本国仕様にしたでしょう?
と、すいません、実は完全に本国仕様ではありませんでした(滝汗
マフラーは変わっていたのですが、なぜだかECU側はうまく書き換わっておらず、11000rpmでリミッターが掛かる(本当なら13000rpmまで回ります)ようになっていたのです…
おまけに燃調もずれてしまい、スロットルを戻すと「パンパン」と炸裂音がマフラーから(汗
低速も日本仕様よりも乗りづらく、さすがにこれが本国仕様ということはないだろうとディーラーさんに見てもらいました!
結果として、マップは本国仕様だったみたいなのですが、それでもやっぱりおかしいよねと再度書き換えを。
書き換え後は順調に、日本仕様よりも乗りやすくなりました!!
日本仕様より乗りやすくなるのは当然ですけどね…だってこれが本来のアグスタの仕様ですから…。日本仕様に9000rpmでリミッターを掛けることがイレギュラーなので、いくら日本仕様が乗りやすいといっても、そこにはやっぱり「無理にパワーを落としている」感はあります。
ですが、日本仕様は6000rpmを超えたあたりで、車で言えば95年のインテグラタイプR
これに搭載されていた名機B18Cみたく、NAなのにターボが効いたかのような二段階加速をブルターレの3気筒もしていました。
もちろんインテグラは可変バルタイのVTEC搭載のため、意図的に段をつけてパワーを出していたわけですが、ブルターレは可変機構はないためエンジンマッピングでその演出をしているものとは思われます。
ブルターレ日本仕様のこの演出は9000リミッターの状態でも面白い!
そして、現実的に日本の町中で使えるレベルの扱いやすさがあったのでマフラーのデザインはさておいて悪くないセッティングだと思っています。
本国仕様になってからは6000を超えたあたりの急激にパワーが出る感じは抑えられ、かといってパワーが出ていないわけではなく、とにかく一定の曲線でパワーが出ているような感じがします。
パワーは同じ回転数でも日本仕様より出ているのか、9000まで回すのがやっと(怖くて)、13000なんかどこで使うのだろう?
速度が出てしまうのもそうですが、音の盛り上がりと、パワーが出るに従い、軽いフロントが暴れるのが怖いのです。おもいっきり押さえつけないと路面状態にもよりますがどこに飛ぶかわからない…
これがGSX1300Rだったりすれば、フロントは重いですからフル加速でもフロントが暴れるなんてことはありません。
軽さによるメリットもあれば、デメリットもあり、ただデメリットではありますが、「獰猛」を意味するブルターレの名前にあった味付けなのだと思います。
本国仕様になって気になるところは騒音だと思いますが、これは正直日本仕様と変わらない印象です。
回しきったときは爆音ですが、アイドリング付近では日本仕様とそんなに変わらない音量だと思います。
アグスタはメカニカルノイズが酷いので、日本の騒音規制に引っかかるのかもしれず、マフラーと伸ばしているわけですが、本国仕様でもサイレンサーが出ている弁当箱wの部分は一緒だと思うので極端に爆音ということもないのでしょう。
三本出しのデザインは爆音ぽいですがw
燃費もそんなに変化がないように思いますし、それよりもスポーツマップの他のノーマルだったりが扱いやすくなり、全体的に乗りやすくなったことが一番のメリットです。
時間があればパワーの測定もしてみたいですね…
140馬力出ているのか、どうか。
使わないにしても気にはなりますよね。