プジョー3008にスロコンを取付よう
謎に激安なスロコンを購入してちょっとワクワクドキドキな今日この頃。
前車フィアット「500X」にもつけていたスロコンは、当時はお店でやってもらった(工賃が激安だった)が、プジョーは特に付き合いのあるショップもないので仕方ない自分でやってみようと思った。
とはいえ、スロットルセンサーにかませるだけなので作業スペースが狭くなるだけでエンジンルームでサブコンの配線作業ができるレベルの人であれば問題ないだろう。
あくまで自己責任で、これはただの備忘録。
観察する
どんなものでもまずは作業をする前に観察をしよう。
スロコンは足元にセンサーがあるが故、作業スペースの確保が厳しい。
特にどのようにカプラーが固定されているかは目視がほぼできない。
なのでスロコン側のカプラーを見ておおよその形状を把握する。
メス側のカプラー形状を見る限り、矢印の箇所がオス側に引っかかるようになっている。
この突起にひっかかるのだ。
だからおおもとのスロットルセンサーのコネクタは精密ドライバーか何かで上に持ち上げて外す必要がある。
また重要なセンサーなのでどうせ緩み止めがあるのだろうなと想像し作業を開始する。
作業開始
【必要なもの】
・運転席ドアを全開にできる広い場所
・マイナス精密ドライバー(のようなもの)
・ライト(スマホのランプでも十分、日中なら)
・やる気
1.システムを完全にダウンさせる
「サブコンの取付」でもやることだが、スロコンの場合は取付位置が運転席足元であるため、まずドアを開けっぱなしにしてキーオフ、このとき鍵は5mくらいは離れた場所に置いて通信しない状態にさせたい。あと、運転席のシートは一番後ろまで下げると幸せになれるので完全にシステムが落ちるまで待つ。
たぶん5~10分程度は待てばいいので、その間に外せるものを外しておく
2.内装を外す
OBD端子にアクセスしたことがある人なら絶対に外したことがあるステアリングコラム下の樹脂カバーを手で引っ張り外す。爪が三本なのでちょっと力を入れれば外れる。
このときその下にあるパネルも一緒に外すと作業が捗る。
フットランプのコネクタを外すと簡単に外せる。このカバーはプラのリベット3本なので精密ドライバーマイナスを使ってちょいちょいとやればすぐに外せるので特に問題にはならないはず。
3.スロットルセンサーを見つける。
カバーを外し、アクセルペダルの根本を見るとすぐに見つけられると思う。このあたりにカプラーは1つしかないし、これでわからなければ断念したほうが今後の為。
4.カプラーを外す。
カプラーの接続部を見るとオレンジ色のゆるみどめがあるので矢印のほうへ引き出す。
自分の爪でやると割れるかもしれないので精密ドライバーのマイナス、その先端でちょいちょいと軽く押してあげると外れる。
オレンジのゆるみどめを押し出したら奥側にある樹脂パーツを同じく精密ドライバーでちょっと上に持ち上げながらケーブルの断線に気を付けてカプラーを引き抜く。
最終的に外れるとこんな感じになる。
矢印の場所は目視できないので精密ドライバーでなんとなくあたりをつけて上に持ち上げながら外そう。
このあたりにあるので、やる気があればいける。
5.Pedalboxを介入させる
あとは刺さるようにしか刺さらないのでPedalboxを間に挟むようにしてくみ上げる。
そしたらあとはケーブルが邪魔にならないように各自工夫して取付を行い、外したカバー類を戻す。フットランプのケーブルを差し忘れないようにしよう。
ここまでで写真を撮りながらでも20分程度で済んだ。一番時間がかかるのは「サブコン」同様にシステムがダウンする時間を待つことだと思う。
6.初期設定を行う
スロットルポジションの学習を行わせる。
エンジンはかけなくていいので、作業自体は夜中でも気合があればできる。
マニュアルに従って全閉から全開までアクセルを踏んで学習をさせていく。
これだけで終わり。
取付感想
正直、かなりイージー。
アクセル周りを勝手にいじるリスクはあるので自信がないなら専門店にお願いしたほうがいいし、これを行うことによって保証も微妙になるのでそれらのリスクを承知で行おう、チューニングってもともとそういうものだ。
エンジンをかけてモード変更をするとエラーが出るw
エンジン故障・クルーズコントロール故障、自動ブレーキ故障のオンパレード。
どうもサブコンとの相性問題らしく、サブコンを撤去したら無事に動いた。。
もともとTDI-Tuningは8速ATの3008には非対応で、MODE5以上にするとエンジンが停止するという致命的なエラーも抱えていたので取り付けるなら対応している同じDTE Systemsのサブコンを付けたほうがいいかもしれない。
その他は問題なく、快適に走る。
実走行の感想は後ほど!