数か月前に購入しプジョー3008に搭載しているカロの車載Wi-Fiですが、月の大半を会社から車中で過ごす自分からすると自宅のネットワーク環境よりもこちら方が重要で、それまで月に30~40GBくらい容量を使っていたのですが車載Wi-Fiを導入してからは10GBも使わないのが当たり前になり回線費用は追加で車載Wi-Fiに支払うこととなりましたが結果としては月数千円のコストダウンになった形です。
なので非常に素晴らしいものだと思っていますが、いよいよやってくるSSTRのような長距離をバイクで走るイベントやそもそも長距離ツーリングをするときも車載Wi-Fiがあったほうが絶対にいいよねと思うわけです。
クルマと違いYoutubeをたれ流したりするわけではないですが、最近はどこへ行くにもスマホナビだし、音楽だってストリーミングを使うことはあります。そうしたときにクルマでは車載Wi-Fiがあるけれど二輪ではスマホの容量を食うのではちょっと悲しいよねってこと。
車載Wi-Fi自体はADV150のときに装着し動くことは確認できているのですが、ADV150はそこまで長時間乗ることが既になかったため車載Wi-Fiの通電を確認するにとどまりました。
なので今回はX-ADVでちゃんと動作するのかを確認したいと思います。
まずは電源を確保する
先代のX-ADVはシガーソケットが標準装着でした。なので車載Wi-Fiを使うのであればそのまま本体の電源を差し込めば使うことはできるはずですが、現行モデルになった際に恐らくは欧州で普及しているからそうなったのだと思いますがUSB Type-Cポートのみになったのです。
日本でもType-C給電のデバイスは増えましたがまだまだ使いづらいところはありますが、そもそもこうなるとシガーソケットから電源を取る車載Wi-Fiが使えません。
そこで…変換をかまします。
これはUSB Type-Cをシガーソケットに変換するものです。
こんなのあるかなーって思うものは大体もう世の中にあるものですが、いや本当にこんなのあるんだ…(驚
何に需要があるんだろうと思ったのですが、どうも車載機器を屋内で動作確認するときに使う需要があるようです。確かにシガーソケットからしか電源が取れないタイプの機器はクルマの中でしか動作確認できないとなれば相当不便ですね。
マニアックなアイテムですが、今回はこれを流用します。
結論から言うと何も問題なく通電する
Type-Cにさして電源をONにすれば問題なく通電はしました。
クルマ同様に数十秒でスマホとの接続も確認でき、通信も問題なく行えました。
あくまで四輪用なので二輪では工夫は必要
問題なく動くとはいえこの機械自体が四輪に搭載することを前提に作られておりバイクに使う際の防塵・防水・振動対応などは一切されていないことは考えるべきです。
また加速度を判定して動いている環境でないとWi-Fiが使えないので装着位置にも注意する必要があります。
X-ADVのシート下スペース、めちゃくちゃ熱を持つのでそのあたりも心配なのですが、夏場の車内も結構な温度にはなるのでそのあたりは大丈夫かもしれない?あまり電源周辺に可燃物を置かないほうがよいと思うので装着には結構気を使います。
使えはするのですがなぜかわからないのですがプジョー3008のときは電源ONにすれば勝手にスマホとつながるのにX-ADVのときはつながったり、つながらなかったり…つながらない方が多くスマホ側のWi-Fiで選んで接続してあげればつながるのですがなんだろうこの挙動は。。。再度スマホ側でWi-Fiを選択してあげればよいだけなので面倒っちゃ面倒ですが運用でどうにかなるレベルではあると思います。もしかすると本体の設置位置が悪く、移動していないと思われて接続が切れているのかもしれない…
さすがにシート下まで浸水するレベルの雨はあまりないだろうし、最悪そうなれば使わなければいいだけなのでこれで運用してみようと思います。