前回ADV150の純正電源をもとに戻し、ETC用の電源を引っ張った。
感のいい方は気づいたはずだ、それ予備電源から取ればよくね?と・・・。
キタコから出てるこいつを使えば簡単にギボシで電源が取れる。
ADV150の場合はフロントカウルとリア右側から電源が取れるのはいろいろな人の記述を見てわかってたので余裕だなぁと思ってたんだ。
ではなぜY字の分岐を使って電源増設したか・・・。
ないんだよ、インドネシア仕様のADVには予備電源wwww
リアもこの辺から予備電源が出ているはずだが存在しない。
存在しないから純正電源を分岐させてリアまで引っ張る必要があった(´;ω;`)ブワッ
こんなものを買って準備していたのに、そんな違いがあるとはorz...
日本仕様とインドネシア仕様は微妙に違う
先行して日本で輸入販売されていたのはインドネシア仕様だと思う。これもコンビブレーキやABSと仕様がマチマチなんだけど自分の基準で言えばABS付きのインドネシア仕様だった。
違いはいくつかはわかってたんだけど、今回も電源がなかったりまた気づきもあったので目視でわかった範囲で日本仕様とインドネシア仕様の違いをまとめてみる。
・タイヤが違う(イ:フェデラル、日:IRC)
・セキュリティアラームの有無(イ:あり、日:なし)
・フロントフォークの反射板(イ:なし、日:あり)
・オイルチェンジ表記の消し方が違う(イ:表示距離変更不可)
・ACG(発電機)が違う(日本仕様のほうが発電量が上)
・バッテリーサイズが違う(イ:YTZ6V、日:YTZ8V)
・予備電源コネクタの有無(イ:なし、日:フロント、リアにそれぞれあり)
・メットインにETC用ドレンホールがある(日本)
ひとつづず解説していこう(何
<タイヤが違う>
インドネシア仕様はフェデラル製、日本仕様(タイ生産?)はIRC。銘柄が違うので乗り心地とかも違うんだろうけどこればかりは比較しないとわからない。フェデラルはハイグリップタイヤをむかし四輪で使ったことがあるので悪いイメージはないし、正直ADV150のクラスじゃタイヤの限界を使い切る前にセンタースタンドを擦ってコケるに一票(ぉ
<セキュリティアラームの有無>
鍵からして違う。輸入モデルのホンダ車はセキュリティアラームが付いてくる。いるかいらないかで言えば微妙なところ。それに伴ってメインスイッチを操作するとピーピー鳴くうるさい機能もついてくるので自分はオフにした(ぉ
<フロントフォークの反射板>
法規制の違いなのかわかんないけどインドネシア仕様には反射板がフォークに取り付けられていない。たまにあるよねーハヤブサも自分が買ったやつは欧州仕様だったから反射板はなかったけど北米仕様はあるみたいな。現地の法の違いなので気にしない。ただ個人的には反射板がないほうがデザイン的に好きだからこれはこれでよし。
<オイルチェンジ表記の消し方が違う(イ:表示距離変更不可)>
日本仕様は表示の距離を変更できるが、インドネシア仕様は表示を消すことしかできない。なんでこのあたりが違うのかはよくわからない、メーター違うの?w需要としては日本の正規ディーラーがやるような点検も彼の国ではないのかもしれず、わざわざ距離で警告する必要性がないってのもあるかもしれない。個人的には不要、四輪もそうだけどオイル交換なんて月1ペースなのでいちいち消すのが面倒だし、距離で把握していればわざわざ警告してもらう必要性はない(ぉ
<ACG(発電機)が違う/バッテリーサイズが違う>
ここからが一般的には大きな違いだと思うし、割とどうにもならない(どうにかするとコストが掛かるw)ところ、日本仕様とインドネシア仕様はACG(発電機)が増強され、それに伴いバッテリーサイズが2サイズアップしている。
メーカーが書いているようにこれは日本で要望が多いグリップヒーターに対応するもので俗にいう寒冷地仕様と同等の扱いになっている模様。
インドネシアでグリップヒーターはいらんよなw
年間平均気温28℃だとさwwww手が焼けるわwwww
ETCだって存在しないし純正で電源ソケットが用意されているADVなら後付する電気を使うものってないんじゃね?ってところでバッテリーも必要最低限のサイズなんだろうね。
インドネシア仕様のバッテリーサイズはPCX125よりも小さいし、2018年式のDIO110と同じだったw
アイドリングストップも付いているような車両でこれって大丈夫なのか?ちなみに現行のディオはバッテリーサイズも1サイズ上がっており、OPでグリップヒーターもあるのでまぁまぁ大丈夫そう。バッテリーだけサイズアップしたところでACGの発電量がノーマルのままじゃあんま意味がない気がするし、ACGを交換してそのままで効果あるのか?コンピュータとかだめなんじゃないか?という不安がありなかなか手が出せないw
普通に乗る分には問題がないだろうね。
あとこれを書いていて気づいたんだけど自分のADV150、バッテリーを固定するゴムバンドがなかったwwwえwwwwインドネシアだから?そんなことはないか・・・。
<予備電源コネクタ/メットインスペースのドレンホールの有無>
先の仕様違いに関連し、インドネシア仕様には予備電源が存在しない。
存在しないというより、グリップヒーターもETCもいらないインドネシアで予備電源を生やす意味がないから用意しなかったってだけで、日本仕様はフロントの予備電源にグリップヒーター用に予備電源を用意した。
リアもパーツリストを見ると6番の位置がドレンホールでETCのケーブルを取り出せるようになっていて、予備電源自体も右側にあるみたいだ。
日本仕様は販売店がOPを付けるときに電源を取り出しやすい販売店思いの仕様になっていることが見て取れる。
自分は左側から取り出したけど、予期せぬ自体で左カウルを外したからって理由もあるけど、通電しているケーブルで確実なのは純正電源ソケットでソケットは左側にあるからそちらを通したほうがいい。
わざわざ燃料タンクを交差するような形で右側にケーブルを通す理由もない。電源増設するときはこちらがおすすめだよって話、ほらカウルの分解は死ぬほどめんどくさいから(´;ω;`)ブワッ
もうやりたくない。
結論、日本仕様を買うのが一番いい
今から新車でインドネシア仕様を入手する人はいないと思うけどw
納期の問題などでインドネシア仕様の中古とかを狙う人がいたらそのような違いがあることは頭に入れておいたほうがいいかもしれない。
同じインドネシア仕様でも若干違うことがあるかもしれないけどw
極端かつどうしようもないものはセキュリティアラームとACG/バッテリーの違いくらいだけど安心して乗るならやっぱり日本仕様がベストだと思う。
まーおもちゃとして壊れたらそれまでって感じで買ってるので自分はインドネシア仕様だろうが北朝鮮だろうが武漢だろうがどこ仕様でも気にしないけど。
というわけで目視で確認できる範囲のインドネシア仕様と日本仕様の違いでした。
誰かの参考になればいいねw