水曜サ活は生きるために必要な行為
私事で恐縮ですが、毎週木曜日に胃に穴が空きそうな会議が仕事である。
会議1時間前に激しい腹痛に襲われ、何も食べていないのに下痢が続くような今まで経験したことがないレベルで出たくない会議。下痢止めがないと2時間持たない(ぉ
ところが前日の水曜日に北欧に行った翌日の会議はなぜか下痢にならなかった。
つまり水曜日にサウナに入れば、翌日の会議を耐えられる?
サウナと胃痛がどう連動するのかわかんないけど、はじめて下痢どめを使わなくても、会議の1時間前から下痢になることがなかったのでこれはサウナに何かあるぞと。
そもそもとして週の中日にサウナというのは最高に贅沢だ。
どうしても折り返し地点である水曜日は疲れるし、最近は激しい残業規制で金曜日に代休を入れて3連休とかにすることが多かったけど、もしかしたらサウナを真ん中に挟むだけで一週間は快適に過ごせるんじゃね?とか思ってしまった。
なので水曜サ活をやってみよう。
鶯谷・サウナセンター
若干定期券外ではあるものの入谷駅から徒歩数分の場所にあるのがサウナセンター。
鶯谷駅からでもほど近いがラブホ街を抜けるのが嫌&日比谷線なら1本なので今日は入谷駅から歩いてみた。
東京では最古と言われるようなサウナなので外観はレトロ。
サウナセンターは男性専用。
あまり男性であることにメリットは感じていないし、なんなら子供のころからスカート履きたかったし、なんなら女の子の服のデザインのが全然かわいいのあるし、男なんてクソだ、まじで〇ね!とか思っていたけどサウナを知った今なら言える。
男性専用サウナの多さに、男性であることの喜びを理解した(´;ω;`)ブワッ
女装はいつでもできるけど、男性専用のサウナは男性でなければ入れない。
ジェンダーの超えられない壁を越えた瞬間をサウナに気づかされる。
なぞのガンダムを横目に下足入れに靴を預け、鍵を受付の美人なね~ちゃんに渡し入浴料1200円を払いロッカーキーを受け取る。
飲食はロッカー番号を伝えてあと精算なので基本財布は持ち歩かなくていい。
監視カメラがこれでもかとばかりに備えられるロッカールームでロッカーから館内着を出してさくっと着替えてエレベータで6階の浴室まで一気に駆け上がる。
レトロな浴場なので風呂は1つ、そんなに大勢が入れるサイズじゃないな。
あとは水風呂が1つ。
サウナとペンギンルームと呼ばれる寒い部屋が1つあり、整い椅子が2つとベンチ1つ。
都内の省スペース型としてはこんなものなのかなぁと思いつつ。
平日なのにサウナに入りきらないほどの人がいて、サウナセンターの人気ぶりを思い知らされる。
さくっと体を洗って湯船に数分使ってサウナへGO。
TVがあるオーソドックスなサウナ、90度くらいでじんわり熱い。
アウフグースの直後だったのでそれもあったのかもしれないけどファーストサウナは3分くらいでやばいんじゃないかと思ったw
水風呂は寝て入れる浅めな感じ。3人くらい横になると目いっぱいかもしれない。
ベンチに座ると開いた扉から外(非常階段?)が見えるので実質外気浴??
2ローテ目が終わった段階でぼーっとしているとちょうどアウフグースの時間になった。
そういえば、サウナ生活をはじめてからまだアウフグースを体験していない←
それでサウナ云々とか〇ねよと思った人、ごめんね(´;ω;`)ブワッ
なのでアウフグース処女をここでささげようではないか、鶯谷だし(関係ない
勇気を振り絞って、水をがぶ飲みしサウナ室へ。
そこからの記憶は正直あまりない(ぉ
これは体感しないとわからない、うまく表現できない。
ただぼーっとする頭の中で
「焼夷弾に焼かれた人はこれより熱いんか、死ぬわそりゃ」
「火葬場で焼かれる祖母の気持ちがわかった」
不謹慎すぎる言葉しか頭に浮かんでこないほど、やばい。
ふらふらとサウナ室を出て水風呂に浸かる・・
?「たかし・・・たかし・・・」
!!
あれ、ばーちゃん?7回忌には1か月も早いよ?
にこやかにほほ笑む祖母が手招きしている・・・
あかん!!そっち行ったらあかん!!
ハッとしてベンチに移動し外気浴。
まさか水風呂の段階でととのうとは思わなかった。
というか、死んだばーちゃんが手招きしてた。。。
アウフグースで極限まで熱せられて水風呂という流れがよかったのか、ととのうペースが速かった。
別にととのいを目的にサウナしているわけじゃないんで、ととのわなくても全然問題ないんだけどアウフグースを体験するとちょっとこれなしでは生きられない体になる気がする。
確かに、焼夷弾と火葬場を連想する辛さはあれど、これはお勧めしなきゃと妙な使命感にかられた(ぉ
ととのいサウナ飯
浴場からひとつ下の5階が休憩室と食堂を兼ねていた。
サウナ後のハイボールができるのは電車で来た時の醍醐味だ。
プジョーでサ活も最高なんだけど、飲めないことはどうしようもないけど残念。
もうこのまま眠れたらどんなに幸せだろうか・・・。
老舗サウナセンターは確かによかった。
1点難があったとすれば、地元民に愛される故か子供がいて、その子供が水風呂ダイブやサウナに頻繁に出入りして扉を開けるのでちょっとどうにかしろよ親と思わずにいられなかったところか。。。
まぁそういうところも老舗の良さなんでしょうけどね。
スカイツリーを眺めながら入谷駅に戻る道程。
ととのう過程で手招きしてた祖母、ああ来月の7回忌は実家に帰ってちゃんとお仏壇に手を合わせよう。
そう思えた夜、すばらしきかなサウナセンター。