ぴよこ☆くらふと☆わ〜くすVersion令和

PEUGEOT3008と車中泊とサウナが好き。

いきなりフランチャイズは悪魔の囁きか

いきなりフランチャイズ!?

ikinaristeak.com

いきなりステーキが訳あり店舗のフランチャイズオーナーにならないかと店舗にポスターを貼っていたとTwitterだかで投稿され話題になっていたね。

 

年末年始の大量閉店騒動から、ほんと経営に関して話題に事欠かない。店舗拡大もジェットコースターならその経営に対する取り組みもジェットコースターだと思う。

 

「いきなり経営者になるチャンス」

 

「いきなり社長システム」

 

どのフランチャイズでも基本いきなり経営者になれるからな!w

 

元フランチャイザーの中の人から言わせるといろいろあかんやろこれ・・・という嘆きといきなりステーキの中の人じゃなくてよかった(´;ω;`)ブワッという気持ちも芽生えたりいろいろ複雑なので今日は元中の人からみたフランチャイズの話を書いてみる!

いきなり、フランチャイズは成功するのか?

“極意"「多店舗展開」で絶対失敗しない法

“極意"「多店舗展開」で絶対失敗しない法

  • 作者:加納聖士
  • 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
  • 発売日: 2019/05/28
  • メディア: 単行本
 

いきなりステーキだけに限った話ではなく、フランチャイズはフランチャイザー(本部)は儲かるけれどフランチャイジーが成功する可能性はそれほど多くない。

 

実績ベースでみるなら加盟した人間の2~3割くらいしか成功とは呼べず、あとは鳴かず飛ばずで黒字でもないけど赤字でもない、手間を考えたらサラリーマンをやっている方が安泰かもしれないと思うような成果しか出せていなかった。

 

そもそも店舗を拡大するためのフランチャイズ化であれば喜ばしいが、今回のように「訳あり店舗」と謳って販売するというのは狂気の沙汰だ。わけがなくても店舗ビジネスは難しい、多くの人が失敗するのは起業経験も経営に関する実績もなく、素人がいきなりフランチャイズを始めてしまうからだ。

 

なぜフランチャイズは成功しないのか?

失敗しないフランチャイズ経営の極意――FCビジネスで社会をイキイキさせる

失敗しないフランチャイズ経営の極意――FCビジネスで社会をイキイキさせる

  • 作者:小田吉彦
  • 出版社/メーカー: 出版文化社
  • 発売日: 2019/06/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

成功しないというよりは、加盟するオーナー・・・要するにこれから一国一城の主になる人の考え方が甘いからだ。

 

フランチャイザーは加盟させる際に甘い言葉を当然使う。前職では素人が適当に引いたプランで二年目は大きな黒字が出て3年目からは安定的に年収1000万コースになると謳っていた。確かにモデルはいるし、成功したオーナーもいるが、自分が見てきた中で成功した人はいくつかのパターンがあった。

 

・元フランチャイザーの中の人(社内独立)

・会社社長

・会社本体がフランチャイジーになるケース

 

社内独立の人はもともとはフランチャイザーの中の人なので店舗も優遇された採算がとれるところを渡されるし、長く本部で働いていた人だから顔も利くので強気に出られる。なによりノウハウが判っているから、失敗する道を選ばない。また、そういうオーナーは独立したとはいえ自社の場合は普通に社員と同じスペースで働いており、他のオーナーを助けるような仕事もしていた。すると、内情が判るので危ない橋を渡らずに行ける。オーナーなのに社内の情勢がわかり先手が打てるというのはある意味で反則だ。

 

会社社長は既に経営経験があるので数字が読めるし、人の扱いも長けている。店舗ビジネスの難しさは数字が読める人というだけでは成功しないということ。スタッフの離職は問題で、時給がおいそれと増やせない状況にあってはオーナーの人柄でスタッフを繋ぎとめる必要があるからだ。だから小規模でも経営の経験があったりする人の店は安定した運営になっているし、多店舗展開もして利益を着実に出していた。

 

会社そのものがフランチャイジーになるというのは幸楽苑がいきなりステーキのFCをあじめるとかそういう話。

www.dailyshincho.jp

失敗することも当然あるけど、素人がやるよりはノウハウがあるのは強みだ。同じ業界であれば出店に関する立地でも目が利くし、何よりフランチャイザーとフランチャイジーの双方にとってメリットがあるのでこの場合も比較的安心してみていられる。

 

では逆に失敗するケースとは?

 

・退職金を元手に老後を不安なく暮らせる収入が欲しい

・FXや株で設けたお金を貯金では増えないので収入源に変えたい

・ビジョンに共感したからやってみたい

 

そもそもビジネスにおいてリスクを取れない人が成功するイメージはない。勝ちに行くために捨てる勝負はあれど、結果的に最後は勝つ。そういうメンタリティでなければ成功はしないと思うけど、今まで何十年も組織に使われるだけだった人が定年し、退職金で店をはじめスタッフの管理をしてくださいと言われてできるわけがない(きりっ

 

自分は管理職だったとか、定年前の会社での無駄なプライドもあるのだろうけど、飲食やコンビニにアルバイトに来る人は外国人や若者ばかりだ。普通の会社なら入社する人は個人差はあれどその企業のレベルに即した人が来るし、言葉も一般常識も通用するが店舗のスタッフにそのクオリティは正直期待できない。自分の子供よりも幼い子をきちんと教育できるだろうか?自分の子供の教育すらできないような親が経営し、子供並みのスタッフを教育できるという認識がそもそも甘い。本当の子供と違い、スタッフはやめたければ辞めるのだ、出ていけ!と言えば明日から出勤しないとか普通にあるw

 

 

FXや株で設けただけの人もビジネスの才能や管理スキルがないので必ず躓く。店がオープンできても働く人がいなければ運営はできない。別にアルバイトなんか嫌ならすぐに辞めればいい、同業他社は無数にあるわけだし、そりの合わないオーナーの下で働く理由なんてないのだから・・・だからあっけないほどすぐに人が辞めるし、補填しようにも人を育てるのは時間がかかる。前職は技術を提供するサービスだったので、最低でも1か月以上は自社で教育しなければお店には出せなかった(事故を起こすと大問題になるので)。

 

理想は数字だけ管理していればいいはずだったオーナーが、自ら店舗に立ちサービスを提供し、なんなら誰よりも働くことになり、かつ数字に怯え、赤字が出れば貯金が減り、スタッフに気を使いながら・・・というサラリーマンの方が全然楽じゃないか!という状態に陥る。

 

何人もそういう人を見たし、面談もしたが、皆一様に語るのは「こんなはずではなかった」で、次に出てくるのは「本部はうそつきだ」だった。

 

認識の甘さがフランチャイズの失敗を招く、別に本部はうそをついているわけじゃない。

どこぞのQBじゃないが、そこまで甘い話があるわけがない。 

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語

  • 発売日: 2019/12/20
  • メディア: Prime Video
 

前職にいたとき、まどマギのセリフを自社に置き換えて話すとすごくしっくりきた。フランチャイズをはじめようとする人は一度これを見てみると勉強になる、つまりそういうことだ(何

 

とはいえフランチャイザーが提供する立地やメニューがそもそも失敗するようになっているんだから、押し付けた方が悪いだろう!という話をしたいかもしれない、それもQBならこういうだろう、

 

諦めたらそれまでだ。でも、君なら運命を変えられる。避けようのない滅びも、嘆きも、全て君が覆せばいい。そのための力が、君には備わっているんだから。

 

ぶっちゃけどんな不採算店舗でもやり方次第ではそれなりに立て直しはできる。なぜならそもそも本当にやばいところに店は作らない。店舗設計がド素人でも無人島には店舗を作らないだろうし、巣鴨書店街にシャネルは出店しない。最低限、売り上げが立つ立地のノウハウは知っているし、業者に調査もさせている。その為のノウハウがあるのがフランチャイザーがもつ武器なのだから、QBだってそれを使って売り上げが出せないオーナーの責任だと言いたくなる。

 

逆に不安要素を見抜けない時点で、フランチャイジーには向いていなかった。

 

早い段階で損切りができるオーナーを見ていると賢いなと思うし、自分が在職中の二年ほどで失踪1名、自殺1名、自己破産数名、犯罪による強制解約1名だったのでそうならないだけでもマシだと思いたい。

 

自分の店が不採算店舗となり赤字で貯金が減る光景は普通のサラリーマンではなかなか経験ができないストレスになる。そのストレスは負の連鎖となり、次のミスを呼ぶ。

 

なぜ成功しないのか・・・そう問われれば認識の相違とあなた自身の問題があるから。

 

これに尽きる。

 

 

フランチャイザーが店舗を手放すとき

セブン-イレブンの真実 鈴木敏文の蹉跌(さてつ)

セブン-イレブンの真実 鈴木敏文の蹉跌(さてつ)

  • 作者:角田 裕育
  • 出版社/メーカー: アドレナライズ
  • 発売日: 2019/12/24
  • メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
 

今回のいきなりフランチャイズの衝撃的なところは、誰にでもわかるように不採算店舗を訳あり店舗として売りに出したことだ。こんなやり方をするフランチャイザーを自分は知らない。

 

常識的に考えれば、誰もこんな店舗を持とうとは思わない。

 

開業資金300万円はたしかに破格に安い。キッチンが必要な飲食の開業費用はどんなに安くても3000~5000万円コースと聞く、実質1/10で始められるというのは業界的に見ても安すぎる。

 

今回なぜ閉店ではなく、FC売却としたのか?

 

それは自分も経験があるが、閉店費用が掛かるから(ぉ

 

路面店だろうが、施設だろうが、物件契約を満了する前であれば違約金が掛かるし、施設の場合はもっと厄介で施設との契約があるので閉店に際し莫大な金額を要求される。おまけに閉店の場合はどんな物件であれ原状回復が必要で、当然その費用はフランチャイザーが負担することになる。

 

居ぬき物件として販売できることもあるかもしれないが、なかなか上手くはいかない。

 

いずれにせよ物件オーナーに対していくらかの支払いは必要になる。

 

赤字店舗なので手放したいが売るにはお金がかかる。

 

そしてもうひとつは閉店すれば当たり前だが店舗数が減る。

piyoco-craft-works.hateblo.jp

こちらにも書いたようにB2Cにおいては店舗数を死守することは大切だ。

 

前職でもこの店を閉めると僅差で同業他社に店舗数が負けてしまい、ナンバー1店舗数を歌えなくなってしまうという事態になった。とはいえ店舗も増やせないので、閉店させず赤字を垂れ流しながらでも直営化し、店舗数を維持したこともある。

 

その間、できる限り本部の優秀な社員で立て直しを図り、なんとか黒字転換してFC売却もできた。この話を見てもわかるように不採算店舗でもやろうと思えば黒字化はできる。ただ、いきなりのように大量に不採算店舗が出てくると本部の社員数も限られるし立て直しは難しい。

 

そもそも店舗間でカニバリズムが起きている以上は減らすしかないのだが・・・。

 

それらを統合して考える。

 

フランチャイザーにとってはただ同然でもいいからFC契約を結び手放したい。

 

そうすることで不採算店舗であってもロイヤリティが入るのでフランチャイザーは利益が出る。物件の家賃や光熱費などの費用も多くの契約ではフランチャイジーが持つことになる。赤字だった店舗はたとえ数万円であっても本部に利益をもたらす箱に化けるのだからフランチャイズって怖い(´;ω;`)ブワッ

商売で大事なことは全部セブン-イレブンで学んだ

商売で大事なことは全部セブン-イレブンで学んだ

  • 作者:岩本浩治
  • 出版社/メーカー: 商業界
  • 発売日: 2013/02/08
  • メディア: Kindle版
 

コンビニが深夜営業をやめさせないのもオーナーは赤字になっても本部はおにぎりが1個でも売れてくれればロイヤリティが入るので利益が出るからだという残酷な理由もある。

 

そして最後、オーナーが立ちいかなくなった場合の閉店はオーナー自身が責任をもって原状回復から何からなにまで行う必要がある。支払うお金がなくても保証金を預かっているのでフランチャイザーが自ら閉店するよりもコストは掛からないのだ。

 

下手をすれば数百万円は掛かる閉店費用をゼロに近づけることもできる上、運営されている以上はロイヤリティが入る。

 

これがフランチャイズの怖さだ。

 

 

 

いきなりフランチャイズで成功するには?

小さな会社のフランチャイズ  本部構築・展開に成功する50のポイント

小さな会社のフランチャイズ 本部構築・展開に成功する50のポイント

  • 作者:田口 勝
  • 出版社/メーカー: セルバ出版
  • 発売日: 2020/01/30
  • メディア: 単行本
 

自分はどんなマイナスの状況でも活路はあると考えている。

 

いきなりフランチャイズでも勝てる要素はあると思っていて、それを先週とか必死に考えていた。別に死なないし、もうけもないから考える必要は皆無だけどw

 

 

食べてやせる! 強くなる! いきなりステーキ 完全ガイド (主婦の友生活シリーズ)

食べてやせる! 強くなる! いきなりステーキ 完全ガイド (主婦の友生活シリーズ)

  • 作者:高橋 ヒサシ
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2019/01/29
  • メディア: ムック
 

そこで思いついたのはユーチューバーだ。

めざせ!ユーチューバー YouTuberになるためには?

めざせ!ユーチューバー YouTuberになるためには?

 

名前が知れたユーチューバーなら、300万円くらいポンと払えるはずだ。

 

フランチャイズ経営の難しさは自由に施策を打てないことがある。フランチャイザーが決めたルールで動く、当然だ。それによるメリットもあればデメリットもある。

 

店舗が勝手に割引はできないし、メニューを追加することも許されない(ことが多い)。宣伝だってせいぜい許されるのは販促チラシを作ったりすることくらいかもしれない。不自由な代わりに、大手の看板を借りて商売ができる、ネームバリューがあるからお客様が来る。仕方ないことだ。

 

その制約があっても活躍できる可能性があるのはユーチューバーだ。

 

彼らのメインはYoutubeでの配信だし、店の運営を配信するだけでもネタになる。

 

何より有名な誰それが店を始めたとなればそれだけで来るファンもいるだろう。リスクも当然あるが、有名人であれば店舗に立つだけでファンが来るはずだ。

 

特別なことはしなくていい、ただ自分の武器であるYoutubeで配信する、たまに店舗に来る、それだけでいい。

 

そもそもメインの収益はYoutubeだし、店舗の様子を配信するだけでYoutubeでも利益が出れば別にマイナスにはならないはず!はずだよ、はず!!

 

有名人がよく店をやるのはそういう自分のブランドを最大限利用するってこともあるので、仮に成功する可能性がある、活路を見出すならそこじゃないかと思う。

 

芸能人ではなくユーチューバーとしたのは今風だから?w

 

彼らにとっても店舗運営のノウハウが入れば、サイドビジネスとしても悪くないはずだ。Youtubeでいつまで稼げるかはわからないし、不安定な将来に備えてコンサル業などにも生かせる業態だと思う。フランチャイザーとしても有名人を起用できるので全体としてのブランド価値も高められる効果も期待できる・・・のでは?(ぉ

 

という適当なことを考え付いたところで奥歯が外れて飲み込んでしまって胃になんとなく違和感があるので今日はおしまい!!

 

個人的には全店やっぱりステーキ化していただきたいです☆(ゝω・)vキャピ

いきなり!  ステーキ

いきなり! ステーキ

  • 作者:一瀬 邦夫
  • 出版社/メーカー: 商業界
  • 発売日: 2015/03/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)