ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

イタイタしい生活を送ってます。

2泊3日東北ドライブ!Day3

もう一ヶ月も前の話を今更感はあるものの、ここまで来たら最終日までw

朝起きたら赤い三連星になっていた、エクストレイルの人狙ったろw

最終日は楽しいことを

朝もバイキングだったけど、そこまでお腹が減らなかったのか少なめ。自分はコメだけいただきました。

食後にマリカー。

朝からゲームやっても怒られないのは幸せらしいw夏休みだしこれくらいはええやろ。

自分が夏休みのときってなにやってたかなーと思い出していたけど、普通に朝からチャリ漕いでどっか行ってたりしてたわ。昔からやることそんなかわんねーですね。

8時前にホテルを出発!

今日は面白い場所へ行きます!

遠野物語

この日は夜には東京にいる必要があるので、そこまでのんびりしてらんない。でもどこかしら観光はしたいということで、南西にくだるとある遠野に寄ることにします。

遠野といえば遠野物語。

遠野物語は1910年に柳田国男が発表した逸話、伝承を記録した本。

1910年と聞いて「まさか!」と思ったそこのあなたは感が鋭いです。

みんなだいすきアルファロメオの設立も1910年とされています。

日本ではかっぱがでるぞーと言っている時期に、イタリアでは高性能な自動車が生まれそうになっているってのがなんとも面白い。

何かと話題の山田線沿いを西に進みます。

どっかの駅で休憩。

もっと本数少ないかと思ったけど意外とあるな…一度は乗ってみたいと思うものの、たぶん腰が持たない。

遠野へ向かう国道は要所要所で電波が切れて、道中で予習として見ていたYouTubeの遠野物語の動画が細切れになってしまった。

遠野物語は知らない息子だけど、ゆっくり茶番劇などを見ている息子に「霊夢と魔理沙はもともとは東方プロジェクトって弾幕ゲーのキャラで、そいつらがいるとされているのが遠野やで」って伝えたらめっちゃ驚いてた。

そこから急に興味を持ったみたいで遠野物語もわりと真面目に鑑賞していた。

山沿いの道はすこぶる気持ちがよくって、エアコンを消して窓をあけて久々に690T、V型6気筒が奏でる心地よい音を満喫できた。

山を下りたらまた激熱なんですけどね。

河童を探そう

自分の中で遠野といえば河童です、ええ、河童。

最近の子供はYouTubeなんかで毒されているので河童なんていっても「いねーだろ、そんなもん」と冷たくあしらわれ、息子もそんな感じなんだけどそもそもそういった伝承系の話にはちゃんと裏話というか理由、モチーフになるような話があって、河童も妖怪というよりかは間引きされた子供の話がモチーフになっていたり、はたまた何かの動物を見間違えたとかそういう話でもあったりとか、そういった視点で見てみると面白いかもしれない。

山を抜けると遠野に入る。

遠野は3つの山に囲まれた盆地で、かつてはいくつもの街道が交わる交通の要所になっている場所だった。そういう場所は各方面からの旅行者が宿泊などで滞在し、宿泊の御礼にその土地の人に各地から持ち寄った面白い話をしたそうで、遠野物語につながるような面白い話が集まりやすい条件が揃っていたらしい。

伝承園横の駐車場にステルヴィオを置いて、河童淵なる場所があるのでそこまで歩く。

山に囲まれた盆地だから、とにかく暑い。気温は午前中で既に37℃近くあり、道端ですれ違うおじいちゃんは上半身裸でうちわで仰ぎながら闊歩してた。

息子は「これ河童の皿乾いて死ぬな」って言っていた(河童、信じてる?w)。まぁ河童って既に死んでるんじゃねーのって気はするけども。

地ビール作ってるぽい?

河童釣りなんかもできるらしい。

かっぱかっぱかっぱのかっぱ寿司♪へい♪ってくらいに河童=きゅうりなんだけど、それには諸説あるらしい。息子はきゅうりが好きなんだけど、野菜を食べない自分はもちろんきゅうりはNGだ。きゅうりを忌み嫌う河童というのも逸話によってはいるらしいけど、自分はきゅうりを出されたら逃げるだろう。数年前に何かの料理にきゅうりが入っているのを見落として、それを食べてリバースギアに入ったことがある(汚い)。

こうしてみると河童は不気味な印象がある。この河童が某寿司屋の地下施設できゅうり1本で過酷な労働をさせられていると思うと可哀そうな気持ちもあるが…

付近には不気味なモニュメントがいくつもある、実際に行ってその目で確かめてほしい。

そのあとは伝承園を見学、河童にまつわるスタンプラリーなんかもやってみたり、息子が結構楽しんでいたのでよかったと思う。

あとは帰るだけ

11時前に遠野を出る。

遠野から東京都心まではおよそ500km、三陸道でペースが落ちたり、昼食の時間などを考慮しても7~8時間程度あれば帰れるだろう。

激しい渋滞の情報もなく、三陸道まではわりと快走できた。

三陸道は作られた経緯からも、その無料という特性からも地元住民のバイパス道路的な役割も担っているようで、日中はよく法定速度以下で走るクルマに出くわす。

大体ここが渋滞しているときはそんな感じ。稀に現れるほんのわずかな追い越し車線で一気に抜かないと石巻あたりまでは地獄を見る。アクセルを踏めないフラストレーションはあるもののACCを使ってオートで走ることで気持ちをセーブする。

そんなこんなで遠野を出て約2時間で南三陸町にある道の駅に到着した。

道の駅は当たり前っちゃ当たり前に海鮮系のものが多く、「海鮮食べ飽きた(´;ω;`)」となんとも贅沢なことを言いやがる息子のリクエストに応えて海鮮じゃないものを食べに道の駅から少し行ったところにある食堂に入る。

自分はお昼をとらないつもりだったけど、小さな食堂で自分だけ食べないというのもなんか気が引けるのでラーメンを頼んだ。

息子はカツ丼?だったっけな、なんかそんなの食べていた。

食後はほぼノンストップで関東まで走る。

途中で事故があったりしたが、激しい渋滞はなく19時前には千葉にいて、20時前には帰宅した。

3日間の合計走行距離は1,447kmと自分が3日で走ったらこの程度では終わらないだろうなってくらいの短距離だったけど、息子の体力的なものを考えれば常識的な距離に留めるのが最善だ。

久々に数日間のドライブとなったステルヴィオさんだったけど、その燃費は8km/Lを少し超える程度。

さすがに1年以上もステルヴィオに乗るとこの燃費でも結構いいなと思うえるような、クルマからの教育を受けてしまう。ただ、実際のところ2.9リッターのV型6気筒ツインターボでノーマル500馬力、ECU周りをいじって600馬力までたたき出す2トン近い車重と285/40R20という決して軽くもなければ細くもない走行抵抗にしかならないような「燃費?」というようなスペックのクルマがこれくらいの燃費で走れるのは案外高燃費なんじゃないかって話。

アクセルをちょっとでも踏めば一気に燃費は落ちるけど、踏まなければ普通のSUVとして優秀に使える。その気になれば国産スポーツカーのどれもこれもを引き離せるだけのパワーと獰猛な加速を体感でき、マフラーのバルブを開放すれば最高のV6サウンドが耳に届く、なんだかもう最高だ。

そんなわけでステルヴィオさんも夏休みお疲れさまでした♪