ブルターレを本国仕様にするための部品、マフラーがやっと届いた模様。
世間はまもなくお盆休み。アグスタ横浜さんもお盆休みに入るので急遽月曜日に作業を行ってもらうことに…
しかし、連日晴天が続いたのに月曜日だけ雨ですよ!!(号泣
ぼく…何か悪いことしました?
(´;ω;`)ブワッ
雨の日は乗りたくない…
でも早く本国仕様を味わいたい…
どうなるブルターレ!
家を出た時は晴れていたのだけど途中で瀧のような雨が(´;ω;`)ブワッ
電車の高架下で雨宿り。
20分くらいで豪雨は過ぎ去り、雨もやんだのでよかった…
雨が降ると例のヒューズボックスが心配になる。
アグスタの設計者に問いたい。なぜヒューズボックスをこんなむき出しの位置に、しかもゴムカバー1枚というショボい覆いを施すだけで配置したのか。普通に考えて豪雨になったらやばそうだと、気づかなかったのだらうか?
仮に大丈夫だよと言われても精神的不安はんぱない…
ブルターレというよりアグスタ3気筒シリーズの電装系は水に対する対策がいまいちな感じがして雨の日は乗りたくない。
雨の日に乗らないと思っていてもツーリング中に降られたら嫌すぎる。
サランラップで巻くくらいのことは考えたほうがいいかもしれない。
ただヒューズボックスの位置は走行中であれば一応隠れる。
そんなこんなで会社への遅刻もあれだし、多少の雨の中を走りつつ、会社についてからタオルでふきふき(仕事しろよ)していたらまたボルトが一本なくなってることに気づいた。振動がそれなりのバイクなのでこまめに増し締めしたほうがいいかな。
形も特殊なので多分ホームセンターには売っていない…
どうせディーラーに行くし予備があるかどうか聞いてみよう。
チェーンカバーの紛失したボルトはホームセンターで調達。
もちろん同じカタチはないのでネジピッチがあい、長さがなんとなく同じもので代用。
ワッシャーはM5標準のものだとサイズがでかすぎて穴に合わないので付けない。
とりあえずネジだけで止まっているのでOK。
バイクもイタリア車で適当ならば、乗る方も新潟生まれのB型で適当だ。適当x適当は最早無敵だ、アグスタに乗る資格があったかどうか…未だに分からない(ぁ
そんなこんなで正午を過ぎても都内の天気は不安定。
雨雲があったり、なかったり…
14時すぎに覚悟をキメてアグスタ横浜さんまでLetsらGO。
仕事?そんなの知るかよ。
なんだこの空模様…
神奈川も相模の方は警報でていたけど保土ヶ谷のディーラーはなんとかセーフ?
無事、雨に降られることもなく到着!
アグスタジャパンの試乗車であるドラスタRRがいた。
雑誌の取材に貸し出すようで。
ちなみにこの車両、前日に箱根大観山で行われたイベントにいました。
広報車かな。
先日の時点ではまだ日本国内仕様のマフラーだった。
それが一日で本国仕様化。
アグスタ横浜のスタッフさん曰く「出版社に貸し出すのに、日本仕様じゃさすがに楽しくない」ってことで急遽こうなった模様。
確かにスタイル命のイタリア車だからね。
取材であれば尚の事マフラーは本国仕様であってほしい…
ドラッグスターRRはテールカウルが短いので、ブルターレRRよりもステップレス&マフラー本国仕様にすると”後ろのなにもない感”が増す。
かっこいいなぁ…実際ブルターレ800RRシリーズではドラッグスターばかり売れているようです。そりゃそうかなぁって気はする…このデザインは奇抜にして衝撃的だった。
ブルターレもタンデムステップ外そうかなぁ…と思って聞いてみたら「転倒したときに破損箇所を減らせるのではずさない方がいいよ」と言われたのでとりあえずそのままに。
タンデムステップかなり頑丈な作りなので、横に倒したときはよい支えになるようです(・ω<)
でも、転ばなければどうということはない?
さて、待望の本国仕様。
キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
6月20日に車体が届いてから二ヶ月まではいかなかったけれど、随分と待った気はする。
その間に気がつけば走行距離も3,000kmを超えた。
車体が壊れるまでにマフラーは来ないのではないか?
そんな風に思っていた時期もありました。
日本仕様でこれだけの距離を乗ったのは自分くらいじゃないかと思っている。
しかも2015モデルのくせに2014モデル同様のカーボンじゃないマフラーで。
カーボンマフラーがないとか、最初の時点で仕様が違うのがアグスタクオリティ。
でもそんなことさえ気にしないのがオーナーの心構えでしょう。
「ブルターレ買ったのに、スズキのグラディウスが来た」
そんなときでも驚かないのが真のオーナーかもしれない。
車体はRRなのにマフラーがカーボンじゃないとか、詳しい人が見たら「なんだコレ仕様」なんだけども、そこまで知名度も無いから大丈夫だと思われる…
今更だから書くけどさ、ブルターレでもDRAGSTERはテールが短いのでマフラーの長さがやけに目立つんだけれども、ブルターレはテールの長さも普通にあるのでそこまで違和感はないとは思う…国産にありがちなデザインと言えばデザイン?
性能だって本国仕様の13,000まで回せない、9,000rpmでリミッターが入るとは言え十分です。実際、使い切れるパワーと回転数なのでは?という扱いやすさ。
標準車のブルターレに比べても低速トルクは十分だし、きっちり9,000まで使って走る楽しさは800ccというよりは250ccクラスのバイクでファンライドしている感じかな。
単純に回転数を9000でバスッと切った感じでもなく、ちゃんと9000リミットに合わせてセッティングを出したんだというのはよくわかる。
なのでそれ自体に不満はない。
が!
何度も書きます、デザイン重視のアグスタに1本だしはダメ絶対。
あの3本出しのデザインに惚れて買ったバイクだからね。
性能どうこうではなく、デザイン重視。
さくっと外れたマフラーは微妙なデザインだった。
弁当箱は本国仕様と共通なんだろうねにょきっと生えたサイレンサーが微妙すぎ。
真ん中だけ穴あけて日本向サイレンサー突っ込んでいるのかな・・・
交換作業中はずっとディーラーで会社の仕事をさせてもらいました。
(リモートでできる仕事が多い)
F4の真後ろの席でお仕事。
マフラーからの威圧感半端ない!!
交換自体は手慣れているようでさくっと終了。
その他に今回は2つほど追加で部品を装着します。
1つめはアエラのライディングステップキット。
F3 675/800用ライディングステップキット | MV AGUSTA | AELLA | カスノオンラインショップ
定価17万円… (;゚д゚)ゴクリ…
バイクでステップ交換するのは初めて。どうしてもノーマルブルターレのステップ位置が合わず…そもそもイタリア人の体型に合わせて車体構成を決めているはずのものが、日本人でも小柄な自分の体型に合うか…特に足の長さが合うわけもなく…そんなところにアグスタ横浜さんの試乗車に装着したばかりのステップが、車両入れ替えで不要になるからどう?と格安なお値段で譲ってもらえた。
ラジエータ&オイルクーラコアガード。
F3乗りの人のブログでラジエータが飛び石で破損したという話を見て、多分アグスタ3気筒乗りの大多数が装備しているだろうパーツ。幸か不幸か、自分のブルターレは3500km走った割にはコアの破損もなく、曲がり等も少なかったのでブルターレとF3ではフェンダー形状が違っていて、飛び石に対する対策が強化されているのかもわかりませんね。何にせラジエータ保護には効くでしょう。
このガード、取り付けが難航し「日本製なのに知恵の輪みたいに付かない」と言っていました。
そんなこんなで…
キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
念願のデザイン本国仕様!!
かっこいいわぁ…
こうなるとアグスタはもう斜め後ろから写真を撮ることが捗る。(・ω<)
まず性能よりも軽くなったことで押し引きが楽になる。
実際重量で2kgくらいしか変わらないんだろうけど、マスの集中化っていうんでしょうか、重量物がセンター寄りになったことで走行中の動きもクイック感がある。
音量はアイドリングはそんな変わらないか+αってくらい。
だけど走りだすと全然違う!マフラー出口がライダーにより近い位置になったことで音が近くに聞こえるってのもあるんでしょうけど、とにかく「やる気になれる」音質になった。
三本だしといっても、エキパイから3ー1ー3なので一度絞られてからまた3本。
微妙にずれた位置、長さがこの音質になっているのかわかりませんが、アイドリング+くらいは重低音が聞いたツインに近いサウンドが強調され、上まで回すとマルチ特有の甲高い音に切り替わる感じです。
フェラーリサウンドとは言わないけれど、これがアグスタか!とゾクゾクするような音ではありますね。
日本用のサイレンサーもそこそこいい音でしたけど、やっぱ本家は違います。
長いサイレンサーが消えたことでリアホイールの磨きやすさ半端ない!
(そんなに磨かないけど…)
タイヤ交換はしやすそうですね、ぎりぎりマフラー外さずにいけそう?
マフラー交換による性能向上もそうなんだけど、一緒に交換したAELLAステップが凄くいい! さすがに17万円するものなので作りは凄くいい。高精度にできているなぁと思います。
この手のステップは皆、バックステップ化されるものだと思っていたんですけどAELLAはフォワードステップ、純正より前進するようになっている。
本来想定されている現地人の足の長さで作られているので、純正ステップは後ろ寄りかつ下側に付いているそうで、身長168cmの細身な自分にはステップが下過ぎてニーグリップしようとするとタンクではなくフレームに膝があたります。
このステップで前進/上方向に足が来るようになったのでなんとかタンクに膝が当たるようになりました。
シフト側の作りはもう芸術的。
ポジションの改善が目的で導入したんですけど、のシフト操作が凄く軽くなったことが意外。
つま先でちょんと上げるだけでギアが入る。
クラッチを切って行う普通のシフトチェンジはそこまで差を感じないのだけど、クイックシフターを使ったときのスムーズにギアが入る感触はたまらない。
元々アグスタのシフトチェンジは国産で言えばカワサキのフィーリングに近いらしく、スムーズには入らないけど、簡単には抜けないものだそう。そのフィーリングがかなり改善されるので高いけれどいれる価値は十二分にあった。
同軸化が効いているんじゃないかな。ベアリングなども採用しており、それもスムーズさに貢献しているのでは?
作業後にディーラーにあったアグスタジャパンの試乗車と並べてみる。
姉妹車なブルターレRRとDRAGSTER RR。
並べてみると随分雰囲気が違うね。
ブルターレはネイキッドとして戦うこと前提のスタイルですが、ドラスタは洒落っ気が強く、街中で目立つデザイン。
同じ赤白なんですけど配色も違うし、フロントフォークのカラーもドラスタは赤、メータバイザも赤と黒のメタリックな配色で全体的に高級感が強いです。スポークホイールもイケてますね。
アグスタジャパン試乗車はバーエンドミラーから普通のハンドルマウントのミラーになっていますけど、実用性ならこっちのほうが上でしょう。デザイン的にはバーエンドの方がいいですけどね。
値段がドラスタRRの方が高いですが、ドラスタが買えなくてブルターレを買うという人はまずいないでしょうし、街乗りメインならドラスタ1択!という気がしました。
ちょっとスポーティに攻めた走りをしたい、といった時はブルターレRRの190サイズのタイヤだったり、ホイールの違いによる剛性感だったりは大きいと思うのでそういう走りをしたかったりする人にはブルターレ800RRがよいかもしれません。
ま、姉妹車なんで部品さえ買い揃えれば基本的にどちらにでもなるのかな。
マフラーを交換して、後ろから眺めてニヤニヤ。
ブルターレ、本当にかっこいいバイク!!
さて、本国仕様で思いっきり走るぞ!!