
世間ではSSTRだのなんだのって盛り上がっている今日この頃ですが、北陸ではなく東北を目指します(なぜ
SSTR10周年とのこと参加しようかどうか迷っていたわけですが、別に周年を祝う文化も自分にはないし、前回走って別に自分の中で得られるものがそこまで多くなかったのでそれなら参加費を丸々交通費に充ててただひたすら24時間走り続けた方がいいなと思った次第…考え方は人それぞれネ☆ミ
というわけで今日は東北!
なんで東北って別に理由があるわけでもなく、夜には仕事が入っているからそれまでに帰れる日帰りで行けてあまり行かない場所が東北だった?
ご唱和ください我の名を
日の出とともに新4号を北上し、安定の矢板から東北道へ。

前日に食べたアイスのせいか腹痛に襲われて距離が稼げない(´;ω;`)

トイレ休憩で1時間くらい使ったゾ

ただ悪いことばかりじゃない。

「ご唱和ください、我の名を」
ΦωΦ)「カワサキイイイイゼェェェエエエエエット!!」
Z H2をまじまじ見るのはこれが初めてかもしれない。
Z H2っていえばかの有名な世界で見てもカワサキしか量産車で出していないスーパーチャージャー付エンジンを搭載したH2の派生モデル。
H2と言えばカウル付きのバイクですが、Zはストリートファイターともいえる車体にそのエンジンを積んだ頭おかしいやつ。
出発も見送りましたがなかなかいい音してました…さすがは大型!恐ろしい子!
避暑だぜ山形
全国的に夏日とも言われたこの日、福島で高速を降りると気温は24℃

日陰に入るとひんやりしている。
国道13号の東栗子トンネルはひたすらまっすぐな全長約2.3kmのトンネル。

気温は18℃まで下がり体感ではかなり寒く感じる(´;ω;`)ブワッ
トンネルを抜けてすぐに左折すると、本日最初の目的地「板谷駅」
とりあえず高速を降りてやってきたのは板谷駅。
山形に来るときは板谷駅と峠駅は必ず寄るってくらいに好きなんです。

旧ホーム脇にある看板は既に役割を果たしていない気がするw

文字はほとんど読めませんね。。
看板の裏から旧ホームへ。

これは旧駅舎だったんかな?

ご覧のとおり今は車両が入ることはできないですね。

板谷駅の方へ少し歩くと車止めが見えるのでこのあたりまでは保線車両は入るのかもしれません、しらんけど。

線路幅は標準軌に見えるのでやっぱり今でも使っているのかも?

奥羽本線でもこの板谷峠を超える板谷・峠の駅の雰囲気はかなり好きです。

雪から線路を守るためのスノーシェードもいい味だしてる。

現在の駅舎が見えてきました。

1992年に山形新幹線が開業してからも板谷駅は奥羽本線の駅として現役稼働してます。

一日数本の鈍行が停車する程度ですが、新幹線が80km/hくらいで通過しているはずなのでこうした対人用の踏切があったりするわけですね。

先程通ってきたシェード。

あそこはもともとスイッチバック用に使われていた場所です。
この奥羽本線の板谷峠を超える区間は山形新幹線が開業するまではそれはもう険しい峠区間であり福島側から赤岩・板谷・峠・大沢と4連続のスイッチバックを行いながら超えていく区間でした。
それが1992年の山形新幹線開業とともに在来線車両も高性能化されたためスイッチバックをせずに超えられるようになり廃止。今は遺構的な感じで残されています。
ここに前はトイレがあったんですが今は鍵がかかっていて使えませんでした(´;ω;`)

危うく人間やめるとこだった…(何
そんなこんなしているとちょうどよく新幹線が来ました。

在来線区間を走る新幹線が見れる!ということで山形新幹線は結構好き。

秋田新幹線もだろうが!って話ですが、秋田は現実的に遠いんやって…
新幹線も見れたしさくっと次の駅「峠」を目指します。

あまりに暑すぎたので日陰で休憩でした。
峠

峠駅まではおよそ5kmなので遠くはないんですが道中はなかなかの狭路なので四輪だとあまり走りたくないなと毎回思いますw

気温は20℃くらい、避暑ツーリングとしては最高です。
峠駅見えた!

ここも雪から線路(というかポイント?)を守るために駅舎はシェードの中。

これだけ見ると駅には見えないよねw
行く手を阻む水たまりorz...

深さがわからない水たまりに突っ込めるほどオフロードもアドベンチャーも極めているバイクではないので無理せずUターンして反対側から駅に行きましたw

峠駅についたのは10時過ぎ、予定では9時前に到着できる予定でしたが途中の腹痛によるストップが地味に効いたorz...

撮影もそこそこ、せっかくここまで着たので温泉入ります!
滑川温泉「福島屋」

先程の峠駅は在来線でも乗降客がいるような駅ですが、その理由のひとつがハイキングで、もうひとつは駅から登ったところにある秘湯「滑川温泉」だと思われます。
峠駅からは9kmほどの上りが続くので徒歩ではなかなか大変?

なので在来線の到着時間に合わせて予め連絡しておけば宿の送迎車が着てくれるそうです。そりゃそうだよね、じゃなきゃ健脚しかたどり着けないw
峠駅に向かう道はやたら車とすれ違うのですが…

それは峠駅目当てではなく滑川温泉やその先の姥湯温泉に行ってきた車がほとんどだと思います。今日は姥湯までは上がらず、手前の滑川温泉で温泉を浴びます!

横を流れる川、この少し上に目指す福島屋がありますがこのお宿は電気が通っていないためこの川を使った水力発電しているそうです…ぱねー…令和の時代にそんな場所があるなんてと驚くばかり。
到着!

すごいな…金田一少年とかに出てきそう(何

宿泊も当然できるし、湯治プランだと完全素泊まりで3千円とか…

で、ここの大浴場は混浴です(ぉ

ただ女性は別な場所にお風呂があるので、実質男湯みたいな使われ方なのかなと思います…いや、別に入りたいなら入ればいいと思うけどね女性も。

自然任せの温泉なので湯温も環境に左右されるようですが、特に雨が降ったとかでもないこの日は結構な熱さでしたが、それでも強めの温泉が200kmくらい走った体にしみます。
今度は宿泊で着てみたいですね!

ぎりぎりスマホは通じるみたいですが、デジタル・デトックスだっけか?スマホ断ちみたいなことをやったらいいんじゃないかと思うんだけど、発狂するかもしれないw
滑川温泉を下ってすぐの道を右折すると姥湯温泉に行けるぽい?

なんにせまた行きたい場所ではありますね。
まさかのダート!大沢駅へ行く方は注意
板谷・峠と来たので四連スイッチバック最後の駅「大沢」にも行かねばなるまいね?
赤岩はどうしたって話ですが、在来線の駅自体が既に廃止されており立入禁止だと聞いているので行かなかった次第。
でも大沢駅は現役なのでここまで来たら寄ってみよう。
板谷駅から峠駅を目指す県道232号線、板谷駅から峠駅方向へ左折する道をまっすぐゲート側に抜けると大沢駅に通じるはず。

ゲートがある時点でなんとなく怪しいと思うべきだった(何
前半は風車も見えてええ道やんけ!って思いましたが…

いきなりのダートwwww

フラットダートでしたがレーサーとかアメリカン的なバイクではよほどの腕に自信がある人を除き来ないほうがいいでしょうね…
おとなしく国道13号まで戻って反対側から行った方がなんなら早いかもw

林道を抜けるとすぐに大沢駅が見えてきます。

スノーシェードの真上を通る道。

ここも板谷駅と似たような感じで旧ホームが残ってます。

ここがもともとスイッチバックの場所かな。

シェード内にはホッパ車が留置されてます。

おお珍しい軌陸車もあるwww

品川ナンバーなので山形新幹線から東北新幹線に入りこのまま東京行けますね。どっちの状態で走るほうが早いのかはしらんけどw
この軌陸車、8t未満の免許で運転できるぽいので我々おっさん世代の免許条件であれば行けますね(何が
この駅は猿が出るらしく、構内には糞がたくさん(´;ω;`)ブワッ

赤岩を除くスイッチバック駅制覇!

ちょうどいいタイミングで新幹線が来た。

Bye〜

少し待つと…福島方面行きも通過。

前に来たときは1本しか見れなかったけど今回は3駅移動したことや温泉で時間を潰したのでちょうどいいタイミングで3本も見ることができた(´;ω;`)v
大沢駅時点で正午すぎ、残された時間はもう7時間を切っているので急ぎ先へ!

山形県の新名所?
山形に来ると蕎麦を食べることが多く、今日も蕎麦行くよ!
新幹線に踏切がある違和感よ…

山形といえばなぜか蕎麦(何
北澤さんは毎回行っているので今日もここを目指します!
で、向かっていると…

ん?
!?

!?!?!!?
たああああああんん!!

はい、蕎麦は中止!ひよこ食堂行くよ!(ぇ

ひよこ好きとしては、このお店の名前を見てよらないわけにはいかない(何
手作り感あふれるメニューがいいね!

営業時間が昼間しかやっていないけど、アットホームな感じがよかったです。
朝から腹痛だったのであっさりめのざるラーメンにしました。

これがまたさっぱりしてて美味しくいただけました(´;ω;`)b
P-Chanがまた可愛いね(´;ω;`)ブワッ

自分の中でたったいま、積極的に山形県に行く理由が生まれました。

ひよこ愛が要所要所から伝わってきて、これは贔屓せねばなるまいね?

みなさんも山形に行った際は必ずひよこ食堂さんに行くんやで?
初!磐梯吾妻スカイライン

思いがけぬひよこ食堂さんとの出会いに感謝!そろそろ時間がやばいので磐梯吾妻スカイラインに寄ってから帰ります。
外界に降りると暑い!

福島の下界は30℃…

やばたにえん…磐梯吾妻スカイラインに行こうと思ったのも避暑のためw

景色が綺麗だね(´;ω;`)ブワッ

磐梯吾妻といえば群馬の草津のような硫黄地帯を抜けるルートで有名ですね。

ここはよく写真でみるところだ。

せっかくここまできたのでちょっと止まります。

登るか…?

バイク用のブーツで登る苦行wwww

火口周辺を一周できるぽいですが、さすがに無理w

そして頂上で突然の腹痛に襲われ、人間の尊厳を賭けたマッハ下山をしましたとさ←

定率割の罠に嵌った

さてそろそろ時間が危ないw
で、帰りも矢板まで高速を使い矢板から4号線を爆走するつもちだったんですが高速の入口を郡山中央にしてしまったため…

距離がたりNEEEEEEEE

なんと60km先の宇都宮上三川まで高速使ったほうが料金的に安くなるっうwwww
こういう罠もあるので気をつけなきゃいけないねorz...

帰りの高速も気温が高くかなりしんどい1日でした…
結局この日、何km走ったのかメモするのを忘れていましたが時間までには会社に戻れたので万事OK!
ひよこ食堂にも出会えたし最高の1日でしたよ。
