はじめてアルバイトでお金をもらった日
高校1年のときにはじめてアルバイトをした、そのときは某広告代理店勤務の叔父の手伝いという形で調べものだったり資料をまとめたりを手伝う形で報酬を得たんだけど、その「初任給」は親へのプレゼントでもなんでもなく、自分のためにサングラスを買った(何
初任給で親へのプレゼントとか、社会人になってからもやったことはねーよって話。そもそも自分も親だけど、子供の初任給でプレゼントもらってうれしいと思うかって話。自分のために使えよ、自分で働いて稼いだ金なんだからとしか思わない。
親への感謝?知らんがな…この世界に生まれてきたくて生まれてくる子供なんかいるわけもなく、親の勝手で生まれたのに感謝もなにもあるかいなってことでまぁともかくアルバイトの初任給は自分のためにサングラスを買った。
レイバン 佐藤浩市モデル
2020年発売RB3123
というわけで2020年に発売されたレイバン「RB3123」は、映画「ホワイトアウト」の劇中でテロリスト役の佐藤浩市氏がかけていたモデル。
ホワイトアウトは2020年8月19日に公開された映画で、新潟県の奥只見ダムがモデルとされる奥遠和ダムをテロリストが占拠、それを奪還するべくダム職員役の織田裕二が奮闘するみたいな話でめちゃくちゃ好きだった。
でも、よりにもよってテロリスト役がかけてたサングラスを買うなよとw
今見ても最高にかっけー!
ほら厨二病ってあるじゃない?その亜種みたいな感じで高校生の自分が無性に憧れたのは佐藤浩市氏扮するテロリスト宇津木弘貴だったってこと。初任給ではサングラスを買ったけど、その年の冬にロングコートを買いました、どんだけだよ。
ちなみにサングラスもだけど、そのコートもいまだに着てます(何
そんなサングラスが天に召された
さすがに24年も使えばボロボロだ
メガネの交換時期とか耐用年数とか知らんけど、でもまぁ1本のサングラスを24年も使えば十分使ったと言っても怒られないレベルだとは思う。ちなみにレンズは1回、社会人になったときに交換した記憶があるが、フレームはそのままだ。
コーティングは剥げて全体的にボロボロ
レンズだってこれじゃまともに見えているとは言い難い
性格上、興味がないものにはとことん興味がなく、一銭たりともお金を払いたくない畑に住んでいるのでサングラスもどんなにボロボロでも壊れるまで使うがモットーだったし、他にも捨てられない理由があったのでそのまま使い続けていたのだけど、先日、助手席に置いておいたサングラスの上に段ボールを載せてしまい、圧縮されて完全にフレームが捻じれて修復不能になった(´;ω;`)
左右の耳当て?の部分が大きくゆがんでいる
多少耳の高さが左右で違うとはいえ、ここまで極端には左右差はないだろうw
そんなわけでかけると片方のレンズが視界に映るくらいに下がっていたり、とにかく違和感が酷かった。フレームの強度も限界のようで、熱を加えて曲げようとしたけど壊れそうで諦めた。
見すぼらしいと言われようと、24年間ともに歩んだサングラスをまだ使える状態なのに買い替えるのは正直引っ掛かるものがあったけど、たまたま会社の福利厚生でもらった使い道のなかったポイントがメガネ券に交換できることを思い出したので、それを使ってサングラスを作り変えることにした。
デザインに悩む
さすがに24年間同じデザインのサングラスを使い続けたせいで、店頭で試着してもしっくりくるものがない。。。好み云々じゃなく、もう顔がレイバンのRB3123のデザインになっちゃってるからそりゃもうなにをかけてもしっくりこない。
好みの問題もあるんだろうけど、自分はやっぱ使い慣れた細いレンズのタイプが好きなんだけど、実際見てみるとレイバンもそんなデザインはないぽいorz...
こういう感じのデザインが定番なんじゃろうね…
なんかサングラスは眉毛を出さない方がいいとか、こういう大き目のレンズがかっこいいみたいな風潮があるようだけど、正直知らんしな(ぉ
自分が使い慣れたデザインが一番なんよ…ということでフレーム選びで数十分かかるくらいにかなり悩んだ。。。
選んだのは「サムライ翔」
自分にしては珍しくかなり悩んだ結果に選んだのは哀川翔氏プロデュースの「サムライ翔」。店員さんも「いかつさではこれに敵う者はない」と絶賛されていたので…
レンズも前より若干濃い目にしてみた、運転中の利用がほとんどなので西日に強く!
透明のレンズで見たときは「そこそこいかついなー」だったけど、実際に色付きのレンズが入ると「思ったよりいかつい」だった。。。
専用のメガネケースが付いてきます
度付きじゃないと使えないのでレンズにお金がそれなりにかかりトータルで7万円くらいしたけど、メガネ券があったので実際は4万円くらいで買えた気がする。レイバンのフレームの方が安かったんだけど、あのでかいレンズがどうしても好きになれずw
いやいや、おまえイタ車乗ってるんだからレイバンだろ!ってツッコミはごもっともなんですけど、日本ブランドにしました(´;ω;`)ブワッ
以前のものとだいぶ雰囲気が違うため、かけている本人が一番違和感がある
なるべく細身で…となったときに店頭にあったフレームで細い部類に入るものが「サムライ翔」だったんだけど、それでも以前のレイバンよりは大きいのでかけているととにかく違和感があるw
フレームデザインは好みのところが大きいので、まぁそのうち慣れるんだろうけど…
サングラスは耳にかけるではなく、頭にまきつけるようにしたほうがいいらしい?
そういえば、メガネ屋さんに「サングラスは耳にかけるのではなく、頭に巻き付けるようにしたほうがデザイン的にもイケてます」とアドバイスされ、耳にかかる部分はレイバンのときよりもなんていったらいいんだろう直線的?
レイバンが異様にたち気味ってのもあるw
そんなわけでとにかく違いが地味にあり、ドライブ距離でいえば1,000km以上使っているはずだけど全然慣れませんw
そりゃね?24年間使ったレイバンですから…ドライブの距離だけでも100万kmを超える距離をともにしてきた体の一部みたいなもんです。ドライブ外でも日常的に使っていたし、ほんと手放せない体の一部といっても過言じゃなかった。
レイバンの耐久性はさすが
人からよく「物持ちがいい」と言われるんだけど、それはちょっと違っていると思っていて、自分の物の扱いはかなり「雑」。それはクルマでもバイクでもなんだけど、洗車も滅多にしないし、傷も気にしない、スーツにしても数十万円したスーツを部屋に転がっているむきだしのマフラーの上にぶん投げて汚しても気にしないし、このレイバンにしても普通ここまで塗装はげたりしたら見すぼらしくて買い替えるだろうって状況でも気にせず使う。
物に対して変な無関心なので雑に扱うけど、本当に壊れるまでそのまま気にせず使っているというのが本当のところ。
それにしても24年も使った物はこのレイバンのサングラスしかない(正確にはロングコートも同じくらい着ているが、最近は冬でもパーカー1枚なのでコート自体着なくなったから使用頻度も踏まえるとレイバンが最長)人生50年だとしたらその半生をともにしたと言ってもいい。レイバンの耐久性は驚くばかりだし、何より顔の形が高校から変わっていない自分もまた凄いw
まー実際使い続けた理由の一番大きなところは、高校のときの一番の親友に「似合ってる」と言われたことがきっかけで、それを言ってくれた人はもう自殺しちゃってこの世にはいないんだけど、その言葉がずっと引っ掛かっていて買い替えるに買い替えられなかったってのがある。
さすがにもうその死から20年近く経つので色々と自分も吹っ切れたというのもあるし、40代は色々な意味で新しいことへの挑戦がテーマでもあるので「いい機会」と考えての買い替えでした。
なので、このサングラスをどこまで使うかはわからないし、残りの人生を共に歩むかも謎だけど、大切に使いたいですね、知らんけど。