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PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

【PEUGEOT3008】快適伊豆ドライブ。純正コンチのよさを再確認する

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12月のドライブは気持ちがいい、サンルーフを開けて冷たい空気を車内に入れながら、暖房で温まるのは頭寒足熱ってやつなのかなぁ・・・

 

3008の空調はなぜか足元の風量が弱いのでそこまで足熱にならないのだけれども。

 

来週は出張などが続くので今週は近場でゆっくりしようと土曜日は朝から伊豆へ。

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国道六号線を千葉から上野まで南下した際の燃費と、東名高速で小田原あたりまでの燃費を見て欲しい!

 

東名高速は流れに乗って走るだけで24km/L近くを叩き出している(滝汗

 

人と荷物の重量を合わせれば3008は1700kgを超えている車なのに、これだけの燃費を叩き出せるってよくよく考えるとすごくない?

 

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二人なら小田原あたりまで燃料代だけで1000円以下、高速料金を含めたって二人ならひとりあたりは2000円以下の片道料金。どこぞの環境少女にはブチ切れられるかもしれないけれど電車で移動するのがばかばかしくなる。

 

 

ハイブリッドやPHEVの電池搭載車には負けるかもしれないが、特段エコを意識しなくてもこれだけ走ってしまえる3008は優秀。冬場は特に暖房問題があり、電気自動車やPHEVはどうしても電費が悪化しがちだけれどディーゼルエンジンを搭載する3008は排熱でヒーターが使えるのでそのあたり何も考えなくていい。

 

ヒーターで暖をとりながらサンルーフをあけて海岸線を走るのは最高に気持ちがいい。

 

 

そんなこんなで湯河原に到着。

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店内はそこまで大勢が座れるものではないけれど有名漫画家の色紙が多数あった。

 

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ハンバーガーは野菜が入るので好きじゃないのだけど、ここのハンバーガーはかなり美味しい。値段もリーズナブルなので2つくらい軽く食べれてしまう。

tabelog.com

お近くに行ったときはぜひ行ってみよう!

 

食後は湯河原温泉で。

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湯船につかったあとは休憩室で小一時間ポケモンを楽しむw

厳選を楽しむパートナーに対して、自分はその辺は全然やってないので只管LV100を量産するおぢさんになっていた。

 

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湯河原から普通に帰るのも芸がないので、伊豆半島を南下してみる。

 

風は強いけど日中の最高気温が16度にもなった伊豆はほどほどに暖かくて心地いい。

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油断していると眠りそうになってしまう。

 

伊豆半島はドライブする車で毎度のこと渋滞が多く、熱海から下田あたりまでは平均燃費も一気に落ちる。この区間での燃費は16km/Lとなった。

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とはいえカタログ燃費がJC08で17km/Lであることを考えればわずかに落ちる程度であり相当に優秀だと思う。ノーマルからエアクリやサブコンをつけていたりしてもこれだけの燃費が出る。

 

ドーピングが効いているのかもしれないね。

 投与数は50mlから100mlに変えたので更にセタン価は向上しているはず。どのくらい投与すればよいのかは走りながら感触で確かめたい。セタンブースターを惜しみなく使うのであれば100でもいいと思うけれど、その半分でも十分にトルクは向上しているように思う。サブコンのモードとの兼ね合いがあり、乗り方でも変わる。最適を探すのも面白い。

 

3008の燃料ゲージは1/4を切ったところで、人間のほうが空腹に負けた。

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静岡まで来たので函南のさわやかで腹を満たす。

 

あとは箱根峠を上り、小田原有料から都内を目指すだけ。

 

この区間でも20km/Lを超えるハイスコアを記録した。

 

460kmを走り燃料ゲージは半分にも達しなかった。

 

トータルの燃費は17km弱だったけれど高速区間が少なかったので致し方ない。その状況でもカタログ燃費に迫るのだから優秀と言うべきかなと。

 

ところで18インチの走りはどうなの?

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冬季仕様として19インチから純正18インチに戻している。

 

乗り心地は19インチとは比べるまでもなく55偏平の18インチはいい。

 

45偏平ではホイールを破壊するんじゃないかという衝撃をくらう舗装でも55偏平はまずその衝撃をゴムで受け止めてくれる。

 

3008GT BlueHDiが履くコンチネンタルのオールシーズンタイヤは硬いと一部では不評らしい。

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フランス車の乗り心地は高偏平のタイヤとこだわりのサスペンションで実現するものであることは否定できないし、タイヤも選び抜いて合うものを選ぶべき。コンチネンタルの硬さはフランス車の足の良さをスポイルする可能性だってあるようだけど、このタイヤはプジョー用に開発されているだけあってなかなかバランスはいい・・・と、19インチから履き替えると強く感じる。

 

そもそもタイヤも好みがある。

 

自分は乗り心地や静寂性、エコを求めたゆるふわな高偏平タイヤが嫌いだ。

 

55偏平なんて吐き気がするぜ・・・と思うほどで、60偏平なんて信じられない。

 

なぜならそれらのタイヤの多くはハードに攻め込んだときにゴムがぐにゅっとよれて車の動きが危機的なものになるからだ。

 

普通に乗る分には何事もないにせよ、ワインディングでハードに攻め込んでブレーキを残しながらターンするような状況になると快適なタイヤは一気にドライバーを不安にさせる要因になる。

 

その点コンチネンタルは硬いことが逆に不安を拭い去ってくれる。

 

ハードに攻めてもまるで怖くない。

 

箱根峠の登りは19インチよりも楽しい・・・うまく書けないけれど面白い路面の追従性を見せてくれる。ディーゼルターボの高トルクをかけても特にトルクステアもアンダーステアも出さずに行きたい方に曲がってくれるあたりはプジョーらしさが出せるタイヤなんじゃないかな?

 

プジョーもグローバルを意識すると、乗り心地だけではなく高速度でも安心して走れ、かつキャラに合うオールシーズンを奢ろうとしてコンチネンタルにしたのだと思う。

 

個人的には18インチで行く人は履きつぶしても次もまた同じ銘柄を選ぶといいと思うそれくらいに純正はいい。

 

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では19インチにしたのは間違いなのか?そう問われたらNOと答えるね。

 

やはり見た目は断然19インチのほうがいい。

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これはCR Kiwamiのデザインが優れていることもあるのだけどね。

 

ハンドリングに関しては19インチの245/45-19は確かにスポーティになる。純正よりも幅広で、かつ低扁平なので攻め込んだときのハンドリングはかなりいい。SUVなのにもっと攻めたいと思えるし、純正に比べて1本あたり2kg軽いタイヤとホイールは踏み始めの加速が優れているのでワインディングでは水を得た魚のようにきびきび走る。

 

アクセルONでトルクをかけながら旋回するような場面も、幅広タイヤは安心感がある。これならスポーツカーからSUVに乗り換えなければいけない世のお父さんでも十分に満足できる楽しさかもしれない。ガソリンターボと違うディーゼルターボなりの楽しさを存分に味わえる。

 

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ではどちらが・・・という悩みは当然出てくるけれど好みは人それぞれ違うのでいいと思ったことをすればいいよね。

 

軽量18インチにコンチなんかどうだろう?と思ったけど、これはもしかすると純正ホイールだからこそ出せる味なのかもしれない。高剛性で重いホイールとタイヤのバランスが帳尻取れている可能性は当然にある。

 

自分の感じ方の問題かもしれないけれどある程度までチューニングすると途端にノーマルのバランスのよさが恋しくなる。それくらいにチューニングというのは厄介で、よくなる部分と悪くなる部分が表裏一体、たいていは何かを犠牲に何かを得る。両方を得ようとすればそれはもうワンオフレベルの高コストなレーシングカーでも作らんばかりになってしまうだろう・・・妥協って大切!

 

見た目を取った19インチで失ったものは乗り心地と静寂性と走破性・・・対して得たものが見た目の良さとハンドリングのスポーティ化・・・難しいね。

 

でも冬場はこの仕様で楽しもうと思う。

 

春までの間のお愉しみ、純正のよさを再確認しながら十分に楽しみたい。