怪しげなインナーが届いた2021年最終日、大晦日だよドラえもんって今でもやってるの?TVは視ないからわからんのですけどね。
こいつらが真冬のバイクでどれほどの性能があるのか見極めたい、ヒートテックなんか目じゃないくらいの金額なので一着ずつしか買えないけれど(´;ω;`)石油王になりたい人生であった。
出発と同時にエンジン警告灯がついて消えなくなった。
壊れたというより、例のリチウムイオンバッテリー始動チャレンジに失敗し、エンジンが失火したことでなにかエラーが残った可能性が高い。
自宅周辺も気温5℃だったのにバッテリーの暖気なしにエンジンを始動し、セルを連続で回して失敗を繰り返したこともよくなかった。
電源OFFで数分放置したら消えたのでそのまま出発。
今日は霞ヶ浦に行く。
先日買ったSHOEI GT-Air Ⅱのテストと年内最後…走り納めを兼ねて。
常磐道は三郷料金所手前で大渋滞、事故が起きたらしい。
6、7台くらいの玉突きだった。
年末になって至るところで事故が起きる、普段運転しないような人も増えるんだろう。
初心者マークとレンタカーの台数はかなりのものでそういうクルマには極力近づかず、さっさと距離を置く…不意な車線変更や急ブレーキで殺されかけたことは一度や二度ではない。
単独事故ならいいが、巻き込みは勘弁だ。
GT-Air Ⅱでの初高速は快適そのものだった、なるほどこれが皆がいうSHOEIの「静か」というやつか…と。
風が強いので風切り音はそれなりにしたもののGoProの動画で音声を聞くとRYUKIよりも全然聞こえ方がクリアだ。
静かというより音が柔らかくなっているので耳栓が不要。
フィッティングもしっかりしているので車線変更で左右に首を振っても負担が少なく、空力特性も優れていることもあるのか変に風で頭を振られたりもしない。
インナーサンバイザーはOGKのそれよりも薄いのか薄曇りでも使えるし、日差しがきつくてもそのまま使えるくらいの透過率だと思う。
OGKのバイザーは濃いめなのか薄曇りだと暗すぎたりする、それはそれで上げ下げすればいいだけなので気にはならないが。
ヘルメット自体の静寂性も高いがスクリーンを上げると1段静寂性が高まる。
AMC製のスクリーンの透過率もいい具合なので以前のプーチと違いちゃんと実用に耐える、あれはカラー選定を間違えただけなんだけどね。
霞ヶ浦周辺は冬のベストツーリングスポットだと思う。
北上したこともありさすがに寒い、気温はまだ正午すぎなのに4℃。
インナーの着方を間違えてヒートテックの上に着てしまったためそこまで暖かさがないのも敗因だが、グローブの選定を間違えた←
お昼を食べていないのでローソンでからあげくん。
この時期は山沿いは雪や凍結が恐ろしい、平地でも凍るけれど日中で陽が出ていればそのリスクはかなり減る。
東京から1時間もかからないくらいで霞ヶ浦には行ける、ルートによって100km以上走ることもできるので走れる時間に応じてルートも選んでいけるのがいい。
今日は半日しか時間がないので北浦まで行って戻るコース。
とはいえサウナ納めもしたい。
霞ヶ浦ツーリングのときは毎回のように立ち寄る白帆の湯が今年最後のサウナとなる。
フラットダートも走ってみた。
今日は北浦まで足を運ぶ。
裏道からCSICE副センターのドームを眺める。
北浦は自分の中では定番の立ち寄りスポットになっている。
この辺はメロンが有名なのでそれにちなんでこのドームもメロンと呼ばれているとかいないとか、多分いない。
夕日と相まって非常にエモい1枚になった。
9月末に300km弱の走行距離で納車されたX-ADVもこの大晦日で10700kmを超えたので自分がオーナーになって1万km、前オーナーが3ヶ月で300kmしか乗らなかったことを考えると3ヶ月で30倍以上の距離を走らされている。
こいつに感情があるなら「なんてやつのとこに着てしまったんだ」かもしれない。
オーナー的にはナナハンもあるのに3ヶ月で1万kmか…ちょっと物足りないなというのが本音ではあるけれど、それくらいにこのX-ADVは「ただ走る」ことに関しては無敵と言っても過言ではないくらいに楽なんだ。
だってこのくらいの距離のツーリングであれば手ぶらで来れる、シート下に荷物を積めておけばバッグもいらない。
箱やパニアを嫌う自分としては、それらを用いずバッグも持たずに1日のツーリングをこなせる積載力が魅力だし、あらゆるジャンルのよいとこどりをした汎用性の高さがX-ADVの魅力でもある。
それを面白くないという人もいるだろうし、それはごもっとも。
趣味性の高いバイクというジャンルは特化性能を持つものを選ぶのももちろん素晴らしい選択だと思うし、仮にレーサーを買ったとしてもツーリングは十分にできる。
X-ADVの魅力である汎用性の高さはある程度の台数バイクを乗り継いできた人が、二輪で移動することだけに喜びを感じられる人が行き着く先の1台じゃないかな。
日が沈んできて一気に寒くなる。
風呂上がりにひだまりエベレストをちゃんと肌着として装備したこともあるが、これは結構温かい。
もちろんこれだけでバイクに乗れるかと言えば無理。
さすがにジャケットの下に電熱ベストを着た。
エベレストは熱に弱いらしい、電熱ジャケットをMAXにすると40℃くらいになるらしいのでエベレストの真上に着るのは危ういと思ったのでエベレスト→服→電熱→ジャケットという4枚構成で挑んだが耐えられないほど寒くはなかった。
そんなことより手だ、グローブがやばい。
レザーグローブが容赦なく冷え、手の感覚を奪っていく。
グリップヒーター壊れたんじゃない?ってくらいにはキンキンに冷えていた。
遥か西で日が沈む、この時間の常磐道の景色は結構好きだ、寒いけど。
霞ヶ浦周遊はだいたいリッター30を超えるものだが、今日は26くらいだった。
オーバークールで燃費が悪化している、なにしろ一般道でも水温は80℃くらいしかない。
ダンボールでラジエータを覆うか悩ましい季節である。
年内ラストのツーリング、これでADV150と合算して今年は二輪でおよそ2万kmを走ったことになる。
四輪と合わせれば5万kmにぎりぎり届かないくらいだろうか。
コロナもあって移動を制限していたこともあるけれど、2022年はもう少し走りたいなぁと思いますね、それでは皆さん良いお年を!