朝いちばんで秋葉原のヨドバシへ、久々に日比谷線に乗って出口を間違えたのです。
アキバのヨドバシは24時間受け取りが可能なのが非常に便利。
昭和通りに近い入口から入り、カウンターへ。
およ。
新しい時計を買いました。
2021年になってすぐにHUAWEI GT 2 Proを買いました。
最近GT3が出ましたね。
GT3はそれなりに評価が高いのですが、同時に値段がかなり高い。GT2Proのよさはまず第一にその価格だったのですがそのコストメリットがなくなってしまった気がします。OSを自社製にしたりそれなりにコストがあがったってことなのかもしれませんがね。
GT2のよいところは購入直後にも書いたようにバッテリーの持ちのよさで、スマートウォッチであるにも関わらず2週間近くも充電せずに使えてしまうことでした。1週間以内の旅行であれば充電器を持ち歩く必要もないし、その充電器も非接触の汎用充電器があれば充電できてしまうというのは非常に便利。
ガーミンを買うにあたりGT2 Proは既に売却済み。
中華製の時計とはいえ購入価格から1万円安くらいで売れたので考え方によっては1万円で9カ月くらい毎日…1日あたりに換算すれば40円未満です。コスパ最強?
さてガーミンですが、こいつもなかなか電池の持ちはよいようなのです。
既にお気づきかもしれませんが「DUAL POWER」と書いてあるようにこれは充電式+ソーラー発電が可能なモデル。
Instinct Dual Power タフネスアウトドアGPSウォッチ | Garmin 日本
GPSを常時使わなければ最大稼働時間は54日まで行くそうです。1日3時間屋外で…という条件はありますがアクティブに活動する人であればまぁまぁそのくらいは外にいるでしょう。自分はそこまでアクティブではないにせよバイクに乗れば時計の充電くらいはできますし、そもそも長距離ツーリングでもない限りは晴天でしかバイクに乗らないので充電自体に障害はないはずなのです。
買ったのは真っ赤なモデル、カラーバリエーションはたくさんありますが、今回はスーツに合わせるよりもカジュアルに使うことをメインとしているのでそこは奇抜な色としました。
ガーミンと言えばGPS装置で有名でアウトドアというかサバイバル的な要素が強いブランドなイメージがありますがこのモデルにもそんなところが垣間見え、まずこのスマートウォッチはタッチパネル非採用となります。
タッチパネルこそがスマートウォッチだという思い込みに近いものもありますが、タッチパネルが仇となる局面があり、それが極限環境です。この時計を付ける人はアウトドアといってもキャンプとかではなく水中や雪山など過酷な状況に置かれた人であることが多いと想定されます。兵士が着用しても問題ないタクティカルエディションなるものも発売されているくらいの時計なのでそこに重きを置いているのはわかりやすいのですが、そういう人たちはグローブをはめて行動していることが多いです。
バイクでも同じですがグローブをしたままでもスマホなどは操作できますが、時計の小さい画面を特に冬やレイン用のグローブで操作するのはかなり難儀というよりまともに操作できません。そのときボタン式であればどんなグローブを装着していても押しやすいということが言えるのです。
水中でもそうでタッチパネルは水の中で操作がうまくいきません、防水だとしても風呂場で操作しても画面がうまく切り替わらないとか想定しないページに行くなんてことはあります。それであればボタン式の方がいいということもあるのです。
ソーラー発電を搭載するため、タッチパネルを採用できなかったのかもしれないですが結果としては別にタッチパネル式である必要もないということです。
フルカラーの液晶ではなくどこはかとなくかの名機Pebbleを彷彿とさせる液晶表示になつかしさを感じてしまいます。トップ画面に置く情報はある程度カスタマイズできるため自分は温度や気圧を出していますがSSTRのような日の出・日没を知るといったことも可能です。時計単体にセンサーは内臓されていないようなのでスマホとのリンクが必要になりますが致し方ない。
強度も確保しながらかなりコンパクトで軽いのです。G-SHOCKのように単体で温度や気圧のセンサーを搭載できるのは理想ですがそうなるととてもこのサイズでは実現不可能だったでしょう。
スマートウォッチなのだからスマホとつなげよって話なのですが、過酷な状況を想定するのであれば単体でも気温などは分かったほうがサバイバビリティが向上するのではないかと思います。
充電は専用ケーブルが必要なタイプですがソーラー発電が良い具合に機能すればそこまで充電する機会もないのかもしれません。ここもGT2 Proのように汎用性が高い非接触式にしてくれたら最強なんだと思います。
気になるところがないわけでもありません。
まず見た目がチープ。
写真でどう見えるかはわかりませんが実機は軽さもあり、また選んだカラーが赤なのも悪いのかもしれませんが実売価格5万円の時計には見えません。なんなら2万円以下のG-SHOCKよりも質感はないかもwもとより質感を求めた時計ではないのでそこを気にするなよという話かもしれません。見た目より実を取った結果とも言えます。
常時点灯ではありますが特にバックライトのスイッチとかはないみたいなので暗がりで液晶を見るときは何かのボタンを押す必要はあります。
これでも見えなくはないですね。
この写真では右下のSETボタンを押して点灯させています、ざっとこんな感じで光って見えます。
気になるのは上の写真の日付の表示。文字盤は自由にカスタマイズできるのでどこに日付を置くかで変わりますが、この位置に置くと14の4の部分が少し隠れてしまいます。わからなくはないですがちょっとださい。文字盤をアナログにした場合もアナログ表記の数字が欠けているのもどうかと思うw
まぁそんなこんななんですが割り切って使うにはちょうどいい時計かもしれません。心拍数など必要なデータも取得できるし、GPSも内蔵されているのでアクティビティで使いたい人にはかなり有用な時計かもしれませんが、さすがにデザイン的にはスーツに合わないので日常的に付けるのではなく休日用と割り切るのが最良でしょう。
何より多く存在するスマートウォッチにおいて待機画面のようなものがなく常に液晶に時計が表示されているのも時計としては素晴らしいのです。
スマートウォッチを普通の時計として使いたい、そんな人にも悪くはない1台なんじゃないかと思いますが、しばらく使ってみようかと思います。