トルクによる速さ
納車後最初の土曜日が出勤でした・・・なので、イタルジェットちゃんを出します。
納車日10km強の走行で力尽きた新車のイタルジェットちゃん300。
乗る時間もないけれど、通勤前に軽く乗ってみる。
排気量が増えたことで下道におけるトルクフルな走りはショップから自宅に帰るまでの10kmでもよくわかった、では高速はどうなんだろう?
当然200とはプーリーサイズも違うんだろうから最高速なんかも変わっているかもしれないし、当たり前っちゃ当たり前だけど排気量が増えたことで高速走行は200よりも楽になっていることは予想がつく。
自宅から某所まで50kmほど高速を走る
取り付けてもらったETCの動作確認を兼ねて高速道路に来ると、排気量からくる圧倒的なトルクの太さを下道以上に実感できる。
マフラーがノーマルなことや、駆動系も純正なので刺激的な加速はしないけれど、気がつくと120k出ているので間違いなく速い。
速いんだけどスピード感がまったくなく、面白みはない。
回転が落ちて再加速するときも「もわーん」って感じのだるい加速をするので、こりゃ駆動系をさっさとカスタマイズしないと耐えられんかもしれないw
マフラー、フルエキも早く発売してほしい(´;ω;`)ブワッ
静かすぎて眠くなるzzz
間違いなく高速も200よりは快適だし、トータルでみても200よりもずっと速い。それは間違いないのだけど、もっさりした感覚が「普通のスクーター」のそれでイタルジェットに乗っているんだからもう少し刺激がほしいなと残念には思う。
エンジン単体なら、個人的には200のDOHCのほうが好きだったりする、今のところはね。
巡航速度と最高速度?
エンジンは好みが分かれる、イタルジェットのコミュニティでもCVTのスクーターは低回転のトルクが太いSOHCでもいいという方もいらっしゃったし、自分も理屈としてはそれはわかる。
もともとCVTは高回転を狙ってるミッションではないし、回転を下げつつトルクで走るほうが絶対的にいい。
理屈を抜きにすれば、200のDOHCの「上でもうひと伸び」があるエンジンのほうが好きだった。あのエンジン、妙に高回転に色気がある。
違いで言えば200のエンジンは「イタリア車」、300のエンジンは「フランス車」みたいな印象で、200はパワーとかそういうのも大事だけど色気・・・あー今風に言えば「エクスタシー」がある。
対して300は色気とかそういうのどうでもいいです、とにかく実用的なトルクとパワーがあります、それで速ければいいでしょ?というある種の合理性を突き詰めたような印象が強い。
高速道における巡航速度は余裕で120kになった、これは200とは大きく違う。200はその速度まで出すと、フルエキを入れていたこともあるけど結構苦しい音が出て、「かなり頑張ってる!」とライダーも思えた。
300はそれがなくしれっと120で流せているし、130にも達する。上り勾配でも130k出るのは200との大きな差だと思うし、平地ではメーター読みは140kまで行ける。
200の場合、マロッシバリエータ組んで、ウェイトローラー重くして、CDIで最高回転数を上げて、インチキで下り坂を使えばメーター読みは140kまではいけたけど、平地でその数字は出せなかった。だから300なら下り勾配で150kくらいまでメーター読み行けるのかな?
まぁほんとCVTの特性とエンジンの特性が妙にあっているから高速は快適だ。
某所で偶然、O氏に遭遇した。
まさか土曜日あさイチにいらっしゃるとは思わず・・・O氏、いつもコーヒーありがとうございます(´;ω;`)ブワッ
予期せぬ形で300のお披露目になってしまったw
早速壊れたことと、オドメーターが消えることを話したら笑ってた、そりゃそうだけど、オーナーがこんな奴なのでトラブルはむしろ美味しいと思うw
ほら、ちゃんと走ってこれたんだから、壊れたけど、壊れてないのです。
パーツを移植しただけで、ぜんぜんカスタムもできていないので、お披露目するにはちと恥ずかしい状態・・・でもパーツが全然ないのです、、、
某所をあとに会社まで10分強、無事に到着。
昨日の今日だったので最悪不動車になる可能性も想定して、工具を用意してきたけれどついにお世話にならずに済んだのです。
意外と燃費がいい
本当は17時までかかると言われた作業が15時過ぎには終わったので、これなら千葉ニュータウンのイオンで行われているペンギンバザールマルシェへ行ける!と思ったので、さっさと駐輪場に戻ってきた。
会社から千葉までは40kmくらいだっけか?もっと近かったかな?とにかく、千葉ニュータウンというのが絶妙な立地で、おそらくクルマだったら18時のクローズに間に合わなかった。
良し悪しはさておいても、こういう渋滞する場所に行くときのイタルジェットちゃんのサイズ感は大助かり。
混雑する16号線に入っても、イタルジェットちゃんは車格に似合わない走りで流れをリードできるから素晴らしい。これは200でも同じことは言えたけど、300はよりゆとりあるトルクが一般道での扱いやすさに寄与し、結果として流れを作ることができる。
もっさりはしているものの、信号バトルで国産原2スクーターやビクスクに負けることはない。
そりゃそうだろうよ、125kgという軽さに23馬力のエンジンを積んでいる。車格はPCXとかと変わらないのにパワーもトルクもだいぶあるんだから、ノーマルでもカスタム原2に並ぶのは当たり前。
決して遅いわけじゃない、ただ刺激が足りない、物足りないってだけ。
ペンバザでバッグに積めるだけの買い物をして戻って来る。
どこでもふらっと入れるサイズ感、ほぼ原チャみたいなサイズは使い勝手がいい。
ここにきて納車直後に入れたガソリンがなくなることに気づいた。
オドメーターは194.3kmになっているけれど、納車日夜にリセットされたのでプラス11kmほど増える。
柏で給油すると5.57リッター入った。
すると計算上はおよそ37km/Lになる。
カスタムしていたとはいえ、200の燃費がどんなによくても24km前後だったことを考えるとめちゃくちゃ燃費がいい。
エンジンがSOHCになったこと、駆動系もノーマル、マフラーもノーマルなので燃費には有利な状態だったかもしれない。
やっぱエンジンはスクーターという性格を考えるとSOHCで正解なんだろうね、わかるんだけどDOHCはやっぱ響きがいい、それだけ。
結構最高速アタックなんかもやったりしてのこれだから、普通に乗れば40km近くまであがるのかもしれない。
いずれロンツーもやってみたいね、あつすぎて走る気が起きないんだけどさ。