好きな映画は何?って聞かれたらブラックホークダウンってこたえます。
数百回は見たわ、これ…なんならこれ書いてるときもネ○フリで流してるわ(何
何が好きってほら、どんなに仕事が辛くてもソマリアに派遣されるよりはマシ。会社にいれば理不尽な罵声とか飛んでくるかもしれんけど、ブラックホークダウンの世界は理不尽じゃなく無慈悲なRPGが飛んでくるからね…
戦車を殺せるミサイルで装甲車うつなよ!ロケットが人体貫通しとるやんけ(´;ω;`)
そんなわけで仕事に疲れたときに見ると勇気を貰えるヒューマン・ドラマ。
そこのラストの方でこんなセリフがあるんだよ
「英雄になりたいやつはいない、ただ結果としてなるだけだ」
この言葉がすごい好きで深いなぁって毎回思う。
で、何が言いたいかっていうと…
「距離ガバになりたいやつはいない、ただ結果としてなるだけだ(何」
これ、今回書きたかったことね、もうここで書くのやめてもいいくらい(もういいよ、誰も読んでないし(´;ω;`)ブワッ
あの橋の先には何があるのか
自分にとって車とは、バイクとは、と聞かれたときに意外だと思われるかもしれないですが答えは「ただの移動手段」なんです。
まー普通に移動手段なのでその答えが当然なんだけど子供の頃から変わらない唯一の趣味って「移動」なんだよね。
単純に同じ場所に居続けることが無理で、子供の頃から家に閉じこもっていることがあまりできず親が目を離すとすぐに行方不明になる問題児だったw
ただ歩くことしかできない時代からそうだったもんで、当然ながら三輪車→補助輪付自転車→補助輪が取れた自転車となるにつれて行動範囲が大きく変わることに喜びを覚えたよね。
で、補助輪が取れたときにはじめてこの写真の橋に来たわけ。
歩くと多分自宅から30分くらいは掛かった、子供の足で。でも自転車をかっ飛ばせば多分5〜10分もかからない場所にあった阿賀野川に掛かる橋。
親とは車でよく渡った(橋の先にある町に親戚が住んでいた)橋だけど小学校では校区外として指定され子供がひとりで渡ることを禁止されていました。
3008でも割と狭く感じるんだけど昔からある橋で歩道部分もなかなか怖い、というか危ない。
阿賀野川を横断し、落ちたら間違いなく死ぬレベルで恐怖感がありました。
実際小学校でも水難事故が多くこの橋や近くにあった津島屋ってエリアは近づくなと言われていたような記憶があります。誰か誘拐されたとかって噂もあったり。
だから橋の手前には放課後先生が見張りでいたり、とにかく橋を渡るのはNG。
でも子供心に思うわけですよ「大人と渡っていい橋を子供がひとりで渡っちゃいけない理由はない」…あるよ理由!危ないからって自分で書いたろ数行前に。
まー昔から「ルールは破るためにある」派だったし、自分が納得できないルールは守らない子供だったのである日自転車で先生の目を盗みこの橋を渡りました。
禁止されている場所へ行ったらどうなるのか…
どうもならないわけですよね、当然。
でもあのときのドキドキした気持ちは30年経った今でも忘れられない、自分にとって「壁」を超えた瞬間で、それを境にして「自分はどこへでも行ける」という思いが強くなり、ついには学校帰りに自転車で太平洋を見たいと福島県まで行きました(何
まー普通に考えて馬鹿だよね、今だったらよーやらん。
でも当時は自転車しかないし、地図帳で見た新潟と福島の距離なんてせいぜい10cm程度じゃないですか?子供が距離を正確にイメージできるわけないし、見た目には近いからいけると数日行方不明になりながら福島県で警察に保護されるという普通に問題行為をやらかし、親も呆れていたことを思い出します。
なので小学校のときから少なくとも距離ガバだったんですけど、そのキッカケになったのはこの阿賀野川にかかる橋だったのです。
高校生になって免許を取得して…
最近流行りのこんなアニメの高校生活とは違ってどっちかといえば…
コッチ寄りの高校生活でした(何
なのでクラスメイトと仲良くするには族をやるみたいな文化があったんですけど、自分にとっての族ってバイクでいろいろなところに行ける程度のものでした。
そもそも…わいのバイク…ジャズやったしな(ぉ
自分のリアルな知り合いがスーパーカブを見たら「おい」って言いたくなると思うんだけどジャズをボアアップした88ccだかのものにのってました。。。
バイクが愉しいというよりは「移動」が最高に楽しかった。
自転車よりも速いスピードで、自転車よりも楽に、自転車よりも遠い場所に行けた。
自転車であれだけ遠いと感じた群馬-東京もジャズならR17を爆走すれば数時間でつくのです…びっくりだよね。
18で免許を取って四輪を覚えるとバイクよりも楽に、より遠くまで行ける…
大学のときは毎週のように金沢から徳島と高知の県境まで缶コーヒーを飲みにいった時期もあったようにこんな楽な移動手段はないと思いました。
なのでサーキットを走りたいとか、チューニングが愉しいとか、イニシャルDとかそういうところから二輪も四輪も入っていなくて、ただ純粋に移動手段としてより快適な乗り物ということで今に至り、あいも変わらず移動し続けているわけです。
生まれたときから素質はあったかもしれないけれど、でもやっぱりあの橋を渡った瞬間に自分はもっと遠くに行けるって思ったその気持、そして橋の先にある町から見た日本海に沈む夕日の美しさ…まだ知らない世界が日本にはたくさんある、だから自分で走って見に行こう、すべての原点はここなのです。
逆SSTR!
日が随分と長くなり5月頭でも日が沈むのは18時半頃だったと思います。
SSTRっていうライダーには有名なイベントがありますが、あれは日の出から日の入りの石川県は千里浜まで走るというイベントですが、今の自分は真逆で日の出から日の入を目指して走るという逆SSTRですw
朝には仕事があるので帰らなきゃいけなかったんですが、まぁお金も無駄だしひたすらに下道ですよ(何
だって高速使ったら3時間くらいで着いちゃうでしょ、つまんないし。
下道なら335kmを7.5時間…つまり7.5時間も運転できるわけですね★
そういえば新潟って緊急事態宣言のエリアだっけ…
いやさ、夕飯問題があるわけです。この時点で18時半を過ぎており、飲食が20時閉店だと結構きつい。。。
まぁいいや、先を急ごう。
結局夕飯は見附あたりで食べた気がします。
富山ブラックじゃなく見附ブラック…初めて聞いたよ、そんなラーメン。
なかなか美味でした。
近くの道の駅で30分ほど仮眠してリスタート。
ここから先は夜で写真もないので…
栃木に入ったところで日の出を迎えます。
仮眠しつつ走りいい感じに5時過ぎには自宅付近に到着。
朝サウナしにSKCに来たら3008がいましたb
数日間での走行距離は1679kmです…
福岡までの往復すらできていないGWとしては絶望的な短距離走でしたね。。。
まーまったく走れないよりはいいかな(´;ω;`)ブワッ
来年のGWはちゃんと遠出したいなぁ。。。