早速だけどカスタムしてる
納車2週間ですが当然のように結構いじくりました(何
買ったけど届かない部品、納期が数か月先とかのやつもあるのでSSTRまでにすべてを装着することができないのは無念でしたが…とりあえず装着したものだけご紹介。
ステップ
スクーターはステップボードに足を放り投げて乗るスタイルになりますが、X-ADVではMC前までのモデルでも後付けステップを付けるのが定番カスタムのようで2021年モデルにも早速社外品のステップが用意されているのです。
このモデルからホンダが純正オプションとしてステップを用意するくらいなのでそれだけ人気というかメーカーとしても無視できないくらいのマストアイテムであるということでしょう。ちなみにこんなステップなのに純正を買うとめちゃくちゃ高いらしい。
この位置でステップが展開されるので足を曲げて乗るオートバイスタイルがスクーターなのに実現できます、股で挟む燃料タンクは存在しないけどね。
スクーターポジションって一見楽には見えるんだけど長時間乗ると体重をハンドルに預ける形になり結構疲れるのですがこのステップをつけることでポジションの自由度が飛躍的に高まりスクーターポジションとオートバイポジションを好きなように乗ることができるので足への負担はかなり減るのです。
一番のメリットはスタンディングができるようになることでオフロードを走るときは着座スタイルよりもスタンディングのほうが安定して走らせることができるため多少のオフロードも行けると謳っているX-ADVにはそういう意味でもマストアイテムだったわけです。
別にオフロードを走らなくてもスタンディングができるというだけで立ち上がることで腰へのダメージを軽減することもできるのであって後悔するようなものでもないのです。
純正は高いので海外製品を買いましたけど、これは大満足。
ただステップを展開した状態では特に左側(サイドスタンド側)の位置がちょうどサイドスタンドを出すときに邪魔になる位置でフットペグが刺さります、痛い。右側も結構飛び出しているので狭い駐輪スペース、いやうちのマンションのことなんだけどに停めるときに自転車とかに引っかかりそうで怖い。
それ以外は大満足。
ブレーキレバー
これは失敗したorz...
見える位置でもないので交換しなくていいかなぁと思ったけどとりあえずレバーは交換するものだということで交換したんですが、ショートレバーになります。
そしてフロントブレーキ(右側)はそれほど違和感ないのですがリアブレーキ側が短い上にやたら角度がついていて奥側にあるので手が小さい自分には握りづらくて仕方がない。
DCTなのでブレーキを握りながらシフトダウンをすることもありますがブレーキを優先するとボタンに指が届かなくなり、本当に違和感がすごいため左側だけ純正に戻しました。
これなら届く(´;ω;`)ブワッ
右と左でレバーが違うのはかなりダサいんですけどまぁいいや、ハンドルガードがあるのであんまり目立たない。右側はね、割と握った感じのポジションは嫌いじゃないのでよいのです。
SP CONNECT(スマホマウント)
これはADV150のときに買ったものの流用、ただハンドルバーの直径の違いでセンターよりにつけるときは31.7mm用のアダプタをかまさないとダメでした。アダプタを捨てたかと思ってひやひやしましたね。。。
若干斜めになったりするのはご愛敬だし、いつかケースが壊れて落下するんじゃないかと思うんですが案外大丈夫?
アンチバイブモジュールも組んでいますが、別にこれがあろうとなかろうと自分のiPhone11Proは壊れていません。案外振動大丈夫?知らんけど。
液晶保護フィルム(アンチグレア)
クリアとアンチグレアの2種類入りのやつを買いました。
クリアは日光でかなり反射するのが好きではないのでアンチグレアですが「暗い」という印象もなくどんな時間帯、天候でも見やすいと思います。クリアとか貼る予定もないので1枚でいいから金額は半額にしてほしいなと思います。あとガラスフィルムではないのであくまで「保護」している風です。多少は傷がつきにくくはなっていると思いますけどね。
カーボン調メーターパネル
海外通販で買った奴、思いのほかチープ(´;ω;`)プラスチックか何かできたカバーかと思ったら普通に貼り付けるだけのシールでした…自分しか見ないところなのでいいですけどね。貼らないよりはちょっと洒落感はありますが金額を考えたらなくていいと思うし、仮にメーターフィルムを剥がしたい、交換したいとなった場合はこれも貼り付けてあるだけなので外さないといけないです。正直、微妙。
アールズギアのスタンドプレート
SSTRで砂浜にスタンドさせるために設置面が増えるやつを購入。
同時に若干車体が起き上がるくらいの角度がついています。車体が起き上がるというのはこの230kgもある重たい車体にまたがり起こすときにそれだけ起こす幅が少なくなり起こしやすいというメリットがあるわけですが、どちらかというと車体が起きることにより停める場所によっては車体が起きすぎて反対側に倒れるのではないかという不安があります。一度、緩い坂に停車していたらスタンドがゆっくり外れて「いやああああああああああ」になりました、ゆっくりと外れていくさまが見えたので慌てて支えたので事なきを得ましたが、納車二日目でフルバンク駐車するとこでした。
ただのダイヤル錠(何
X-ADVはシート下にヘルメットを入れるスペースはありますが、長距離ツーリングになるとそのスペースは荷物が占領するはずで、ちょっとした休憩などでいちいちメットを収納することができません。車載工具にあるワイヤーを車体に取り付けて固定もできますが長さが微妙で使い勝手が悪すぎるので社外品のヘルメットホルダーなどもあるようですが「ぶっちゃけワイヤーと鍵でよくない?」ということでダイヤル錠と車載工具のワイヤーを流用することにしました。
短時間のヘルメット盗難防止の意味合いでしかなくこの状態で走ることもないのですが、これにより車体の割と幅広い場所に取り付けることが可能になりました。
自分は結構ハンドルガードのところの穴に括り付けていますがハンドルやタンデムバーのところとかにも括り付けられ、使わないときは収納しておけばいいだけなので汎用性は高いです。鍵の種類を変えればリアシートのカバン盗難防止とかにも使えるかも。
ラジエーターガード
これ、どうやっても下側が付く気がしないので上だけ。
そもそも下側ってカバーリングする必要ある?他メーカーのものだとラジエータ部しかないのでもともとここはつかないかMC前のモデルなら付くのかもしれない、上だけは付いたので上だけです。
ここに本当はつくはず、無理やり押し込めば付かないこともないかな。。。
ラジエータコアガードはどんなバイクでもつけるようにしているのでX-ADVでも例外なく。いくつか種類はあるので気に入ったデザインのものを新車から早いうち、ラジエータコアが綺麗なうちに付けておくのが吉でしょう。
ハンドルバーライザーを取り付ける
これが小物だけど大物でX-ADVというよくわからない乗り物をさらに難解な乗り物に変化させてくれるパーツです。
ハンドルを標準位置から35ミリ高く、10ミリ手前に持ってくることができるものです。ハヤブサのときに似たようなものを付けていたのですがX-ADVは自分の腕が長いこともあってそこまでハンドル遠いなぁという気もしないのですが「いいらしい」と聞いたし何より値段も安いので取り付けることにしました。ちなみにブレーキラインやケーブル類がぎりぎりになるので取り付ける際は完全自己責任で。
ハンドルなので当然なのですがとにかく外すのが大変、工具が折れるかと思いました。ガキン!とすごい音を立てて緩みましたね。。ここが外れたら終わりですからメーカー側も絶対に外れてはいけない締め付けトルクをかけているのでしょうけどね。なので交換後も確実に、定期的に増し締めは確認したほうがいいでしょう。
ハンドルを外して上において付属のボルトで締めるだけです。
が、ケーブル類がステーに固定されているのでそれを外さないとハンドルを動かせませんし、バーライザーの上に載せることができません。ブレーキラインは上下で分かれていると思うのですが、タイヤに近い方のラインは関係なく、マスターシリンダーに近い方の曲がりがかなりきつきつになるのでハンドルを左右微調整したり傾けたりしてなるべく遊びをつくるようにします。
写真見づらいですがこのブレーキラインの曲がりに注意。引っ張ってもそこまで伸びないはずなので微妙な位置調整でどうにかするほかないようです。
そこに気を取られているとパーキングブレーキから出ているケーブルがピンピンに張って切れそうになっていることがあったのでここも併せて注意しないといけないでしょう。全体的にケーブルに余裕がありませんが、メーカーもこんな部品を取り付けることを前提に設計はしていないので仕方ありません。対処法があるとすればブレーキに関しては社外品のステンメッシュなどを組む際にホースを数センチ延長するようにしたらいいと思います。
ホースやケーブルの取り回しに苦戦したという意味ではマフラー交換より面倒だったかなと思いますが無事装着完了。
座った感じの違いはあまりわかりません。
よろしい、ならば試走だ
X-ADVは通勤に使うので朝の時点で気づいてはいたのですが、座っただけではあまり変わった感じがしませんでしたが走り始めるとすぐにハンドルの近さに違和感を持ちます。数値的には35mm高くなり10mm手前に来ているだけなのでそれほど大きな変化ではないはずですが感覚的にはADV150と同等くらいの近さになったんじゃないかと。
車体はかなり大柄なのにハンドルは小型二輪並みに近いけど幅だけはアフリカツインとか本格アドベンチャー並みの広さがありステップを取り付けたことでオートバイのようなポジションになっている。言葉で書けばその通りなんですが実際こんな妙なポジションのバイクは今まで経験したことがありません。
首都高を流してみるも最初はどう乗っていいかわからず曲げるだけでも困惑するような感じでしたが慣れてみるとあら不思議、これが非常に走りやすいのです。たぶんですが長距離走っても疲労は少ないのではないでしょうか。それでいて曲げようと思えばモタードのような乗り方でもスクーターのような乗り方でもステップに足を載せてオートバイのようにも好きなように走らせることができて楽しいという。
ただ前述のとおりケーブル類の遊びはぎりぎりなので心配な人はやらないほうがいいかもしれないし、そもそも腕が長ければバーライザーがないほうが自然なポジションで乗りやすいかもしれません。自分はない方が自然に乗れると思います。よくも悪くもチューニングは純正のバランスを壊すもの、自分に合えばいいですが合わないのであれば戻す勇気も必要だし、バーライザーはそういう意味では価格も安価であるためお試しやすいのではないかと思います。
発売されているのは2019モデルまでですが、別に普通につきました。