10W-50はアグスタには硬すぎたんだ…(唐突
突然ですが、ブルターレ800RRの指定オイルは5W-40です。
多分F3に始まるアグスタの3気筒800ccは共通で5W-40なんじゃないかなと。
しかし、ブルターレに使っているものは10W-50ですw
このツーリングのときにも書いたとおり、イタリア娘は寝起きが最悪w
その原因にオイルの硬さがあるのではないか?
そんなわけで今回は新しいオイルを買おうというお話です。
そもそもなんで10W-50と指定から外れたオイルを使うのか?
頭の中に馬さんと鹿さんを飼っている(意訳:馬鹿)わけでもなくちゃんと理由があってですね…
うちではもう一台、ハヤブサを飼っているわけです。
ハヤブサにはパノリンの4T RACEを使ってきています。
前車KTM 200dukeにも同じオイルを使ってきました。
既に200dukeのマニュアルがないのですが、dukeの指定オイルは10W-40だったか15Wだった気がします。200のシングルでも特に問題もなく使えていました。
ここまで書けば大体察しはつくと思うのですが(?)、単純にメンテナンスコスト削減という割と地味に切実な理由があります(´;ω;`)ブワッ
ハヤブサのランニングコストは車並みですw
1300ccですからね、オイルだって3L以上食います。
それでいて距離も乗り、毎月オイル交換することになりしかも2台バイクがある…dukeのオイル量が少ないとは言え、適当な安オイルを入れるのも嫌なので、そうなるとハヤブサに使ったオイルの余りをdukeにも回して少しでもメンテナンスコストを浮かせたいなぁという話。。。
dukeからブルターレに乗り換えてもその考えは一緒です。
むしろ200ccから800ccと大型化されあらゆるコストは増えたので余計に削れるところは削らなきゃいけません。。。
そんなわけでオイル共通化は我が家で望まれるメンテコスト削減のひとつw
ブルターレの指定粘度からは外れますが、そもそもハヤブサ以上に熱いブルターレなら10W-50でも問題無いやろ?ってか都合よろしいでっしゃろ?と引き続き同じオイルを使ってきました。
ただ10月後半の気温ですらエンジンがかかりづらくなり、これじゃさすがに冬は越せないぞ…と危機感を持ったのも事実。
冬場のエンジンがかかりづらいのは聞いていましたが、出来ることはやって少しでもエンジンの掛かりをよくしたいと思うのがイタ車オーナーの宿命?(知らないって、そんなこと?)
コスト削減とかそれ以前の問題、オイル代くらい真夜中に工事現場で誘導のバイトでもして稼げばいいや!(副業禁止)くらいの気持ちでブルターレに専用のオイルを探すことにしました。
(そもそも今だけの話で、エンジンの掛かりが変わらないならパノリンに戻しますよ)
パノリンはずっと使ってきて愛着も信頼もあるブランドです。
ですがパノリンのラインナップに5W-40は存在しません。
今回はオイルを純正指定粘度にしてエンジンの掛かり具合を試すという実験的要素も強いため、まずは5W-40をオイルに限定して探していました。
そこで目についたのがリキモリ。
四輪車用のオイルも出していますが、多分日本国内だとそれほど知名度は高くないのでは…と思います。量販店にも売っているという話ですが、一度も見たことないんですよねw
ランエボのオイル交換でお世話になっているBOZZ SPEEDさんではエンジンオイルにリキモリを推しており、エボには既に数万kmの間ずっとリキモリを使っています。
四輪で悪いイメージがないリキモリが、今年の夏から日本でも二輪用オイルの販売を開始すると聞いたらちょっと興味があるじゃないですか。
単純なそんな思いでリキモリオイルを探そうとなりました。
しかし…
探せど、探せど…
どこにも売ってない (´;ω;`)
リキモリのWebの販売店ページは更新されずw
イベントに出店していますとはいうものの、オイル3L買うためにイベントになんかいけないよ!!と思いながらWebを徘徊してやっと見つけました…
【楽天市場】バイクカスタムはGooBikeParts!:GooBikeParts楽天市場支店[トップページ]
5日に注文して10日の午前中には届いたので思いの外、到着は早かったです。
買ったオイルはこれ。
MOTOBIKE 4T SYNTH 5W-40
MOTO3などのオフィシャルオイル!
”通勤とはレースなり”なブルターレにぴったり(なにそれ
Webだと街乗りが◯なんだけど、オイル裏面表記は◎…どっちでもいいですけどw
自分がバイク用オイルに求めているものは”ギアの入りやすさ”です。
一部違うものもありますが、二輪用のエンジンオイルはミッションオイルと兼用されているので、エンジンのレスポンス良し悪しもありますが、ギアの入りやすさもオイル選びの基準にされている方は案外多いのではないでしょうか??
学生のころ乗っていたZZR400…
こいつのギアの入りづらさは格別でした。
ローでは前につんのめりそう(大げさ)なほどのショックがあるし、ガチャガチャとにかくうるさいw
カワサキってこうなのか!と自分の中でのカワサキのミッションは漏れ無く”入りづらい”、”音が凄い”になりましたw
いや…実際信号待ちしていてカワサキが隣でNからローにすると大抵は音でわかりますからねw最近のはマシなのかな??
ZZRは”入れば抜けないミッション”でしたが、ハヤブサは”よく抜けるミッション”です。スズキが全部こうなのか、中古で1.8万kmで買った自分のハヤブサだけの個体差なのかわかりませんが、6速がとにかく抜ける…
6速でギアが抜けるとどうなるか?
スズキでそれをやると某キリンの某カタナの二の舞いになりますwwww
冗談抜きで、事故になるリスクが高くなります。
コーナーでギアが抜けたら駆動力が抜けますから、最悪転倒に繋がります。
購入当初からハヤブサのギアはこんなものか…と諦めており、5から6速に入れるときは直線で余裕を持って入れるという走り方をしていました。
毎回「6速入れよ…」と祈る気持ちでペダルを蹴り上げるのは精神衛生上最悪ですw
多くのオイルを試し、ギア抜けへの不満を解消できた唯一の存在…パノリン。
具体的には”3000kmまでは6速問題が発生せず、ギアが抜けるようになると丁度3000kmの交換時期”とわかりやすいオイルで、エンジン性能的にも他のメーカのオイルに比べて著しく劣るところは感じられませんでした。
これを知ったらもうほかのオイルには戻れない。
別にパノリンのステマしてるわけじゃないですよw
…岡◯商事さんから4T RACE 100Lあげるからってんなら喜んでステマするけど(下衆い
個人的にはそこまで売れてくれない方がNa◯sのセールのときに店頭で安く買えるし都合がいいのです。
(最近人気があるのか店頭で4L揃わず悲しい思いをすることが多いんです)
自分のハヤブサとは相性はギア抜けもなく最高によいと思いますし、エンジン自体も8.7万km走って今なお絶好調です。
その結果だけがパノリンを好んで使い続ける理由です。
なので今回リキモリに変えてどう変化があるのか?
ブルターレでもパノリンにしてからギアの入りは最初から入っていたメーカ不明のオイル、次に入れた国産某社のオイルよりも格段によくなりました。
リキモリでもそのフィーリングが得られたらいいなぁと思うのです。
オイル交換したら、もう一度パワーチェックしてみたいですね。
もしかすると10W-50がパワー低下の原因だったかもしれない(そう思いたいだけ?)
パノリンでまだ1500kmくらいしか走っていないので、交換は月末かなぁ…