あと10日で納車から一ヶ月というのに、走行距離が170kmと1000kmの点検には程遠い。
天気も悪いし仕方ない。
しかし、雨続きの一週間だったけど、金曜日は珍しく天気がよかった!!
この日にバイクに乗らずいつ乗るんだ?というくらいの天気。
まず朝からパーツの取付。
バーエンドをさくっと外す。
バーエンドスライダーを装着。
純正はあんま高級感がないので見た目パーツとしてもよいかなぁと。
転ばぬ先の杖ではなく、転んだ先のスライダーなので使わないことが一番ですけど。
こっちは土曜日に作業したのだけども、リアにもパーツを。
やっとこさ、AELLAのアクスルスライダーを装着。
F3/ブルターレ800共通なのだけど、どうしても左側がうまくはまらずちょっと苦労した。
コツを掴めば簡単なんだけど、左側は回り止めのピンがあって普通にかぶせようとしたんじゃはまらない。
最初は回り止めを外すのか?と思って、試しに回り止めを外してみた。
その回り止めのピンをスライダーの内側にはめると、左右のどちらかのスライダーだと綺麗にハマるんです(左右で内側の形状が違う)。これはいけるんじゃないかと思ってスライダーを斜めにして入れてみたらはまった。
このスライダー、出来はよいのだけど説明書がないので形状とにらめっこしないとややこしい。
とりあえずついたのでOK。
これも機能パーツというより見た目なので(機能を果たすときは、このバイクがおそらくいなくなるときだ)ちょっと足元洒落ましたかね?くらい。
極端に派手じゃなく、純正ぽく被さっているので「如何にも」なスライダーと比べると機能としてどうなのかとは思うけどデザイン的にはAELLA製はベストだと思います!
そんなわけで、梅雨だってこともあって全然距離が伸びない。
土日は育児で家に篭もるのであんまお出かけできないし…
となればやるしかあるまい、平日夜!
ほら、平日夜なら「仕事で遅くなるから(どや」が使えるし?(最低だ。
会社からおでかけついでに代官山の蔦屋へ。
こんなのやってるよ!
代官山って大昔に仕事で行ったことがあるくらいで、蔦屋とかどこやねん…って感じなわけですが、バイク用の駐輪場も地味にわかりづらいけどあるよ
妙に急な坂なので、出るとき怖い…
蔦屋のある旧山手通り?はすごい洒落た感じでドゥカのポールスマートが路駐してるのが絵になっていたり、もうなんかここは住む世界が違う人達が安らぐ場所であり、近所の蔦屋とは違うんだなって強く思いました!(涙
細い道を進むことが多かったり、道を間違えてUターンとか多くて「そういえばハンドルってどのくらいきれるんだろ?」と試してみた。
右も左もぎりぎり手を挟まないレベル。
車両によってはおもいっくそ手を挟んでUターンごけするものもあるので、まずまずってところかなと。
ネイキッドではあるけど、そこまで取り回しはよろしくないので、Uターンは慎重にやらないと叫び声をあげることになりかねない。(ぁ
肝心の代官山の蔦屋は自動車、バイクの本も多いのでその気になれば一日籠もれそうだけど、代官山の雰囲気で1時間もいたら血を吐くので生まれ変わってセレブになったらまた来ます。
代官山を後にして、天現寺から首都高に乗り第二目的地を目指す。
途中、トラコンをいじろうと操作していたら急にメータのランプが光って、急に速度が落ちた。
首都高で100km/h近くで流れている中、一気に70km/hまで減速してここで故障かよ!!と思ったが、メータをよくみるとスピードリミッターが作動している模様。
そういえば説明書にそんな機能があるって書いてあったなぁ…
でも停車中に操作ボタンいじってても出てこなくて、気にもしていなかった。
説明書的には
”最高速度は、走行中でも変更または設定することができます。”
なので、停車中に変更することが当然で走行中はおまけ程度にできるよってことなんだろうけど、どのモードでもそんなメニューは停車中はでてこない。
でも、走行中だけでなぜか表示される謎…
この機能いらない (´;ω;`)ブワッ
そんなこんなで到着、MVアグスタ横浜
シートが開かなくってさ、どうしてもorz...
鍵が全然回らなくて、そもそもそんなに硬いのか?を他のブルターレと比べてみりゃいいだろと思ったので。
ディーラーの人が、シートの隙間からマイナスドライバーを突っ込んであけてくれた。
原因はシートロックを解除するレバーが近接するハーネスが引っかかって動かなかったこと。レバーごとマイナスドライバーで押したらあいた。
スペースがないところに車載型のETCを突っ込んでいるのでハーネスの取り回しがぎりぎりなのが見えて分かる…
ETCなんかそもそも入らないバイクもあると考えればちゃんと収まっているだけマシなのかもしれないけど、こういうこともあるんだなぁ…。
そういえばお店にはRRシリーズが。
紅白のブルターレRRとドラッグスターRRが置いてある!!
ドラスタの紅白は凄くかっこ( ・∀・)イイ!!
キャラが全然違うらしいのであれだけど、RRの特別感が強いのはドラスタの方かもしれないですね。
自分は軽快感が強い方でブルターレRRを選んだけど、ドラスタのほうが洒落てていいなぁ…
それこそ代官山で路駐してコーヒー飲んでても駐禁切られないレベル?
そんなこんなで、もうすぐ一ヶ月点検ですね、って話をしてディーラーを後に。
一ヶ月点検は本国仕様化と同時なのでマフラーが届いてからですけども。
そのまま何を血迷ったか横横道路を南下。
気がつけば横須賀。
海自の前でいずもさんと記念撮影やで!!
そのまま三浦半島を一周して距離を稼ごうと南下。
途中で貧乏ランプ点灯。
通勤、高速、下道だらだらで満タン法で14km/Lほど。
ΦωΦ ハヤブサと変わらんがな…
800ccなのに!?と思ったけど、よくよく思えばブルターレは6000回転を意識して回転高めで走っているけど、ハヤブサは3000回転以下、それこそ2000回転も回せば一般道なら十分なのでそう考えれば燃費がとんとんになってもおかしくはない?
いやいや、それにしたってちょっと悪い気がしないでもない…
日本仕様のマップなのでちょっと燃料が濃い感じがするし、本国マップだと少し燃費がよくなったりする?
でも回せるようになったら、ぶん回しちゃうから燃費悪くなるんだろうなぁ…
ハヤブサと違い、一般道を気持ちよく走るペースでも高回転が使えそうで面白そうですね。
ハヤブサで10000まで回したらギアにもよるけど200km/h超えるしね…
時間が時間だったので帰りは横横道路と首都高で。
嫁に電話しなきゃいけないので大黒に寄って帰ろうと思ったらお隣がF3だった罠…
兄弟車が並ぶのもアグスタだと割りとレアな気がしますね。
F3もF4も「これぞアグスタ!」って感じでかっこいいわぁ…
そんなこんなで250kmくらい走り、距離も400km後半へ!
最初はごりごり回っていたエンジンが300km超えたあたりから徐々に綺麗に回るように、スムーズになってきた。
低速トルクもなさそうな印象だったけど、一度もエンストしていないし、大型ってハヤブサしか所有したことがないのだけど、これだけトルクありゃ十分だろという印象。
ただ各所で目にするけど、長距離を巡航するバイクじゃない。
とにかく疲れる。
ケツも痛いし、腕も痛い。
シートがどうしても自分のケツと合わないのか二時間も乗ったらケツが痛くてたまらんかったorz...
あとワイヤークラッチが地味に重くて都内の渋滞で手首が結構死ねる(ドゥカティのストファイよりは軽いですけど)。
クィックシフトが付いているとはいえ、渋滞では使えないしねぇ…
高速巡航の風圧はメータバイザの傾斜もうまい具合に整流効果があるのか、そこまで風を気にすることはなかった。ヘルメットがOGKのカムイであることも効いているのかもしれない。120km/hくらいであれば横を向いても顔を持っていかれることはないので実用域で巡航するならなんの問題もナッシング。
ただ、B+COMの位置が微妙なのかヘルメット自体の風切音が凄い増えてやかましいのがちと失敗。これはバイクの問題じゃないので割愛。
では、800ccのイタリア車は高速巡航いけるのか!?
それに対する答えはちと濁したくなる。
車体は十分、存分に高速巡航には耐えるけど、とにかくエンジンがそれを許さない。
エンジンマッピングの問題なのか、定速巡航が苦手でメリハリを付けるアクセルワークを要求するタイプ。こっちは一定速度でアクセル固定しているはずなのにやたらギクシャクする。
加減速を繰り返すシチュエーションは最高に楽しいのだけど、横横道路を淡々と走っているのは苦痛でしかないかなぁ…。
自分がハヤブサに乗っているというのもあるけど、ハヤブサのトルク感と4発のスムーズさに慣れてしまうと、3発の振動とある種の元気のよさは高速巡航向きじゃないって感じてしまう。
逆に、そんな性格だからこそ一般道、ちょいワインディング気味なところを走ると凄く面白い。
倒しこんだ先の感覚は逆回転クランクの成せるものなのか、結構くせのある曲がり方で、はまると凄く楽しい。
峠を楽しむバイクなんだろうね、旅行に使うバイクじゃない。
そういう意味では高速を走るツーリングより通勤の方がアクセルにメリハリがあって面白いw
なにより乗るのも楽しいけれど、家に帰ってCR-1 CUREで磨いている方が楽しいかもw
常に綺麗にして、眺めているだけで楽しいバイクってかんじですね。
走るなら、早朝か夜間の車が少ない時間帯に楽しむのがベストかも。
特に都会で、すぐ近くに快適に走れるワインディングがないのであれば、なおのこと車も人も少ない、涼しい時間帯を走らないと、水温は別に高くはないんだろうけどエンジンの半端無い発熱量でライダーのやる気を削がれます。
なので朝イチでふらっと走って日中までに帰宅する。
そして、軽く洗車してニヤッとして、残り時間は家族サービスという家族持ちらしい楽しみ方をすべきかなぁと思ってます。
そんなこんなで…
結論:なかなかイタリア女は過激です。