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PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

PEUGEOT 3008 GT BlueHDi FCP契約とその経緯

PEUGEOT 3008 GT BlueHDi FCP契約

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※写真のやつとは違います

 

PEUGEOT3008 GT BlueHDiファーストクラスパッケージ(長い)を契約した。

 

18歳で自動車運転免許を取得してから10台目、そして平成最後の1台。

 

そして車歴の中でははじめてとなるディーゼルターボエンジン搭載モデル。 

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何より念願のプジョーとなった。

 

ここに至る経緯は色々あったし、今回は相当に悩ましいクルマが多く、最後の最後までプジョーでいいのか?3008でいいのか?は悩んでしまった。

 

なぜ、いまPEUGEOT3008か

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2年前からにブログに投稿していたように現行型はデビュー当時から気になる1台だった。そもそもとして初代3008から好きだった。

 

 

プジョーというブランドは昔から好きで、何なら一時とはいえディーラーでセールスとして働いていたことすらある。その当時に初代3008を見て「こんなデザインのクルマがあるのか」と驚いた。

 

 

ただ物事にはタイミングがあるし、そこまで発売のタイミングを調べているわけでもないので現行型が出る直前にフィアット500Xを購入している。

 

だから理由としては純粋に欲しかった1台だからというシンプルなもので、たぶんほかの理由はすべて後付けなんじゃないかな?と思う。

 

今まで毛嫌いしていたディーゼルエンジンにこのタイミングで乗り換えたのも何かの縁だし、どうせゆくゆくはHVはEVにくわれる内燃機関なんだ、乗らず嫌いせずに乗ってみよう・・・そして予算内に収まったのがプジョー3008だったというわけだ。

 

対抗馬となった候補車たち

当然ながら競合は何車種もあった。

 

今回はBMWなど嫌いなドイツ勢も含めて多くのクルマを見てきた。

 

その中でなぜ選ばなかったのか?という自分なりの言い訳を考えてみた。

 

①ボルボXC40

3008と真っ向から、そして最後まで悩んだのがボルボXC40だった。

 

今までの言い方は悪いけれど若者受けしないだろうレトロなデザインがここにきて一気に若返った、そして手の届く価格帯になった。

 

 

全体的なデザインはスカンジナビアデザインとフレンチデザインではフレンチが圧勝だけれど先進性と安全面での性能は間違いなくXC40が上だと感じた。

 

特にメータ周りはアウディのバーチャルコックピットに匹敵するもので、センターのiPadみたいな液晶も含めてインテリアはド直球に好きだった。

 

ガラスルーフもあったし、価格もそれなりだったのだけど納期が来年1月と1年近く待たされることでフィアット500Xの車検を通さなければいけないこと、納車待ちまでリースもできるプランがあったけれど自分の乗り方だとリース内の距離では収まらないので結果は高くつくだろうということ、そして燃費がネックだった。

 

納車期間に関しては今回乗り換えたい理由のひとつが追突事故を2回経験したから早急に乗り換えたいという希望があったのでこれでは乗り換える理由まで消えてしまう。。

 

また調べていくとXC40の燃費の悪さが気になった。

 

安全面で強固なボディを持つXC40はそれなりの車重もあるし、そこにハイオク仕様のガソリンターボエンジンなので燃費がよくなる要素はまるでないとは理解しているけれどそれでも街乗り燃費で10km/Lを下回るような話も聞くと維持も辛いかなというのは引っかかる。

 

というわけで今回は見送りになった。

 

②メガーヌRS

スポーツカーであるメガーヌも価格帯的には候補になる。たぶんこの機会じゃないとこのクルマを買える機会は永久に失われるんじゃないか??

 

 

メガーヌRSはDCTだったし、乗り心地もスポーツカーにしてはかなりいい。後部座席もあるし、燃費もハイオクながら軽さもあって踏まなければ燃費がよかろう?というところで実のところ結構悩んだ。

 

たとえば人を乗せているときはまったりと、みんなを下した帰り道は思いっきりアクセルを踏む・・・そんな楽しみ方ができる1台。

 

最後まで悩んでいた理由は、本当にこれが自分の望むカーライフなのか?ということ。

 

③アウトランダーPHEV

ニューモデル速報 第517弾 新型アウトランダーPHEV&アウトランダーのすべて

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  • 作者:三栄書房
  • 出版社/メーカー: 三栄
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本当に自分が欲しているクルマはスポーツカーなのか?

 

その自問自答の結果、そうじゃないだろと至った。

 

20代の頃はそれでよかった、ランエボだって20代最後のクルマだったしドライバーとしての自分にやる気があった。ただ年齢的なものや自分はむかしから長距離ドライブが好きだったのでこれからもそれを楽しむには燃費は重要なんじゃないか?となる。

 

それに車中泊も快適に楽しみたい。

 

ランエボでもフィアット500Xでも車中泊はできたけれどより広さが欲しい。

 

メガーヌは走りは抜群に楽しいけれど車中泊と燃費に関しては実のところフィアット500Xと大差ないのではないかと思った。何よりランニングコストも必要だ。

 

スポーツカーは燃費も然ることながらタイヤやブレーキに掛かるコストも計算しなければならない。年間2から3万kmも乗る乗り方ではメガーヌでは厳しいのではないか?というのが結論。

 

そこで浮上したのはアウトランダーPHEVだった。

 

PHEVは電気自動車ほど不便もなく、ガソリン車よりは燃費がいい。

 

以前レンタルしたときもそれなりに好感触だった。

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3年以上も昔の話で、今のモデルはエンジンも2.4Lになったことで発電効率や静寂性も増しているらしい。ハイブリッドでのカタログ燃費は2L時代より低下したが、バッテリーの大型化や排気量UPによる低回転での発電など実際の燃費は向上しているに違いない。AWDも従来のモードに比べてSPORTSやSNOWなどより楽しめる方向になっているのもいい。

 

ただ、前回のレンタルでも感じたとおりPHEVは冬場の燃費問題がある。

 

前席はシートヒーターなどで温まれるにせよ後部座席に乗る人間は冬場は寒い。まさかいちいち電気毛布やブランケットをかけて乗ってくれというのも何か違う。快適な移動手段であるはずのクルマで同乗者にそこまで手間をかけるのは許容できない。

 

何より止まらずに可能な限り連続で走行したいという希望がある自分にとって充電を意識するクルマというのも何か引っかかる。

 

レビューを見ていても燃費はSUVのディーゼルモデルと実用域の燃費が変わらないのような気もする。

 

マンション住まいだし自宅で充電できないとなると電気代を考えてもそこまでうま味はないのか?あるとすれば家電が使えるというライフスタイルでのメリットか・・・。

 

将来的には最高だと思うが、今の環境からすると踏み切れないところがあった。

 

④マツダ CX-5

新型CX-5のすべて (モーターファン別冊ニューモデル速報 第548弾)

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  • 出版社/メーカー: 三栄書房
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国産でディーゼルSUVとなればマツダしかないと思われるほど、日本におけるいまのディーゼルブームの火付け役にして牽引役は紛れもなくマツダであり、このCX-5だと思う。

 

日本では捨てるほどある軽油を使うことがエコなのだと・・・ハイブリッドも使わずディーゼルで高燃費と環境対策を行うマツダのスカイアクティブは以前に試乗したときも悪くないフィーリングだった。

 

ただ、どうも踏み切れないところもあった。

 

まず自慢のディーゼルエンジンがどうなのか?スカイアクティブの煤問題は一部でよく聞くし今もリコールが何度か出ている状況だ。ディーゼルは乗り方の問題はあるにせよ、マツダユーザーを見ているとDPF再生期間を測るのが流行っているようで、そんなことを気にしながら乗るのか・・・という気持ちもある。DPF再生は燃料を消費するし燃費も悪化するが、最近のディーゼルでDPFがついていれば再生はどの車種にも付きまとう問題ではあるのだが・・・。そんなところも引っかかった。

 

オートマチックが未だに6速というのも時代を考えると物足りない。ワイドギアの6速なら十分だがギア比を見るとCX-5はそこまでハイギアードではなく、どちらかといえばワインディングも楽しめるようなセッティングだと思う。そうなると高速燃費は伸び悩む可能性もあるし、回転数が高くなれば騒音だって気になるだろう。今が9速ATだからというわけではないが、6速オートマチックなんてスポーツカーくらいだろう今のご時世は。

 

最後に装備面。マツダコネクトのナビの精度の悪さは出張先で使って閉口した。2020年を手前にして自車位置がまともに取得できないナビが存在しているとか、正直スマホナビでよかった。それに液晶サイズも小さいし解像度も荒い。

 

クルマとしてはよくできているし、運転が楽しいSUVではるしスタイリッシュなので大人のクルマとしては十分だし最後の最後まで悩んだ1台だった。

 

そして契約に至ったプジョー3008

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燃費というのであればクリーンディーゼルはまだ美味しい。

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軽油のコストの低さと実用燃費のよさは長距離を走るには最高だ。

 

ディーゼルで言えば某M社のSUVが当然頭に浮かんだが、実のところあれには全く興味を持てなかった。

 

革新的なエンジンではあると思うが、反面不具合も聞くしDPF再生などを意識して乗るのは何かこれも違う気がするのだ。信頼がおけるAdBlueを使ったレガシーなディーゼルの方が自分にはいいのではないかと思う。

 

だったらもともと好きだったプジョーを選びたい。

 

まずエクステリアとインテリアでプジョーに勝るSUVがない。

 

独創的でありながらスポーツカーのような攻めたスタイルは一目惚れだ。

 

それにパノラミックサンルーフは魅力的だった。

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XC40にも同じくらい魅力的なガラスルーフはあるが、コスト的な面でもプジョーはやっぱりお買い得だった。

 

ファーストクラスパッケージにすれば見た目も座り心地も最高なアルカンターラのシートもついてくるし前方カメラがも装着されるので360度のパノラマビューも映し出せる。充実の装備なのに決算シーズンということもありお買い得な金額で購入することができたのも購入を後押しした。

 

新しいプジョー3008とのカーライフがどうなるのか、今からとても楽しみだ。