2022年9月16日(金)AM3:22分、いよいよ初の北海道ツーリング、スタート!
平日なので深夜割が使える時間までに高速乗らないとなので最寄りの東北道→関越。
高坂SAで朝食休憩、4時半過ぎ。
こんな時間帯でも駐輪場にはバイクが結構いて、積載している荷物の量を見ると多分みんな北海道に行くんだろうなって気がする…ライダーってなんとなく「こいつあそこ行くだろうな」みたいなのを見た目で判断できるよね。
気温は19℃でちょっとひんやりする。
今日フェリーで行く小樽の気温は?17℃、意外と暑いぞ北海道…
北海道ツーリングは初なので事前にいろいろ調べたり、北海道出身の同僚や上司に事前にヒアリングしたりして大体本土の二か月先の気候だというので11月くらいの気温を想定し、3シーズンジャケットに防風インナーやヒートテックと万全の装備で臨んでいるんだけど実はそこまで寒くない?今年が暑いだけ?油断は大敵だけどね。
シベリアに行くわけじゃないし、どこでも服なんか買えるわけで、寒ければ買えばいい(きりっ
日が昇ってきたよ、のんびり高坂SAを出発。
新潟でフェリーの出航は12時。乗船は1時間前だから4時台に高坂を出発していれば何事もなければ確実に間に合うし、何なら途中で下道に逃げても余裕で間に合う。なので今回は余裕がありそうなら新潟に入ったら高速を降りて下道を使おう計画!
群馬の手前くらいで日の出を迎える!なんかさ、日の出ってわくわくするよね?旅のはじまりだーって感じで自分は結構好きなんだ。
群馬に入った、今のところ順調。
天気いいなぁと思っていたけど赤城を過ぎたあたりから霧雨に…
雨具はいらないレベルだけど一旦谷川岳へ逃げる。
水上の気温、小樽より寒いwwwなんなら稚内と一緒かよwwww
そんな水上でも特に寒いと感じていないので、防寒については問題ないんじゃね?と楽観している。
霧がすごいな…装備が水没するから初日から雨は勘弁してほしいw
今までにないロングなツーリングで北海道はその広大な面積から走っているうちに確実に天気が変わり、今回のおよそ一週間のツーリングで一度も雨に降られないことはありえないと思っているけれど初日から装備を水没させるのは萎えるよねw
今後の天気が不安だったけど関越トンネルを抜けると快晴だった!三国峠を境にして日本海側と太平洋側の天気は逆転しがちなので関東圏が悪天候なら新潟は逆に晴れってのはよくある話。
かなり順調だったし天気もよかったので高速代節約と高速燃費が悪いADVの燃費を稼ぐために湯沢ICで降りて下道を進む。
ただこれはあまりお勧めできないやりかたで、事故の可能性やパンクのリスクは一般道の方が高いから少なくともフェリーまでは慎重に高速道路で進む方がいいよ。今回は時間にかなり余裕があったことと、パンクしても修理できる自信があったり工具もエンジンにアクセスできるくらいのものを全部持ってきたからなんとかなる!っていうところと、自分は別に北海道に上陸するのが特に楽しみってわけではなくてとにかく知らない道を走りたいってとこが大きいので別に北海道に行けないならいけないで別にいいやくらいに思ってたから(なんだそりゃ
新潟はね、暑いんだよw
午前8時で26℃は暑すぎる…完全防寒で来てしまったので暑すぎて耐えきれないw
三条あたりのコンビニで休憩。
X-ADVにここまで荷物を積んだのは初めてで、九州なんて小さなシートバッグとコンソールバッグだけで行ったからね。
だから北海道に行くというのは凄い大事なんだなって今更ながらに思うんだけど、それは単純に自分が北海道の経験がないからってのもある。一度行けば次からは荷物を大幅に減らせるし、今回は防寒と防水に関する装備、それに今回はあまりホテルに宿泊しないつもりで来ているから寝袋やらマットやらを持ってきているのがでかいかも。
フェリーに乗る前に新発田に寄り道。
わくわくファームといえば?
そう、ポッポ焼きだね!
フェリーでのおやつだよ。
新新バイパスで新潟市内へ。
長岡あたりで給油したので余裕はあったけど北海道は燃料費高そうなので乗船前に本土最後の給油を済ませちゃう。朝4時の小樽でGSやってるかわからんかったし。。
今回使うヘルメットはGT Air2ではなくてOGKのRYUKIにした。
九州のときはGT Air2だったんだけどなんとなくRYUKIのほうが今回は楽かなと思って。システムヘルメットは顔を出せるから長旅のときにドリンク飲んだり、ヘルメットかぶったまま飯が食えたりいろいろと便利なんだよ。
ガソリンを満タンにして、そこから数キロ走ると山の下埠頭が見えた!
子供のころ山の下の親戚の家によく預けられていてひとりで歩いて遊びに行ってたw
それなのにそこからフェリーに乗るのは30年以上経ってはじめてっうねw
ここまでくると目的地をともにする同士ライダーが増えてきた、時間は10時40分過ぎ。
最終コーナーを曲がると…
おおお!!テンションあがるぜぇええええ!!
実のところ北海道ツーリングも楽しみというより若干面倒って気持ちの方が大きくてね…家でスプラトゥーンやってたほうが楽しいんじゃないかって(何
でもこのフェリーを見るとテンションがあがる!
3008がいた!君も北海道するフレンズなんだね。
オンラインで手続きは済ませているのでさくっと列に並ぶ。
連休前なのにこんなにライダーがいるんだな…
1列目には先代X-ADVもいたね、君も北海道するフレンズ(もうええて。
ADVでフェリーに乗るのは2回目だっけ?桜島フェリーは乗ったな。
でも、16時間の船旅は初めて…酔い止めを飲んでいざ(何
今まで乗ったどのフェリーとも違う、このスケールの大きさ…
吸い込まれるように船へ…
床にフックをひっかける突起があるので踏むと危ないw転ぶw
無事、駐輪完了!小樽までしばらくのお別れだね。
このツーリングで16時間もバイクに乗らなかったのはフェリー移動のときだけ。
今回はじめてフェリーを使ったけど青森まで弾丸するよりは当然ながら遥かに楽だよなぁ…それにこの新潟発のフェリーって時間的にちょうどいい感じなんだよね。
往路は12時新潟発の翌朝4時半着なのでゆっくり寝て、朝起きたらすぐ走りだせるので丸一日走ることができるし、復路は17時出航で翌朝9時15分着なのでのんびり寝て、あとは家に帰るだけって感じにできる。
最初は大洗~苫小牧も考えたんだけど、夜発正午過ぎ着なのが微妙。自分はとにかく走りたい人なので自宅から大洗って1時間弱で着いちゃうし、苫小牧についても日没後は走らないって北海道ルール(鹿とかに激突するリスクがあるから)を遵守すると北海道上陸初日は5時間走れるかどうかって感じで消化不良になりそう。
ただ今回北海道に行って自分は道東が好きだなって思ったから、一度北海道に行って目当てが道東とかなら小樽に到着するよりも苫小牧着の方が便利っちゃ便利。
バイクからフェリーで過ごす荷物を降ろして船内へ移動。
初めて乗るフェリーなので構造がよくわかっておらず…寝床がどこにあるのかさっぱりわからないままかなりさまよったw
そもそも自分が何階にいるのかもよくわかっていなくてw結局、徒歩の人が乗船する場所にいた係のお兄さんに場所を案内してもらった(ぽんこつ)
今いたフロアの1つ上のフロアが寝床らしいよ。
多分こっちだ…
ビジネスホテルみたいな作りだなw
右手に見えたのが個室タイプのツーリストSって部屋だな。
カプセルホテル形式のツーリストAより数千円高いだけで個室になるから人気。
女性とかセキュリティを気にしたい人にはいいよね、自分は別に貴重品とかそんなに船内に持ち込まないし、財布とスマホだけ取られなきゃなんとかなると思っているから全然カプセル形式でいいんだけどねw
お、ここだ。
こういう寝床で十分!だって半日弱しかいないからね。
入口真横の下段ベッドが今回のお部屋!
閉所恐怖症の逆バージョンなのでこうおう狭いとこが落ち着く。
新日本海フェリーは雑魚寝タイプの部屋がなくなったみたいで最廉価の部屋でもカプセル形式。この程度のプライベートスペースがあれば男なら十分だと思うw
さっそく荷物を置いて船内散策!はじめてはこういう時間が楽しいよな。
寝床があるフロアにレストランや売店があって超便利。
どちらも営業時間が決まっているから考えて使わないといけない。
新潟はとてもいい天気!船内放送で波は高いと言っていたけど…大丈夫かな(´;ω;`)
一応酔い止めを飲んでいるから大丈夫だと信じよう…最悪寝てやりすごす(ぉ
旅慣れした人のブログで予習して、出港前に風呂を済ませろとあったので風呂へ。
バイクは下船は最後だけど乗船は早いから乗用車組が乗船する前に比較的空いている風呂に入れるからおすすめなんだって。
出航まで露天風呂とサウナが使えないけど(外から見えるので)暑い中を走ってきたので汗を流せるのはいいね。
理由は忘れたけど、出航が少し遅れるので出航前にレストランがオープンした。
酔う前に食べる…でも停船中でも若干揺れているので違和感がw
これから北海道に行くのに味噌ラーメンwそこそこ美味い。
ちょうど食べ始めたころに出航!したので急いで食べてデッキへ。
佐渡からのジェットフォイルとすれ違う。
これで小樽まで行けば数時間早く着くんじゃね?
燃料が持たないしずっと椅子に座っていろと言う地獄を味わえる(何
佐渡汽船で使われているジェットフォイルはボーイング製と我らが川崎重工製の二機種があるそうで最高速度は今回乗ったフェリー「あざれあ」より30km/h以上速い。
ジェットフォイルは67kmある新潟-佐渡を1時間弱で結ぶからね!
どの施設が何時まで営業なのかわからないので撮った写真。
再びデッキへ戻るwじっとしてられないのかよw
いやいや一応理由があって、酔い止めを飲んでるとはいえ外洋に出るとそれなりに揺れて窓がない部屋だから若干気持ち悪さも出てくるから外の方がよかったし、寝床は船体中央にあるせいかスマホの電波が入らない。。。
船って電波入るの?って思ってたけど陸地に近いためとドコモ回線が漁師に愛されていると噂されているだけあって青森あたりまで割と電波が入る時間があった。
社用スマホはソフバンだけど、こいつは出航前からすでに怪しく、外洋に出る前に圏外になったw
外にいても日中は暖かいので気持ちよくていいね。
売店でしまえながグッズを購入(何
一人旅のさみしさを紛らわす、よき相鳥となってくれましたw
陸地が見えなくなり、一本に伸びるウェーキがいいね。
初の船旅なので結構楽しんでいますが、この新潟-小樽航路のお楽しみはこれから。
快晴なので日が沈むところを見れます!
どんどん低くなる太陽…
椅子に座ってまったり夕涼み…最高すぎるだろ(´;ω;`)ブワッ
人が大勢集まってきたな、みんな日没をデッキで見ようという感じ?
友達と来たりしている人はデッキでお酒飲んだりしてましたが、ソロは何してすごすねん…スプラトゥーンしようとスイッチ持ってきたけどさ。。
見事に酔ったわ(そりゃそうだろ)。
本当に空がきれいでいつまでも眺めていられた。
水平線に沈む太陽と、低い雲…なんかね凄い感動したんだよ。
今までみた日没の中では1位、2位には入るんじゃないかってくらいに綺麗。
日が没すると水平線の先に山のようなものが見えた。
ロシアかな?それとも雲と見間違えた?w
日没と同時くらいに夕食のレストランがオープンするので向かう。
ポッポ焼きもあったし、夜はおつまみ程度に。
ざんぎもあるよ。
食後は再びデッキへ。
まだ明るい空と闇に包まれる空の対比がよかった。
今までフェリーってなんか好きになれなかったけど、旅感が凄いね。
一度ベッドに戻り、大浴場へ。今度はゆっくりサウナを浴びるんだけどこれがまた最高!今までで一番いいサウナだった(´;ω;`)ブワッ
そこそこの熱さと外気浴もできる露天スペース…潮風にあたるだけならほかにもありそうだけど、こちらは時速50km/hで走ってるからね。しかも夜は波が高く結構風も強かったのでそれがまた最高に気持ちがいい…なにより文字通りのオーシャンビューサウナだったからねw
20時前にフェリーは青森県へ。
出発から8時間で青森…自動車で向かってもそのくらいはかかるか。
この区間をすべて下道で走ったこともあるけど、ずっと50km/hで走り続けるのは無理だし、休憩も挟むことを考えると寝ていてもつくフェリーは当たり前だけど最高。
風呂上りはデッキで夕涼み。
天気が悪かったのか、雨?波しぶき?が結構あったけどそれはそれで気持ちがいい。
夜の海はただただ怖い、スマホ落としそうw
というわけで明日は朝の3時くらいには起きることになるので22時くらいに就寝。
ハイボールを寝酒にしていたし、なんだかんだフェリーで動き回ったので疲れもあってかあまり気にならず寝ることができた。
というわけで、Day2はいよいよの北海道上陸っす★