諸君、ぼくはバレンタインというイベントが死ぬほど嫌いだ(きりっ
というより、チョコが食べられないのでチョコをプレゼントしてくる奴は全員敵と認定させていただくことにしている。
小学生の頃は吹奏楽部に入っており女子50人以上の中で男子1人だった為、ませた田舎の女子小学生のみなさまはこんなぼくにチョコを渡してくるわけですよほぼ全員が。
サンタのプレゼント袋とか洒落にならない勢いで、部活終了後にゴミ袋にチョコ満載にして家まで帰る奴の身にもなっていただきたい。しかもなにひとつ食べられないので毎年それをどうするか頭が痛く、親には「食べられないなら断れ馬鹿!」と罵られ、小学校4年生で人生の非情さをバレンタインで学ぶことになった我が身からすればもらえなくてではなく、もらったことによるトラウマイベントだ。
しかも当時はチョコがダメなだけじゃなく、作りての顔が見える手作りというのがこれまた気持ち悪く感じる年頃で親の作った料理も正直気持ち悪くてあんまり好きじゃなかったのに、人が作った手作りチョコなんか余計に食べられるわけがない…
好き嫌い激しいことが悪いとはいえ、とにかく嫌いなものを毎年大量にもらうというのは嫌がらせでしか無く、嫁と付き合い始めた最初のバレンタインを前に図々しくも「チョコ寄越したら全力で別れるから」と宣言したほどに無理。
ポッキーとかさ、何かにチョコが付いているならまだ食べられるんだけどね…
会社でもらったものは同僚や上司にプレゼントだぜ!
そんなぼくが今年は自分で自分にチョコを買った!
FIATチョコとして割りと有名なんですかね、マイアーニ。
歴史あるお菓子屋らしいよ(適当)
FIATの試乗してもマイアーニのチョコが貰えるらしい。
500Xの試乗のときにチョコなんかもらっていたら、ぼくは間違いなく500Xを契約することはなかだっただろう…
500Xに恨みはなくとも、チョコはそれだけ嫌いだ。
チョコが嫌いなので32年の人生の中でチョコを買うようなイベントがなかったわけだけど、記念すべき最初に買ったチョコはFIATです。というこれまたネタに生きる。
イタリア車に乗るということは、イタリアの文化、歴史を学ぶことでもある。
おぢさん、チョコ嫌いだけどマイアーニとはなんぞや?は勉強しましたよ!
何種類かあるみたいだですね。
ブック型のやつを買いました。
キーに付けられるミニカーも付いてくる。
500Xが来たら鍵にでも付けよう。
ミニカー付きです。
イエローのチンクエチェントがよかったけれどオンラインストアでは売り切れ(´;ω;`)ブワッ
来年は早めに買おう。
お察しの通りチョコが食べたくて買ったのではなくって、ブック型のケースとミニカー目当てです。チョコは嫁さんにプレゼントしました。
パッケージがいちいち洒落てますね。
パッと見た感じ「チ◯ルチョコ?」と失言してしまいそうですが、ミニカー付いているとはいえチョコが6個で3,000円しますからねこれ。チ❑ルチョコ何個分だよ!
チョコもダメなんだけど、絶望的に無理なのがナッツ系。アレルギーなのかもしれないけど、ナッツの粉とか匂いを嗅ぐとなぜか鼻血が出てくるし、食べると全身が痒くなる(アレルギーじゃん?)のでヘーゼルナッツペースト入りとか遠回しに「◯ね」と言われているような感じなので無理。なんでこの手のチョコにはナッツがデフォルトで入るのだろう…orz
なんか地質学で見たような断層ですね。
嘘です、地質学なんて触れたこともありません。
食べた嫁さん曰く「昔ながらのチョコって感じ」らしい。
チョコに昔も今もあるの??ようわからんけど大人な味だった模様。
ごめんね、いつもチロルチョコしか買ってあげられなくって…(´;ω;`)ブワッ
ぼくはミニカーをGETできたし、嫁さんは美味しいチョコが食べられたので、まぁWin-Winってやつでしょうか。
「チョコが嫌いとか、人生の9割を損してる」的暴言を嫁さんから吐きかけられた気はするけれど、ペーパードライバーで人生の9割を損しているとぼくも嫁さんに対して常日頃思っているのでお愛顧だ。
バレンタインデーなんて広告代理店の陰謀だと信じてやまないぼくは、このイベントほどどうでもいいと思っているものもないのだけど、そもそもバレンタインデーって聞いた話によると男性から女性に何かを送るのが世界的なアレというじゃないですか、アレってなんだ!?
ということは、女性からもらうというのは広告代理店の陰謀に踊らされたダメな日本人ということか?!別に世界の流行に乗れというわけではないだろうけど、ここはひとつ来年はもらうことを待つ草食系男子ではなく、むしろ「あげる」気持ちで女性をもてなす優男になろうぜって話ですね。
きっとぼくは来年は薔薇の花束にマイアーニのチョコ(ただし、ミニカーは除く)を添えて渡すことでしょう。※嫁さんにとは言っていない。
センテンススプリング!ありがとう文春にならないよう、みなさんお気をつけあそばせ。
アディオス!