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PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

3008はワインディングも楽しいSUV

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誕生日を迎えた日曜日、ちょっとワインディングを走りに行ってきた☆(ゝω・)vキャピ

 

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山の方はもう雪化粧、気温も5度前後とかなり寒い。。。

 

そりゃもう11月も半ばだし、自分が生まれた日も雪だったことを考えればいつ路面に雪が舞ってもおかしくないようなワインディングを3008で楽しむ。

 

SUVだってワインディングを楽しめる

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3008のサイズ感は昨今のミドルクラスのSUVではそこまで巨大だとも思わないし、ディーゼルエンジンを搭載したモデルであることを踏まれば1700kg以下の車重であってもそこまで重いとは思わない。

 

TDI-Tuningで武装し、セタンブースターという麻薬でドーピングされた3008はパワーもトルクも車格を考えれば十分すぎるほど。アクセルに軽く力を入れるだけですっと前に出る感覚はガソリンエンジンのそれとは違い、高回転まで回す喜びは皆無にせよヒルクライムは案外軽やかで、自然吸気の2000ccクラスであればついていけないこともないだろうって走りは見せる。

 

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ワインディングを攻めるとディーゼルオイルが燃える香りが車外を揺蕩うw

 

タイヤを鳴らすような走り方を日中からするわけじゃなく、その3歩くらい手前の領域で適度に楽しむ。

 

3008のスィートスポットはそこにあって、リジカラとダウンサス、低扁平化したタイヤのドライグリップがいい具合にバランスして最高に楽しい。

 

そのときレーンキープの機能はOFFにしておかないと白線を完治して3008が自動的なコーナーリングをしてしまう、それだと本当のよさがわからないから機能をオフにしよう。

 

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タイトなコーナーは苦手だ、得意そうにも見えないけれど。

 

ただ、うまいこと曲げてあげればきちんと走る。

 

セオリーどおりの、FWDの基本に忠実な無理のない走らせ方をすれば十分速い。

 

さすがは往年のWRCやダカールで輝かしい戦歴を残したPEUGEOTだ、一般車にもその血脈はあるのかもしれない。

 

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WRCといえば、子供の頃の自分はPEUGEOTが嫌いだった。

 

三菱とトミーマキネンを愛した自分からすれば、PEUGEOTは無駄に強いフランスの小型車メーカーという印象しかなく、三菱の勝利をおびかやす敵でしかなかったし、そういうふうな子供だったから自分はとにかくPEUGEOTが嫌いだった。

 

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いつからだろう、PEUGEOTが好きになったのは?

 

そんなことを考えながらワインディングを走る、3008は忠実に自分に寄り添ってくれる。

 

この時期はライダーがシーズン最後とばかりにワインディングを飛ばすから注意が必要で、何度も対向車線まで飛び出してくる奴がいた。自分もライダーだけど、携帯の電波もないような山道を攻め込む気がしれない、事故を起こしたら助かる見込みもない。

 

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片側通行の信号を待っていると先頭が3008だから舐められているのか前に出られちゃうんだけど、結局すぐに道を譲ってくれる。直線で離されてもここではコーナーは3008のほうが得意なんだ。荒れるワインディングのコーナーはレーサーレプリカが攻めていい場所じゃない。

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ひんやりとした空気はタービンにもいい。

 

いつもよりパワーも出ている気がするし、復路はなるべくアクセルを踏まずにエコランで変えれば一般道でも20km/Lを超える燃費を叩き出す、1700kgの車体のSUVがね。

 

SUVでワインディングを攻めるというと違和感があるのかもしれないけれど、ただの快適な移動手段としてこのジャンルを使うのは実にもったいない。家族での移動や荷物を積んでのキャンプだっていい、車中泊だってできるし、満タン無給油で東京から福岡まで行けるエコな性能もある、けれどその道中を楽しめればもっと車は楽しい。

 

納車から半年弱で3万kmが見えていた走行距離は、自分の所有車の中では2番目にハイペースだし、なんなら1番めに距離が多かったアルトワークスは学生時代で時間が無駄にあった。社会人なのにこれだけの距離を伸ばすというのはどんなだろう?wでも、それだけ毎週乗り回したくなる車なんだ3008は。

 

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広めの路肩に車を止めてコーヒーを飲む、そんな時間が好きだ。

 

スタンドバイミーごっこをしているおぢさんがいた、汽車はきっと来ない。

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ディーゼル車同士、並んでいる姿が撮りたかったが諦めた。

 

なにしろ電波が入らないから時刻表がわからない(ぉ

帰りのワインディングも楽しみつつ、ちょうどいいなと寄り道をしてみた。

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記憶を頼りに、30年ぶりとなる場所へやってきた。

 

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子供の頃、この通りで肝試しをやった記憶がある、夏のこと。

 

毎年、夏になると英語塾のイベントでペンションに泊まった。夜は決まって神社の境内に続く参道を使った肝試しだった。子供の頃も怖いと思ったけれど、大人になっても怖かった。30年前の記憶なんてないと思ったけど、案外覚えているものだね。

 

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駐車場で隣になったハマー、3008が2008くらいに見えてしまう。

 

大きな車は割と好き、PEUGEOTがこのサイズで出してくれたらかなりほしいかもしれない、絶対出さないだろうし、日本には導入されないだろうね。

 

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山で冷えた体をラーメンで温める。

 

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見ているだけで寒気がする写真だねw

 

帰りの高速はひたすらにエコランだった。

 

気持ちよく攻めるのも好きだけど、エコランをするのも大好きだ。

 

自分としてはサーキットを速く走るより、公道でカタログ燃費以上を叩きだすことのほうが難しいし、それゆえに楽しいと思っている。

 

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公道でもサーキットのようにペースカーが入る、こんなときはアダプティブクルーズコントロールをONにしてアクセルを3008に任せたほうが精神的に楽だ。自分で踏むと3008は豪快な加速をするので、ついつい速度を出したくなり、80km/h以下というのは割と辛い領域なんだ。

 

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夕刻の山並みがきれい!!

 

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新潟から東京に戻る道中は群馬の渋川手前で見える夜景にうっとりするよね。

 

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途中、親の金レーシング(軽油代もらった)で補給して群馬東京間を5L弱で走破。

 

一日走り回って充実、ただの移動手段ではなく車として走らせて面白い、そんな3008とはこれからも長い付き合いになりそうだ(死亡フラグ)