑っちゃった。
ちょうど学校の登校時間と被る時間帯の移動で沿道を小学生が歩く。その姿は耳当てに分厚いダウンジャケットと完全に格好が冬だ。
そりゃまぁ一桁前半の気温だから冬なんだけどさw
でもまだ10月10日だぜ?ちょっと早くないかね…
例年も確かに寒いときはあったけど、今年は全体的に寒さが来るのが早い気がしないでもない、気のせい?
郊外に向かう道路で玉ねぎを大量に積んだトラックに抜かれた。

上にカバーもないんだろう、玉ねぎの皮が風に煽られとんできて車内にめっちゃ入ってくるwwwwたまねぎ嫌いなんだから勘弁してくれ(´;ω;`)ブワッ
そうそう北見はたまねぎも有名で、日照時間が長く降水量が少ない気候を利用して良質のたまねぎが採れるらしい。たまねぎなんていやいやじゃなきゃ食べないレベルなんで何が良質なのかなんて自分にはわからんけど、まぁそういうことらしい。
北見駅を発着する石北線は維持困難路線に上げられているのだけど、そこを走る貨物列車に大量のたまねぎを積む「たまねぎ列車」の愛称でも知られている。
貨物列車のほうが大量輸送に優れていそうなんだけど、そういうわけでもなく実はトラックのほうが運べる量は多いらしい。
少し走るとひまわり畑が現れた。

ひまわりって夏じゃねーの??花なんか全然しらんけど・・・でも気温一桁の中で見るひまわりって違和感しかないよねwwww

おんねゆ温泉で休憩、このあたりから猛烈な雨が降ってきた。妻に「そろそろ閉めたら?」という屋根を「実質晴れだから」と誤魔化してきたけど、さすがに誤魔化すのが無理だと判断し、トイレ休憩と同時にここからは少しの間だけクローズで走る。

ここは去年の道の駅スタンプラリーで訪れた、ここから旭川寄りに少し走ったところにある温泉で去年は入浴させてもらった、よく覚えている!
去年はここで温泉に入り、そのまま北見方向へUターンした。
ここからサロマ湖まで戻ったって、当時はもう気合でやっていたとはいえマジで観光要素皆無の北海道をよく走ったもんだと思う。
極寒のタウシュベツ

後ろに見えるは大雪山系の旭岳。ちょうど前日の9日に初冠雪となってました。この初冠雪、調べたところ平年より14日遅いらしい、MJSK?でも去年よりは11日早かったそうで、思い起こしても確かに今年の方がずっと寒い。

YouTubeで見ていたニュースでも寒そうにする観光客の姿が目についた。道外からの訪問者だとまさかこの時期に雪が舞うとも思わないし格好に悩むところではある。

いつも混んでいる印象のある三国峠はさすがに平日金曜日のお昼前なので駐車場もなんなくとめることができた。

さすがに北海道で一番標高の高い国道だけあって寒い…
三国峠、北海道で一番標高が高いとはいえその標高は1,139メートルと、日本一標高が高い国道渋峠(群馬-長野県境にあるやつ)の2,172メートルと比べると半分くらいの高さしかなく意外と低い印象がある。まぁ実際そんな登っている感じもなく、北見からくると「じわじわ標高があがっている」といった印象。
三国峠という名前は関東で言えば群馬と新潟の県境にあるものが有名だし、埼玉にもあったりする。当たり前っちゃ当たり前だけどのその名前の由来は旧国名で3つの国の県境にまたがるor隣接する峠といういみで「三国」。北海道でいえば十勝国、石狩国、北見国の3つにまたがる&隣接することからその名前がついています。
なんで「三国」という名前を見たら「そういうことか」と察しておくと、特にいいこともない。

紅葉のピークは先週だったらしい。今年は去年よりも1週間程度ピークが早い気がする…タウシュベツの林道もこの翌週には確か封鎖になったし、水の量も前回よりも多かった。

ここの風景はなかなか見ものなので、もし道央にくることがあったならぜひに一度は訪れておきたい場所でもある。別に鉄道マニアでなくとも、士幌線の廃線跡を見るのもなんというか北海道でしか見れないような廃スポットなので見ておくと楽しいかも。こんなところにも大昔には鉄道があったのだと、つまりはそこに生活する人がそれなりにいたのだと、なんでそこに住んでいたのかとか、そういうことを考えたりイメージするだけでもワクワクする。

今年はひぐま問題があり、さすがにちょっと怖いタウシュベツまでの道。

熊鈴つけたり、クマスプレーも持ってきたとはいえ、いざガチ遭遇したら何もできる気がしないんだけどね。。。そんなわけで弱い人間様にできることは「祈ることだけ」です。

今年のタウシュベツはもう水没しかけていた。ここはいつかは崩れ落ちてこの光景を目にすることができないとされるスポットで、毎年のように「来年はやばいかも」と言われ続けながらなんだかんだその形を保っている。
この橋ができたのは1,937年だから88年も昔の建築物なので、まぁそういう意味ではいつ自然崩落してもおかしくはないものだと思う。そもそもこの橋、できてから16年で士幌線のルートが変わったため使われなくなったそうなので現役生活はずっと短かった模様…デザインはいいし、今もこうして観光客が見に来るくらいなので鉄道としてよりは観光資源としての性格が強い。
ルート変更した士幌線の廃線跡は、この遊歩道になっているとこなんだと思う。

北海道で山奥にあるこういう謎の直線の遊歩道とか散策路はかなりの確率で廃線跡無ことが多い。
ランチタイム

士幌の町中にあるクロネコヤマトでトランクの中のキャリーケースを自宅に発送した。これでだいぶスペースに余裕ができてお土産を積むことができる。クルマでくるツーリングで荷物を途中発送するのは邪道な気がするけれど、そうでもしないとお土産がもう1つだって乗る気がしない。
単身乗車だとそこそこ積載力が高く感じられる124スパイダーも、さすがに同乗者がいるときつい。バイク+アルファ程度の積載量…まぁ工夫して荷物を積むという楽しさがあるといえばそれまでなんだけど。
こんな場所から送っているのに翌々日のAMには着きますってことだっらから現代の物流ってほんとにすごいと思う…
そんなわけで荷物を預けてからナイタイ高原牧場へ。

ちょうど11時40分、お昼にちょうどよかった。
なんだかんだ毎年来ている、去年も時間制約がある中でランチに寄り道した…そうそう大雨だった。観光とか特にしていないから別にいいんだけど去年の北海道はほとんど天気が悪かった印象、それに比べて今年はほぼ快晴でオープン時間が多分7割くらい、いやもっと高いかもしれない。

多分まっすぐは釧路、そちらを眺めながら採れたての牛さんを食べる(採れたてではないと思う)。
今日はこのあと襟裳岬へ向かう。ナイタイの看板だと151km(直線距離)らしい。直線距離だから実際は180km前後らしい。
通常の北海道時間を適用すれば「あーね、2時間強くらい?」って思うかもしれないけど、もう道央エリアに来てしまっている以上はその考えは甘い。
この辺からはペースがぐんと落ちる。帯広市内を抜けるにもそれなりに時間がかかり、よくもわるくも普通の市街地エリアなのでペースは上がらない。
なんだかんだ北海道で快走できるのは海沿いなら道北、内陸部も快走な道東って感じなのでその他のエリアは基本ナビより大幅に早く着くことはない計算をしておかないとフェリーの時間とかにも間に合わなくなる可能性が出てくる。

時間は正午過ぎ、多分ここから3時間くらいはかかるから襟裳岬の施設の閉館時間や、今日は新千歳空港でお土産を買いたいので閉まる時間までに千歳に行かなきゃいけないことを考えるとそうそう時間に余裕がない。気張っていこう。
襟裳岬
案の定、帯広市街地ではペースがあがらず、久々に信号や渋滞というものにはまってフラストレーションが一気に貯まる。まぁ此処から先はこんなんばっかだから、帯広で慣熟走行をしておけということなのかもしれない。
ガソリンをここで満タンにしておく、後半でなるべく寄り道しないためだ。
帯広から無料の高速みたいな区間を使って一気に南下。

このクルマは譲ろうとしてうたのかなんなのかわからんけど、ずっと車線をまたぎながら走り、ふらふらして怖かった。高速道無料区間って地元の老人が走ったりするから運が悪いとペースもあがらないし、並走する国道のほうが追い越せる分はやかったりもするところがあるw

去年訪れた道の駅、トイレ休憩だったねw
去年は三日目の夜中、もうまっくらだし、鹿さんとの勝負みたいなところがって、この2つ先の道の駅で仮眠をとって四日目を迎えた。
明るいときに来ると当たり前だけど雰囲気は全然違う。
そんなわけでナイタイから3時間弱で到着。

風の襟裳岬というだけあって、快晴なんだけど強風が強かった(´;ω;`)ブワッ

妻がウマ娘に多少詳しいみたいでテンションあがってた。わしは馬はステルヴィオって馬がいることくらいしか知らないし、この手のゲームはキャラが苦手なので無理。。。いや、不気味じゃない?人間と馬のミックスって倫理観が崩壊しているwキャラゲーはリアルな人間モチーフじゃないと不気味すぎてできない人なので、キャラゲー最後にやったのってゴーストオブツシマじゃないかな。。。ポケモンですらキャラが気持ち悪くてできない人なんで。。。
そんなわけで以前も訪れた襟裳岬!

アザラシがちゃんと見えた!すげー!!!

全長は180センチなので幅195センチのステルヴィオよりも短い。

まぁ載らんのですけどね。
風の館には風速25メートル体験コーナーがあります。

風速25メートルってどんなもんよ?ってぎりぎりマイケル・ジャクソンごっこができるかできないかくらいの風。

風速25メートルはいわゆる「強い風」。屋根瓦が飛ばされたり、なにかにつかまらないと立つのが困難な人がいたり、まっすぐ歩けないくらいの風ってことらしい。
そんな襟裳岬は11月1日に観測史上初の風速49メートルを記録した模様wwwこの体験コーナーの2倍の風速って…ちょっと想像できません。。。

15時40分…まだ15時台なんだけど外は完全に夕方の雰囲気wなんせ日没まであと1時間ちょっとなのです…日が沈むのが早いなぁ。。。
そんなわけで千歳に向かって進みます!
サンセットロード

なんだかんだこれだけで北海道を半分くらい下っている。全然走った感はなく、どっちかといえば観光しまくってて走れていないなぁと思うんだけど330kmくらい走ったらしい。
あとは海岸沿いにひたすら西へ走る。時間的に日の入りが拝めるはず…今日は雲もないし、いい感じに見れそうだ。

風もあり気温も低く寒いんだけど、オープンの開放感とこの太陽と並走する感じがたまらなく気持ちがいい。バイクはもっと最高なのかもしれないけど、オープンカーなら似たような雰囲気を手軽に楽しめるのがいい。

国道235号線は快走路ではあるものの、追い越しできる区間がほとんどなく遅いクルマに支えると一気にペースダウンする区間でもある。
夜中だとイエローカット上等でぶち抜くやつも多々いるんだけど、さすがにまだ明るい時間なのでそれを行うやつはいない。なにせブラインドコーナーも多く、対向車のライトがあれば判断できる追い越しが日中ではなかなかどうして難しい。
だからペースはまったり法定速度プラスアルファ程度でしかない。

それでも嫌にならないのはこの絶景と並走できるからなんだと思う。多くの区間は海伝いで波しぶきを感じながら進めるし、ドライバーとしても単調な直線は少なくカーブも適度に入るので飽きが来ない。
長らくストレートでふみちぎれみたいな区間が続いた道北、道東エリアから本州に近いけど、本州とはまた一風違う感じがするエリアへ入ってきたことを肌で感じる。

途中のコンビニで買い物をして、先を急ぐ。

前にアバルトで来たときも同じことをやからしていた気がするけど、襟裳岬から新千歳空港までは181kmあり、法定速度に毛が生えた程度のペースで流れるこの区間では北海道時間が適用されないため3時間強必要になる。180kmっていうとナイタイ高原牧場から襟裳岬くらいの距離なんだけど、こちらのほうが体感として長く感じられるのはどうしてだろう?
それにしたって次の目的地がいちいち180km離れているのが本州とのスケールの違いを感じさせる。1つの県で次に行く目的地が180km先ですって、東京から越後湯沢まで行って、そこから富山県は魚津まで下道で移動している感じ。まず本州でこの距離を下道って考えないと思うけど、そもそもまぁ北海道のこの区間にまともな高速道路はないので考える以前の話なんだけど。

17時前にちょうどいい感じに日が沈んだ。

そして、あたりは真っ暗となり、厚賀というところから国道235号線のバイパス道路として機能している高速道路の無料区間へ侵入し、あとは千歳までアクセル全開!
千歳にて
新千歳空港到着は18時40分だったので襟裳岬を出てちょうど3時間で到着でした。やっぱりナビどおりでした。
そして、新千歳空港の駐車場でこのツーリングで初となる地元ナンバーの124スパイダーとステルヴィオさんにエンカウントしたw

いくら売れていないとはいえ、これだけの距離を、ドライブが気持ちいい道を走ってきたのに遭遇したのが空港駐車場っていうねw
この124スパイダーのお方、SNSをやっていたようで、隣に埼玉ナンバーがいたって投稿されてましたね(ぉ
いやごめんて…数日ぶりに見る124スパイダーだったからそりゃ並べるよね、これで罪に問われたらもう甘んじて受け入れるしか無い。
そんな新千歳空港はちょうどこの日から駐車場料金の大幅値上げでした。

ニュースで散々騒がれていたので見た人も多いと思うんですが、もはや羽田空港よりも高いw
新千歳空港を利用してどこかへ旅行する人には大変な改定なんだろうけど、我々のようにお土産を買いに寄った勢にとっては特に影響はなし。施設内には温浴とかもあるし、お土産を買うのに3,000円未満ってこともほぼないと思うのでそういう意味では高いなーとは思うもののまったく影響ナッシング。

前に来たときはこんなのなかった気がする(2年前だけど)。



店があるのかもしれんけど、開いている時間だったらここでお土産予算を全消化した可能性があるから非常に危険である…
ここでトランクいっぱいのお土産を購入。時間も時間なので夕飯をどこかで食べてホテルにチェックインしよう。
夕飯はやっぱ名物的なものがいいよねってことでスープカレー。
そういえばなにげに北海道でスープカレーと呼ばれるものを食べたことがない。一度、どっかでスープカレーを食べたことはあるんだけど、しゃばしゃばのルーにご飯付けて食うような感じで特に印象にも残っていないw

いや、なんか本場のスープカレーは全然違うぞ…こんな具だくさんじゃなかったよ、前に食べたそれはw
どうもスープカレーって薬膳カレーの類らしい。

うん、野菜めっちゃ入ってる(´;ω;`)ブワッ
まぁブロッコリー的なサムシングとピーマンのまがいものみたいなやつを除いて割と食べたと思います。味は美味!ぶっちゃけルーに鶏肉だけ入れたやつがあれば最高だった…店によってはあるのかな、そういうのも。
なんせ200店舗とかあるらしいんでね、スープカレーだけで。すごい。
そんなわけで千歳市内のホテルに本日は宿泊!

ニュースを見ると今日は十勝岳温泉のほうでも雪が降った模様。こうなると中山峠も明日明日雪になるかもしれない…中山峠は明日以降を思っている場所なので凍結や積雪がなければいいなぁと思いつつ。。。

そんなわけで本日の走行距離はこのツーリングで2番めに多い574kmとなりました。
初日(茨城-新潟);344km
2日め(小樽-稚内);623km
3日め(稚内-網走);365km
4日め(網走-根室):414km
5日め(根室-北見):386km
6日目(北見-千歳):574km

観光や食事をしつつ13時間くらいでここまで移動できるんだから、やっぱ北海道も走ってみるとそんな大きいなぁとは思わなくなります。たぶんその大きさを新鮮に享受できるのははじめて行った年くらいじゃないかな。大抵のひとは二年目くらいから「これ、実は茨城県と面積変わんなくね?」くらいの錯覚を起こし、特に移動に感動がなく、逆に物足りなさが出てきます。
人間ってそういうもんだよね。
そんなこんなでいよいよ明日が最終日!
泣いても笑っても、今年の北海道はもう終わりだYO!
では、しーゆーねくすとばいばーい。
