ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす。

FIAT500X→PEUGEOT3008へ。

フィアット500X総括

まだ少しばかし早いけど、フィアット500Xの総括をしておこう☆(ゝω・)vキャピ

 

フィアット500Xに乗り始めたのが2016年の4月ごろ。

 

前車ランエボ9からの乗り換えでした。

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piyoco-craft-works.hateblo.jp

子供が生まれて1歳くらいで、そろそろランエボ厳しくね?って感じで買い替えを考え始め、当時もPEUGEOT、ルノー、ジープ、MAZDA、三菱やらいろいろ見に行ったなぁ・・・。

 

自分の中での一番は当時は308SWだったし、嫁も確か308SWは気に入っていた、だからもしかするとあのときにPEUGEOTを買っていた可能性は大いにあった、営業が塩対応でなければw

 

たまたま寄ったフィアットで500Xを見て、試乗車のクロスプラスを用意してもらって、そこで嫁はお洒落だし、営業さんの対応もいいし、これがいいってなって決まったはず。自分もSUVなのに足は硬いし、エンジンが地味に気持ちいいこの500X、そして何より「絶対売れないだろうなこいつ」って雰囲気が最高で決定!!

 

日本国内での売れ行きは体感的には姉妹車であるレネゲードの半分以下。レネゲードなんて下手すりゃ毎日の通勤の途中でさえ見かけるレベルで売れているけど、ここ最近になって500Xはやっと週に1台見かけるレベル。

 

ただ500Xってだめな車なの?と聞かれたら全力でNOといえる、それは間違いなく3年で7万kmという距離を乗れたから自分にとってはいい車だったということ。

 

じゃあどこがよかったの?ってのをオーナー目線で。

①リーズナブル

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500Xクロスプラスは現時点の価格で340万円、現在は知らないけどぼくの買った赤は唯一選べたメーカーOPで、15万円だか高かった気がする。なんだかんだ総支払額は400万円だったのでφωφ)あれ、3008とそんな変わんなくね?ゲフンゲフンな価格帯だったんだけど、イタリア車でSUVでこの価格帯で買えるのはFIATだけ!これより上はアルファロメオとかになっちゃう(そもそもイタ車自体がそんなにない)。

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AWDで旧式とはいえ安全装備がそれなりについていて、一応大人も4人なら乗れるSUVというジャンルで見るとなかなか悪くない価格だったんじゃないかと思う。

 

 

②飽きないおしゃなインテリア

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イタリアンシンプルというのだろうか?そこまで奇を衒うようなインテリアではないけれど上品で落ち着きがある。長く使える、飽きないデザインなんじゃないかと思う。国産車でこのクラスになると目に見えて安っぽいデザインになるけど、500Xは使っている素材はそこまで高くなくても造形でなんとなくお洒落に見せている。家具のようにあたりまえにそこにあるものとして考えると500Xはすごくよくできている。

 

③卓越した走行性能と燃費のバランス

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500Xのレビューを読んでいると「サスペンションが硬い」といったような評価をよく見かけた。確かに硬い。後部座席はそれなりに跳ねるらしい。両親を後部座席に乗せたときは「サスペンション変えただろ」と言われたほど。 ただ、前車がランエボだったのでぜんぜん快適だった(ぉ 硬いにはそれなりに理由があると思っていてフィアットとしてもこの手のSUVをリリースするのは初めてだったはず。

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こんな車高の高い車を横転させないようにするにはどうするか?硬い足回りを用意すればよかろう?ということだったのかもしれない。

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ノーマルサスペンションでジムカーナをできるSUVはなかなかレアだと思うし、それなりに戦闘力もあった。それが日常でどう活かされるのかはわからないけど、背が高い故に柔らかい足ではロールが激しいだろうし、自分はこの硬さが正解だったと思う。

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AWDはそれなりに雪にも強かった。無理をするとスタックするけど、格安のスタッドレスタイヤでそれなりの速度を出しても何も起きない安定感はさすがだ。イタリア車は無意識に雪に弱いと思っていたけどそんなことはまったくなかった。

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車体もドイツ車とは言わないけれどそれなりの剛性感もあったし、何より搭載されていたエンジンはあのABARTH124スパイダーにも搭載される1.4Lのマルチエアターボエンジンだった。170馬力のパワーは1.5tというAWDにしては軽めの車体をぐいぐい加速させたし、ぼくはRaceChipやスロコンを入れていたので余計に・・・

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信号ダッシュでは轟音を響かせて吹っ飛ぶように前に出れる。なかなかおもしろい。エボほどの加速感ではないけれど、この車体がこれだけ速いんか!というのは常に驚く。

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それなのに燃費はかなりいい。下道と高速を適度に織り交ぜて650km走って13km近い燃費を叩き出す。オンデマンドとはいえプロペラシャフトを持つAWDはそれなりに抵抗も多いはずだけど割と高燃費じゃないかって思う。高速だけなら余裕で17km近い燃費になったのもハイオク指定の輸入車では助かった。9ATの恩恵もあるのだろうね。

 

④壊れない

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よくわからないエラー表示はよく目撃した。寒い日の朝はほぼ確実にサイドブレーキ系のエラーが出た。納車直後は都内渋滞にハマるとアイドリングストップでエンジンがかからなくなることがあって発進で焦ることもあった。ただ、どれもこれも致命的じゃない。エラーに関しては無視しても平気だったし、一度エンジンを切るともう出ない。アイドリングストップのやつは、そもそもイタ車でアイドリングストップを使うなということで自分はずっとOFFにしていた。

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500XはアイドリングストップのOFFボタンを押せば解除するまではずっとOFFだ、エンジン再始動で勝手にONになることはないのもよかった。バッテリーはなかなか高額なので消耗を抑えるためにもアイドリングストップは使わなくてもいいだろう、燃費は1割程度違うけど、そんなのは誤差だ(ぉ

 

消耗品に関してだって国産車とそう違うか?って気がする。

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タイベルを除いて変えたのはタイヤとブレーキパッドくらい。

ベルトは4万km推奨とか言われたけど結果6万kmまで使ってもぜんぜんヒビすら入っていないきれいなものだった。

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他の箇所に関してもそこまで大きな劣化や極端に国産より消耗が早いという箇所もなかった気がする。結局7万km乗って交換したのはタイミングベルト(ウォーターポンプ含む)系とフロントブレーキパッドだけだった。

 

当然、油脂類は定期点検時には交換しているし、二ヶ月しないうちにオイル交換は実施している。

 

国産車に比べて壊れるのは事実としてあるのかもしれないけど、営業の人と話をしていたのはイタリア車が壊れるのではなく、壊れると思ってたまにしか乗らないから機械としてはこわれやすくなるというものだった。

 

年に2万km以上も乗り回すような使い方をするほうが機械的には壊れない。

 

メンテナンスを常にしているようなものだから。

 

だからガンガン乗ろう、夏場の渋滞も真冬の雪山も、500Xは耐える

 

⑤使い勝手のよさ

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輸入車に収納を期待するのはなにか違うと思うけど500Xはそんなことはない。代表的な二段グローブボックスをはじめコンパクトSUVにしては十分すぎるほどの収納が存在した。

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ドアポケットも広く、四角い箱のお茶などが余裕で入る。

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アームレスト兼用のセンターコンソールも底が深く荷物は収納できたし、テンパータイヤの横にも多少荷物は積めた。

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どうだろう、これだけの収納があれば十分じゃないか?残念ながら次に乗る3008は車格的に500Xよりもずいぶん大きいけれど500Xのようなユーティリティはない。あとコンパクトだけど後部座席を倒せば身長168cmの自分が寝袋に入って眠ることができるスペースがあったので車中泊もなんとか可能だった。あれ、割と収納あるじゃん!ってのが素直な感想。これでも乗らないなら天井に載せるしかなないね★

 

⑥売れてない、人と被らない車

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とにかく売れていない(ぉ だから他人と被らない、そういう変な車がすきな人には最高の一台だと思う。奇をてらう車は使い勝手含めて不自由なことは多いけど、前述の理由で500Xは普通に使える。フィアット500からすれば邪道と言われても、自分にとればこれがマイファーストフィアットだったし、これでフィアットの世界観を学んだ。小さな車のメーカーが大きな車を出すことや、500のSUVに対する抵抗があるのはわかるけれど、500Xは新たなファンを開拓することには成功したんじゃないかと思う。じゃなかったら自分は一生フィアットの世界に入門することはなかったし、同時にABARTHに特段の興味を持つこともなかった。

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大人が四人で長距離を走れる・・・それができる車は500Xかパンダくらいだろうけど、パンダよりは500XのほうがSUVしているし、最新のイタ車なだけに快適だと思う。乗らず嫌いという言葉もあるだろうけど、好きな人は本当に好きになれる車だと思うし、これでもちゃんとチンクエチェントしているのでぜひとも機会があれば乗って欲しい。

 

⑦にして、これが一番だと自分では思っているんだけど。

 

イタリア車である。

 

ここが一番好き。

 

フィアットの車で日本国内に導入されているモデルで純粋なイタリア産は当時で500Xとパンダだけ。

 

「500Xは500じゃない」と言われても、こちらとすれば「じゃあ500はイタリア車じゃないな」と謎にマウント取れる良さがあった(何

 

124に関してはお前・・・広島産だからなwwww

 

500Xは正しく、日本で買えるリーズナブルなイタリア産SUVだった。

 

誰も生産国なんか気にしないだろ・・・って話もあるだろうけど、自分は地味にそのへんが気になる。いやーだってイタ車乗ってますって言いたいやん?ちょっと違うけど和牛と国産牛みたいな?イタリアで作られていなくてもイタリアブランドだからイタ車っていうのか、部品の何%がイタリアだからイタ車っていうのか、純粋にイタリアで作られたらイタリア車なのかって、ほらそこは重要じゃん?そこを気にしないなら、むしろ普通にSUVだったらCX-3でも買ってたわ、MTあるし、運転しやすいし。

 

逆に、悪かったところで2点。

 

①ATがDAME!

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最初から書いている通りクロスプラスにのみ搭載される9ATは圧倒的に出来が悪いATだったと言わざるを得ない、残念ながら。

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FIAT 500X (チンクエチェント エックス) |コンパクトカー|FIAT

まずそもそも9速まで使えない。Dレンジで走行している限り130km/hを超えても9速に入ってくれないし、マニュアルモードで9速に入れてもメータにシフトダウンしろと警告が出てくる。姉妹車のレネゲードは2.4L自然吸気エンジンで同じトランスミッションを搭載していて100km/h程度でも入るらしいのでシフトプログラムの違いなのかもしれないけれどまず使わないし、8速で十分だった。何より5→4速へのダウンシフトで回転があがる(ドグミッションらしく、回転が合わないとシフトダウンできないらしい)のでエンジンブレーキを使おうとしているのに加速するという恐怖体験ができる。

en.wikipedia.org

満を持して登場したはずのトランスミッションだが、ただ多段化されているというだけでシフトスピードが特筆して鋭いわけでも変速がスムーズなわけでもない。なんなら免許取り立ての若者がマニュアルでシフトチェンジしたときなみの衝撃が来る(たとえがよくわからない)。

 

Automatic/time will tell

Automatic/time will tell

 

これに慣れてしまうと大半の車のATはよく思える。PEUGEOTに搭載されるアイシンの8ATは9ATよりもギア数が少なくなるが、あのスムーズさを体感してしまうとそれだけで乗り換えを検討したくなるほどにひどかった。

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プログラムのアップデートを何回か行ってもらったけど結局いまに至るまで9ATの悪癖が消えることはなかった。FWDモデルに搭載されるDCTがどうなのかはわからないけれど・・・。ただ、普通に乗れるし、燃費がよいという意味で9ATを全力で否定しているわけじゃない。エンジンブレーキが効かず空走感が強いATだけれど、逆にそれを利用してアクセルを踏んですぐに離し滑走状態に持ち込めるからこその高燃費という思わぬ副次的効果もあったし。今のモデルはもしかすると改善されているのかもしれないね。

 

②シートポジションはなかなか難しい。

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これは体躯の問題なので気にならない人は気にならないかもしれないけれど自分はどうしてもポジションが合わせられなかった。腕に合わせると足が、足に合わせると腕が、どうしても適切な距離を取れなかったし、フットレストがあることを最初は喜んでいたけれど妙に位置が高く左足が常に折り曲がるような状態だった。あまり楽なポジションとは言えなかった。

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あとヘルニア持ちはこのシートで腰がかなりやられた。見た目は悪くないのだけど長距離に耐えられるシートじゃなかった。なんならジムニーの純正シートで一日で1000km走ったときのほうが腰痛には優しかったくらいだ。

 

とはいえ悪いところも2つ程度しか見当たらない。

 

乗り換えることを検討し始めたとき、正直葛藤があった。

 

どんな車を試乗しても、必ず帰りに500Xに乗ると「これでいいじゃん」という気持ちになれる、そんな魅力がこの車にはあった。

 

ただ、心が折れた。

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三年の間に神風特攻を噛ましてくれる女性ドライバーがおり、追突→病院送りを繰り返した中で車との相性はそれなりに疑うようになった。オカルトかもしれないけど、そういうのはやっぱりあるのだと思う。

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痛々しいもので・・・。

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まさか車検前に二回も・・・これは初

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それまで自損も含めて事故はなかったのに(´;ω;`)ブワッ

 

よりによって社会人一年目以降はつの新車を1年ちょっとで事故車されるとはw

 

それでもいろいろなところに連れて行ってくれた思い出のある車だった。

 

フィアットフェスタでジムカーナを走ったり。

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女子旅ドライバーとして各地に遠征した。

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白根山行ったり。

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金沢も何度も行った。

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ん、なんかおかしくねwwww

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新潟への帰省も楽に行えた。

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砂浜に突っ込んでいけるのがAWDの良さだった。もちろん雪もOKだ。

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小洒落たカフェの前での記念撮影も絵になっていると思わないかな?

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お花見ドライブもよくやった。

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ランエボと違いそこまで遠くに行くことはなかったけれど西は大阪。

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北は山形銀山温泉。

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しかも大人四人で活動しはじめる時期でもあった。

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狭い車内に自分と女子三人、まるでルパンの世界だった。

 

女子が寝ると高速道路を爆走して一気に距離を稼いでいたり、ひとり陽気な子がいて首○高に出ると「アクセル全開でよろ」と無茶苦茶な注文をつけてくることにノッてみたり(ぉ まぁ振り回されたり、そして車だけじゃなく彼女たちを通して自分も学び多き三年を送れたというのはフィアットのおかげでもあったと思う。うん、間違いなくランエボじゃそれはできなかったw

 

同時にその世界観は姉妹車のレネゲードでも見れなかったものだと思う。

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何度でも書くけれどフィアットは人生を楽しくさせてくれる。

 

フィアットに乗ることで変わる人生があると、本気で今はそう思う。

 

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平成の終わりをフィアットのガソリンターボで飾り、そして次の時代にフランス車で望むのも自分らしくていい選択なんじゃなかなとなんとなく、そんなことを思う今日このごろ。

 

楽しい人生を送りたいと願う、画面の前のあなた!ぜひフィアットへ。

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これを読んだ誰かが500Xを買うきっかけになってくれたらいいなぁと思います。

FIAT&ABARTH fan BOOK vol.3 (CARTOPMOOK)

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