さて。
前回見逃した警視庁に配備されたZ34パトカー。
川口のときの教訓を活かし、警視庁広報課のツィートは全面的に信用しない。
ここな!
前回これに釣られて無駄に首都高代金支払った人もいたはずだよ?
もしかすると首都高と警視庁が裏で仲良ししており、「無駄に首都高料金徴収しましょうぜ、あとはわかるな」状態になっていたのかもしれないけど、ぼく子供だからわかんない。
とにかくこのツィートを全面的に信用しない。警視庁の広報なのに信用しちゃいけないってどういうことだ?とは思いつつも川口にくらべ平和島は遠いのだ。自宅からだと一度羽田あたりで降りて戻るか、湾岸線経由で大黒を回るルートしかない。一度首都高降りると別料金で割高になるのでぐるっと大黒まで行き戻るルート。距離は伸びるが隼の燃費なら数Lのガソリン消費で済むはずなので最終的には安い。
朝からドタバタだったけど気合で平和島PAまで行ってきた。
交通安全週間イベントは今日で終わりみたい。
色々配っていたんだけどウェストポーチしか持っていなくて入らないのでお断りさせていただいた…ちょっと欲しかった。。。
そんな平和島料金所出口で警察が待機していたり、物々しい雰囲気の中を隼で突入。
あえてBRUTALEを使わないのは取り締まられるのが怖いからじゃないぞ!
おもいっきりビビってますがな。
だって仕方ない(何が)
警察関係者だけでも10人近くいる場所にあえて本国仕様のBRUTALEで行くのもCobu付の隼でいくのも、言ってしまえば飛んで火に入る春の隼。
そこらへんは空気を読む。
念願のZ34パトカー!
いやしかしカッコいい!
Z34+パンダカラー。男の子なら当然この組み合わせにワクワクしないはずがないと思う。大人になればパンダカーは一気に敵対するものになるけれど、ワクワクする気持ちに変化はない。
NISMOエンブレムはそのままだ。
LEDの赤色灯もイカしてる。最高にカッコいい。
標準でデイライトが付くので赤色灯とのコラボだ。できることなら赤いほうを点灯させないで走っていただきたいし、真後ろでは点灯させてほしくない…。
Zはなんといってもこの角度が最高に好き。
パンダ化されてもそのスタイリッシュなデザインに変わりはない。
パトカーとは思えないマフラー出口…
でも意外と音は静か。車検に通る大人のNISMO仕様だ。
ピーポくんにモザイク入れるととたんに怪しい感じになる。
駐車スペースの番号が「34」なのは狙ったんだろうか?Z34つながりで。警視庁もなかなか乙なことをやってくれる、Zだけに乙。
パトカーにRECAROのバケットシートって物凄い違和感がある。
荷物の出し入れが非常にしづらそうでしたね。
ドラレコも付いてます。
パトカーとはいえMTを採用する時代は終わった。こいつは7速ATだった。
355馬力も出ているのにATなんだからぶっちゃけMTである必要もない。操る楽しさ?そんなものはパトカーには不要。
このZに気をつけろ…
聞いた話ではチーム「桜田門」というやばい連中らしい。四輪・二輪の混成で、メインステージを公道においてほぼ毎日チームの誰かは走り回っているらしい。拠点も全国各地にあり、似たようなチームは海外にもあるそうだ。
消火器なんぞ積んでいるが、サーキット仕様ではない。こいつの舞台はあくまでストリートだ、それが非常にたちが悪い。
純正でRE-11を履いている。
サイドには派手なチームステッカーを貼っている。
シンプルなロゴだが、日本語/英語とバイリンガルなアピールも忘れない。クルマだけではない、ドライバーも公道でジェッペル被っている時点で少しやばい。
ここは公道だ、ラリーでもやるつもりだろうか?
チームのイメージカラーである白黒のツートンはまるでアバルト。
(配色は逆だけど)
日本の伝統的スポーツカーであるZにイタリアンテイストをブレンドするようなオーナー、もしくはチームなのかもしれない。
決して勝負を挑んではいけない相手だ。
性能では355馬力のATのFRになんか負けないぜ!って人も当然いると思うし、ぼくもエボの性能を解き放てばこの重量級でほぼノーマルのクルマに負ける気はしない。聞いた話ではこのNISMOがメインステージとするのは首都高らしい。生粋の首都高ランナーってわけだ。
湾岸ミッドナイト C1ランナー コミック 全12巻完結セット (ヤンマガKCスペシャル)
- 作者: 楠みちはる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/10/05
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
Z34なんて…と舐めて煽ったりした日はもちろん、こいつにロックオンされたら並のドライバーでは生きて還れない。このチーム、公道最強を謳うだけあり、餌食になった人は数え切れない、このブログを書いている今この瞬間にもチーム桜田門に撃墜されているドライバーはいるはずで、彼らは暴走族顔負けに対戦相手のクルマを停止させ、必ず二人組でクルマから降りてくると対戦相手をクルマから引きずり下ろし、自らのクルマに監禁してまず相手の免許証を手にすると住所氏名を確認して逃げられないようにする。その後、間接的に金銭を要求する発言をする。このとき彼らはその場で現金を要求しない、後日別な者が金銭を要求してくるという手の込みようだ。また法に触れないようにするためか郵便局で振り込みを命じられる場合もある。
気の強いものは脅しに屈せず拒否をする、奴らはインテリだ。裁判に持込み、この場合ほぼ確実にあなたは負けることになる。
走りでも負け、法にも負ける…いったいなんだチーム桜田門!!
新規加入したこのZ34NISMOの別の名を悪魔のZと人は言う。
決して勝負を挑んではいけない。決して背後に取り憑かせてはいけない。
悪魔はいつでもあなたの命(免許)を狙っている。
Fin…
長ったらしい冗談はさておいて、他にも首都高パトロールの黄バイがいた。
取締用ではなく主に山手トンネルでの火災など事故が起きたときにいち早く現場に急行するための車両。
なのでCB400SBを使う。
取り締る必要もないので計器類も白バイとは違う。
普通のCB400ぽい。
跨ってどーぞ!と言われたので跨がらせてもらう、ちゃっかりね。
隼ジャケット着てまたがんなよ、CBに。「隊員にも隼乗りいるんですよー」とフランクなパトロール隊の人だった。白バイ隊員もだけど割りと隼好きは多いみたいで過去に何度も公道で話しかけられたことはある(捕まったわけじゃない)。
白バイもいる。
ハチロクのホメパトははじめてみた。
全然人がいなかったのでゆっくり見れたのはよかったかな…。
今回は前回の埼玉での教訓を元に10時半には着くように向かった。
開催予定は12時までだったけど、10時50分ごろには「あと10分くらいでーす」と警察の皆さんが話しをしており、11時過ぎには撤収を始めた。
前回同様に予定より1時間も早い終了で11時丁度に到着した家族が「え、もう終わり?!」と嘆いていた。
黄バイは12時ちょい前までいたかな。
いずれにせよ広報課と現場ではずれがある、THE公務員って感じかな…
最後にきたお子さんがぎりぎりで交機のおねいさんと写真を撮れていたのでよかったね。
この手のイベントに行く人は時間に余裕を持って行こう。
今回だけなのかもしれないけど、二回連続で予定より1時間早く終わっているので、できれば開始直後が好ましい。
首都高代金を払わなきゃいけない場所でのイベントなのに、行ったら誰もいなかったとか、何のために値上がりした首都高代金を払うのかよくわからない。
そもそも平日の午前中にこんなイベントをやって如何にも子供向けみたいな白バイ乗車企画みたいなことやっているけどそんなに人こないだろ…と。。。
こういうイベントは週末にやるもので、少なくとも金曜日AMにやって人が集まるイベントじゃないし、誰をターゲットにしているのだろう…トラック協会なども居たのでトラックドライバーなどがターゲットなんだろうけど、この手のパトカーや白バイを展示している以上、ターゲットに子供の集客も見込んでいると思うのだけど…。
Z34NISMOパトカーは税金の無駄?
ATなので少し高くて570万円もする。
パトカー用架装費が発生するから更に高いはず。クラウンなど国費で大量導入する車種と違い、警視庁では3台だけの導入なので大量導入で価格を下げるとかそういうクルマじゃない。都費導入のいわゆるご当地パトカー的な奴なのかな。寄贈物でもなさそう。
3台なら単純に1,800万くらいは掛かっているはずでまぁその金額あれば普通のクラウンとかならもう一台くらい導入できそだねとは思う。
けれど、それは枯れたおっさんの汚れた頭の考えなんだ…
税金が〜とかそういうことを考えるような年齢になったらもうダメだと思うの…
これはもちろん一部のパトカーマニアのお兄さんにも受けるだろうけど、ターゲットはむしろお子様なのではなかろうか。
警察の未来を担う子供に「カッコいい」と思ってもらうことに意味があるのでは?
うちの甥っ子はZ34のパトカーの写真を送ったら「将来は速いパトカーに乗りたい」と言い出しているらしい。その時点でもうZ34パトカーは使命を果たしているとも言える。仕事に憧れを持ってもらうことはいいことだ。
警察や自衛隊はわかりやすくカッコいい。
男の子なら一度は憧れる誰かを守る仕事だ。
ヒーローはカッコいいマシンに乗らなきゃいけない。
Z34のデザインはただでさえ子供受けがいいのに、それが子供が大好きパトカーになっちゃったんだ。これに憧れない男の子がいるだろうか?いやいない。
なんで子供ってパトカー好きなんだろうなぁ…
こういうサイレンがなるおもちゃとか、男の子がいるご家庭なら1台は必ずあるでしょ?ってくらい定番。トイザらスに子供を連れて行けば間違いなくひとつは買うし、家で延々とサイレンを鳴らす。
警察に追われて隼で転倒する夢を見てはっとして起きたら息子が耳元でこのおもちゃを持ってサイレンを鳴らしていたことがあったけど、大人には悪夢でも子供は好きな音、それがサイレンなんでしょうね。
とにもかくにも、ランニングコストが高そうだし、イベントやTV局が来るような年末年始無料車検とかそういうときにアイドル的に駆りだされるのがメインで普段はあまり見かけなさそうだけどもぜひともまたイベントで会えること期待します。
と、平和島PAから下界を見下ろすと…
交通安全週間ですね…めっちゃ隠れてるw
一時停止違反を見ているようです。一時停止もできないような人はそもそも運転すべきじゃないし危ないから捕まってどーぞですけどね?
平和島のつけ麺はなかなか美味かった。
ここって無駄に飯が食えるところがあって都内に入る手前なんでトラックドライバーとかに割りと人気あるんですよね。
料金所もあるし、検問もできるからイベントも検挙も兼ねれていい場所なのかもねー。
こっち見んな。