ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

ADV150でスーパーカブ聖地巡礼〜の鎌倉ツーリング

スーパーカブ」が流行っているようでTwitterやらSNSのTLに連日流れてくるねw

アニメ化する前からいろいろあって名前は知っていたし、主人公の声をやっている声優さんの乗っているバイクが地味に自分のバイクと被っていたことで更に興味を持って小説もアニメも絶賛拝見している次第。

 

 

原付で言えばゆるキャンもヤマハ・ビーノが出てきたり、聖地巡礼でリアルなツーリングができることで何かと「走る目的」がほしい人にとってはありがたいものですが、ゆるキャンは主に静岡ですが、スーパーカブは山梨ってことで「その気になれば2つの作品の聖地巡礼を弾丸でできる」というとにかく走りたい距離ガバ勢にはありがたい昨今ですね(何

 

そんなスーパーカブの6話で修学旅行のバスに乗れなかった主人公が、カブで山梨県は北杜市から神奈川県鎌倉市までおよそ160kmを走る様子が描かれました。

#6 私のカブ

#6 私のカブ

  • メディア: Prime Video
 

ビーノで山梨から浜松まで行った偉大なる先人(どっちが先かはよくわからないけどw)もいるのでボアアップで52ccになって二段階右折と制限速度の呪縛から解き放たれる原付二種になったカブなら余裕やろって話なんですけど、実際どのくらいの時間で着くのかを試してみたいという知的好奇心に駆られ、月曜日に有給を取得して走ってきました(ぉ

 

 

 

北杜市へ

朝の四時半に起きて、前夜から準備していたリュックを2つメットインに押し込み家を出たのは午前5時…この時間帯でも国道も環七も渋滞しておりバイクだからいいけれど自動車だったらなかなかつらい。。

 

緊急事態宣言延長でリモートワークとはなんだったのか…出勤時間が1時間くらい前倒しになってみんな5時台にクルマ乗ってんの?ってくらい。

 

平日のこの時間帯に外を走ることはほとんどなく、土日は都内は割と空いているので気にしていなかった平日早朝の意外な顔に驚くばかり。

 

まずは起点となる北杜市まで170kmを移動しなきゃいけない。

piyoco-craft-works.hateblo.jp

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やはりウェイトローラーを長距離向けに重くした効果はあり、燃費は都内走行でも50kmは下回らないしかなりいい。

 

加速が落ちたと感じる場面もなくはないけど許容範囲、ウェイトローラーの重量化を補える強化クラッチやボスのセッティングなど駆動系は奥が深いね…

 

そんな燃費が出ている今のセッティングなら満タンで8リットル入るADV150なら計算上は400kmを走れることになり、先日の環七ツーリングの余りのガソリンでも余裕でたどり着くことができる…意外と近いのか、埼玉-山梨…まぁルートによっては接しているので隣の県にツーリング行くみたいなものだしねw

  

環七を20号とぶつかるまで西へ走り、調布から中央道へ。

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石川PAで珈琲休憩、ここまで1時間40分。

 

平日の6時半だってのに駐輪場は満車で止められず、仕方なくとめた自販機前は喫煙所でむせ返るような副流煙でゆっくりもできず、ステアリングバーにつけたボトルホルダに中途半端に飲んだ缶コーヒーを差し込んで先を急ぎます。

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緊急事態宣言が始まって以来、高速道路の休日割引が消えました。

 

今日は平日なので割引は関係ないけれど、それにしても移動を制限するために割引を撤廃する意味もよくわからず、移動する人は移動するだろうし、長距離が減るかもしれないけれど100km程度で隣の県に出られる日本であれば極端な抑止にはならないと思いますがね…物流や緊急車両を除き通行止めにするような強権を発動できない以上はそうなんでしょうけど、通行料が割高になるだけでネクスコ的にはむしろ利益増えるんじゃねとか思うんだけどどうなんだろうw

 

まーそんな話はどうでもいいんだけど、原付二種にはできない高速道路走行ができるのが150ccの強み。

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125ccと250ccの間にある中途半端な排気量といえる150ccも、中途半端の何が悪いと言い切ってこうした高速移動ができるのはときにメリットになります。

 

車格的には125ccと変わらず、取り回しもしやすいのに自動車専用道を堂々と走ることができる…速度は確かに100km/hで走るのがやっとかもしれないけれど法律上は走っていいことになっているし、それが移動時間の短縮にもつながる。

 

旅先では125ccクラスの燃費や取り回しのよさ、軽さを活かして気軽に徘徊ができるし、別に東京-名古屋の1日往復800kmもこなせるのでなんだったら1000km走って九州とかも余裕でいけると思います。

 

大排気量の余裕はないけれど、大排気量にはない旅感を味わえるのもいいよねぇ。

 

何よりADVはPCX譲りのメットインの広さがあるので、今日も何もライダーが背負うことなく食料などもすべてメットインに格納し、身軽なライドができています。

 

侮りがたし…

 

そんな150ccの弱点が上り坂…カブよりは当然トルクフルだけどw

 

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中央道の制限速度が80km/hであることに感謝したくなる神奈川→山梨の上り坂エリア。

 

遅いトラックに小判鮫しながらなんとか法定速度で走り続ける…一応出せるとはいえ100km/hそこそこでこの上り坂で追い越しをかける勇気はなく、ADVの場合は速度を出すほうがストレスなので逆に80km/hくらいで走れている方が楽なので登坂車線が現れれば登坂車線へ移り、基本は走行車線を厳守するマナーのいい走りになります。

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そういえばハヤブサに乗っていたときに千駄ヶ谷勤務だったので出勤前に勝沼まで高速でかっ飛ばしほったらかし温泉で朝風呂してから9時半までに出勤するエクストリーム出勤をしたことがありますが、あれはハヤブサの非合法的な速度があってこそ…あのマシンで80km/h走行は苦痛でしかないけれど、その逆がADVならできます。

 

なにより安全!覆面パトカーに怯えることもなしw

 

勝沼で降りるはずがトイレ休憩をしたく1つ先のICを目指し、釈迦堂に入る。

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石川PAからはおよそ1時間、出発してから2.5時間でした。

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一宮御坂で高速道路を降りてあとは20号を西へ走ります。

 

聖地巡礼

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月曜日朝の渋滞にハマりつつも日野春駅に到着したのは出発からおよそ4時間後のAM8時50分…釈迦堂からは1.5時間くらいって感じでそこまでペースはあげていないことがわかると思います、のんびりです。

 

聖地巡礼するのであればマナーよく、ライダーがその辺をぶっ飛ばして地元住民に嫌な印象を持たれるのは絶対にNG…なので「こんなマフラー」つけておいてなんですけどかなり回転を抑えて、なるべく静かに走ってましたw

 

起点となる主人公の住んでいる団地であろう場所。

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原作小説だとGoogleMapで「なんとなくこのあたり?」って感じで探る羽目になった舞台も映像化されたことで「ここや!」って断言できるくらいにしっかりとわかる。

 

駅から国道20号までの下り坂…ここを「隣町のホームセンターで1万円で買ったママチャリ」で通学するのはさぞ厳しいものだったろうなと。。

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撮影の都合上2往復くらいしたけど150ccでも上りは結構頑張ったw

 

そんな急な坂を下りちょっときれいな二車線道路にぶつかる。

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案内標識に従って国道20号の方へさらに下っていくと展望に山並みが映える。

 

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先程までの木々に囲まれる森林浴的な道から一気にこの雄大な景色!

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自転車での通学は大変だろうけどこの景色が当たり前にあるのは都会に住んでいる者からすると本当に贅沢…毎日スカイツリーを見ながら生活するのか、南アルプス(と思われる)を見ながら生活するのかでは全然違うよね。

 

そんな坂道を少し進めばおなじみの場所が見えてくる。

 

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スーパーカブといえばここなんじゃないかな。

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公式サイトなどでもTOPに出てくる東屋。

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TVアニメ「スーパーカブ」公式サイト

ADV150ってタイトルを付けたいが、おっさんが主役じゃばえない

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このネタが通用するのは身内だけなんで完全自己満足

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CHARACTER -TVアニメ「スーパーカブ」公式サイト-

時間もないので先へ進もう。

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国道20号との交差点を直進すると…

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スーパーおの

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アニメでもおなじみの場所。

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更に進めば学校が。

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フィクションの世界の話とは言え、描かれる建物の位置はリアルとほぼ同期しているのでツーリングしていると「ここか!」と妙に嬉しくなります。

 

平日だからか知らないけど交通量も少ないし、周りも結構法定速度で走っているのでまったり走れるのがいいね。

ぷち巡礼と…

休憩を兼ねて聖地のひとつセブンにて。

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カブを買ったばかりの主人公がエンジンがかからなくなり、深夜に途方にくれるあの場所…今のバイクはちゃんと見える位置に燃料計があるのでよほどのズボラでもなければガス欠で死ぬことはないのだけど、自分も高校のときに乗ったジャズは何度かガス欠しましたw

 

リザーブが残っていればいいんだけど、ズボラなのでリザーブのままだったりして詰むやつね(ぉ

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ってかなんであの時代のバイクって燃料計ないのが多かったんやろ…タンクキャップはずして確認するとか「無いわぁ」って思ったけどジャズもカブエンジンだし燃費もよかったからリザーブに入れても50km以上は走るし燃料計なんて贅沢な装備はいらんぜ?って話だったのかね??しらんけど。

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そんでリザーブに入れて給油に向かったのがこのスタンドだけど... 

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最悪押してもいけるレベル…w

 

自宅からここまでの距離はTRIPの撮影を忘れたので不明。

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北杜市時点で先日の環七ツーリングを入れても6リッターも使っていなかった。

 

さすがに残り2リッターで鎌倉までの160kmを走れるわけもないのでここで少々お高めのレギュラーガソリン(東京でもこの金額なら当時ハイオクが入るw)を満タンにしていざ鎌倉へ

 

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まさか新潟が誇る我らがコメリが聖地巡礼スポットになろうとは…

かなーり余談、主人公はコメリでゴーグルを買ってますが、自分も大昔にハヤブサで九州行った帰りにメットのシールドが壊れ予備がミラーシールドしかなく夜中も走らなければいけない状況でコメリで鳥取だか島根だかの山中にあったコメリで安全メガネを買い装着、ジェットヘルメットだったので口元にタオルを巻いて虫の直撃をかわしながら帰還しました…コメリはメガネを買う場所(違う

 

出発時刻の謎

原作小説とアニメ版のルートは御殿場までは同じ。

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相模湖まで走り南下するルートではなく富士山を登ることを前提とした御殿場経由。

 

さて、そこで明確には描かれない主人公が自宅を出た時刻は何時だったのか?

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アニメ版では時計が出てくるため10時ごろに検温のために起床したと推測でき、そこからあーだこーだとカブで修学旅行に行く決意をし、朝食を食べながらルート選定している…JKがどれくらいで支度ができるかはわからないけれど、次に時間が出てくるシーンは道の駅すばしりでのこと。

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「ここまでおよそ1時間半弱」と言っているので北杜市からはおよそ80kmを1.5時間弱で走ったことになります。

 

Googlemapでも1時間46分でした。

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自動車基準なのですり抜けが使えるバイクであれば当然渋滞もそこまで影響を受けないので1.5時間で到着することは可能だと思います。

 

実績でどんなもんかなぁとコメリを起点にスタート。

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時刻は10時5分です、アニメでは小熊が体温を測ってるくらいの時間。

 

平日午前のR20は快走で甲府まではリッター65kmとかで走ってこれましたw

 

カブ並に燃費いいなぁ…

 

R137からはひたすら上り坂なので燃費は悪化します。

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アニメでも一瞬ちら写りするカムイ御坂スキー場。

 

甲府からここまではひたすら上り、150ccでもそこそこしんどく追い越しができる余裕はないくらい。。。

 

鳥居を撮影したくてちょっとうろうろ。

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劇中でところどころ映るスポットを目安におそらくここをカブは走ったんだろうと。

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ここまでくればあとは峠を超えて道の駅です。

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こんなのあるんや…

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脇にそれてこんなところに突っ込んでもADVの軽さならどうにでもなるっ

 

さてさてあと少し…

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到着です。

 

時間は12時45分…2時間40分くらかかっとるwwwww

 

原作小説とアニメ版の相違点について

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原作小説とアニメの両方を見ているのであればある違和感に気づくはず。

 

まず原作小説では「御殿場まで1時間半弱」と書かれていますが、アニメ版は道の駅で時計を見て1時間半弱です。

 

小山町にある道の駅を「御殿場」と言い切れるのかは微妙で、御殿場まではここから数km南下する必要があり、アニメ版に準拠するか原作にするか…を悩んだ結果一度御殿場まで行き、それから道の駅に戻りました。

 

原作では北杜市のガソスタから御殿場まで100km少々とあるので更にすばしりから20kmほど南下すればよかったんですが…

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そこまで行くともう仙石原とかになっちゃってとてもじゃないけどそこから引き返して富士山に登るのはしんどいので中途半端な場所で引き返しました。。

 

 

なのでトリップメーターが80kmではなく95kmくらいになっています。

 

また原作小説では御殿場でひと悶着あり、そのひと悶着が数十分で片付くようなものではないと思われ、事実富士山に登ると決意したのは15時前とかなり遅い時間ですが、アニメ版では時計を確認した13時半が決意タイムです。

 

1時間の差は結構大きいです、一応17時までに鎌倉に着くという目標がありますからね。

 

【原作】

北杜市→御殿場→富士山→鎌倉

 

【アニメ版】

北杜市→富士山→鎌倉

 

アニメ版のほうがルートとしてはすっきりしているね。

 

いずれにせよふじあざみラインを登るには違いないので、登ります。

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ここADV150ではしんどいw

 

カブが2速から1速に落として気合で登るシーンがあり、そこまでは150ccなのでひどくはないにしてもスロットル全開でも一定の速度からはメータがまるで進まない。

 

制限速度は30km/hなのでまったり登ればいいんだけどね(ぉ

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ADVでも20分くらいはかかったので1速でぎりぎり30km/hで登ったとすればおそらく倍くらいの時間はかかってるんじゃないかと思う。。

 

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単純2倍だとしても40分くらいかな?更に割と頂上でのんびりしていたようなシーンもあるので5分くらいは滞在したとしても往復で1時間を超える寄り道がここで発生。

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原作では御殿場の時点で15時にもなっていない…そこから富士山に行こうと思いたち渋滞のひどい138号を30分ほど北上してふじあざみラインに到着したようなので、登り始めた時点では15時を過ぎていたのではないか?さらに往復で1時間程度を費やすこのルートを走ればほぼ確実に下山した頃には16時頃のはず。

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残り80kmを下道で1時間はおそらく無理…orz バイクであってもさすがに信号がまったくないわけでもないし、箱根は実際に走った月曜日でも観光のクルマは多く渋滞して、あのへんはすり抜けもそこまで多用できる区間は少ないのでかなりのロスがあったね。

 

f:id:kumawo0017:20210524222645j:plain今回の下山時刻は13時27分なのでまだ2.5時間も余裕を残しているで17時どころか頑張れば15時過ぎには着きそうな勢い。

 

このようにアニメ版では原作で発生しないイベントがあり、いやいや実際は発生しているけど書かれていないだけだよ…とすれば彼女は自宅を起床から30分程度で出発し一度御殿場でイベントをこなし13時半にすばしりなのかもしれないけど、原作ではちゃんと御殿場時点で時計を確認して15時前と定義した。

 

この15時前が13時とか14時である可能性は当然あるけどね、人の感覚なんで適当。

 

原作小説では箱根についても彼女の思いが描かれますが、アニメ版はさくっと。

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小田原のあたりからは渋滞がひどかったですね。

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で、江ノ島あたりで突然の豪雨(´;ω;`)ブワッ

 

雨具を持っていなかったのでそのまま突き進む…

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このあたりはいつも渋滞するので…

 

15時39分にホテル到着。

f:id:kumawo0017:20210524222311j:plain道の駅からはおよそ2時間。

 

修学旅行は可能だったのか?

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先程の相違のところでも書いたけれど「アニメ版」であれば割とほどよい時間での到着が可能で、原作であればほぼ「17時には間に合わない」になるかなと。

 

あとは全体を通して結構いいペースで飛ばしてるw

 

甲府から神奈川までの道も結構な坂道で150ccでも登坂車線を遠慮がちに走ることになったので52ccでは相当辛かったんじゃないかと思う。

 

交通量も平日だったけどそれなりに多く長いトンネルでカブが走るのは相当な恐怖もあろうかと…

 

主人公はアウトローなところがあるため、法定速度を厳守なんかしないだろうけど、それにしたって元々は50ccのカブのミッションで最高速度は何km/h出るのか?そしてたとえば60km/hを超えるような速度での巡航が可能なのか?はカブヌシではないのでわかりかねるけどなんにせかなりカブは頑張ったと思う…

 

リアルなカブ52ccの人が北杜市から鎌倉まで目指す旅をしてほしいなぁと思う今日このごろ。

 

あくまでフィクションの世界の話をなぞるだけなので、行ける、行けないは些末な問題で、自分のツーリングに理由をつけたかった。ただそれだけなので細かい指摘はノーセンキュー☆

 

改めてADV150の良さを知る

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今回のツーリングでは勾配のきつい区間もあったにせよリッター50kmを下回ることがなかったADV150はかなり優秀なやつでした。

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リッター53km近くも走ってるしw

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スペック・サイズ | ADV150 | Honda

カタログ上の燃費でも60km/h定地燃費54.5kmなのでそれよりも遥かに悪条件で実測53km近く出るなら相当優秀、しかもノーマルではなくマフラーも駆動系も変更された状態だしね。

 

 

面白みがあるエンジンではないけれど通勤用戦闘機として定番化しているPCX譲りの車体とエンジンは実用面においてはほぼ無敵とも言える安定感…それが旅では活きてくるわけですね(´;ω;`)

 

アドベンチャースクーターとして唯一無二のスタイルと、PCX譲りの性能が合わさったことで街乗りからロングツーリングまで快適にこなせるADVはなんとなくこれ1代限りで終わりそうなホンダあるあるを突き進みそうな気こそすれどオーナー的には満足の1台だったりします…60年後くらいに「ADV150」ってタイトルで小説になることを心より願っております。