ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

イタイタしい生活を送ってます。

COTYが来るたびに思い出す…

www.jcoty.org

COTYが終わってた←

プジョー208がインポートカーで受賞したとガヤガヤしてましたね☆

 

でもさ、「ディフェンダー」、「e-toron」、「アルピナ」、「2シリーズ」と「208」なら208を選ぶだろうよ…と思わずにもいられない。

 

それに最近のPSAの日本市場への力の入れようと考えれば是が非でもほしい受賞だっただろうしねーだからノミネートした時点で受賞は確信してました、そーゆーもんじゃねーのCOTYって(意味深

ニューモデル速報 インポート Vol.73 プジョー208のすべて

ニューモデル速報 インポート Vol.73 プジョー208のすべて

  • 作者:三栄
  • 発売日: 2020/09/11
  • メディア: Kindle版
 

そんなCOTYが来るたびに思い出す、、、、

f:id:kumawo0017:20201209000318j:plain

FTOと言うなのサムシング←

 

第15回受賞!

f:id:kumawo0017:20090212145013j:plain

自分のFTOもナンバー15だったよ!!

 

別にCOTY受賞を祝っての15じゃなく、FTOの「F」が16進数で15だからってだけ(ぉ

 

COTY受賞を記念したタンデライオンイエローモデルも出してたね。

toyokeizai.net

とはいえFTOの受賞は多分リアルタイムで見ていた人からすると謎だったに違いない。なにせ売れてなさすぎる不人気車とも言えるクルマだったw

 

どこぞの画家だったり作家みたいに存命中はぱっとしないけど、死後に評価されるほうが多いかもしれないFTO。

 

そもそも今よりはラインナップが多かったとはいえ、当時もスポーツカーは下火でパジェロなどのクロカンやミニバン、SUVが市場を圧巻しはじめたころ。よく知らないけどデートはクーペよりもクロカンで行くような時代になっていたのかもしれない。

 

そしてなによりラリーカーの印象が強い三菱が出したクーペスタイルのスポーツカーだ、仮にこれを日産やトヨタが出していたら…まだ売れたのかもしれない。

 

そもそもこれはスポーツカーだったのかも怪しい。

 

2リッターV6自然吸気エンジンはノン可変バルタイの6A12と可変バルタイ(MIVEC)搭載のエンジンに更には1.8リッター(4G93)自然吸気エンジンとFWDで鼻先の軽さが命のはずなのになんでフロントヘビーなV6積んだよ…って感じ。

f:id:kumawo0017:20080420162013j:plain

ライバルは同じV6のランティスではなくインテグラRと比較されることが多かった。どう考えても勝てる相手じゃないよねwwwww

f:id:kumawo0017:20080420162027j:plain

同じ2リッター自然吸気でもあちらの過激さは同じ200馬力でもFTOにはない。

 

ただし官能的なエンジンだった。

 

MIVEC入ったときのコオオオオオオンってサウンドは疑似アルファロメオサウンドと言ってもいいくらいで、マフラーを外して乗ってたりしたけどあれは気持ちよかった。

 

B18Cのホンダとは違う、6発にしか出せない快音…でも売れなかった←

f:id:kumawo0017:20080624161924j:plain

スポーツカーとして怪しいと表現したのはこの当時ではFTOくらいにしか搭載されなかった5速ATを搭載していたこと。


今でこそDCTだったりATでも…って風潮はあるけれど間違いなく平成一桁のこの時代、ATはスポーツの印象は皆無だった。

f:id:kumawo0017:20080821103806j:plain

そんな時代に日本初のマニュアルモード付きATを採用したのが前期型のFTOだった。

 

当時は4速、マイナーチェンジで顔も変えてATも5速になった。

 

インテグラにはATのスポーツモデルはなかったし、ATでMTと同じ200馬力を発揮するという点でもATでもスポーツを楽しめるという売りはあったけど硬派なファンには受けなかったかもねw

 

でも三菱伝統のINVECS-2はなかなかのもので、峠でガンガンシフトチェンジしても熱暴走でセーフティが入ったりはしなかったし、ATでもかなり戦えることは戦えた。

 

FTO自体は不人気車で自然吸気ということもありそこまでチューニングは活性化していなかったように思うけど、何しろこいつはミラージュやランサーとプラットフォームが共通化されているので足回りからなにからなにまで流用ができた。なんなら第二世代のランエボの部品すら使えた。

 

中には4G63ターボに載せ替えた人もいるし、ユーザーがおのおの楽しんではいたけれど不人気なこともあり兄貴分のGTOとともに姿を消した。

f:id:kumawo0017:20080908005313j:plain

そんなことからスポーツというよりはラグジュアリーでデートカー的なところもあったのかもしれないけど時代はすでにクロカンでデートをするような流れになってきつつあった。

 

FTOが天下を取れるわけもなく、COTYは受賞したものの一般大衆に広く売れたクルマではなかったね。。。

 

今でも一線で戦えるデザインだし、このままのスタイルで今に出したら…

f:id:kumawo0017:20080721163211j:plain

三菱じゃなきゃ売れるんじゃないかと思うw

 

COTYが来るたびにこの売れなかったけれど、自分が一番思い入れがあり、FTOに乗るという夢さえ持っていたほどに愛した1台のことを思い出すのです。 

ニューモデル速報 第155弾 MITSUBISHI FTOのすべて

ニューモデル速報 第155弾 MITSUBISHI FTOのすべて

  • 作者:三栄書房
  • 発売日: 2015/03/18
  • メディア: Kindle版