先月ZH2に汎用グリップヒーターを導入し伊豆までツーリングに行ったね。
そのときに感じたことはグリップヒーターの出力が弱すぎて気温一桁では付いているのかいないのかわからないレベルで効果が体感できなかったし、なんならグリップが太くなるので操作に違和感しかなく「こりゃだめだ」ってなった。
コミネの電熱グローブを購入して年始に房総半島行ったときは印象が違った。
年末ツーリングより気温が高かったこともあったし、電熱グローブの手のひらの生地がウィンターグローブよりも薄いこともあってか効果がないとまでは言わない、ぬくいかな?くらいの印象だった。
けれどこれで真冬の高速道路を数時間走れってのは多分無理だw
なによりこのグリップの太さが気に入らない(´;ω;`)
ZH2はリミッターカットをしたことでスロットルレスポンスが過敏になりすぎて、スロットルは速度を上げるためのものではなく、逆に速度を抑えるためのものという感じになってしまったので数ミリの操作がやりづらいこのグリップヒーターでは気持ち悪さしか残らなかったんだね。
数時間程度のツーリングならいいけど、これが丸一日になるとちょっと厳しい。
ただグリップヒーターはほしい…ということでAmazonを徘徊して見つけたのがこちら。
実売価格2,000円台、自分が購入したときは2,200円だった。
箱はハンドルカバーになってるねw
セット内容はこちら。
電源はDC12Vバッテリーから取るような形になっているけどZH2にはデイトナのD-UNITを組んでいるのでそこに端子加工なしで接続できるためキーON連動にできます。
ナットで止めるところにそのまま接続できるよ。
付属のステーはミラーと共締めできるけどZH2だとケーブル長が足りない。。。
めっちゃテンションかかるし、延長させるのも面倒だなぁと。
なのでスイッチはカウルの隙間から出しました。
ハンドル上部をあんまごちゃごちゃさせたくない意図もあるw
ライド中は押しづらいけど、電源投入に長押しが必要な程度なので別にそこまで触らないしいいかなと。
このグリップヒーターのすごいところはその薄さ。
ぺらっぺらだけど本当に温まるの?w
マジックテープ止めだけどそんな動かないのでよし。とにかく薄い!
先月購入したオプミッドと比べても見た目で全然違うのがわかるよ。
付いているかいないかわからないレベル。
本体は防水らしいけど、コネクタ部が怪しいw
なのでここにはビニテを貼って簡易防水、ZH2は雨の日に乗らないからいいです。
温度はハイ、ミドル、ローの三段階。
なぜか電源を投入からミドル→ロー→ハイの切り替わりになってる不思議。基本はミドルで使えってことなのかもしれない。キーOFF→キーONで再起動はしないので、OFFにした場合はスイッチ長押しで電源を再投入する必要がある手間はあるけど、それは電熱グローブも同じなので気にしない。
雑な感じのマニュアルが大陸製品ぽい。
ヒーター出力は最大20W、付属のヒューズは5A。
温度調節の意味がわからないけど使用可能な気温ってことか?マイナス30℃は北海道ならありえるだろうけど100℃は人間のほうが耐えられないだろw
オプミッドのほうは最大出力10Wとのことなのでheranの最低出力と同等程度。
USB電源が5Vなのでそこは致し方がない。
高出力のheranが冬の箱根でどこまで使えるのか?
高速道路を走っている時点で「あれ?」って感じ。
箱根に到着、気温は2℃だった日中だったしね。
heranのグリップヒーター、ひとこと凄い。
暖かいというより熱い、ミドルでも気温一桁後半だと火傷しそうな熱さw
一桁前半でもミドルでは暑すぎるからローにしたくらいに熱く、X-ADVの純正グリップヒーターよりも熱いんじゃないかってくらいにとにかく熱い。温まりも早いので走りだしてすぐに熱さを感じるし電熱グローブと併用するとかなり効果的に手が温まり、手が温まると無限に走れるんじゃないかってくらい冬場のライドが快適だってわかる。。。
ヒーター自体の薄さもGoodで、思った通りスロットル操作に対してネガなところが一切なく、違和感もなく通常グリップと同じように操作できるのがよかった。
冬場のライディングがこれでまた快適になる(´;ω;`)
バイク自体があんま快適じゃないだろって話はなしでw
これだけの熱量があるグリップヒーターが2,200円だったのはコスパいいな。
純正グリップヒーターは3.4万円に工賃が2万円ってZH2買ったディーラーでは提示されていたからheranのグリップヒーター20個以上ブンw
20回弱壊れても買い換えられるくらいだし、7時間走っていても動作に不具合は一切なかったので信頼性もそこそこ高いんじゃないか?
冬場にあまり乗らないけど、たまに乗るときに少しでも快適にしたいならこのグリップヒーターはなかなかいいんじゃないかと思う。純正グリップヒーターも出力は高いんだろうけど価格も高いし、人によっては好みのグリップに交換ができないのでそこが嫌って人もいると思うけど巻き付け方ならある程度の形までは取り付けできるだろうしグリップの選択幅も広がるかなと。
冬場のライドにおける防寒は安全にもかかわることだし、特に手の冷えは正確な操作を阻害することにもつながるのでやっておいて絶対に損はないと思う!
UBS式に比べるとちゃんと電源を取らなきゃいけない手間はあるものの、慣れた人であればそこまで難しい話でもないのでやってみる価値はありまっせ!
これでまた1段冬場のロングが快適になったので、次は神戸まで行ってみます!