休日の朝は124スパイダーの充電から始まる、それが楽しいイタ車（日本製だけど）ライフ。
ZH2にステダンを付けたい！
ZH2でフル加速をするとハンドルが激しく左右に振られて怖い思いをします。この問題をどうにかしたくってずっとあれこれ考えていたんだけど、結論としては「ステアリングダンパーをつけるしかない」というお金で解決するという方法になりました（何
そもそも兄貴分のNinja H2には標準で電子制御ステアリングダンパーが付いているんだけど、他のH2シリーズでは付いていない。ZH2はコストカットの塊なバイクだからしゃーないとしてもｗ
ステアリングダンパーは運動性能を追求した反面、暴れやすくなるハンドルの動きを抑制する効果を狙ったものなので、最高速を狙うレーサー系であれば確かに効果的だろうけど、街乗りの軽快性を求めたネイキッドだとネガティブにもなりがちなので「不要」という意見もわかるっちゃわかる。
ただ、自分は別に峠も走らないし、ZH2の役割的には高速移動なので高速域での安定感をより強めたいということもあり導入に踏み切りました。
ステダンは良いお値段する
マイナー車なZH2とはいえステダン自体は数社から出ていて、有名どころだとBrocks。
ただこれ17万円もするのよｗｗｗｗいやいや、そこまでお値段だして解決死体問題でもないし（ぉ
前に付けていたハンドルバーライザーと同じメーカーのDIMOTIVからもブランケットだけ4万円台出ている（在庫無しｗ）
BrocksはダンパーとセットだけどDIMOTIVはブランケットだけ。なので4万円台。にしてもBrocksを見たあとだと安すぎるｗｗｗｗってかなんだ17万円もするんだ…ブランケットとダンパーでそんなする？ｗ
納期優先
価格もさることながら納期が最短ぽいハイパープロを選択。とはいえ1.5ヶ月くらいかかったのでそこそこ待った。
こちらはブランケットだけの商品なので、ダンパーも買わなきゃいけないんだけど、ハイパープロのダンパーは性能がいいのかわからんけど4万円くらいするのでそれこそ良いお値段というやつです(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ
なんだかんだ合計で8万円近くは、茨城県沖の石油王にでもならないと無理な気がしているので、とりあえずブランケットだけ買ってあとは考えよう（何
うーん、これがほぼ４万円か…
取り付けてみる
Brocksのやつは無加工で取り付けできるみたいなことが書いてあった気がするけれど、ハイパープロは小加工が必要です。というても、ニッパー使う作業しかないけどｗ
充電中の124スパイダーの横でおもむろに作業を始める（何
作業自体はメーターを外して、タンク上についている化粧カバーを外し、キーシリンダー周辺のカバーまで外すだけだから慣れてれば15分もあれば目的地に到達する。
ブランケットはメーター左側のボルトとキーシリンダー横のボルト２本に挟むだけ。
ハンドル側にバーライザーとか純正のDCソケットがついているとボルトの長さが合わなくなるので実測して必要に応じてボルトだけ購入する必要はあります。
特段難しい作業じゃないです。
キーシリンダー周辺のカバーが干渉するのでニッパーで削りました。そんな目に入る場所じゃないので適当加工でいいやｗ
こんな感じになる。
ダンパーは中華製
1本4万円もするダンパーなんか買えないので、ようはブランケットに合うサイズならええんやろってことでAmazonで探してこれにした。
お値段はハイパープロ純正の1/10程度…
耐久性はしらんけど、この価格なら毎月買い替えてもいいレベル（何
問題なく固定可能。ハンドルを左右に全開まできって干渉しない位置にするのがポイント。
減衰調整もできるんで、期待していなかったけど最大まであげたらハンドルが切れんｗｗｗダンパーが硬すぎるｗｗｗｗ結果、最強から数段弱めた位置で、危なくない程度にハンドルがきれることを停車中に確認。
試走
気になっていた高速のハンドルぶれはどうなったかを見るために、お金もないのに高速へ(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ
ここ最近、二週連続で首都高の八潮から小菅くらいまでが事故渋滞でカオスになっていたし、クルマが中央分離帯に弾かれて横転した現場も見るなどなんか色々カオスってたけど、とりあえず高速を流してみる。
すると明らかに左右に振られる現象は消えていて、速度をあげてもまったく不安定さがない。
なによりびっくりなのはコーナーリングで、首都高みたいな舗装の悪い場所で今まではどこ吹っ飛ぶかわからないレベルでぶれていたハンドルがビシッとしていて、不安なく倒していけるしフロントタイヤの接地感が倍増したような感覚さえある。
タイヤの減りが早くなるんじゃねｗとかどうでもいい心配をするレベルなんだけど、なんかもう別なバイクになった感がある。
なんならもっと早く装着すればよかった…orz...
リヤタイヤの接地性をあげるようなパーツは付けたこともあったけど、結局バイクはフロントが使えなかったらリアも使えないし、リアが滑る分にはどうにかなるけどフロントに不安感があったら攻めきれないし、そういう意味でフロントがちゃんと仕事している感が出てよかった。
ZH2はコーナーリングマシンだってよく聞くけれど、ぶっちゃけ自分はそんなことは思ったことが一度もなくて、まぁ増大したパワーに対してバランスが悪くなっているってのを差し引いても「おっかなびっくり直線番長」だと思ってたわけですが、それが今回のステアリングダンパー装着でコーナーリングマシンになった！と胸を張って言えるレベルに。
しかもダンパー自体は4,000円ｗｗｗそれでもはっきり変わるんだから、ステダンってすげーなって思いました(´；ω；｀)ｂ
検討している人は是非に…サスペンションをどうこうの前にまずステダンいってからでもいいレベル。
ロンツーも楽そうなので秋のツーリングが捗りそうですじゃ。
