2024年10月4日(金)
15:00
いよいよはじまる長い、長い北海道の道の駅をぜんぶ回るツーリング!もとい始まる地獄の10連休(何
次に家に帰るのは10月14日(月)なので本当に10日は戻らないw
途中でアバルト124スパイダーに乗り換えるから駐車場には戻るけどね。
4日(金)は全休を取得する予定だったけど、どうしても抜けられない会議が入っていてそれに参加してから全裸退勤!
去年は敦賀、一昨年は新潟からフェリーで行きましたが、今回は時間的な都合で大洗から三井のフェリーで行きます。
都内から大洗までは2時間もあれば着くのでまぁまぁ余裕はあるけど買い物とかしたりすると意外とぎりぎりなのか?
そもそも15時台の道路渋滞がまったく読めない罠。
個人的に大手町で一番安いんじゃないかと思う駐車場。ステルヴィオクラスを収納できて1,700円って馬鹿やすい。
最低地上高の制限はあるものの、アバルトの車高でもいけるんじゃね?感はある。
15時10分にスタート、ここから数日間の北海道・・・道の駅128箇所を巡る地獄のツアーがはじまるので頑張ってもらわなきゃいけない・・・頑張れるのか?
というわけで箱崎から首都高に合流、おもいのほか混雑はしていないみたいなので大洗まで一気に進みます。
大洗なう
予定に反して、最寄りのICを降りたのは16時半前。早く着く分には何も問題ない、余裕があるのはいいことだよ。
今回は食費と宿泊費用を削りに削ってすべてガソリン代に投資することになっているのでフェリーで提供される食事はとりません。それも船旅の醍醐味ではあるものの、そこに余計なコストをかけられない。
なのでコンビニとスーパーで1日半分くらいの食べ物を買い込んでフェリーターミナルへ向かうのです。
ここに来ると「いよいよだな」と、そんな気持ちになるものです。
ステルヴィオさん、フェリー船内でバッテリーが死ぬことだけが不安要素なんですが、この時点でCTEKで計測した限りでは90%を超えているのでさすがに1日くらいで空にはならないと信じたい。
家を出てから大洗までこの時点で145kmを走行、ガソリン減りすぎだろw
この燃費で北海道を回るのか・・・北海道の道路事情ならさすがに7km/L台ってことはありえないだろうけど、それにしても20kmも30kmも走る最近のエコカーに対するアンチテーゼ、最高に長距離ツーリングに向かない車両であることは明白なのです。
乗船につき
乗船時間が近づくに連れて港は風が出てきて、小雨交じりになってきた。海が荒れる可能性は十分にあって、まぁ揺れようが揺れまいが吐くことには変わりないのでアネロンをぶち込んで酔いに備える。
乗船が始まった。
陸地を離れたのは18時40分、出港予定時刻は19時45分だからおよそ1時間前。
誘導されたスペースは通路から逸れたバイクの横に空いた1台分のエリア。
変な意味ではアルファロメオにちょうどいい場所である。ここならバッテリーが死んでも通路で死ぬよりも他の乗船客に迷惑がかからないからね。過去にアルファロメオがやらかしたからこの位置に誘導されたんかな、しらんけど。
バッテリーが死んでも最悪5分以内にジャンプスタートさせる自信はあるから安心してください!(´;ω;`)
あと船内でセキュリティが暴走しないように牽引時にアラームが作動しないようにするボタンと押し、物理キーでドアを締める。説明書によれば物理キーで施錠すればセキュリティアラームが作動しなくなるらしい。
これで気休め程度にはバッテリーを保護できそうな気がする。
個室の旅、およそ17時間
大洗→苫小牧はおよそ17時間45分とある。今回は3回めのフェリーで北海道なので随分と勝手はわかったつもりで、別に一番安い部屋でもいいっしゃいいんだけど「さんふらわあ」の最廉価スペースは雑魚寝スペースなのです。
さすがにこれは嫌だ。
日本海フェリーの最廉価スペースは「さんふらわあ」のコンフォートなので、この差は大きい気がする。とにかく安く行きたいというような人に優しいと言える配慮かなって気はするけど普通に自分は使いません(きっぱり
今回は奮発してスペーリアインサイドを取りました。なんで個室なんだよってことなんだけどトイレがあるから(何
船酔いでグロッキーが確定している自分にとって専用のトイレがあるのはこの上ない安心感なのです。
フェリーって地味にトイレの数が少ない気がするんだよなぁ・・・最初に北海道に行った年はコンフォートクラスの寝台だったけどトイレは当然フェリーの共有トイレなので何度もそこに吐きに行くわけですが、埋まってると紙袋にリバースせざるを得ず、そこまでは・・・と考えるとやっぱ専用トイレは必要。そこにはきっちり投資する。
食事には投資しないけど、もともとそこまで食べる人ではないのでどうでもいい、これで17時間を過ごす。
冷蔵庫もあるのでなかなかのものです。これでなんだかんだ車両込みで4.3万円なので個人的にはお得だと思うのです。
結局どちらがコスパがよかったのか?
気がついたら出港していた19時47分、部屋で仕事して飯食ったらいつのまにかだった!
21時ごろに風呂に入る、露天風呂がないので風呂に関しては日本海のフェリーのほうがいい、というか設備全般日本海の勝ちな気がしないでもない。
さてさて、ところでですがフェリー代金が今回車両と部屋代込で4.3万円なわけです。
これは果たして「やすい」と言えるのかどうか。
なんとなく暇だったので考えてみたりしたんですが、車両がステルヴィオであることを考えるとなんだかんだフェリーのほうがお得です。
フル高速を使うと1万円程度かかります、距離はおよそ700kmなので高速燃費で10km出たとしても満タンで行けないので燃料代も高い高速道路で1回給油と考えると1.3万円ほど。また北海道に渡るためには青森港か大間からフェリーになり1.5万円前後はかかります。これだけでおよそ4万円がかかるわけです。
もちろんタイヤも減るし、ブレーキも減る、オイルも劣化するというメンテ費用を考えても4.3万円払って車両自体の移動距離を減らせて、ドライバーは寝てれば苫小牧までは載せてくれる、風呂にも何度でも入れる、こういう魅力も考えるとフェリーは決して高いものじゃないなと思います。
もちろんこれステルヴィオでの話なので、もっと燃費がいいエコカーなら話は変わるんでしょうけどね(´;ω;`)
というわけで初日?は移動中に日付が変わったのでここでオシマイ。