なんやかんやで二週間以上、生活をともにしたMacBook2016モデル!
構成的にはBTOでプロセッサをm7に増している256GBモデル。
当然のUSキーボード!
ガリガリ仮想環境でWindowsを動かす用途を想定していたのでプロセッサだけは増しましたが、それでもこのモバイルに特化されたマシンがどこまで戦えるのかは正直未知数で、この数週間は割りとどきどきで運用していました。
MacBookでやったことといえば
・PowerPointで6時間会議のスライドを流し続ける。
・Parallels上でWin10を起動させ各種検証
・TeamViewerを使ったリモートでの操作
・事務作業
ハードなところではMacを使いつつ仮想環境に構築したWin10に
こいつのサーバを構築して動かしたこととか、6時間に渡るスライド投影とか、そんな感じ。情シスとしては割りと普通の作業にしか使ってません。Mac miniでJmeterを動かしたときに比べれば全然軽い。
とはいえこいつはモバイルに特化されているわけで、実際のところ普通の業務にどこまで耐えられるのか?というのも含めた所感になります。
■MacBook2016のよいところ
これは何かと聞かれたらやっぱサイズ感であり、Retinaであるというところでしょう。
最初は「エンジニアにRetinaは不要」と信じてきましたが、もうねこれに慣れると非Retinaなんて使えないよ?
一日10時間くらいデスクで液晶とにらめっこな仕事をしていると、ブルーライトカットなメガネも必須ですが、液晶がRetinaであることで目への負担がかなり減っていると実感できます。MacBookAirだとどうしても半日くらいで目に来るんですが、プラス数時間はMacBookなら耐えられる印象で、これは非常にいい具合。
あと割りと不評な感じも受けるUSB Type-cも自分には悪くない感じです。
この手の充電器が使えるのはデスク上でiPhoneやiPadを充電しなきゃいけない自分には非常に勝手がよくって、コンセント1つを使えばMacからなにからなにまで充電できるという点が非常に便利です。
確かにMagsafeのほうが簡単に抜けるので引っかかったりしたときに壊れにくさがあるかもしれないですが、まぁ…気をつけろってことで?
とりあえずMacBookを仕事で使うならAnkerの急速充電器はひとつ買っておくと幸せになれるでしょう。
そしてキーボードはぼくにはすごく打ちやすい。
ペタペタキーボードは慣れるまで時間が掛ると言いますが、もともとキーストロークが浅めの方が好きな人にはかなり指の引っ掛かりが少なくって打ちやすいと感じられるはずです。こればっかりは好みの問題だし、万人が気に入るキーボードってなかなかないので難しいところですが…
気になっていた性能面。
これは長所もあり、短所もあるというところでしょうか…
ファンレスなのでとにかく静か。m7プロセッサは割りとさくさく動く!
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仮想環境を使った作業も思っていたよりは快適です。
メモリの設定なんかはこんな感じ。
4GBまで割り当てると、今度はMacBook側のメモリが食われすぎてまともに動かなくなったり、逆に2GBにしたら仮想環境上で建てたサーバが起動せず…で間をとっての3GBですがこれだとMac側で作業しつつWindowsを起動してもなんとか動く感じです。
ともあれヘビーユーズするMacではないと思っていたけど思いの外快適に仮想環境上での作業もこなせるというところで期待以上ではありました。
あとなにげに音がいい。
重低音が効くので動画を見るときは最高です。
最近Amazonビデオでバンダイの作品見るのにハマってまして(ぉ
非常に捗ります!!どうでもいい話ですがVガンダムを久々に見ると割りと衝撃的で、00が非常に見やすくっていい感じでしたね。鉄血ガンダム2期も楽しみです☆(ゝω・)vキャピ
■ここが駄目だよMacBook2016
性能面でいうと長時間稼働させると謎のフリーズや突然死することがあります(ぉ
ファンレス故なのか高負荷環境時に顕著で、底面を触るとめちゃくちゃ熱くなっていて、そうなるとものすごいもっさり。Parallelsを閉じても、MacBook上での作業でWordに文字を打つレベルでも文字が遅れて入力されるレベルになったりします。
あとはスリープから復旧しないとかw
うっすらディスプレイがついたまま固まりますw
強制終了しないと復旧しなかったりね…
別にローカルで作業することがあんまないのでデータが損失したとか影響はないですが、長時間稼働させるときはこまめにファイルの保存を心がけますw
どうしても暑い環境での作業は苦手なようで、6時間耐久プレゼンでパワポスライドを発表するマシンとして使いましたが、5時間半くらい連続で稼働させたときに熱くなりすぎて露骨に挙動があやしくなり(スライドを1枚進めたはずが2枚進んだりとかw)、パワポが強制終了したりしました…
そういう用途で使うマシンではない。
そんな割り切りがある程度は必要ですね。
あとは良いところでもあるのですが悪いところでもあるのがType-Cです。
映像出力に難儀して、大多数のユーザが携帯しているmini DisplayPort用のコネクタは使えないので自分ひとりでType-C用のコネクタを買う羽目になりますw
大抵のユーザは使う液晶が固定だし、最近はHDMIだけあれば事足りるはずですがぼくのように業務でプロジェクターを使うとか営業職でお客様先に訪問してプロジェクターを借りるような用途が想定される場合は必ず揃えましょう、詰みます。
Appleユーザが9割以上の弊社でもMacBookユーザは2名しかおらず、そのため社内に常備はされていないので高いけど携帯しておくと幸せになれるはずです。
Apple純正は高くて手が出なくても社外品は結構あります。
このあたりはMacBookを使ってみて気になったところですね。
とはいえ仮想環境も動くし、外出が多いので出先で仕事をするときにこのサイズ感と重量はすごく魅力です。
MacBook Airより小さいのにフルサイズキーボードなので違和感なく使えるし、何より静かなのは素晴らしい(キーボードだけはハードパンチャーなのですごくうるさいんだけどw)。
今月末にMacBookやAirの発表があるのではないかと騒がれていますが、Airを出すのであればRetina化はほしいなぁと思いますね(買えないし、変えないけど)。USB Type-Cはほぼ確実に来るのでしょうが慣れるとこれはこれで便利だし、多様なデバイスを持ち運ぶ昨今は先のAnkerの充電器のようにPCもスマホもタブレットも一括で充電できるような充電器が使えるのは便利だし、
PD対応のモバイルバッテリーで充電できるというのはこれもまた一つの魅力です。今までは外出先でどう電源を確保するか?に頭を痛めたり、たとえクルマであっても
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この手のものを用意しておかないと不安で不安で仕方なかったり、そもそもバイクで遠出した場合こそ電源どうすんの問題があってなるべくPCを起動せず、モバイルバッテリーで充電できるiPadで代用できるところは代用するの方針で来ましたがUSB Type-Cではそれらの不安から多少は開放されますね。
性能面で多少の不安はあれど、二週間で障害対応で外出し出先で作業したり、電車の中で仕事したり、仮想環境やTeamViewerでリモート作業したりすることにも耐えてはいるし、MacBookProやMac miniでやっていたように常に電源入れっぱなしではなくこまめに電源をOFFにするとかしてあげてなるべく負荷をかけないように運用すれば突然死することも少ないのでこれはこれで…ってことで使ってます。突然死に関してはMacBook固有ではなくSiera側の問題かもしれないし様子は見てみます。
自分の作業する領域でMacBookは思いの外、活躍してくれていて、トータル的に考えれば今まで使ったMacの中では一番勝手がいいやつかもしれないですね。
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