OVER DRIVEを見に行ったとき予告で「空飛ぶタイヤ」の劇場版の存在を知る。
原作小説も有名だし、ドラマも過去にはやっていますね。
ストーリーが大きく変わるわけでもないのに劇場版の意味とはwww
と思いながらもサザンの主題歌があまりに良すぎて見に行くことを決意。
この主題歌だけで見に行く価値はあるよ!!
それに劇場版のキャストが絶妙すぎて個人的にツボ。
富山弁の佐々木蔵之介が最高すぎて、もうここしか印象に残ってないレベル。
超高速参勤交代でも佐々木蔵之介の方言はイケてたけど、もうねw映画館で「はは」と乾いた笑いが出るレベルの凄さ。富山で働いていたこともあるけれどここまでがっつりな富山弁のおっちゃんなんか見たこと無いwww
岸部一徳も出てきた瞬間に安心するレベルの安定感、個人的な悪役No1はこの方です。
高橋一生が出てきた瞬間に脳裏にゴジラが浮かんだのはぼくだけではないはずだ。
とにかくキャスト全員がよすぎてやばい。
先々週はOVER DRIVEを見に行ったけど
「空飛ぶタイヤ」もある意味ではメカニック(整備士)が頑張った映画かw開始10分くらいで若手の整備士が「クビだ!」的なことを言われるのはOVER DRIVEとの大きな違いですけどね☆
ストーリー自体は原作を発売当初に読んでいるし、ドラマも見ているから初見じゃない。
劇場版だと展開が変わって赤松運輸はホープ自動車に叩き潰され倒産し「やっぱ中小は大企業には勝てねぇや」ってなるのかと思ったけどそれだと”大逆転エンターテイメント”にはならないしね。池井戸潤あるあるで大企業、大組織に勝つのが爽快なのでそのへんは原作通り。
知っているストーリーなのにぐっと胸を打たれたのは初見のときと、今では自分の立場が変わっているということで見え方が全然違っていて「ふーん」程度に楽しんでいたストーリが「もうまじみんなやってやれ!」くらいの感覚になっていた。
ホープ自動車ほどの大企業じゃない、リアルに存在する普通の企業でも不正ってそれなりにあると思っていて、自分は転職してまもなく二年だけど月1ペースで今までは知識としてしか聞かなかったような不正の調査ばっかやっている。そういう状況だと池井戸潤作品は妙にリアリティがあって響くものがある。
当然ながら結末は小説ほどスカッとはしないけどね。。。
映画を見終えると外に大蛇がwwwwwしかも痛車化しとるwwwwwまじまじ見たのはいつぞやのモーターショー以来な気がするのでかなりびっくりした。
そういや
15日に出たばかりなのに早速カラオケで配信されていましたね。最高。