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PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

ADV150でGo To 名古屋!

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丸の内イルミネーション、プジョー版。

ADVの皮むきショートツーリングのあと、会社に忘れ物をしたことに気づきリターン。

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ついでに3008でも夜景撮影に行ってみた。2時間ほど前にADVで行ったときよりも人通りは増えていたしコロナが騒がれる中、人通りもそれなりだった。相変わらず爆音でBGMを流す謎のクルマが居たり地方ナンバーの民度の低さが目につくね・・・ここ、丸の内ぞ?

 

仲通りあたりはパノラミックサンルーフが大活躍をする。

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僅かな距離とはいえ、たらたら走りながら頭上のイルミネーションを見るのは最高に気持ちがいい。夜風もまた最高だ。

 

助手席よりも後部座席のほうがこの場合は3008の特等席になる。

 

要不要よりもプジョーを買うのであればガラスルーフは付けてほしいと思う。コロナ禍で公共交通機関で現地まで移動するというのが躊躇われる中、イルミをクルマから見ることが増えると考えればこの装備は実にいい。ほら、外に出ると寒いしね?

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自分の中ではプジョーのライオンに見えると話題のライオン。この像の横でいちゃいちゃするのもいいが、プジョーなら温かい車内で頭上のイルミを見ながらゆっくりいちゃいちゃできるよ(何

 

晴海のいつものふ頭まで足を伸ばし…レイブリが奇妙な青で、頭上の月と相まって幻想的だった。

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このあたりは写真より肉眼でお楽しみくださいだったなぁ。

 

翌朝は6時に起きてADVで名古屋行くよ!

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何ゆえの名古屋??

www.rallyplus.net

ここにグループAランサーが展示されると聞いてね、ぜひ行かねばと。

 

それに前日の新品タイヤの皮むきが70kmほどしかできなかったので、往復700kmも走れば皮むきになるでしょ!ということで。やりすぎやろ。

 

 

朝の6時台は寒く車載の温度計は10℃・・・アイドリングストップは機能停止。。

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バッテリー云々より気温が低いと完全に機能が止まる。エンジン再始動で一時的にアイドリングストップしたりするけどしばらく走ると機能停止する。まぁ日曜日の朝ならそこまで停車回数も多くないのであまり影響はないんだけど。

 

久々に防寒装備を引っ張り出す。

プロテクタ入っているし、安いし、お買い得だよねコミネ。デザインはあれだけど(ぉ

 

時間の都合で写真は少なめ!(そんな余裕がなかったw) 

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厚木まで下道で爆走して、そこから東名高速へ。

 

渋滞しているけどバイクはほとんど関係ないので愛鷹までは割と快走。

 

そこから浜松まで再びの下道、なるべく経費削減とエコツーリング。

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普通燃費がよくなる高速道路も低排気量車では逆に燃費が落ちる。60〜80km/hくらいで流せるバイパスのような道やアイドリングストップが使える一般道ではウェイトローラーを13gから16gにあげたことでかなり高燃費になったけど。

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一般道で平地なら瞬間燃費は常に50〜60km/L台で推移する。それが高速道路に入り、100km/h巡航を敷いられると40km/Lを下回る。走れないことはないけれど、精神的なものやエンジンが常に唸り続けるストレスを考えると低排気量車にとっての高速は試練。まぁ125ccに毛が生えた程度だしね。。。

 

 

そんな高速道をを避けて、なるべく一般道を使い14時前に名古屋着。

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空はどんよりしている。

 

浜松のあたりで雨に一瞬降られたり天気は不安定だった。。。

 

栄の駐輪場にバイクをとめて徒歩で移動。

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見えた見えた。

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入口で検温を受けて中へ。

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こいつを見に来た(´;ω;`)ブワッ

 

2001年モンテカルロ仕様!

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公式が投稿していた画像でゼッケン7が見えたんでそうだろうねとは思ってたw

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栄光のグループA!!(´;ω;`)ブワッ

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自分はもともと四輪には興味がなかった。

 

父がラリーをやっていたので子供の頃から三菱のラリーカーが家にあるような環境で育ってきたし、彼のドライビングはラリードライバーのそれだったから、幼い頃から助手席でそういうドライブを体感している。だから四輪をドライブしても勝手にラリースタイルになりはしたけど、興味があったかといえばなかった。

 

二輪が好きだった。

というよりはハヤブサが好きだった。

 

そんな自分が高校生のときにWRCの映像を何かで見せられたとき、あの紅白のランエボが滑るように地面を走る光景を目にし、家にもあったランサーがあんな動きをするのかよ!!と度肝を抜かれた。それまでF1だってGTだってレースをまるっきり見たことがなかったわけじゃないけど、あの公道を爆走するWRCカーの姿は感動を超えたものだった。

 

そしてライバルがどんどんWRクラスに転向する中で、市販車をベースにグループAで戦い続けた三菱の格上に勝つという姿勢や、あくまで市販車にこだわるという姿勢に感動したし、その格上に勝つというのは今でも3008のようなクルマでスポーツカーを相手に挑んでやろうという自分のドライビングにも多大な影響を及ぼした。

 

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このフロントマスクが市販車で、外観はほぼそのままだった。

 

あなたが買ったクルマは、言い換えればほぼWRCに参加できるクルマそのものだ。

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WRクラスのような魔改造されたものではない、もちろん駆動系などは大幅な変更を受けているとはいえスタイルやエンジンなどの基本性能は市販車に準ずる必要があるクラス(とはいえ三菱だけになったGrAは当初のGrAよりもだいぶWR寄りではあったが)で戦えるんですよーというのは本当に素晴らしいものだった。

 

 

ここまで書いてあれ?って思ったあなたは鋭い。f:id:kumawo0017:20201124145229j:plain

そう、当時の自分はプジョーがめちゃくちゃ嫌いだった。理由は書くまでもないか?でも書かないと誤解を生むね。

 

当時のエボ6が出た頃のWRCではプジョーがめっぽう強かった。

元々205時代からラリーは強かったがそんな過去のことは当時は知らないし、こんなちんちくりんなクルマがめちゃくちゃ速いというのは驚きで、絶対王者の三菱を追い詰める姿は恐怖でしかなかった。

 

この206は市販車ではFWDしなかったが、WRクラスに参戦した206は市販車に搭載されない2リッターターボエンジンに6速ミッション、挙げ句にはFWDだけの市販車からAWD化というまさに魔改造された市販車の皮を被った狂気だった。

 

言ってみれば反則だ。ルールに則っているから厳密には反則ではないが、ユーザーが普通に買えるランサーに対してプジョーはユーザーが買えるものではない。

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インプレッサのほうがまだ面影があるし、WRクラスとはいえ市販車にもフィードバックは大きいはずだ。こんな206で得た勝利…フランスはなりふり構わずか!とイラッとしたものだ。

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もちろんフランス車は嫌いじゃないし、今も3008に乗っているけれど、208シリーズがほとんど話に出てこないのは車格が合わないという理由もあるが、三菱を追い詰めた206の末裔にあたる208を三菱を愛した自分が乗るのは宗教的にありえないからだ。

 

スバルにも同じことはいえてレガシィは好きだったりするけどインプレッサ(WRX)は絶対に買わないと心に決めているけど、やはり三菱のライバルだったから。

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今やRALLYの三菱ではなくなったとはいえ、自分に四輪に目覚めるきっかけをくれた三菱に対する敬意は今でも変わらない(´;ω;`)ブワッ

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GRヤリスもいいね・・・とは思っていたけど、やっぱりどこか引っかかる。

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つまらない、不自由な生き方だなと言われても、人の信仰がかんたんに変われば苦労はしない。信仰とはそういうものだし、推すべきものを全力で押して今にいたるのだから、ここで変えてしまえば過去の自分を全否定することになる。

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だから結局のところ自分はGRヤリスの購入を見送っている。そもそも今の自分のライフスタイルにあのクルマが適切か?と言われれば不適切だし、正直3008で十分なんだ。すべてに置いてバランスがよく、そして楽しい。最愛のクルマは1台でいい。なぜ配偶者や彼女はひとりでないと世間は叩くのに、クルマは何台持っても誰も叩かないのか?それが不思議で仕方ない。

 

そのときの1台を徹底的に好きになる、終わりが来る日までは。

 

興味がないからどうでもいいんだけど、自動車系のゆーちゅーばーやぶろがーで頻繁に車種を変えたり、変えること前提みたいな書き方をしている人がいるけれど、それ自体を否定する気もないし、見ないからいいんだけど、それって離婚すること前提に結婚して、下取りを高くつけようねって言いかえれば慰謝料を少なくするために子供は作らず、財産分与も楽になるから家は賃貸にしておこうねみたいな話なんじゃないかなっていつも不思議に思うんだw 

 

クルマと人間は違う、理屈はわかるけどロジックとしてはどうかなってね。まぁどうでもいい話さね。楽しみ方は本当に人それぞれだ。自分はそのときの1台しか愛さない、だからクルマは2台持たない。

 

バイク?あーあれあ別だよ。だってあれは不倫相手みたいなもんじゃない。

 

命(世間体)をかけてあえて危ない橋を渡る、終わりが来るその日はまさに死だ。

 

だからバイクは気持ちいいし、やめられないんだろうね。

 

やめろよ、バカ!ヒルズのトイレから出てくることになるぞ…

 

まーそんなわけでバイクは何台でもいいと思うんだ、うん(違

 

脱線しまくりだけど三菱待望のPHEVの新型はエクリプスクロスだった。

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せっかくの技術なのでもっと幅広く展開すればいいと思うのに残念だ。

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また活躍する三菱が見たいけれど、いまの世界線では無理かもしれんね。。。

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そんな会場をあとにして・・・。

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地下鉄で上前津駅まで移動する。

 

そうです!

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PG Cafeに来た。

 

何度か来たことはあったけど時間的に食事できなかったり。。。

 

コロナが盛り返し、飲食は大変な時期に再度突入しそうだけど応援の意味も込めて。

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もうね圧倒的ないやし空間。

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顔がにやけるよね。

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名古屋の地価高騰に理由があるとすればPGcafeがあるからだと思うよ。

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このために今日の昼飯はシュークリームだけにしてきたんだ。。。

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朝からこれしか食べてないからねw

 

なのでランチはしっかり食べます。

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かわいすぎて食べることに躊躇するw

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珍しくここのサラダは食べられるんだ(´;ω;`)b まぁ残すとかありえないしね、ペンギンだし。

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お土産に「よろぺん袋」をGET。

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話題の黄色いたわしの子がGETできてラッキーでした(´;ω;`)ブワッ

 

せっかく名古屋に来たんだからね?

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しかし、ウェルビーは超満員で断念orz...

 

この三連休、名古屋も観光客が多かった。。。

 

PGにも東京から来たって話している人がいたし、街もそれなりに人が居た。

 

なるべく人を避けるようにはやってきたけど、あえて超満員の施設に入りに行くこともないよなぁと(´;ω;`)ブワッ

 

そうそう、名古屋でかなり不満なところがあってね?

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駐輪場があるようで全然ない(ぉ

 

路上にはバイクスペースもあるけど原付オンリーだったり、四輪と同じ料金取られたり、市街地は50cc以上を締め出す方針なのかなorz...

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路駐している人も前はいたけど、今は歩道の工事とかでね。。。なのでやっとこさ見つけた5時間まで500円の駐輪場に停めておく。

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良心的ではあると思うけど都内でも丸の内には1日とめても500円の駐輪場があるし、霞が関みたいな駐車場過疎地でもバイクは1日1000円だったりする。

 

予約制なら安い駐輪場は名古屋の繁華街にもあるけど、使いづらいからね。。。

 

そんなことを思いながらウェルビーの代替となるサウナへ。

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ウェルビーからはほど近い場所にある。

fto.co.jp

ドメインが「FTO」なのがいいね。

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名古屋でサウナってウェルビーの印象が強すぎて、むしろウェルビーしか行ったことがないってくらいにウェルビーだ。なので他のサウナに興味がなかったもののサウナイキタイのレビューを見る限りは期待が持てた。

 

 

そんなフジはのっけから驚きだった。

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施設のご案内 « サウナフジ

外観からどうみても地上階がメインの建物で実際7階まであるということが店内でわかった。

 

けれどどうもおかしい。

 

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この建物は7階建てながら1Fがフロント、2〜5Fまでが駐車場で6〜7Fがカプセルという独特な作りで肝心の浴室・サウナはなんと地下4階になっていた。なんでこんな作りにしたし…地上が空爆されてもサウナ室にいれば助かる、そんな構造?サウナだけじゃないけど温浴施設で地下深くに浴室があるところを他に知らない、それだけでもなんだか不思議なサウナだと思った。

 

 

でも、そこでフジは終わらない。

 

1Fロビー裏で館内着に着替えて、EVで地下4Fの脱衣所まで降り、そこで着替えて浴室にINすると目の前にサウナの入口がドンと構える。

 

久々のサウナだ、よだれが口から出てくるのを抑えて右手方向を向くと絶句する。

 

水・・・風呂?

 

いや、違う、水風呂じゃない、プールだ!!

 

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(公式より拝借)

いきなりこれが目の前に現れて、しかもじーさんが泳いでいるんだ。どこに着たんだ自分は…と一瞬思考が停止する。

 

サウナ錦糸町の水風呂のインパクトもそれなりだった、風呂どこだよってね。

 

でもフジは余裕でそれを超えてきたし、プールの他にも温度が違う水風呂がいくつかあり、この巨大プールに押しやられた形で風呂がいくつか点在する。ここの主役はサウナでも水風呂でもなく、このプールだ。

 

サウナはどうか?

 

広々したサウナ室はウェルビーの混雑とはよそに常時二人くらいしかおらず密とは無縁。それに遠赤外線サウナストーブは湿度が低いのか温度計の表示以上の熱さを感じた。床は熱すぎて飛び跳ねながら退室w

 

かけ湯をして、水風呂かプールか・・・ここはプールだろ!!

 

残念ながらまったく泳げないので水中歩行でぐるぐると二週くらい周り、そのままととのい椅子に横になった。

 

心臓への負荷が半端なかったのか、いつもより心臓が激しく動いている気がし、そのまま1セット目でととのった。

 

2セット目は湿式低温サウナでまったり。

 

名古屋のサウナはウェルビーだけちゃうね!!って感動しながら2時間くらいで退館し、名古屋のオフィスで少し仕事をして夜になって栄を出発した。

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この積載力を体感するともう普通のバイクには戻りづらい。なにしろリュックを背負わなくてもいいってところが素晴らしい。

 

ADVの150ccクラスでもシート下にはキャンプ道具を収納可能なくらいの容量がある。

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名古屋くらいまでの日帰りツーリングなら雨具や帰りのお土産だってリュックを背負わなくてもよくなるんだ。

 

これがどれだけ楽なことか、ライダーならわかってもらえる。

 

今まではどこに行くにも、防水のリュックを背負っていった。

 

使わないかもしれない雨具や、帰りのお土産、気温が微妙な時期はインナーや予備のアウターも持参する必要があるから完全に手ぶらでバイクに乗ることはよほどの近所でなければありえない。軽いものなら背負えばいいが、全身を使って動かす乗り物であるからあまり余計なものを身につけるととっさのときの動きに支障がでることもある。それに短距離ではよくても、肩に荷重がかかり続けることは長距離ではなかなかの疲労になる。

 

だからバイクには箱をつけたりする。

ただ、自分はあまり箱などを付けたくない派で、余程のロングのときにサイドバックを付けるくらいだ。

なぜってリュックを背負う以上にバイクの動きに影響が出るからだ。箱をつければ重心はあがるし、見た目も大幅に悪化する。旅バイクならいいけれど自分はハヤブサやブルターレのようなバイクに箱は嫌だった。あれが究極に似合うのはアフリカツインとかアドベンチャー系だけじゃね?と思う。サイドバックだって幅が広がるからバイクの利点であるすり抜けに影響がないとは言えないし、荷物を考えてつまないと左右でバランスに差が出てしまう。シビアなのだ、バイクは。。。 

 

その点、スクーターならシート下に放り込める。

 

防水リュックに雨具を入れてそのままシート下に入れておけば雨が降って仮にシート下が濡れることがあっても防水リュックに守られるし、荷物が想定外に増えた場合でもリュックをそういうシチュエーションは帰り道に多いから帰りだけリュックを背負えばいい。片道だけでも荷物を背負わなくていいのは本当に楽だと思う。

 

ちなみに名古屋日帰りレベルで荷物を実際に背負う羽目になったことは一度もない。この恩恵を享受するともう普通のバイクには戻りづらいし、たぶんしばらくはスクーター一筋になると思う。

 

何を求めるか?

 

自分は今やバイクに速さよりも旅する楽しみと安楽さを求めている。

 

自分自身が変わったというよりADVを所持してから自分を変えた。バイクのあれこれで文句をつけるのは容易いけれど自分のスタイルにバイクを合わせるのではなく、バイクに合わせて楽しみ方を変えていくというのも面白いと思うよ。

 

帰り天気が悪く、23号も蒲郡あたりから雨だった。

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バイクにとってちょうどいい季節というのはそんなに長くはない。よく夏場とかドライブしているときにバイクを見ると何も知らない助手席からは「気持ちよさそー」なんて声があがるけどライダーからしてみれば熱中症と戦いながらフルフェイスの中では「暑い…死ぬ」と意識が朦朧としているし、この時期に山沿いを走っているライダーを見て何も知らない助手席から「気持ちよさそー」なんて声があがるけどライダーからしてみれば「寒い、とにかく寒い」に尽きる。

 

春は春で花粉症にやられ、自分は9月か10月くらいが一番いい季節だと信じている。

 

それでもバイクはやめられない。

 

名古屋に行くにしたって渋滞にハマるデメリットはあるけど、それ以外の要素で見ればプジョーで行くのが絶対に快適だ。3008なら眠くなったら眠れるしシートヒーターも暖房もある。サンルーフをあければひんやりした空気を取り込んで十分に気持ちがいい。ADV150なんていう、高速道路で100km/h巡航すら厳しいバイクで行く理由はない、絶対にない(断言)

 

それでもADV150で往復の800kmをやろうと思えるのは、バイクでしか得られないものがあるからだ。

 

遅めの夕飯で国道沿いのラーメン屋に入り食べたラーメン。

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味噌ラーメンは好きじゃないけどしのごは言っていられない。給油を除けばほぼ休憩なし、外気にさらされた身体は防寒のジャケットを着ているとはいえきんきんに冷やされている。珍しくヒートテックとジャケット・インナーも含めれば5枚重ねにヘルメットインナーも防寒にしてきた。

それでも2時間も走り続ければ鼻水が口に入り込むくらいには寒い。日が陰り、夜の時間帯でしかも雨だ。こうなるとライディングしているときに思うのはなんの罰ゲームなのだという1点に尽きる。そんな辛い状態に耐えた身体に温かいラーメンは染みる。夏場なら水がめちゃくちゃ美味い。そういう辛さに耐えたときに染みる食べ物や飲みものはクルマよりもバイクの方が味わえる。単純に移動するだけなら、何もしなくていい飛行機や新幹線で行けばいい。7時間も8時間も自走で行かなくても、新幹線で1時間半、駅弁を食う余裕もなく、仮眠していれば名古屋まで行けるのだからね。

 

サウナで温められた身体を2時間冷やし、ラーメンで1%くらい体温の充電を完了させて静岡を横断する。どんな乗り物で走ったところで静岡区間はひたすらに長いが、特に浜松を過ぎて静岡市に抜けるまでの峠ルートは追い越しもできないし遅いトラックに捕まると無の境地で耐えるほかない。

 

静岡市ではしきじに寄りたい気持ちを抑えるのが大変だった。

サウナしきじ

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冷えた身体にしきじのサウナは間違いなく効く、だが効きすぎるがゆえにそこでライディングは終了してしまうだろう。日に二回のサウナは特にこの冷えた身体には効きすぎて辛いし、残り100km以上を走れる自信はない。鼻水と涙を流しながらグッバイ静岡を心に、由比で海沿いを走る。

 

徐々に周囲のクルマのペースは上がる。

 

静岡を高速道路で走りたくない理由はこのバイパスが豊富なことが理由だ。 

沼津より先は信号も少なくなり、静岡市くらいまではバイパスで快走できる。そこから山岳地帯に入り渋滞もし始めるが深夜や早朝であれば遅いトラックが制限速度で流しているくらいで基本信号はない。浜松より先は信号こそ増えるが浜名湖あたりからはまたバイパスで一定のペースで走っていられる。

 

125cc以下が通行できないバイパス区間も走れる、150ccを買った大きな理由だ。

 

下道オンリー、自動車専用道路を使わないのも低排気量の楽しみ方ではあるとはいえ、長距離をやるのであれば保険的に使えるのは助かるだろう。いつのまにか自動車専用道路に切り替わるところだってある。そこを気にせず走れるだけでも、特に初めての道路では心理的な負荷が少なく感じられる。

 

まぁ125ccだったらこんなに何回も名古屋までバイクでは行かないw 

 

まもなく高速に乗ろうかという富士市まで着たら急にお腹がぎゅるぎゅる言い出した。

 

食後、温められて急速に風で冷やされたお腹は限界を迎えた。

 

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ドン・キホーテに突入した、危なかった、あと数分遅かったら帰宅後にADVのシートを泣きながら洗っていただろう。その場合、もう帰りにどこにも寄り道はできなかった。

 

そんな状態でもこのドン・キホーテに寄ったのは「まいにちめんだこ」のクレーンゲームの偵察のため(何

なぜ全国で4店舗、しかも帯広・津軽・静岡という微妙な立地wwww試されるめんだこガチ勢。腹痛を抱えてでもこのドン・キホーテにナビをセットするだけの余裕がある自分を褒めたい。コンビニに入るくらいなら野に放つね!の精神で生きているので、途中に何軒もあったコンビニには寄らなかった。

 

到着した時間帯は営業時間外でゲーセンは閉まっており、クレーンゲームにまいにちめんだこが存在していることが確認できただけで満足してトイレをして帰路につく。必ずまたいくさ、そう心に誓ってね。

 

高速道路は標高もあがり、また一気に身体が冷える。

 

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サウナにハマったのは割とここ1年くらいなので歴戦サウナーからすれば全然素人だけど、考えてみればバイクに乗るのもサウナみたいなものだ。夏場は強烈な熱波で意識が朦朧とし、そのあとに一気に水で冷やす。冬場は真逆だ。

これってサウナ→水風呂→外気浴のローテに似てないか?(何

 

ととのうというより意識が朦朧としてきて事故りそうになるけれどね。 

 

辛くてもバイクに乗りたくなるのは、辛いのにサウナに入りたくなる理由と同じと考えれば合点が行く気がするけどどうだろう?

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普段は飲まないホット缶コーヒー。インスタントはホットしか飲まないんだけど、缶コーヒーのホットってやたら甘く感じられて好きじゃない。でも冬場は別。身体を温め、眠気を覚まさないと死ぬ。

 

これから先、御殿場を超えた山岳地帯で眠ったらたぶん明日の朝刊で自分の名前が全国ネットでさらされるだろう。Go To Travelで地獄に行くにはまだ早い。

 

帰りも厚木で高速を降りた、愛鷹から厚木までノンストップだ。

 

ADVは良くも悪くも全開でもGPS計測で110km/hしか出ないし、坂道なら頑張っても100出ればいいほうだ。なのでメーターを気にせず走行車線をひたすらスロットル全開で流していても速度違反になることはない。なるべくトラックに近寄らないよう、近寄らせないよう、速い車が着たらいつでも逃げられるポジションを維持しながら高速を降りるとほっと一息つけられる。

 

厚木はICの近くにプジョーのディーラーがある。

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ここで小休止。208と2008を全面に押し出した展示がなされており、3008はもうすっかり過去のクルマになっただろうか。

 

R246をひたすら東京方面へ。暴走するセダンを綺麗に避けながら突き進む。神奈川のヤンキーにGo To ヘルさせられるのは癪に障るからね(そういう問題か?)。

 

厚木から自宅までは下道で1時間半もかからない。

 

最後の環七で3008のテールランプがはるか遠くに見える!とスーパーチャージャー搭載のマークXに最心の注意を払いながら頑張って追いかけ、追いついたと思ったら激しい違和感。

 

エンブレムは「2008」と書かれていた。

 

5008と3008の見分けがたまにつかなくて彼女に罵倒される自分なのでミニ3008みたいな2008の区別がまともにつくとも思えない、特に後ろからは。

ノレブ 1/43 プジョー e-2008 GT 2020 ブルー

ノレブ 1/43 プジョー e-2008 GT 2020 ブルー

  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

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夜中の2時過ぎに到着。燃費も距離も不明、途中でオートTRIPリセットが有効化されてしまい距離がリセットされ、ハイドラは途中で停止していたために600kmというどう考えても少ない距離がカウントされた。満タン3回したのでガソリン代は2000円未満ってところか。リッター40kmは走っているだろうし、まぁまぁかな。

 

以前より尻への負荷が少なかったのでやっぱりIRCの純正タイヤは効いている。

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オフロード性能がフェデラルより高いか、低いかは見ものだけど、ADV乗りは純正タイヤで結構な林道に突入しているので案外いけるんだろうね。それでいてこの乗り心地なら文句はない。完全なオンロードタイヤにするのももちろんありかもしれないけど、ADVらしさを活かすなら多少高いけど純正タイヤを選ぶのは悪くないかなと思う。

 

久々のバイクのロングツーリングは3008で行くよりも随分と疲れはしたし、寒さに身体が震えたけれど、やっぱり楽しい。この辛さがあってこそのバイク。だからバイクはやめられない。これからもっと寒くなるし、そもそもウィンターグローブもないからロンツーはきつくなるだろうけど、近場でもフラフラ乗りに行きたいね。