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PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

X-ADVでフラットなダートを走る

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なぜか自宅から20km以上離れたさいたま新都心コクーンにある無印良品でパンツの直しをお願いしたため取りに行かねばならないのですが、かれこれ1週間放置。

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だから取りに行くよー。

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といいつつ常磐道を北上しているわけですが(何

 

1枚めの写真でお気づきだと思いますが時刻は朝の7時台、コクーンの開店なんてせいぜい10時ごろだろうし20kmを走るのに3時間ってハーフマラソンでも余裕で到着するレベルの時間です。

 

そう、無印良品に行くと言い訳してツーリングに出かけるわけです(何

 

安心してください、今日は10月3日ですでに緊急事態宣言は明けています。

 

高速代はコロナを免罪符に割引が適用されないことになっていますが、これきっと11月も割引ははじまらないんじゃないかと思います。各高速道運営会社としても割引しなくても使う人は使うんなら割引する必要もなし、です。まぁサービスエリアとかの飲食店の経営は苦しいかもしれませんのでトントンと考えることもできますが。

 

ガソリン代も上がってきているし、走りたい人には辛いところもありますが、走るために仕事をしているようなものなので別に金銭的なことはこの際は無視。

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そんなことよりやはりバイクで来て朝焼けの中で飲む珈琲の旨さは格別です。真冬のホットコーヒーとかさ、130円以上の旨さを感じられるのは寒空の下、辛い思いをしてきたライダーが味わうことのできる、四輪では決して味わえないものなので好き。

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常磐道を北上しているので今日は安定の霞ヶ浦周遊をしてからさいたま新都心へ向かう、300km近い遠回りをするツーリングです。緊急事態宣言があければこんなことだってできるんだ?そうなのか?

 

桜土浦で降りていつものところから湖畔道路的なところへ入ります。

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ここへ来たのは走りやすいダートも結構あるからなんですよね。

 

X-ADVはアドベンチャーを冠する名前からもわかるようにオフロードも多少走ることができるスクーターなのですが、ガチオフロードというよりは欧州などの舗装の悪いところを安心して走れるよーくらいなものでアフリカツイン並の走破性があるわけではありません。

 

Youtubeでダートに突入する人を見ると勇気あるなぁと思いますが、自分は体力的に何かあったときに240kgに届く車体を起こす自信はないのでやりません。無茶と無謀は絶対にしないのは長距離を走るライダーの大鉄則、必ず出発した場所に無事に戻れないことはすべきではないのです。

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湖畔道路をトコトコ走るにもX-ADVは向いています。とにかく図太い低速トルクは高いギアでゆっくり走ってもストレスを感じませんし、なによりバイクが急かしてこないのがいいのです。大型二輪でもハイパワーモデルになれば低速で走るのはただただだるいもので、もっと回せよとエンジンが語りかけてくるし、空いている湖畔道路を飛ばしたくなる気持ちもわからなくはないですが、それはそれなりのリスクが伴う行為でもあります。X-ADVはそういう意味ではリスクを高める走りにバイクがしようとしません。もちろんライダーが望めば必要にして十分なパワーとトルクを与えますが、不必要には与えない、それを楽しいと思うか思えないかは人それぞれですが、自分は嫌いではないのです。

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適度に休憩しながら…

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途中で温泉にも入ります。

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シート下に荷物を入れたためヘルメットの置き場がない、、、あとで簡易的なメットホルダーを用意しないとですね。

 

さてダート。

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霞ヶ浦周辺にはフラットなダート区間がいくつかあります、人里離れたような場所でもないし電波もあるので万が一のときでも安心ですし、かなりフラットなので何かが置きづらい場所でもあります。

 

はじめて使うグラベルモードはダートを走りやすいセッティングのようで変速タイミングもグラベル専用のものがあります。セッティングを見るとパワーも最高、エンジンブレーキを効かせるセッティングでトラコンは最弱、ABSも効きづらくなっているようです。変速は自動だとちょっと怖いのでマニュアルにして2速や3速ホールドとしました。

 

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はっきり言って自分はダートは得意ではないですが、X-ADVはかなりダートも走りやすいものだと感じます。コーナーでちょっとアクセルを捻るとナナハンの持つトルクでずりっとテールスライドしますが怖さは特になく、速度も低いこともあり流して遊ぶようなこともできます。

 

ぬかるんだ道はタイヤ的にも弱いですが乾燥路であれば多少のボコボコした道もいけるのです。なによりステップをつけたことでスタンディングができるため立って乗ることができるのでは悪路ではかなり乗りやすいと感じます。これができるスクーターはあまりないし、X-ADVは今やスタンディング用のステップをメーカーがオプション採用するほど先代から人気のある社外品オプションだったわけです。

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ダートに行くなら必須でしょう。

 

ただ、自分はダートを積極的に走りたいかと言われたらADV150とは違い、正直もういいかなという感じですw

 

なぜかってまず失うものが多すぎるからですねw

 

ADV150は高いと言ってもまぁ40万円そこそこなわけで、仮のころばしてもパーツ単体の金額はそれほどでもありませんがX-ADVはそうも行かない。なにより重すぎて仮に林道などに突入して引き返そうと思っても自分の力じゃそれができない可能性が高いのです。ADV150のとき、何度かそういう行き止まりの林道に突入したり、わだちにハマったりしましたが、なんとかなったのは軽い150ccのスクーターで脚付きもX-ADVほど悪くなく、二輪二足がぎりぎりできたからですが、自分は240kgの車体でこのオンオフ両用みたいなタイヤで林道を無茶する勇気がないのです。

 

転ばせばなんとかなると言っても別に自分はガチオフロード好きではないし、突然現れた悪路をそこそこ走れたらいいわけなので外装の慣らしを積極的にやる趣味はありません。

f:id:kumawo0017:20210926130801j:plainスクーターであるX-ADVはアンダーカウルも塗装が施されていて一度荒れた道に入ったときに結構下回りを擦りました。。。そのときに塗装が気になってしまうというオフロードを走るバイクとしては結構致命的な障壁があることに気づきました。もちろん塗装なんか気にしないぜ☆という人はいいかもしれませんが、自分はそういうのはちょっとなーと思う人なので多分金輪際そういう道に積極的には突入しないでしょう。

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写真のような本当にフラットなどんなバイクでも走れるぜみたいな道を、どんなバイクでも走れるけどX-ADVならより安心して走ることができるというのが魅力だと思います。あくまで街乗りからアドベンチャーなバイク、アドベンチャーは何も未開の地へ行くことだけを指すとは思わないし、突然舗装が終わってもそこを乗り切って目的地に行ける性能があるよというのがX-ADVのよさなんだと思います。

 

そういう意味では四輪でいう前輪駆動のSUVみたいな感じでしょうね。

 

車高も高いし、多少の悪路には入れるけれどあくまで街乗りが中心で、休日には非日常の場所へ足を踏み入れることができるよ、でもその非日常はガチ林道じゃないよっていう。

 

もちろん腕があれば全然ハードなところまでいけるんでしょうけど、自分の腕では基本は舗装路ですねw

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筑波山を抜けて4号バイパスを目指します、かなり暑い一日で、なんども先日購入したRYUKIのチンガードを上げて換気していました。

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途中の道の駅で遅めのランチ、朝の7時台から活動して食事をしたのは昼を過ぎてからなので6時間くらい何も食べずでした。

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レッドブルくらいかなw

 

一度走り出すと楽しくて食を忘れるのがいかんですね。

 

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現行ハヤブサパイセンだ。

 

これに乗っていたかもしれない。

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ただX-ADVを選んだことに後悔はなく、今はこれでよかったと思っています。

 

より遠くへ行くならハヤブサ時間が適用できる(何)ほうが早くは到着できるんですが、やはりゆったり景色を楽しむという点では初代ハヤブサを乗っていた経験からするとハヤブサは向いていないと思います。最新の電子制御デバイスを得てもハヤブサはハヤブサ、高速道路が主戦場で、ワインディングも楽しめるよというものですが、別に高速道路もワインディングも特にガツガツに楽しむ必要がない自分のような人には宝の持ち腐れ。

 

確かに世界最速に乗っているというのは何にも代えがたい喜びであり所有欲を満たすものですが、最近は別にそういうのも別にいいなぁと思うようになっています。

 

良くも悪くも若い頃とものの見方や考え方が変わったということでしょうね。

 

その上でぴたりとハマったのがX-ADVだった、それだけです。

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コクーンに到着。

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今日もリュックを持たずに来ましたが無事に入りましたw

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18時時前には戻ってきました、サウナに(ぉ

 

X-ADVに乗ってはじめて貧乏ランプが点灯。

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リッター30kmなので悪くはないですが距離は300km、使用燃料量は9.9リッターなので燃費計算も正確ですがそうだとすると残り3リッターでゲージは0に、ランプは点灯という恐怖感を煽る演出がはじまるわけです。この時点でこの平均燃費であれば残り90kmは走れる計算ですが普通の人はこうなるとガソリンスタンドを探すことになります。

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満タン入れると9.8リッター、車載のコンピュータも正確な数字が出ているとわかりました。このあたりもどのくらい正確なのかを知っておかないとSSTRのような長距離を走るイベントでは致命的な状況を生み出し兼ねません。車輌のことを知ることは何よりも重要なことなのです。

 

そんなわけで往復40kmでよい場所なのに気がつけば300km、全然体は疲れていないし、X-ADVはやはり距離を走る人には最良の1台なのだと改めて思わされました。

 

X-ADVの1,000km点検とDCTの不具合?

中古車なのに新車1か月点検がある

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マフラーを交換していたら気がつけば11時を過ぎていた土曜日、今日は14時から70kmくらい離れたディーラーに1,000km点検のために向かうことになります。

このX-ADVは先にも書いているように中古車なのですが距離が異様に少ない。

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初年度登録2021年5月で納車時点で375kmしか走っていないのです。ワンオーナーということでUSB電源が増設されていたりディーラー試乗車というわけでもないこの車両、なんで買ったんだろうと疑問に思うところもあるのですが手放す理由は人それぞれなのでそこは深く考えないようにしましょう。

 

なにとも中古車は普通1,000km点検なんてものはないのですが、このような距離数であることから特別に1,000km点検が行われることになったのです。

 

本来そこで交換されるべきオイルは納車時点でエレメント含めて交換されているので油脂類の交換はまだしません。

 

SSTRの直前である10月3週目に入ったら自分でやっちゃいます。オイル交換くらいは自分でやらないと万が一のときに困るしちょうどいいタイミングでもあるのです。

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マフラーを交換したので焼入れしたいのと高速性能を試したいこともありかなり遠回りになりますが一度北上して東へ進み南下する無駄なルートを走ることにしました。

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高速道を走ってふと気づいたのは「燃費がよくなった」こと。

piyoco-craft-works.hateblo.jp

このときは高速燃費それほど良くないなぁと思ったんですけど今回はそこまで悪いとも感じず瞬間燃費計ベースでは余裕で30kmを超え35とか出ているわけです。

 

マフラーを交換したことも無関係ではないと思いますが添加剤やチェーンメンテ、エンジンにあたりがついたのかもしれません。何しろすでに2,000kmを走っていますからね。

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台風一過となったこの日は猛暑日&強風で高速道路を走っているときに撮影していた音声はずっと暑い暑いと言っていました。

X-ADVの高速性能は非常に高い、そしてちょい乗りに便利

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台風一過の高速道路、特に常磐道は平時ですら強風であることが多いのでバイクではなかなか怖い思いをすることも多いのですがX-ADVではそんなこともありません。

 

無駄(?)に長いホイールベースとフロント大径タイヤということもありこんなシチュエーションでも抜群のクルーザーとしての資質を見せてくれるので安心感が段違いなのです。

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唯一の残念ポイントに感じるのはこんな高速性能の高さ、快適さがありながらクルーズコントロールを持たないこと。1100ccクラスのレブルやアフリカツインにしか今の所ホンダはクルーズコントロールを搭載させていませんがX-ADVのようなDCT専用車両かつスクーターにこそ搭載すべきものではないのかと高速を走るたびに感じるのです。

 

クルコンの搭載なんてスロットル・バイ・ワイヤかつDCTのX-ADVであればそこまで難しい機能ではないはず。何もアダプティブ・クルーズコントロールを搭載しろと言っているわけでなく速度保持ができるシンプルなものでよいのです。

 

ただこれはさすがに他社も多くのクラスにクルコンを搭載しはじめているので仮にX-ADVに次のマイナーチェンジがあるのであればその際には搭載されるのではないかと踏んでいます。

 

そして便利なのはシート下の収納。

 

今日のようにちょっとした点検に行くときに記録簿などを持っていかねばならないし、よほどの近所でもなければ手ぶらでバイクに乗って出かけようとは思わないはず。バッグを持たないにしてもパニアケースなどを付けることもできますがチョイノリでそこまで大げさな装備はいりません、重くなるし空気抵抗も増えるので燃費にもよいことはないはずです。好みの問題もありますが、自分はあまりパニアが好きではない、ノーマルのデザインを尊重したスタイルが好きなので過去のバイクでいずれもケースはつけたことがないし、サイドもハヤブサのときにバッグをつけたことがあるくらいで基本は身体に背負う派なのです。

 

ADV150でスクーターっていいなと思ったのはそんな当たり前にバッグを持ち運ぶ生活から解放されたこと。シート下の収納はヘルメットが入るくらいのスペースなので長物でなければそこそこの大きさのものは入ってしまいます。

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なのでこのように点検に向かう途中で手土産を買ったとしても、シート下に入れておけばいいわけで(ただし熱を持つので溶けるものは不可)非常に気楽なものなのです。

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まだまだ全然余裕で入ります。スクーターを今まで馬鹿にしていたこともあったのは事実ですが乗ってみるとそりゃ売れるわ、便利だもんと思いますしその便利さにプラスしてオートバイとしての楽しめる要素も追加しているADVシリーズはなかなか面白いコンセプトなのだと思います。

DCTの不具合

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1,000km点検で気になる箇所を確認してもらいます。

 

それは案の定というか当初より懸念事項であったDCTの不具合というか、本来起きないはずのことが起きている件についてなのです。

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四輪のDCTでも様々な種類がありますがトルクコンバータを持たないDCTは基本的には「変速を自動で行うマニュアルトランスミッション」なのです。これはデュアルだろうがフィアット500なので採用されるデュアロジックのような構造のものであろうが基本的には変わらず、それはつまり普通のオートマチックトランスミッションのようなトルクコンバータは持たないためクリープ現象が発生しないということです。

www.zurich.co.jp

クリープ現象って何?って人はおそらくいないと思いますが、オートマチック車はブレーキを離すとアクセルを踏まなくても自然と微速でクルマは動いてしまいます。なんでそうなっているのかというのはYoutubeとかでわかりやすい動画をあげている人がいるのでそれを見てもらうのがよいでしょう(´;ω;`)

 

とにかくトルコンを搭載したATとDCTではDレンジ(1速)で停車しているときの挙動が全然違い、トルコン式は常時微力ながら動力は伝わっておりそれをブレーキで押さえつけている状態でDCTは1速に入れた状態でクラッチが切れている状態となるわけです。マニュアル車で言えばバイクの場合はずっと1速に入れてクラッチレバーを握っているのと同じです。

 

よくもわるくもそのせいでDCTはアクセルをあけるといきなりクラッチがつながってしまうので飛び出すような発進になりがちで、そこはDCT採用メーカーはトルコン式に似せた形でじんわりクラッチを繋げる半クラッチのような制御を取り入れることで渋滞などでの使い勝手をよくしています。

 

ホンダの二輪用DCTはそのような制御がないため通常は1速でクラッチが切れた状態でう「動かない」のが正解ですが、それがなぜか動いてしまうことがあるのです。

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エンジン始動直後の回転数が高いときでも勝手に走り出すことはありませんが、速度域関係なく停車するとぬるぬると微速前進することがあり、最初は坂道か?と思ったけどニュートラルに入れれば動かないのです。そしてDに入れるとまたぬるぬると動き出す。

 

しかもニュートラルからDに入れて勝手に動き出すこともあれば、ないこともある。

 

発生条件が不明ながら高確率で発生するのは渋滞のようなのろのろ走りを繰り返した直後か思いっきりエンジンを回した直後が多いかな?と思うので前者の場合は制御的に渋滞をアイドリングに近い回転で走っていると錯覚して半クラで繋げているのかもしれません。

 

トルコン式と違うのはこれが半クラッチを使って行われる制御であるため、その状態でブレーキで動かなくするというのはクラッチを消耗させることに他なりません。

 

なのでそれが発生するときはニュートラルに切り替えるようにしています。

 

そもそも自動変速するマニュアルトランスミッションであると考えれば、マニュアル車に乗っている人が停車中にギアを入れたまま1速で止まっているかといえば大半どころかほぼほぼすべてがそんな乗り方はしないはずでニュートラルに入れるはず(もちろんすぐに信号が変わるとか、発進するとかなら話は別)なのでDCTとはいえ停車中はニュートラルに入れればいいかということでディーラーに報告こそしましたが、初めて聞くような事象とのことで対応がなされず様子見となりました。

それはそうとしてDCTは最高だ

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そのほかの点検は特に問題なし、というか最近の車両でそこまで初期点検で致命的な不具合が出ることはないわけだし、なにしろ先週納車前点検を受けているわけですから何かあっても逆に困るわけです。

 

帰り道は前日にニュースに取り上げられていたポルシェの施設付近まで。

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交換したばかりのマフラーがいいアクセントになり、眺めているだけで大満足。

 

DCTは謎の挙動を示しますが、でも正直なところ「それがどうしたの?」くらいの気持ちでしかなく、イタフラ車乗りは昔からミッション系ではかなり教育されてきているのでこれくらいの「問題なく走る」系のトラブルはトラブルでもなんでもないのです。

 

そんなことよりDCTの何が良いって渋滞。都内に住んでいればどこへ行くにも、帰るにも渋滞を避けて通ることはほぼできないと言える定番行事みたいなもの。ギアチェンジはクイックシフター上下が当たり前につくようになった現代車であればそこまで苦ではないですが渋滞だけはクラッチのお世話になる場合がほとんど。左手の握力に無限の自信があるならいいですが、自分はそれは辛いと思う人間なのですり抜けをガンガンしちゃっていましたがX-ADVは別に渋滞でも「あちぃな」と思うくらいで別に操作自体は苦にならずすり抜ける回数も今までよりもぐんと減った気がします。

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動作ひとつとっても余裕がかなり生まれるため結局は長く走ることに必要な安全なライディングにつながると思います。別に速く走ろうとかどうでもいいんです、より遠くに行くためにはいちいち事故なんかしてられないし、車両が壊れて走れないほうがきついのでだったら自分はのんびり流れに乗って走ります。

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海ほたるで休憩、というよりマフラー変えたのもあり走るのが楽しすぎて朝から何も食べていなかったw

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ラーメンにごはん、久々に結構なボリューム(´;ω;`)

AT車はつまらないって本当によく言われるんですが、そのつまらないっていうのはギアチェンジだけが運転することだと思っているのかなぁとすごい不思議なわけです。ギアチェンジなんて動作のひとつにしか過ぎないし、適切なギアを選ぶことに頭を使うって運転中に頭を使うのってむしろそれしかないのか…としか思わない。別にATだってマニュアルモードでギアは選べるし、ATによって癖はあるからスムーズに運転するのは逆にマニュアルよりも難しいところだってあったりもするし、クラッチを握る、ギアを変える、そのアナログな動作が増えるだけで楽しい・楽しくないって別にないよなと。

 

楽しみだって人それぞれ、長い距離を走ることに楽しみを見い出せる距離ガバのあたなには何しろおすすめな1台です(´;ω;`)

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どうでもいいことだけどほんとレブル売れてるんだなぁ…もう見かけない日はないってくらいに見かける。それくらいコスパ考えたら最強の1台だと思う。なにせ1100ccのMTなら110万円、DCTでも120万円と130万円する750ccのX-ADVよりも安い。値段だけみればスタイリングが嫌いでなければレブルは間違いのない1台なんだと思います。同じことは川崎Z900RSでもいえますね、あちらは900ccで138万円。

www.kawasaki-motors.com

周りが安すぎるのかX-ADVが高すぎるのかはまた別な話として残しておくとして、そういった人気車種とは違いX-ADVは1日走っても1台も遭遇することがないのがある意味でよいなと思うところもあります。欧州ではかなり売れてるはずなんだけど、日本では年間販売目標700台と控えめだし、それ47都道府県で割ったら1都道府県あたり15台しか走ってないことになるし、そりゃ見かけないわ。

 

Z900RSなんて2021年上半期だけで1600台以上、レブル1100はおよそ1300台、X-ADVの兄弟車のNC750Xが10位に入っていますが561台です…って10位で561台なんだ。。。

 

自分のX-ADVの車番は400番台なので少なくとも400台は製造されたんでしょうけど、コロナ影響や半導体供給の問題もあってそれ以降の生産は微妙なのかもしれませんね、一応熊本工場なので日本産ですが。

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ちなみにX-ADVの子供みたいなADV150は小型車クラスでは1700台弱売れて7位だそうです、、、ADV150も兄弟車のPCXに比べれば決して安いモデルではないのですがそれでもこれだけ売れるというのは小型スクーターのアドベンチャーモデルが今、ADVの他に存在しないからでPCXではちょっとなー普通だなーと思う人が買っているということなのかもしれません。実際、通勤で往復走ると自分がADV150に乗り始めたコロナ後すぐの2020年春に比べるとかなり増えた印象はあります。あの当時、ADV150を町中で見かけることのほうが少なかったですが、今はどこへ行っても見かけます。

 

どうしてこんなに差がついた(´;ω;`)ブワッ

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2000kmを走りましたが未だにX-ADVとすれ違うこともなく、ただSSTRには同色のX-ADVが参加するようなので千里浜まで行けば会えると今から楽しみにはしています。。。

 

 

 

X-ADVにアールズギアのスリップオンを取り付ける

バイクのマフラー交換は性能向上だけにあらず

X-ADVの納車前ににいくつも部品を注文していましたが似たようなことをする人は多いと思います。カスタマイズをいつするかは「消耗したタイミング」や「壊れたタイミング」など人それぞれ様々にあると思いますがここ数年、というよりプジョー3008を買ったころから割と早い段階でやれることはやってしまおう派になっています。

 

消耗したタイミングで変えるのはコスパ的にはありなのですが、機械は年数が経てば当然ながら新車の性能を発揮することは不可能になります。特に自分は距離をガツンと乗る人なので一年も経過してしまえば立派な過走行車両になり果てる未来は決定しているわけなのでそれであれば機械として性能をフルに発揮できる時期に変えられるところを変えて楽しもう、消耗や劣化したらそこはおいおい変えればいいという考えにシフトしました。

 

今回交換したマフラーは消耗品でもありますがマフラーを消耗品として交換することはたとえばサイレンサーの劣化だったりなかなか距離を走らなければならず穴でも開かない限りは交換する人も少ないのではないかと思います。

 

自分はクルマでもバイクでもラインナップがあればマフラーは交換する派です。

 

これまでマフラーを変えなかったクルマとバイクはは記憶にある限りではフィアット500XとKTM200Dukeくらいです。厳密にはMVアグスタのブルターレ800RRもマフラーはノーマルでしたが、あれは日本導入時に日本仕様のクソダサいマフラーに交換されていたため本国仕様のマフラーに戻すということが行われている特殊な例です。

 

バイクのマフラーを変えるのはクルマよりも好きなのですが、それには理由があって音量・音質のみならずクルマと違いむき出しのバイクの場合はマフラー自体がデザインとして機能するからです。

 

なのでマフラーを変えるというのは言ってしまえば外装を変えるのと同意になりイメージはがらりと変わる為そのマフラーのデザインやカラーなどはオーナーの好みが色濃く反映されるところでもあるのです。

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X-ADVに合わせてOGK KABUTO RYUKI購入

今使っているOGK KABUTOのKAMUIを買ったのはGmailによれば2015年4月。

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当時なぜこれを選んだのかと言われれば「インナーサンシェード」が欲しいから。

 

自動車であればライトも明るいのでサングラスをかけていてもつらいと感じるトンネルはほとんどないのですがバイクはそれほどライトも明るくなく、四輪と違って走行中にサングラスを簡単に外したりはできないわけです(ましてや眼鏡の度付きユーザーには)。

 

ミラーバイザーにしてトンネルであければいいじゃん?という話もわからなくはないですが、大昔にハヤブサで九州にミラーバイザーだけで臨んだとき、基本夜中は走らないようにしていましたが別府で大雨・霧で夕方なのに真っ暗になりホテルの10km手前くらいで死にかけるや、急遽仕事が入り夜通し走ることになりミラーバイザーを開けて走ったら田舎道で虫が直撃してきてもう惨劇の現場になりコメリで安全眼鏡を購入。

ジェットタイプのヘルメットだったのが幸いし、眼鏡の上から安全眼鏡をかけて口元にタオルを巻いて(虫を食べないように)山口から東京までひたすら走り続けて以来、もう二度とミラーバイザーは使うまいと思ったのです。

 

元ブロガーさんとか顔ばれNGな人がよくミラーバイザーを使っていますが、あの人たちは夜は走らないこと前提かもう一枚クリアを持っているってことなんだろうかなぁといつも思いますが、本当に夜は見えないし危険なので走っちゃダメ、絶対(´;ω;`)

 

日中だけしか走らないわけではない自分にとってそれまではミラーバイザーかサングラスだったものがインナーサンシェードの登場で大きく環境が向上したのです。

 

もともとOGKのヘビーユーザー、今回のRYUKIで6つ目のOGKヘルメットなわけですが、最初はKAMUIの正常進化モデルであるKAMUI3を買おうとしたのです。

www.ogkkabuto.co.jp

KAMUIはそこそこ軽く、インナーサンシェードがついているベーシックなものでレースなどに使うわけでもないので安全性に関しても公道では十分なもの。

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そもそも壊れなければKAMUIをそのまま使い続けたと思いますし(耐用年数は過ぎているけど)KAMUIであることに何の不満もなかったのですが、なぜ今回RYUKIを選んだのか?

 

そしてOGKのヘビーユーザーとしてRYUKIの「よいところ」、「いまいちなところ」を500km走ったので感想を、そしてインカムとGoProの取り付けに関しても書いてみます。

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X-ADVで弾丸慣らしツーリング!

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月曜日はたまりにたまった有給を消化ついでにX-ADVの慣らしツーリングへ。
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かなりノープランだったのですが、SSTRの予行練習も兼ねて寒いところへ。
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なぜ寒いところか?SSTRは青森スタートにするからです。

 

10月の青森、気温は関東よりもぐっと低いはずなので防寒装備をどうするか?を考えるためでした。

 

とはいえ風防もしっかりしているX-ADV、しかも自身では初となるグリップヒーターもついているのであまり不安はないので寒さのテストよりもロングツーリングした場合の疲労度合いを試すほうが結果としては目的になってしまったツーリングでした。

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