4日目スタート
熊本で迎える4日めの朝、今日は彼女を送り届けるために福岡に戻るのみ。
まずは朝ごはん。
アーケードの新市街。ぼくらの世代だとガンパレード・マーチでおなじみだね。
作中屈指の難易度を誇った熊本城攻防戦でお馴染みの熊本城も昨晩視認。
「市を全滅させるか、花見の名所が1つなくなるか」
そんな熊本城が西南戦争で主要部分が壊れて復元されたものだってGPMで知った人は多いよね!ぼくもそんなひとり、そんな熊本にいるだよ、感慨深い。
そんな熊本の喫茶店でいただくモーニング、これでワンコイン。普段は朝は何も食べないんだけど九州に来ると食欲が増す、何を食べても美味いからだね。素材がいいってのもあるし、水も空気もいい、環境がよければ人間の身体は欲しい物を欲するのだなぁと思う。だって毎日下痢してたのが九州行ったら収まるんだからねw
高校どこー(ぉ
さて、福岡へ移動しよう。
糸島観光
うどん発祥の地として名高い福岡はうどんが盛りだくさん。そういえば資さんばっかで「牧のうどん」にまだ行っていなかった。というわけでお昼はまたまたうどん。麺類ばっかだなぁ・・・。
どんだけ食べても減る気がしないうどん。金額から考えればかなりリーズナブルでボリューミー、愛される理由もわかる。小食な自分は素うどんでもう吐きそうなくらいお腹パンパン(´;ω;`)ブワッ
圧倒的にインスタ映えしそうな風景を逝く。風が強くて窓開けると凄い砂が入る。
乗るなと書かれていても乗る、それが修羅の国の掟?しらんけど。
糸島をプジョーで走るのは2回め。
おっさんひとりで着てもろくに楽しめないし、彼女連れならまぁいいか。海沿いの道は気持ちいい。こういうときパノラミックなサンルーフはいいね。
ガラスルーフもいい、でも開けば開いたでさらにいい。今のプジョーのガラスルーフは一昔まえに比べると面積が小さくなった気がする。サンルーフを採用したから仕方ないのかもしれないけど、失ったものの他に得たものもあるってことで。こういう夕焼けを直視できるのは魅力、後部座席に人が乗るとさらにいいね。夜は星がキレイです。
塩プリンを食べよう
糸島といえば塩プリン、それは万国共通の認識であり、糸島に着たのに塩プリンを食べないとか北九州に着たのに銀河のチャンポンを食べないのと同じくらいの愚行だと思ってる。
こんなところにプリン屋があるのかよ・・・って場所にある。
プリン屋の駐車場は台数が限られていて大行列だったので手前の漁港の有料駐車場を使う。まぁ500円程度なら並ぶ時間を考えれば割安だと思いたい。
ここで塩を作っているそうだ。
旅するめんだこのハッシュタグでインスタを投稿し続けていたけどこれがなかなかいい。このめんだこガチャ、楽しいw
常にクルマに飾っているけど、連れ歩いて写真を撮るのことにハマってしまった。彼女と一緒にここで撮ろうぜ!的な。36のおっさんがやることとしては非常にシュールだ、しらんけど。
入れんだろ・・・。
というわけでプリンを買って敷地をあとに。
こんな場所に座ってプリンを食す。
バエ、らしい。
いろいろ種類もある模様。
波の音を聞きながら食べるプリンがまたいい。こういう長閑な風景が最高だ。こんな場所がいくらでもある、それが九州、移住したい(´;ω;`)ブワッ
コロナがなければ出会えなかったもの
さて、彼女を送り届けよう。はじめて乗る海沿いの都市高速。ここの風景が好きというファンが多いらしいその道路を走るとたしかにファンになりそうだった。
首都高の湾岸線などとはまた違う風景。というか路線バスが高速道路を走っている違和感wこれは福岡だけの光景らしい?
飛行機が目の間を横切っていく、福岡空港へのアプローチだ。
福岡・・・もとい博多の街は非常にコンパクトで便利な街に感じる。空港がこんな都市のど真ん中にあり、そのおかげでメインターミナルである博多駅までわずか10分程度で着いてしまう。それは羽田だろうがどこだろうが敵わない。感覚的には伊丹空港が梅田あたりにあるような感じ?こんな便利な場所にある空港他にあるだろうか?
飛行機のパイロット、これ街に向かってダイブしてる感覚にならないか心配w手前に落ちても、行き過ぎても、市街地が大変なことになる。
福岡県民が愛すべきホークスの本拠地がここ?
ぼくは野球のルールは打って走るくらいしか知らないような興味のなさなんだけど、彼女はホークスをしれっと応援しているし、福岡県民ならホークスだろって感じらしい。感覚的にはタイガースやカープに近いものを感じる。野球ファンの熱狂は、どうも理解に及ばない。
高速道路を香椎でおりて北九州方面にしばらく走ると・・・。
みんな大好きオートウェイの店舗があるw
このタイヤもオートウェイ。実店舗があるのはとてもうらやましい(´;ω;`)ブワッ
彼女を家に送り届け晩ごはんを買いに来た。
ここの鳥のたたきが最高に美味いと教えてもらった。残念ながら時間的にからあげが少し残っていただけだ。
からあげもどちゃくそ美味い(´;ω;`)ブワッ
いやほんと九州に来てから食べ物が外れない。たぶんチェーン店じゃなきゃ何食っても美味いんだろうなという気がする。海も山も近く水も空気もいい。これはもうお金を払っても得られない大自然のもたらす恩恵だ。
だからといって田舎でもない。ちゃんと都市はあるし、生活もしやすそう。
職場のおえらいさんに東京で生まれ育ちながら退職後に福岡に移住した人がいた。移住前から月に数回通うくらいに気に入っていたし、このコロナでいよいよ働く場所の制限がなくなり、だったら東京にいる必要がないではないか?と考えたようだ。
実際、自分もコロナがなければこれほどの長期で九州に来ることはできなかった。
リモートが許される環境は少なくとも2020年3月以前にはなかったし、会社も「リモートを推奨する環境は作りたいね」と話していたような、そんな段階だった。
それがコロナで強制的にリモートさせられることになり、皮肉なことにリモートは成立した。
結局は強力なリーダーが頭をとってそれを実現しなきゃいけない。
この場合、会社のおエライさんよりもコロナ、視点を変えればリモートしなければという世論の無言の圧力が後押しした。
コロナ自体は不幸なことではあるものの、それによって働き方が自由になったのはよいことだ。
頭の悪い車中泊
さて、九州も4日めとなった。
おわかりの通り世間でいうシルバーウィークの4連休はこの日で終わった。
明日からは普通に働かなければいけない、自分ももちろん仕事だ。
今から東京に戻っても勤務時間には間に合わない。もともとがリモートワークなので、明日からは九州でワーケーションを実現する。
最悪九州であればどこにいても最寄りの空港から2時間もかからず東京に戻れるし、なんなら福岡にもオフィスはあるので福岡に出勤してサテライト的に働けばOKだ。そういう場所だからこそやろうと思えたのも確かにある。
働く場所は重要だ。
Web会議が続くため、会話が最低限できる場所を考えると満喫よりも3008をオフィスにしたほうがいい、働けるだろうか?働くしかない。
ワーケーションは場所を選ばない、好きな場所で働くことができる。
だから、どうせなら大自然の中で嫌な仕事に取り組みたい。美味しい空気はぼくのような自然にあまり興味がない人間にもいい影響を与える。心穏やかに仕事をすすめるためには大自然の中でのワークが必要だ。
だったらそれはもう阿蘇しかないだろ。
時計の針はもう20時を回ろうとしていた、この時間からまた阿蘇を目指す。しかも下道で。
どう考えても頭が悪い。
よく水没するイオンだ(ぉ
熊本に下道で戻る、とはいえ実は大した距離ではないし、夜中であれば道は空いているので案外近いものだ。
途中、あまりに星がキレイだったのでクルマを止めてサンルーフを開けた。
ガラス越しに見るのではなく、ダイレクトに寝転がりながら星を見れる。
こんな贅沢はクルマでなければできない。わざわざ数十分の休憩のために外に出てマットを敷いたりはしたくない。
プジョーなら、3008なら後部座席を常に倒してベッドにし、ちょっと後ろに移動して横になるだけでその体験ができる。写真でみると大したことはないけれど、肉眼で見る星星は本当にきれいで、これだけでも熊本に戻ってきてよかったと思えた。
「煽られたら煽り返す・・・倍返しだ!」
時刻は23時を過ぎた。
本日の移動経路が意味不明だ、熊本-福岡-熊本って旅行者がやるプランじゃない、無駄すぎる。そうまでしても戻ってきたい理由があった、それはまた次のブログで・・・。
当然この時間に熊本に戻ってくれば行くべき温浴施設は一択、湯らっくすしかない。
2日連続の湯らっくすだった、翌日が平日ということもありさすがに1時前の時間は空いておりゆっくりとサウナもMADMAXも堪能できた。何よりこの日最後のアウフグースも堪能できたのがよかった。湯らっくすのアウフグースは激アツというよりは人間の温かみがあっていい、心地よく熱を感じられる。その後の入る水風呂がまた格別。。。これだけでも熊本に戻ってきた価値はあった。
湯らっくすをあとに、道の駅「阿蘇」まで移動してこの日の移動は終わり。
星を眺めながら再び車中泊の旅に戻るのであった。