二日目スタート
DAY-1はこちらからどうぞ。
車中泊で熟睡できるかできないかは人それぞれだけど、バイクにまたがったままでも眠れる自分は横になれるだけでも快適に眠れる。
和歌山のとある道の駅、睡眠時間は4時間もないけど十分だった。
季節は12月下旬、でも和歌山は夜中でも気温2桁となかなか温かい。
金曜日の夜だけど、何台か車中泊組がいたね。
プジョー3008での車中泊はなかなか快適です。
同じように3008で車中泊している人はネットでは見かけないけど、意外とやれるので皆さんもどうぞ★
さぁ、今日は観光をしよう。
和歌山を南部は未開の土地
和歌山は串本あたりまでしか実は行ったことがなかった。
特別用事がなかったのもあるし、何しろ以前はアクセスが物凄く悪く時間がかかりすぎた。移動だけで大きく時間を使うので観光にも回せない。もちろん移動が好きな自分には文句ないドライブ時間になるけれど、同乗者には苦痛なだけだと思うw
はじめての道はいつもワクワクする。
日本にも知らない場所、走ったことがない道はまだたくさんあるんだなぁと。
地方のバイパス道路、しかも早朝となれば交通量も少なくペースは上がる。
有田まではサクサク進み、途中ワインディングが走りたかったので国道を逸れた。
ミカン道路的な場所を走ってみる。
眺望は悪くないし、林道的なくねくねぶりで3008に喝を入れる。
普通のSUVなら移動が快適なだけで終わるけど、プジョー3008はワインディングや林道などでもそこそこ気持ちよく走れるからいい。サブコンとセタンブースターで強化されたトルクは狭い道で重さをまったく感じさせないし、プアに見えるブレーキもさすがは欧州車、タイトブレーキを繰り返してもフェードを感じさせない。
ガソリンなら既にリッター1桁に落ちるくらい気合を入れて走っても、10km/Lを下回ることはないのもいいね。楽しくても燃料計を見て現実に引き戻されるのは辛い。
目的地の南紀白浜までは2時間くらいだった。
南紀白浜空港→アドベンチャーワールドへ
KIX⇒SHMへやってきた。昨晩から空港巡りが続くw
なんでこんな場所に空港が・・・需要あるのか?と思うんだけど、白浜へ観光するならクルマよりも飛行機の方が間違いなく早くて快適だし、羽田から便が出ているので関東方面から来るなら飛行機で来てここでレンタカーを借りるのが賢いと思うw
空港の周辺は白浜と温泉とアドベンチャーワールドと、観光する場所が無数にあるので地方空港にしては観光地へのアクセスが抜群にいいように感じる。
運転が好きだからとはいえ、ここまで高速を使っても相当な時間がかかる。
フル高速でも8時間、東京から福岡まで飛行機を使うようなイメージで和歌山南部も飛行機の方がよさそうだなぁと思った。
実際、結構な人がこの日も空港に降り立った。
9時40分ごろにテイクアウトし羽田に向かう便を見送り、自分も移動した。
空港に降りた人たちの目的地はほぼ同じでたぶん定番化したコースなんだけど・・・。
999%くらいの人がアドベンチャーワールドに向かう。
あまり動物園にも水族館にも興味はないけど、ここだけは違う。
日本では珍しい皇帝ペンギンの孵化に成功している場所。
皇帝ペンギンをこよなく愛すると自称しているのに本物を見たことがない(´;ω;`)
さすがにダメだろ(何が?)と言うことで決して安くはないけれど入場料4500円を払ってペンギンに会いに行ってきた☆(ゝω・)vキャピ
AWSとみて「イージス・ウェポン・システム」と読むのか、「アマゾン・ウェブ・サービス」と読むのか、「あ、アドベンチャーワールドや!」と読むのかで軍事マニアかインフラエンジニアか和歌山県民かがわかるらしい、なるほどね(嘘
さっそく園内に入るといきなり目の前の池にペンギンが放し飼いにされているwww
他の動物には目もくれず、目指すは皇帝ペンギン!
ほんと何しに来たんだよお前wwwwwって感じだけど皇帝ペンギンの雛が見れたらいい。
ペンギンのモニュメントを正面に、奥にある施設にかわいい子たちがいる。
さぁ・・・。
いくぞ・・・・。
*:.。..。.:*・゜(n'∀')η゚・*:.。..。.:*・
ここからはしばらくペンギンの写真をご覧いただこう(何
ぜひ、心を和やかにしていただきたい(´;ω;`)ブワッ
餌タイムは皇帝ペンギンの親子がラスト。
餌をじっと見つめる父と子。
おなかが空いて餌をくれと鳴き声をあげる雛がいとおしい(´;ω;`)ブワッ
尊すぎる(´;ω;`)ブワッ
お父さんペンギンはただ飼育員を眺め、子ぺんは飼育員さんを追いかけ首を上下に振って餌を求めていた(´;ω;`)ブワッ
これが大人と子供の違いか・・・。
これを見られただけで、4500円の入園料は安いと思った(´;ω;`)ブワッ
ぺんちゃんへのお布施!また来年も元気な子が見れたらいいなぁ。
そういえばZIP!の取材が来ていた。
皇帝ペンギンの雛を撮影していたんだけど何の特集だろう??
名残惜しいが時間も限られているので11時半ごろには離脱しました。
一応ほかのぺんちゃんの群れも見ているよ。
お土産を購入し撤収、しかしすごいペンギンだwwww
ちゃんとぺんぎんグッズを大人買いする。
先ほどの雛がいたたまごかな?本物と書いてあったよ。
ぺんちゃんもクリスマスの装い。
皇帝ペンギンも見れるし、ぺんちゃんグッズも豊富なのでここはペンギン好きにとって聖地なのだろうね。何度も足を運びたくなる理由もわかるけど如何せん関東からは遠すぎる。。。東京がアドベンチャーワールドの隣に移動すればいいのにな・・・と本気で夢を見る36歳(ぉ
実は空港見学しているときにアドベンチャーワールド行きのバスがたまたまきて、慌てて乗り込んでしまったため、空港までクルマを取りにいかねばならない(バカ
1日3便しかない空港に戻れるバスは11時台を逃すと次ぎは13時らしい。
ぐるりと巡回するバスに乗り込んでもいいが、距離的に歩けないこともない。
2.2kmなら・・・なんとかなるか。
さらば、アドベンチャーワールド!また来るよ。
2.2kmとはいえ、空港までの道は下り坂が続き、足に地味に来る。
二日後に筋肉痛が出るレベルだった。
勢いだけで行動するものじゃないね・・・。
プジョー3008、熊野街道を往く
この日は那智勝浦のあたりを宿泊地にしようと思って夜まで時間を潰すことを考えてみる。
白浜から那智勝浦は海沿いを走れば二時間もかからない距離だけど、それでは面白くないので熊野街道をたどり川湯温泉の方へ抜けるルートを選んでみた。
要所要所で観光も入れてみる。
まったり熊野大社のあたりを抜けて新宮市に抜けた。
那智勝浦は6年ほど前にホテル中の島へ宿泊したことがある。
ここは孤島の宿で、船でしか行くことができないんだよね。
隣にあるホテル浦島もお風呂が有名。
耐震工事のため日帰り入浴は2020年春ごろまではやっていないらしい・・・
残念なりorz...
ここで風呂に入ろうと思っていただけに予定が狂い、一旦那智の滝までドライブへ。
滝も6年前に一度観光に来たので目の前を素通りしただけw
前に訪れたときもここでランエボの写真を撮影したんだ。
こういう雰囲気と3008が妙にマッチしていて好き。
伊勢神宮あたりから和歌山のほうまで続くらしいけど、大昔の人はよくまぁこんな場所を歩こうと思ったものだなぁと感心。自分なら絶対、1kmくらい歩いて挫折するね。
なにしろアドベンチャーワールドから南紀白浜空港までの2km弱で足が筋肉痛になるくらいなので熊野古道どころか近所の散歩すらも危ういなぁ。。。
熊野街道とプジョーの組み合わせはすごくいいね、エクセレント。
102km先は遠いw
浦島でお風呂に入るつもりがとん挫したので、熊野大社から新宮市に下る途中で見つけた温泉まで戻ってみた。
このあたりはさつきが有名らしい、いたるところにさつきの名前を見かけた。
特に下調べもせずに、適当に入る温泉は当たりが多い。
ほら、ピカソがいる。
ここはいい温泉な予感がする(何
だってこんな山奥で、フランス車で、しかも姉妹車にあたるピカソに出会った。
これを運命と言わずなんという?
いいからさっさと温泉入れやって、わかってるよ。
というわけで熊野川温泉さつき。
人も少なく、ゆったり入ることができる。
そして露天風呂がいい。
夕暮れの山並みを眺め、都会の喧騒とも無縁。
目をつむりながら熱々のお湯に浸かっているとそれだけで休まる。
ひんやりした空気と熱い湯船・・・冬の露天風呂こそ最強。
出てきてもまだピカソはそこにあった。
時間はまだ17時過ぎくらいだけど、写真で見るより実際はもっと暗い。
夕ご飯は温泉で食べるつもりだったが、既に営業終了だったorz...
なので今日も安定のラーメン(´;ω;`)ブワッ
街道沿いの民宿兼中華料理屋みたいなお店、醤油ラーメンがTHE醤油って感じ。
昔ながらというか、懐かしい味でほろりと涙が出る味だった。
熊野牛餃子も最高だった。
おじいちゃんとおばあちゃんに「ごちそうさまでした、美味しかったです」とご挨拶して撤収。
時間はまだ18時、あと一風呂行けるか?
近場の道の駅で小一時間の仮眠をとって、日本最古と言われる湯の峰温泉へ向います。
日本最古!湯の峰温泉
秘境の温泉はいつもわくわくするよねー。
プジョー3008の車幅ではすれ違いに難儀する狭路を抜けた先に現れる温泉街、これにテンションがあがらないわけがない。
湯の峰温泉は日本最古の共同浴場である「つぼ湯」が有名ですね。
辺境の地にあるにも関わらず先ほどの熊野川温泉よりも人がいてびっくりしたし、なんなら外国人観光客も大勢いた。
海外の人にも知名度があるのだろうか?
日本最古という言葉は確かに聞こえがよく、だから自分も訪れたくらいだしね。
皆、ここで野菜をゆでたり温泉たまごを作ったりしていたよ。
温泉街の雰囲気はかなりいい。何も考えずにこういう場所でゆっくりと過ごしたい。
十数件の宿泊施設があり、情緒ただよう雰囲気でした。
共同の駐車場もキャパは潤沢なのでいついっても大丈夫そうだけれど、公衆浴場はそこまで大人数は入れない感じだし、「つぼ湯」は公衆浴場前に番頭さんに言ってから券を買う必要がある貸切風呂スタイル。
ぎりぎり中が見えないような簡素な仕切り、川べりにあるので時間とタイミングがあれば是非ともここのお湯も堪能してほしいと思う。
せまっ苦しい建屋の中で入るお湯は控えめに言っても最高だから。
奥に見える光っている場所が「つぼ湯」です。
この日は再び新宮に下り、そのまま串本まで移動して車中泊とした。
23時前というのに気温は11度とかなり温かい。
昼間のロンドンよりも夜中の串本のほうが温かいからちょっと寝るにも最高だった。
そんなわけで二日目も無事終了。
この時点での走行距離は1000km弱、プジョー3008の快適な性能のおかげで疲れも全然ない。
本当に、このクルマは素晴らしいクルマだよ。
さぁ最終日に続け。