そんなタイトルが太古の昔、話題になっていた気がしないでもない。
年末年始にかけて物凄いペースで霞ヶ浦に行った。
なぜ霞ヶ浦なのか?別にファンでもなんでもないし、3日に1度霞ヶ浦の水を飲まなければ生きていけないような体でもなければ、あそこの水がコロナ予防になると思っているわけでもない。
ただ”冬のドライブ”にちょうどいいのが霞ヶ浦だからだ。
我が家からは距離にしておよそ60km弱、下道と高速道路を併用すれば1時間もかからない。そんな場所に湖面積およそ220㎢、湖面積日本2位を誇る霞ヶ浦や北浦・外浪逆浦までを含め、また神栖までを入れるとものすごい充実したドライブコース。しかも午前中は自宅で過ごし、昼くらいに思い立ったようにでかけても霞ヶ浦や北浦くらいまでなら充分に走り回れるし温泉などにもゆっくりつかれ、夕飯を食べて戻っても19時くらいには帰宅できる。日が暮れるのが早い冬場は写真撮影の時間なども限られるし、寒さによる凍結なども怖いので”さくっと行けて、さくっと帰れる”が重要だ。
なによりも東京を通らずにいけ、それなりに映えるポイントが多いのに渋滞が少ないことが大きな魅力だ。
二輪車であればある程度の渋滞はどうにかできるけれど、四輪ではどうにもならない。だから極力渋滞は避けが書くまでもなく東京を起点に西側へ抜けようとすれば中央道も東名高速も行きも帰りも渋滞は必至だし、下道だって信号も多く流れが最悪だ。仮に夜中だとしても環七も環八も信号は全力で稼働しており黄色信号ばかりで走りやすいなんてことはない。この東京を抜けるまでに時間がかかり、そして燃費が悪化する。
霞ヶ浦ドライブで驚異の燃費を叩き出した3008も年明けでまだ空いている都内を走った結果は散々な燃費だった。車の流れはよくても信号が多くSTOP&GOが増えれば燃費はどうしたって悪化する。3008でも燃費がいいのは、速度に関係なく巡航ができること。重量およそ1.7tになる3008は、重い車体を動かす最初は軽油をそれなりに食うものの走り出してしまえばディーゼルエンジンの効率のよさと力強さのメリットを活かし、アクセルをそこまで踏まなくても充分に走る。故にこの燃費が叩き出せる。
そもそも内燃機関にとってのSTOP&GOの繰り返しは効率が悪すぎる。加減速の繰り返しでアクセルの極端なON/OFFだってよろしくない。都内でもある程度の燃費を期待できるとすればそれは回生で発電が可能な電気自動車くらいなものだ。
まぁ致し方ない。
そんな都内を抜けるルートを日が暮れるのが早い冬場に悠長に走ってはいられないし、昼過ぎから西側のドライブスポットを狙うのは時間的にも厳しい。なにより山間部を通過するのは日中だとしてもスタッドレスタイヤを履かない車にはなかなか恐ろしいものがある。であれば平野部で日中であれば凍結リスクが著しく低い霞ヶ浦は選択として充分にある。
まだ東京で軽油を無駄に消費しているの?
休日は茨城に行こうぜ!
なんとなくこの3連休も行きそうな気がする。
緊急事態宣言は出たものの別に誰かに会うわけでもないし、ただぐるっと回るだけの無意味なドライブにも霞ヶ浦は役に立つ。
皆さんもぜひ、冬のドライブに霞ヶ浦を取り入れてみてね☆ミ