点検のオイル交換代がメンテパックの適用で浮いたので急遽伊豆稲取まで温泉へ。
15時過ぎに都内を出発するのんびりプランだ。多少の渋滞はあったけれど順調に箱根まで抜ける。
道中に宿を予約した。
GWを過ぎているのでどこも格安で、かつ、空いている。
久々の伊豆スカイライン。3008では初めて来た。
夕日の中を駆け抜ける、伊豆スカのワインディングは最高に楽しい。
3008はその図体のわりにいい走りをしてくれる!
ディーゼルエンジンのトルクは言わずもがな、サスペンションが最高だ。
タイヤのグリップに頼らずしっかりとストロークした脚が路面をとらえて離さないセッティング、往年の猫足を現代に持ち込むとこういう感じなのかもしれないと思うほどロールを伴った独特なコーナーフィールがある。リアにトーションバーを採用しているから・・・とかいちゃもんはいくらでもつけることができるけれど、それに気づけるのは限界領域でもプロレーサーくらいなものだろうし、そもそもプロでも気づくか怪しい。
サスペンションの形式にこだわるのもいいだろうけど、そんなものより求める性能がきちんと担保できているかのほうが重要なんじゃないかな。
いたずらついでにフロントに思いっきり荷重をかけてリアを破綻させたコーナーリングをしてやろうとしたけれど、電子制御が適度に作用して安定方向に収まった。
ディーゼルエンジンはワインディングでクルマの重さを感じさせない。
ガソリンターボとは特性が違うから当然なのだけど、登坂でちょっと踏み足したときのトルクの出方はなかなかハマる。決して官能的ではないし、高回転まで回して楽しいエンジンではないけれどトルクで走る感覚は今や病みつきだ。
伊豆稲取にあるホテルまでは4時間ほどで到着した。
ラストオーダー直前の徳郎丸に駆け込み船盛を頂く。
前日は焼肉で今日は魚だ、最近エンゲル係数がやばいことになっている。それなのに体重が落ちているのはバランスよく食べているせいかもしれない。。。
本日のお宿は展望が最高だった。
到着が遅くなり、もうお風呂にも誰もいない。一時間くらいのんびりしていたけど誰もこないとか・・・GW明けなのもあるだろうけど展望と星空を独り占めだ。
明るいときに見るとこんな風に見える。
朝食バイキングも豪華だった。
これでひとり7000円程度なので大満足、また泊まりたい宿だなぁ。
貸切風呂には入れなかったけど、いくつかそういうのもあるみたいなので次はそこも体感したい。
伊豆稲取に来た目的のひとつはトコロポンチを味わう為だった。
B級グルメ的なものになるんだろうか?有名なの?初めて聞いた。
なかなか美味しい飲み物だった。
少し北上してぐらんぱる公園に。
子供が楽しめる遊具が盛りだくさんで半日くらい遊んで下田を目指す。
このとき3008の後部座席を解放感抜群モード(何)に切り替えた。
助手席を倒してしまえば後部座席からでもかなり展望が開ける。
こうなると後部座席は一気に特等席となる。
前席からはパノラミックサンルーフの恩恵がほとんどないけれど後部座席は最高らしい。
iPadも装着すると展望だけでなくムービーも見れるのでエンターテイメント性も抜群になる。今まで購入したクルマのどれよりも快適な後部座席が3008には生まれた。
下田まで戻る途中で稲取温泉を眺める。
伊豆の海沿いは随分とアップダウンが激しい。快走路にも関わらず燃費はあまりよくならない。それでもリッター17kmを超える燃費を出せるのはディーゼルの魅力だ。ぜんぜん燃料計が減っていかない。同乗者からも「そろそろガソリン入れなくていいの?」と聞かれてしまうが、この時点で1/4くらいしか減っていないので給油の必要がまったくない。
下田から山道を抜けて函南のさわやかへ。
帰りの箱根のワインディングも楽しんだ。
帰宅した時、燃料計はちょうど半分を指していた。
およそ480kmを走ってリッター17km、走行可能距離は500kmを超えている。
高速道路だけなら今から大阪くらいまで挑戦できる!?
納車から1か月経つけれど、未だにディーゼルの燃費の良さには驚いてしまう。
今までの車で伊豆半周は何度もやったことはあるけれど、満タンでも道中一度も給油をしなかった車はないからそれだけでも驚き。タンクの容量が80Lくらいあるからまだ半分残っているんじゃないかと勘違いしてしまう。
スピードを出すことよりも高燃費を出すことに挑戦したくなってしまうので、結果安全運転にもなっている気がする。
いろいろなところに、もっと旅がしたいと思える、3008は最高だ。