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PEUGEOT3008と車中泊とサウナが好き。

山を越えて谷を越えて、日本酒を味わう

はいさい!鬼怒川旅行二日目、というか帰る日

piyoco-craft-works.hateblo.jp

先のブログでも絶賛したのだけどやっぱり部屋に24時間入れるお風呂があるというのは素晴らしいもので、寝起き30秒で風呂に飛び込めるのは本当に大きな魅力です。

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写真は使いまわしですが、部屋にこういったお風呂がなければ朝風呂を楽しもうと決意してからまずは準備して、部屋を出て、館内を移動して…といういくつかのプロセスを踏まなければいけないわけですが、部屋に常にお湯が張られているお風呂があるのであれば何も考えずぼーっとしたまま露天風呂に浸かり外の景色を楽しめます。

 

この日は天気予報では雨でしたが、朝起きた時点では晴れており、外の空気は大変おいしいものでした。

 

そんなわけで一泊二日の鬼怒川温泉旅行も今日でおしまいです。

 

珍しく移動ではなく、まったりすることに重きを置いたので距離も短く、お風呂にも飽きるほど入ったのでそこまで疲労もありません。

 

そんな今日はもうひとつの目的地である新潟県は越後湯沢の駅構内にある日本酒が楽しめるあの施設を目指します。

朝 食

皆さんはちゃんと朝ご飯を食べる人でしょうか?

 

自分は朝ご飯を食べない人です、というより食べるとおなかを壊すのでたとえば通勤があるときであれば会社に到着後に何かを食べますし、在宅の日は珈琲とともに適当なお菓子をつまむくらいです。

 

お昼はがっつり食べて、あとの食事は軽めに済ますのが自分の食事スタイルなのですが、昨日からかなり胃の限界に挑戦している気がします。

 

旅館やホテルの朝ご飯はそれで軽めのものが多く、このときも「昨晩は和食だったので、朝も和食、焼き魚と卵と納豆と白ご飯」と考えていましたがよい意味で裏切ってくれたのが栂の季さんでした。

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朝からボリュームあるなぁ(´;ω;`)

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朝から豆乳鍋だったかな?そんなものがあるので結構ボリュームがありました。

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食べきれねぇかも…と絶望する姿をご覧ください。

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とはいえなんだかんだしっかり食べられました。確かオレンジジュースはサービスでいただけたので朝はオレンジジュースを飲み、野菜も頑張って食べました。こんなに朝から食べるのは久しぶり、もうおなかは限界なのでお部屋に戻ってすぐに正露丸を飲むのです。大体おなかが痛くなるのはトイレがある客室ではなく、外にでて運転を始めるころ…地図アプリでトイレの場所の確認は怠りません。

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今回泊ったのは4階の部屋でしたが、お部屋によってプライベート露天風呂の種類は違ってきますのでこのあたりは予約するときに吟味されるとよろしいかと思います。値段は変わらなかったと思いますが、我々はヒノキぽい風呂がいいよねってことでこの「桐」を選んだ…ということになります。

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総評すればとてもいいお部屋、ホテルであり満足度は高かったと書いておきます。もちろん自分は一泊数十万円する部屋にも興味はないですし、同じ鬼怒川でももっと高級かつプライベートなお風呂がついている部屋もあることでしょう。ただ一泊ひとり2.5万円以下でこのお風呂と料理がついてくるのであればコスパはよかったのではないかと思っています。

 

結局のところ、自分たちが満足できたか?というところが重要なのではないでしょうか。

 

食事のあともホテルの係の方がエレベータまでお見送りに出てくださったり、夕飯のあとはタイミングがよかったのか料理長のような方も出てきてくださり「大変おいしく頂きました」と二人で感想を述べ、向こうにもありがとうございますと御礼を言われ、双方気持ちのよい時間を過ごせました。

 

オンラインなどの時間が増えたここ一年、二年ではありますが対面でこうした人と人とのつながり、感謝を直接伝えられる場面はやはりよいものです。

 

また鬼怒川に来る機会があるのであれば栂の季さんを利用したい、そう思わせてくれる暖かい対応だったことを最後に書かせていただきます。

tsuganoki.com

樹海ラインへ

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10時チェックアウト、食事を終えて部屋に戻った時点で9時半前くらいだったので準備をしてあっという間の楽しい時間もおしまいです。

 

これから我々は新潟県を目指します。

 

栃木と新潟は地図上ではそこまで遠くはありませんが、日光から新潟県へ抜けるルートは主に只見を抜けるルートか国道352号線の尾瀬を抜けて奥只見湖の横を通りながら進むルートかになるわけですがナビは当然のように前者のルートを選択します。

 

走ったことがある人ならわかると思いますが只見線に沿う前者のルートは道幅も広く(ちゃんと対向二車線あります)比較的手が入った道路で、携帯の通信環境もそこまで悪いとは思いません。

 

後者のルートになるとすれ違いが困難な道が続き、電波が入らない区間もかなりに渡って続くため何かがあると詰む…そのようなルートとなります。

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こんなところで万が一のことがあったらおしまいですね…日中はそれなりに交通量があるので崖から転落しない限りは助けてはもらえそうですが十分に注意して走りたいところです。

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あえてそんなルートを選択します、ナビ上では只見を経由するよりも30分以上延びるようですがそりゃそうです。すれ違いも厳しいような道が延々と続き平均車速は2車線の道路よりもかなり落ちてしまうわけです。

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途中区間は通れるのか微妙なところも…

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土砂崩れ区間の手前からは流水が見られどうなんだろうと思いましたが対向車はバンバン来るし通ってはいけないというわけではなさそうです。NGならそもそも完全に道を塞ぐはずですからね。

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6月も終わりですがそこまで標高の高くないはずなのにまだ雪は残っています。

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それにしてもすごい。

 

このR352はいわゆる「酷道」にカテゴライズされているようです。

 

地形に沿い、流水をうまく崖まで導けるような傾斜がついた道路は四輪ではあまり気にならなくとも二輪車ではかなり過酷なのではないでしょうか。落石は当たり前、砂は浮き、ガードレールもないところもあるしブレーキをミスしたら確実に待っているのは「死」、普通に危ない

 

今回はプジョーなのであまり気にしませんでしたが、そもそも二輪車ではこの時期は新潟まで抜けることができません。奥只見シルバーラインを二輪車が通行できないため、6月末以降、枝折峠が開通するまでは奥只見シルバーライン手前でUターンする必要があるのです。

niigata-kankou.or.jp

四輪であれば問題なくシルバーラインを通過できるので今回は問題ありません。

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そんな新潟の山奥、酷道にて北陸から来たであろうナンバーの5008とすれ違うのもまた運命を感じますが全幅1860同士のすれ違いは気を使います、一度止まってやり過ごす。

 

道は狭く、路面状況はお世辞を言わずとも「悪い」の酷道ですが、結構飛ばすクルマが多いなと感じます。

 

ブラインドに近いコーナーもたくさんあり、これが封鎖されたラリー競技中なら問題ないでしょう。ですがここは一般国道であり開かれた公道なわけです。そこをかなりの速度で突っ込んでくる、某ドイツ車の多さよ…こっちがブレーキ踏まなきゃ確実に正面衝突だったというような速度で突っ込んでくるし、しかも睨みつけてくるような奴までいるから困ります。しかも向こうが道を譲るべきときでも譲らない。こっちがバックで道を譲るような場面も多かったのですが、そういうときは「ドイツ車に乗っているやつは運転が下手だね」と思うようにしています、クルマはすごいのにね。

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吸い込まれそうな湖面を眺めたり、くねくねした道が続くので休憩をはさみながら山越えを続けます。

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県境からはおよそ20km走ったことになります、信号はまったくないのですが平均車速が低いので意外と時間はかかっていると思います。

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ちなみにこのR352、トイレがほとんどないので最悪の場合は野に返すことも覚悟したいですね。奥只見シルバーラインの手前には湖のほとりにトイレがあるので街に降りる前に一度立ち寄りました。

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そしてすぐに奥只見シルバーラインに入りますが、ここからは二輪車通行止め。この時期は二輪車は越境することが不可能な区間となりました。

 

この奥只見シルバーラインは全長22km、うちトンネル区間が18kmも続きます。

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もともとは奥只見ダムを作る際に使われた資材運搬用道路でした。

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昭和29年着工、昭和32年完成とこの長大なトンネルと当時の技術力をみても3年で開通させたことはかなりの短期間工事だったと思います。Wikiによれば一日あたり3,700人が作業に従事し、殉職者44名…うち17名が雪崩や凍死という過酷な環境だったようです。

 

そんな経緯を持つ道路であるため全区間を通して走りやすい道路ではありません。

 

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道幅も狭くトンネルは全体的に暗く、漏水で路面は年がら年中濡れているそんなような道路なので二輪車はおろか歩行者の徒歩通行も禁止されています。こんな場所で歩行者が歩いていたらまぁ毎年何人かはクルマにひかれて死ぬでしょうね。

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シルバーラインは開通後、ダム建設の資材運搬の役割を終えると昭和44年に新潟県に譲渡されその2年後の昭和46年から有料道路として一般開放されました。この手の道路にしては早い6年後の昭和52年には無償化されていますが、当時のなごりで料金所の跡地はそのまま40年近く残されているのです。

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ここから先は普通の二車線道路になるので、やっと広い道に来たなぁという安心感がでてきますが、意外と時間を食ってしまい当初13時20分には目的地である越後湯沢に到着しているはずでしたが、このシルバーラインを抜けた時点で13時40分とありました。

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本位ではないですが湯沢で昼食を食べる予定がかなり遅くなってしまったので小出から高速道路を使います。一般道も流れは悪くないのですが、信号はそれなりにあるのでここでは時間短縮のためにお金を使いました。

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そのかいもあってシルバーラインの料金所から一時間かからずに湯沢に来ることができたのです。

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越後湯沢駅構内にあるぽんしゅ館は有名ですが、ここが目的地。

www.ponshukan.com

自分はP活(プジョー活動)中なので当然飲めないんですがね(´;ω;`)

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まずは名物爆弾おにぎりで空腹を満たします…朝から米ばっかり食べていますが、うやはりコシヒカリは魚沼産に限ります。

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ここのおにぎりは米がとにかく美味しいので新潟県の米を舐めている人はぜひとも一度ご賞味いただきたい、そんなおにぎりとなっています。

 

味噌汁も美味しいんですけどね。

 

さて自分はドライバーなので飲めません、飲めないのでぽんしゅ館には入っていませんが同行者がここから先は楽しんだようです。

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ぽんしゅ館のシステムは入口で500円だったかを払ってメダルを5枚もらい、館内でお好きな酒をおちょこ一杯分買って試飲するものです。

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多くのお酒はメダル1枚なので100円でおちょこ一杯ということになるのでしょうか。

 

中にはメダルを2枚使うような高級な日本酒もあったりするようです。

 

同行者がこれは美味いと絶賛していたのがこの「ヒメノイ」というお酒。

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残念ながら湯沢駅では買うことができず、最寄りは酒造まで行かなければいけないとのことでしたが柏崎だったかの山奥でもあるしたぶんコロナで販売はしていない気がしたので残念ですが買えませんでした。通販をやっているところも見つけたのでそこで注文しようかなと思った次第。

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館内には塩などのあてもあるのでお酒好きにはたまらないでしょう。

 

近場の旅も悪くない

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越後湯沢からはひたすら下道で東京を目指し、それでもなんだかんだ20時前には到着するわけです。

ドライバーは運転狂なのでどれだけで運転し続けられますが、同乗者はそうもいかない、今までは。

 

今はOTTOCASTを装着し、車載Wi-Fiもあるので移動時間も快適なのです。

樹海ラインでは電波が入らないのでストリーミング系は一切使えなくなりますが、湯沢から先で電波が途切れることはありませんでした。ドコモ回線を使っているので他のキャリアよりも対応エリアは広いはずです。

 

同行者の希望でネトフリで配信されている終末のワルキューレを湯沢から東京までの間に見終えるというプレイも今なら可能でした。

 

移動距離も少なく割とまったりした今回の旅ともいえないような旅ですが、こういうご時世だからこそ近場でゆっくり過ごすというのも悪くないのではないかと思います。

 

コロナが収まってからね…というのはごもっともかと思いますが、「いつか」は一生来ない可能性もあるわけです。これを書いている直前に大好きだった飲食店の店主さんの訃報を聞き、友達とコロナが収まったらまた行きたいねなんて話をしていたのにそれはもう叶わぬものになってしまったので余計にそんなことを思ってしまいました。