イタリアから直接購入したマフラー・フロントパイプ
関税およそ8,000円、イタリアからの巨大なお届け物
2024年の8月末現在、イタルジェット ドラッグスター300用のマフラーは日本国内で普通に買うことができない。
「スクーターのマフラーくらい自分で作れよ」とか言われそうだけど、若い頃ならまだしも、そんな時間はない。時間が無いから金で解決するという下品な大人になったけど、現実的には本当にそんな時間が存在しないし、ぶっちゃけそんな手間をかける趣味がない(何
200用に購入したアクラポビッチマフラーは純正フロントパイプには装着できない。いや、ほんの少しの差なのでフロントパイプかマフラー側を加工すればつきそうなものだけど、それ自体も面倒なので純正マフラーは知人に破格の値段で売却し、おとなしく300用マフラーの登場を待つことにしたのです。
125/200と比べてカチ上がってるマフラー、エンジンが違うので取り付け位置も変えてる?
ノーマルマフラーが好きって人もいるんだろうけど、自分はバイクは何が何でも社外マフラーを付けたい派。ノーマルマフラーで乗ったバイクなんてアグスタくらいしかないんじゃなかろうか?あれは純正の3本出しのデザインが「アグスタらしい」と思ってたから交換しなかった。
バイクはマフラーもデザインの一部だと思う、そのデザインの一部が重苦しいデザイン、実際に相当重いそれってのは気に入らない。
フルエキ化していた200から300に乗り換えた際、あまりに重くて右側に倒しそうになった。大げさじゃなく、バランスが悪い。200も売却前に純正に戻したけどここまでではなかった気がするけれど、単に200と300の取り付け位置の問題で重量バランスが違うからなのかもしれない。
まーとにもかくにも気に入らない、早く変えたい。
静かすぎて、「お前はEVか?」と言いたくなるような音もいただけない。
スクーターは爆音じゃなきゃいけないなんて法律はないけれど、そこそこ爆音(激しく矛盾した日本語)のほうが気分は間違いなく上がる、知らんけど。
そんなわけでマフラーがとにかく欲しかったけれど、日本では普通に売られていないマフラー・・・どうしようかと悩んでいたときに本国のイタルジェットショップのWebショップに載っていることに気づき、「どうも日本でも買えるらしい」と知って発注!
何のレスもなく、いきなりステータスが発送になったのはビビった。
マフラーと同時に、全然別のパーツをイタリアのとあるメーカーに注文したところ「イタリアは現在夏休みだ、発送は9月末になる」と全日本人に対する敵対的発言とも思えるようなメールが帰ってきたので「こりゃイタルジェットショップもだめか(´;ω;`)」と諦めてたら1週間強で届いたのでイタリア的にはどっちがホワイト企業で、どっかブラック企業だかわかんなくなっちゃった!(ちいかわ風に)。
このスピード感なら、リスクはゼロではないにせよ本国から直輸入したほうが早いという結論になりますね。純正部品も買えればいいのに(ぼそっ
アクラポビッチ
200のとき購入したマフラーとは違い、イタルジェットロゴが入っている
マフラーは安定のアクラポ。マロッシからもマフラーは出ているぽいけど、写真で見る限り自分はアクラポビッチの方が好きだったのでこっちにした。
「イタリアなんだからマロッシにしろよ!」って声がどこかからか聞こえてきそうだけど、アクラポビッチは蠍のアイコンだからね?もともとはスコーピオンって名前のブランドなのでさそり座の私はセンチメンタリズムを感じずにはいられないわけです、知らんけど。
フロントパイプも同時に購入しているのでこれで晴れてフルエキ化できます!最高だよ。
交換自体はなんでかしらんけど200より楽だった。フロントパイプは200より全然簡単に脱着できた、なんでか200のときはうまくパイプがハマらず妙に苦戦してたんよ。
ビフォー
アフター
取り付け自体はめっちゃ簡単なので特に説明を書く必要すらないレベル。マフラー本体は持ち上げただけでその軽さがわかるレベルの軽さなのがいい、こりゃ実際に計測したら凄い結果になりそうだね☆(ゝω・)vキャピ
重量計測
ショート管でもなく、オーソドックスな形状のマフラー。好みとしてはマフラーもブラックがよかったけど、「あえて」目立つチタンの色味も悪くないんじゃねーかと思う今日この頃。
せっかくマフラーを外したので重量を測りましょう。
純正マフラー本体は「4.84kg」、車格を考えたらまずまずの重さ。200の純正は重さを測っていない気がするので結局何kgだったのかはわからないw
不格好なフロントパイプは「0.92kg」なのでおよそ1kgとなかなかの重さ。
これらをアクラポビッチに交換するとどうなるか?
フロントパイプは「0.92kg」→「0.48kg」(マイナス0.44kg)
マフラーは「4.84kg」→「1.9kg」(マイナス2.94kg)
合計重量「5.74kg」→「2.36kg」(マイナス3.38kg)。
アクラポビッチのフルエキを2倍にしてもまだ純正の組み合わせよりも軽いという驚異的な軽量化になりました(´;ω;`)ブワッ
うちのイタルジェットちゃん、バッテリーも鉛からリチウムイオンに交換しており多少軽くなっているので重心の高い位置でかなりの軽量化を達成したことになります。
もともと150kgしかないイタルジェットちゃん、大して変わらんかなと思うんだけど3.4kgの軽量化で押し歩きでもわかるレベルで軽くなった!
駆動系交換+マフラー交換
駆動系セッティングは沼、見事にハマりウェイトローラーを重くしすぎたらめちゃくそもっさりした加速のイタルジェットが完成したのでウェイトローラーをオール17グラムへと変更。
まだ強化センタースプリングとショートVベルトを組んでいないので完成度で言えば80%くらいの仕様ではあるものの、この状態でもかなり鋭い加速になってノーマルとは段違いの元気のよさ(´;ω;`)ブワッ
マフラーを交換して低回転のトルクが落ちている分、高回転でクラッチがつながってくれないとめっちゃだるい加速になってしまうので駆動系のカスタムは大切だね、知らんけど。
ただ、とにかくうるさい(ぉ
お前、それ望んでただろうが!って話ですが、燃調が狂いまくってるので「パンパン」とにかくうるさい。そんなにスロットルを開けていないにも関わらず、3,000rpmくらいで鳴る。しかも伊達に280ccじゃないってところでその音量もなかなか。
足立区仕様の原付暴走族よりうるさいんじゃねーか?ってくらいにうるさい。
見た目は125ccクラスの車体に音だけはたいそう立派なマジェスティとかあのクラスで爆音マフラーつけたビクスクなので傍から見ると違和感しかないんじゃないかという気がしてならない今日この頃。
ただ、確実にノーマルよりは速くなった。
ノーマルは「ドラッグスター・・・?」みたいな体感としてはそんなに速くないけど、信号バトルならカスタムスクーターを相手に戦える、なんなら勝てるくらいだったのが、駆動系+フルエキで「ドラッグスター☆ミ」って感じになって、この名は伊達じゃないっ!ってレベル。
なんなら、もう少しセッティング決まればフロントが浮きそう、そのレベルで鋭い加速。これは200では体感できなかったことなので、SOHCになったとかそういう不満は多少はあれど280cc化によるとトルクの図太さが軽量な車体と相まって凄いことになっているなぁという感じ。
これは普通に面白い。
あとはここからちょこちょことセッティングを出していこうかなーって感じ。
ずっとゴミ置き場になっていた倉庫、邪魔だったメガーヌのホイールも売却しスペースができたのでちょっと綺麗にしてみたよ。
イタルジェットクラスであれば十分整備ができるくらいのスペースはあるし、ポタ電で電源もとれるので夜でも作業できるし、インパクトも使えたりする、なんなら扇風機もある(何
ただし、少し涼しくなったせいで倉庫周辺にゴキが大量発生しており、夜中にやつらと対面すると鳥肌実になれる、そこだけは本当に嫌(´;ω;`)
ブレークリーンで戦いながら、これからチューニングの日々がしばらく続きそうな予感ではございます。
余談
バイクを変えたらヘルメットも変える、これって常識OF常識なわけですが、ネオテック3を買いました。
SHOEIってWebでの販売をやめてるん?店頭販売がメインになったとか・・・。イタルジェットのような積載力皆無のバイクでは買いに行っても持って帰れないので、わざわざステルヴィオさんを起動させて取りに行ってきましたorz...
SHOEIはZ-8を2個持っているし、なんなら少し前までGT-Airも持っていたわけですが、SHOEIのシステムヘルメットは初。
Z-8にミラースクリーンでもよかったんだけど、最近は日が落ちるのが早いので出勤はよくても退勤時は前が見えない(´;ω;`)ってことが多くなったので、便利なインナーバイザーが付いたシスヘルに手を出しました。
OGKではシスヘル使ってたけど、やっぱ金額が倍なのでSHOEIの遮音性や質感はさすがです。そこさえ気にしなければOGKで十分だけどねw
無駄に家にヘルメットが5つあるので、1つか2つ処分しないとね・・・邪魔で仕方がないw
ぶっちゃけZ-8とネオテック3があればいい話です。
なんでZ-8が2つあるんだよ・・・って気が今更にしている、そんな今日この頃でした。