令和元年5月2日、九州2日目は「道の駅むなかた」からスタート。
3008の車中泊は思っていたりよりは随分快適。遮音性も高く外の音がそこまで気にならないし寝袋とシェードがあればかなり安眠できる。実際23時ごろから6時まで一度も目を覚ますことなく爆睡できた。
前席を倒さなくてもいけるかなと思ったけれど168cmの自分では若干テールゲートに足が当たってしまうので倒した方が快適だった。
物干し竿を前席のグリップに装着するときれいにパノラミックサンルーフを残した状態でカーテンを三方にかけられるので星がきれいな場所で眠るなら最高だろう。ぼくは目が悪いので眼鏡をはずすと何も見えないが(ぉ
500Xより遥かに快適ではあるがやはりリアシートを倒すと高さ方向に余裕がなく着替えには難儀する。座っただけで頭上にそこまで余裕がない。結局、リアシートを片側だけ(運転席側)を起こして高さ方向に余裕を作ることでなんとかした。車内で着替えずトイレとかでやればいいんだろうけど、着替えとか最低限の身支度くらいはは車内でしたい。このあたりはどうしても背が低いSUVならではの欠点かもしれないし、ミニバンのほうが優勢だろう。できないわけじゃないので我慢と工夫の範疇だねぇと。
さぁ二日目を始めよう。
夜中だったから気づかなかったけれど山だ。東日本生まれの自分からすると東日本と西日本の雰囲気はかなり違っているように思えて、そんなことはたぶんないんだろうけど山と海の距離が近いというか、山を抜けると海と街があるみたいなところが多いような気がする。
ぼくはどちらかといえば西日本の街の雰囲気が好きだ。だから東日本よりも西日本ばかり回っている。
さて、この日の目的地は鹿児島だ。
距離にすれば大したことはない、せいぜい350km程度なので、寄り道をしていこう。
前回、出張で博多に来た時に電車で行こうと思っていていけなかった場所がある。
クルマだったら福岡市内に向かう道中に寄れるのだ。
志賀島はかの有名な金印が見つかった島だ。
ここに向かう道がまた絶景ロード!
関東で砂洲といえば江ノ島も有名だが、こちらの方が砂感が凄い。
砂地に入ってグリップコントロールを使って走ってみようとしたが、いきなりスタックしかけたので怖くて引き返した(ぉ
AWDではないので引き際が肝心だと思う。
金印公園にやってきた。
このあたりで金印が出ているらしい。
こういう歴史ものはわくわくする。実際のところ、これが土の中から出てきても自分が見つけても100円のガチャガチャで出てきた何かかなと思って捨てるかもしれない。(最低だ)。
天気もよく見晴らしもよく、早朝ということもあり気持ち良き。
サンルーフは全開だ。直接運転席から開放感があるサンルーフではないけれど、これを開けているかいないかでは気分は随分違う。直射日光さえこなければ最高なのだ。海沿いの道をこうしたプジョーで走るだけで気持ちはバカンスになる、実際バカンスだ。
志賀島を離れて糸島に向かった。
途中で3008kmを迎えた。
糸島はインスタ映えで有名な島だが、男がひとりで来る場所じゃない。今度パートナーに案内してもらおうということで一気に駆け抜け、半周して都市高速で一気に大観峰まで向かう。
途中の大分道では上り坂でバスがエンコしてた。
オーバーヒートだろうか?
GWだけあって大観峰も駐車場に入るまで30分以上が掛かった。
こういうときバイクはうらやましいなぁと思うけど、たぶんかなり暑い。
大観峰に最後に来たのはいつだっただろうか?
こんな雄大な景色を堪能できるのも九州くらいだろうなぁといつも思う。だから九州はツーリングの聖地なのだと痛感する。東京から1000km以上走ってでも行く価値は十分にある。写真では伝わらないし、ぜひとも足を運びたい場所。
もくもくと噴煙を上げ続ける阿蘇山は翌日ニュースになるくらいに噴火した。
日本が火山帯であることを九州に来ると強く認識できる。
草津なども噴火はしたが、ここまで日常的に噴火する山と街が近く見えるというのも九州ならではだろう。3日目に行くけれど桜島もいい例だ。
だからこその絶景ロードも九州には多い。目の前を走るクルマが関東圏のナンバーばかりで少々九州感がしないなと思ったけれどこれは史上最大10連休のGW効果だろうね。
宮崎県を目指す道中でトンネルの駅なるものを見つけて立ち寄った。
ここは本来鉄道が開通する予定だったが大人の事情で開通に至らなかった幻の路線の跡地を利用して作られた焼酎の保管庫だ。
トンネル内は温度変化が少ないので焼酎の保管に適しているらしい。
こういうものに出会えるのも何も考えずに走り回る旅の醍醐味だなぁ。
汽車も置いてあった。
本当は高千穂も巡りたかったけれどGWは絶対に混んでいる。
時間のあるときにゆっくり来たい場所だ。
日没までには宮崎に抜けたい思惑があったので先を急ぐ。
高速道路を使い一気に移動した。
青島も行ってみたい場所のひとつだった。
時計とにらめっこをして日没まで20分というタイミングで到着した。
絶景かよ!
ここもインスタ蠅しそうな場所だったなぁ。
そろそろお気づきかと思うけれど、朝から何も食べていない(食事の写真まったくないしw)。
青島に渡る手前のエリアに食事ができそうなところがあったので。。。
ここもいちいちお洒落空間でおっさんが一人で食事するにはなかなか抵抗感があるw
海を眺めながら食べるカレーは実におしゃ。
そして宮崎まで来た目的を果たすために移動・・・。
キタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゚゚・* !!!!!
圧倒的ラブホ♡
どうしてこうなった宮崎ブーゲンビリア空港。
ってかなにさブーゲンビリアって。
プジョーの青と相まって完全にここだけラブホだった。Twitterだったかで紹介されていて、このラブホ感を見たいがためにわざわざ宮崎までやってきた。こういう適当な旅もいいものだね(ぉ
先ほどカレーを食べたばかりだったけど、空港のお土産で辛麺を見つけて宮崎では有名な食べ物だと知り、急遽市内まで辛麺を食べに行く。
駐車場の近くにあったお店へ。
こんにゃくの麺を使っているようで意外においしい。
食べてよかった!
そして、食後は下道で一気に鹿児島は指宿まで3時間掛けて移動。
宮崎と鹿児島は夜にも関わらず幹線道路で法低速を遵守する車であふれておりながれが極端に悪い。
地元民に言わせると九州では福岡はせっかちでめちゃくちゃ運転は荒いが、宮崎とかはおっとりしているのでめちゃくちゃ流れが遅いとのこと。真相は定かではないが、福岡では確かに関東感覚で運転できたのに宮崎と鹿児島は一車線の道路で大渋滞するし、絶対に道を譲らない文化なのか登坂車線があってもどかない(´;ω;`)ブワッ
多分それがなければもう少し下道でも早く鹿児島には到着できた。
午前0時過ぎに指宿の道の駅に到着した時には駐車場があふれており、仕方なくその先の漁港でこの日は宿泊だ・・・。
続け。