運命の1日がはじまりを告げる
飛行機は11時だというのに、朝の4時に起きて最寄駅からバスに乗る用意周到さ。
自分の飛行機嫌いは落ちる乗り物であることもそうだけど時間に拘束されること。
何時間前までに空港に到着してなさいとか…(ヾノ・∀・`)ムリムリ
とはいえJRがロンドンまで新幹線を走らせていない以上、航空機に頼るしかない。
いつかはユーラシア大陸を横断して3008で行きたいものだね(無理
そんなわけで北千住駅でバスに乗る。
あとは寝ていれば羽田に到着するね★
なんでお前は電車に乗り換えているのだ・・・(ぉ
<説明しよう!>
中の人は極度のトイレに行けない状態となると急な下痢に襲われてしまうのだ!
バスの出発1分後にメルトダウンの危機を感じ、次の停留所である千住大橋で下車、そのままトイレに駆け込むハプニング。
飛行機に乗る前からこれだよ・・・早めに家を出てよかった。
まぁバス代は無駄に1200円だか払ったけどね(´;ω;`)ブワッ
羽田空港なう
羽田に到着したのは7時半くらい、出発の4時間前なので全然余裕。
到着後はまずグローバルWi-Fiを受け取ります。
これがないと間違いなく現地で詰む。逆を言えばネットさえ繋がればiPhoneが頑張ってくれる。いい時代になったね、言葉が通じないとかるるぶを持ち歩きながら旅をする時代じゃなくなった。
味気ないと言われればそれまでだけど、テクノロジーは障害を乗り越えるためのツールとして徹底的に活用すべきと思います。
このあとの流れは前回のブログ参照。
コードシェア便なので自動チェックイン機でJALの機種番号がわからなかったくらい(実は機械の横に貼ってあった)で特に問題なく完了。
髭剃りとかやばめなものは預けてしまったので手荷物検査も余裕。
懸念していた台風17号はAM10時前に消滅した模様。
色々な人から風がやばいとLINEで心配されていました。
空港にいるぶんにはそこまで風も感じなかったけどね。
特にアナウンスはないので飛ぶのでしょう。
会社が抑えてくれたJALのラウンジは非常に快適でした。平社員に対してもこのあたり用意してくれるところがホワイト企業(´;ω;`)ブワッ 前職だったら絶対無理だわ。。。
今日お世話になるボーイング777-300ER。
飛行機を見るたびにこんな鉄の塊が空を飛ぶことに違和感をもつし、たったの12時間で9500kmを移動できるのだから凄い。
車なら12時間で行けるのはせいぜい東京から九州くらいまでだよ。
渋滞がないというのは凄いね。
もちろん、エコノミークラス。
自分のプジョーはファーストクラスパッケージなので、マイカーよりしょぼいw
そもそも下っ端の自分が海外出張に行けるような規定が存在していないので、経理的には貨物扱いでヒースローまで送り付けてやろうかくらいの勢いかもしれない。この出張、何から何まで前例がないものなので社内手続きからして自分の知らないところで大揉めしていたみたいなので、、、ファーストペンギンになるのは全然かまわないけど、大企業の政治に巻き込まれるのはごめんだね(´;ω;`)
まーそんなことでもなければ入社半年そこそこの下っ端が上司を差し置いて海外に行くこともなかったのでラッキーだと思い。。。
飛行機自体は嫌いだけど、中に入ってしまえば覚悟もつく。
ロシア上空を飛行するのか・・・Migに撃墜されないといいなぁ。。
12時間の機内生活
長時間のフライトで問題になるのがトイレ。数時間であれば我慢できても、既に空港到着前から下痢になっているようなポンポンゆるゆるな自分にとって通路側の席を確保できないことは死刑宣告に等しい、機内で脱糞したら強制送還必至。
というか、普通の人でも12時間トイレにいかないとかなかなかだと思う。
窓側席は景色も見れるしそれなりにメリットはあるにせよ、長時間のフライトでは立ち上がりたいし通路側がいいんじゃないかと個人的には思ったり。
景色に関してはトイレに行く途中にドアの窓からも見れたので要所要所エコノミー症候群対策で立ち上がればいいんじゃね?と思ったりもした。
とりあえず飛行機に乗る前に対策として下痢止めを投与。
【指定第2類医薬品】トメダインコーワフィルム 6枚 ※セルフメディケーション税制対象商品
- 出版社/メーカー: 興和株式会社
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結果としてこの薬、かなり効く。。。というか体に悪いんじゃないかレベルで下痢らーの自分が便秘になるし、二日くらいほんと出なくなる。飛行機ではかなりWelcomなアイテムだったけど反動でおなかがそんなに減らなくなったり、数日後に激しい腹痛に襲われるなど結構でる。でも飛行機ではかなり強い武器になるので自分と同じような人にはお勧めできる。
なんやかんや台風の影響もなくほぼ定刻通りに出発。
ただ、コースは昨日同様の日本縦断コース。
佐渡島のあたりを抜けるコースが普通だと思うけど、北海道を目指して飛んでる。
機内映画にも特に興味を惹かれるものはなく。
退屈な時間はAmazonプライムとNetflixにダウンロードした動画でつぶす。
3008から外してきたこいつが活躍します。
車載のマグネットホルダですね。
経常的には61のほうが安定しそうですが、わざわざ買い替えるほどの物でもなくw
スマホを横にして斜めに向けておけるので動画を見るときの安定感が違います。
飛び始めて1時間、青森県八戸上空でおやつが出てきた。
亀田製菓!!
それから約40分後・・・北海道を超えたあたりで最初の機内食が出ました。
メインは選べるんですってよ、奥さん!
JALの機内食は美味しいと評判なので楽しみでした。
そもそも機内食を食べること自体が初めてだから、それもあったしねw
思っていたより美味しかったので大満足です!!
デザートにはハーゲンダッツまで(´;ω;`)ブワッ
そりゃ、航空券高いわけだ(ぉ
JALではお金を払えばエコノミークラスでもWi-Fiが使える。
24時間コースで$18くらい。高いか安いかは別として、さすがに12時間も移動するとなるとWi-Fiがあるとないとじゃ大違い。LINEとかもできるので外と連絡が普通につくのはかなり便利。
そして、これが使えます。
機内モニターでも現在地は確認できるけど、フライトレーダーはより詳細な居場所がわかります。窓際の席であればかなり楽しめるかもしれないね。ロシアとか中国当たりの上空はだだっぴろい草原?の中にぽつんと町があったりして・・・上空からみるとすごく近い感じがするんだけど、この2つの町ってたぶん100km単位で離れてるんだろうなってw
そういうお楽しみ方もできる。
どんどん過去の時間へ戻っていく。
イギリスの時差マイナス8時間。
午前11時に出たのに到着は15時になるので12時間経過したのに、なぜか4時間しか進んでいない場所に行くってジョジョの悪質なスタンド攻撃を受けたような感覚なんだろうなぁと思いながら。
海外に行くことがない人間は時差も不思議に思うよねぇと。
日本時間の18時頃に間食が出てきた。
よくわからない独特の味がするパン。
さらに3時間、バルト海を遥か先に見据えた日本時間21時頃に最後の食事。
AIR吉野家wwwww
週に何度も食べている吉野家を上空で。
これが一番美味かった気がするw
これが最後の日本食となるのか(´;ω;`)
窓側席でなくとも、トイレついでに窓から景色を覗く。
ボルボの国が眼下に広がる。
随分と遠くまで来てしまったなぁ・・・でも11時間くらいでしょ、車ならたぶん山口あたりにいるw
イギリス上空に差し掛かり、高度が下がると眼下にレンガつくりの町が広がる。
嫌だ嫌だと思っていたけど、機内からみた風景に「来てしまった」となんとも言えない不思議な気持ちになった。
35年間日本だけを旅してきたけど、ここはもうそことは違うどこかなのだ。
不安もあったけど早く飛行機を降りて外に行きたい、見てみたいという好奇心がこの頃には勝っていた気がする。
さぁやってきたぞイギリス!
ヒースローからロンドンへ
12時間のフライトを疲れるとか大変だねと言われてきたけど、正直普段の車移動でもそのくらいの時間は車内にいたりするし、立ち上がるのはコンビニくらいとかよくある話。むしろ自分で運転しない分、どこに疲れる要素があるんだろうか?と不思議に思うほど疲れていないヒースロー。
話には聞いていたけど、到着ロビーから入国審査ゲートまではかなり歩く。
10分くらいは歩いたかもしれない。
日本語が全然ない(´;ω;`)ブワッ
飛行機でイギリスの街並みを見た感動は、ものの20分程度で言葉が通じない国に来てしまったという絶望に変わる。
第一関門であるイミグレーションは日本人でほんとよかったと思う。
自動化ゲートに対応したので、パスポートがあれば文字通り顔パスらしい。
時間がかかると有名なヒースローの入国審査は十数秒で終わるわけで。
機械にパスポートかざしてカメラに微笑んだら、もうそれだけで入国できちゃう!!
これ、もしかしたら英語しゃべらずに生きていけるんじゃね?
そんな余裕もかましたくなる今日この頃。
最初にして最大の難関はこうしてあっけなく突破。
ただ次の関門が自分には待ち受けている。
ロストすることなく荷物を受け取る。
会社が自分一人では不安だからと送迎を手配してくれた。
迎えの人を探すのに手間取ったし、何より英語話せないのに相手は外人wwww
よくわかんないけど「ないすとぅみーちゅー♡」と言っておいた通じた。
出庫の際にクレカが認証されない不具合があったりw
おいおいトラブルかよ、ナイスガイめ。
ってかこれなんてメーカーの車だろう・・・日本で見たことがないタイプ。
英語で「いやいやトラブっちまったぜw」と話しかけられたけど返す言葉が浮かばないのでノープロブレム!だけで通す。
ヒースローエクスプレスなら英語をしゃべらずにホテルまで行けたかもしれないけど、まぁここも試練として受け入れよう(´;ω;`)ブワッ
駐車場で見かける車は日本でもよく見る車なので、海外にきたって感じがしない。
イギリスは日産も三菱も強いので駐車場にも多いね。
当然、フランス車も多い。
日本ではマイナー路線であるシトロエンC4ピカソ(今は名前違うけど)もイギリスではたくさん走ってる。
当たり前だけど日本ではこのジャンルはトヨタの独壇場みたいになっているけどこちらではVWやシトロエンが多い。
天気が悪いことで有名なロンドンは昨日までは快晴だったらしい。
自分が行く日に日本では台風が消滅し、イギリスでは大雨だ。
高速道路ぽい道路ではイギリスぽい車も見かける。
ほんと多いよC4。
こんな日本では見たこともないコンバーチブルが普通にいる。
もっと感動してもよいのかもしれないけど、やたら話しかけてくるドライバーにGoogle翻訳で応答するので精いっぱいでぜんぜん余裕がないwww
ある程度会話したら「こいつ英語ダメなんだな」って諦めたようで会話停止。
やっと景色に集中できる。
街並みは日本と違うけど、車だけを見れば日本車もかなりいるから面白い。
日本人だから日本の風景が当然好きなんだけど、こういう建物を見ると文化も違うし、デザイン面で日本が劣るのもなんとなくわかる気がする。
好きだなぁこういう町のつくり。
基本同じ人間が相手なので怖いところは何もないんだろうけど、異国の地にひとりぼっちはホテルが近づくにつれてより不安なものへとなってきた。
数日の滞在、お偉いさんが来るのは明日の夜なのでそれまでどう過ごそうか・・・。
ロンドン市内は激しい渋滞で、ロンドンブリッジにあるホテルまで二時間近くかかる。
ドライバーが道間違えたのもあるけどな!
ほんとどこのブランドだよ、この車。。。
今日の宿泊先であるDixon Towerbridge Hotelへ到着。
完全に失念していたけど、チェックインも当然英語。。。
何を聞かれているかさっぱりわからねぇ・・・(´;ω;`)ブワッ
東洋の猿には日本語で応対しねーぞってね。。。
呆れ顔されながらもチェックインはできた、出川Englishでもなんとかなる。
USJとかにありそうな内装のホテルですね。
元々は裁判所だったらしいけど。
よくわからない置物もあるし・・・
たぶん日本の温泉旅館によくある熊の置物的なやつだろうね、イギリスだし。
なんでかツインベッドの部屋になっていた。。
まぁいいや・・・。
部屋のつくりだけ見てもそこまで海外感はないね。USBポートが多いことくらい?
現地時間は19時半、日本時間だと27時半かね。
一日が凄く長く、有意義に使えている。
時差ボケがあるとかなんとかも言われたけど、普段からほとんど寝ない生活をしているし、時間なんて平日でも適当に生きているので毎日が時差ボケ状態ともいえる自分がたかが12時間程度の移動で時差ボケするわけもなくかなり元気。
日本にいる友達にちょっと散歩してくるわ!ってLINE入れたらアクティブすぎると言われるくらい。
まずは近場だし、有名どころのタワーブリッジまで。
文化の違いというか、イギリス人は信号を守らない。というか合理的なんだろうね、赤信号でも車がいなければ渡って大丈夫の精神。これっていいね、日本でもこういう風にならないかなぁ・・・。
特におなかも減っていないんだけど、20時前ってこともあるので食事へ。
何を食べるかも問題だけど、どこの店で食べるかの方が重要。
なにしろ初の海外だし、こちらはほとんど言葉が喋れない。
最小限のコミュニケーションで間違いなく食べられるもの・・・ということでタワーブリッジの近くにあるPizzaExpressなるチェーン店へ入る。
ピザなら食べられるだろう。
メニューを見ても日本語なんかないからさっぱりだ。
ただ英検5級でもピザの種類くらいは読めるし£の計算くらいできる。
マルゲリータとコークを注文、商品名だけでコミュニケーション取れるのはいい。
夜ごはんの時間だから空腹のはずなんだけど、思いのほか食べれない。。
そりゃそうだと思うけど日本時間なら明け方だ。ほぼ24時間稼働しているので、海外クオリティの鬼ボリュームなマルゲリータを弱小な自分の胃袋が受け入れるわけがない。
食後の散歩で近所を徘徊してみる。
治安とか夜は気をつけろというけど、そんなのどこにいても同じだ。
殺され方に海外は拳銃が追加されるくらいだろうし、あんまその辺は気にしない。
イギリスの街並みにプジョーはよく似合う。
More Londonも行ってみた。
夜景が有名なスポットで日本でも知っている人はいるんじゃないかな。
GTスポーツのフォトモードでも出てくるよ。
23時ごろだってのにそれなりに人は多かったね。
霊感が強い人には‘見える‘らしい、ロンドン塔。
日本人目線で見ると国道沿いにあるラブホにしか見えない(ぉ
タワーブリッジの夜景は綺麗だった。
iPhone11Proのナイトモードは本当にすごいと思う。
今までの7だったらこの画質にはならないし、一眼レフを持ち込んだ勢い。
iPhoneの夜景の画質が大幅に向上したことは、大きな改善点だったと思う・・・タピオカだけど。
初日の所感
初日は現地時間23時半ごろまで外をふらふら、日本はもう朝。
初の海外で初日からここまでアクティブに動けるやつだと思ったからイギリス出張させたと言われたけど、言葉が通じないという絶望的な1点を除けば日本も海外もやることは変わらず寝る時間を削って体力を削って限られた時間でその場所を思いっきり楽しむがモットー。だから、初日からアクティブ。
飛行機が嫌い、言葉の壁を突破できないという食わず嫌い的なところはあったとしてもイギリス自体は興味があった国だし、はじめての海外がここでよかったとは思ってる。はじめてな気がしないほど、地元の空気を感じるところもあり・・・。
もともとご先祖様までたどれば自分にも欧州の血が流れているはずなので、そういう意味で先祖が見てきたもの、触れたものの空気にいま自分は浸っているのかもしれないと思うと不思議と居心地がよく感じたりもする。
ほんと言葉が喋れたら面白いんだろうね・・・。
そんなわけで初日はつつがなく終了、二日目に続く。