なんでもかんでも平成最後をつけりゃいいってもんじゃないんだよ!!
というわけで前回書いたとおり
新しいクルマを契約してしまった・・・。
これが平成最後のクルマになるであろうと思った500Xだったが、ここで終了。
平成も残り二ヶ月ないこの瞬間にまさかの乗り換えになった経緯に触れよう。
フィアット500Xは素晴らしいクルマ
素晴らしいと書きながらなぜ降りることになったのか。
それは紛れもなく2回の事故が大きい。
新車で買ったクルマを3年の間に二回も追突されたからねorz...
自損なら諦めもつくけれど、赤信号停車中の話だ。不注意で片付く話じゃない。
極めつけは先日の河津桜の帰り道にも渋滞の中で停車中に後ろから急ブレーキの音が聞こえたと思ったら危うく追突・・・というところまでクルマが接近していた。降りて確認もしたけどあと10cmくらいで3回目の追突になるところだった。
オカルトなどは一切信じてないけれどさすがにこれは不安になる。
平成最後の前に、自分が平成最後になるんじゃないか?とまで。
周りにも当たられ屋なんじゃないか?
慰謝料詐欺師とか散々な言われようだが、自分は何も悪くない(´;ω;`)ブワッ
意外に長距離を複数名で移動することが多くなったことも理由にある。
フィアット500Xはひとりで乗るにはいいが、後部座席に大人を乗せて長距離は後部座席に乗せられる人が辛いのだ。コンパクトクラスのSUVなのでそもそも想定される使い方からは外れている。
そして長距離が辛い。
エンジンパワーは十分だし、運転していて楽しいがシートが絶望的に腰にダメージを与えてくる。1日500km程度を走ることが増えなかなかそれは辛い。大阪ってそんなにつらい距離ではないと思うのだけどその距離がヘルニアを誘発させんばかりのダメージを与える。
2019年の4月末に車検を控えて距離もなかなかのものになった。
走行距離は既に7万kmオーバーだ。
不具合は特になくイタリア車の品質もなかなかだとフィアットに乗って思っていた。
けれどこれからのことを考え、また値段がつきそうなうちに乗り換えるほうがいいんじゃないかという合理的な判断から今回の決断に至った。
突発的な判断から、車選びが始まったのはなんと車検の2か月前だった。
候補車について
・500Xより広いが、せいぜいワンクラス程度上の車格
・後部座席が快適
・ボディカラーは赤NG←また追突されそうだから(´;ω;`)ブワッ
・予算500万円(500、チンクだけに)
この条件で以下のクルマを実際に試乗した。
①アウディQ3
既に次期型が発表され現行モデルはお買い得なのかと思えばそうでもない。
新型はいつ日本で出るのか未定。
旧型はそれはもう今のアウディにあるまじき全時代的な内装。
バーチャルコックピットなにそれおいしいの?くらいな勢い。
2LターボAWDモデルでも500Xのクロスプラスと出力はそこまで変わらないし、そこまで巨大には見えないけれどわずかに500Xよりは広いクルマ。
ただし、まもなく型落ちになるであろうクルマが2Lモデルで定価460万円。
後部座席の座り心地やさすがはドイツ車というようは走りの剛性感はたまらない。
ディーラーの対応は間違いなくここが一番よかった。国産も含めてほぼすべてのディーラーを巡ったのでは?と思うくらいに梯子したが、このアウディはその中でもトップクラスに入るほどの対応のよさだった。
ただ買うだけならAmazonでもいい、車は買ったあとのサポートも必要だ。
特に配偶者などの目線で見れば車なんてどれも同じに見える、あとはセールスの対応ひとつだ。
②レクサスUX250h
通称:レクサス版C-HR。
今回の予算からするとレクサスもギリギリ圏内になる。会社の真ん前がレクサスだったのでついでに眺めに行った次第。
トヨタ伝統のハイブリッドシステムで車格を考えるとそこそこな燃費を叩き出す。
走るとそれなりにいいんだけど、金額を考えるとあえてこれを選ぶのか?という疑問も生じる。後部座席の快適さやディーラーとしてのレクサスの対応は女性ウケがいいので、もうレクサスでいいんじゃね?って話にさえなった。ただ、地味に予算オーバー。
3.PEUGEOT3008
なんといってもエクステリアとインテリアが最高すぐる。初代3008は愛してやまないPEUGEOTだったしねぇ?
i-cockpitだけでご飯が三杯食べられる。
ただし、フランス車でなんだかんだ560万円(※ディーゼル)。。。最早ご飯が三杯どろこの話じゃない。この価格帯になるとライバル車が輸入車に一気に増える。PEUGEOTもRENAULTも競合は輸入車ではなく国産車であるべき価格帯だと思っていたけど定価ベースならアウディなどのドイツ勢もライバル。ただ、その価格でディーゼルやナビ、快適装備をドイツ車で揃えようとすると彼らは平気で600万円クラスに到達するのでやはり安いか。
4.VOLVO XC40
予算超過(ぉ
ただ、冷やかし半分で見に行ったら抜群のディーラーの対応でパートーナーはもうメロメロ。いわゆるスカンジナビアデザインというのだろうか、とにかくシンプルなインテリアの造形も国産のような安っぽさは感じられず・・・。プジョーもずいぶんとシンプルだけどそれを超える「何もなさ」は逆に凄い。
とにかくハイテクで面白い。運転している限りは安楽椅子カーで、取り立てて何が凄いと感動するフィールはないのだけどその誰でも運転できそうとか、何も印象として感じない違和感フリーと普通さは輸入車では逆に凄い。海外の文化と日本はそもそも合わないのだからクルマに対する考えも当然違うはずだけど、自然に乗れてしまうのが怖い。ディーラーも安全性を第一に売ってくるのでパートーナーとしてはそこでもメロメロ。予算は超えるが、100万円程度であればローンでなんとかなるレベルか・・・シミュレーションしたら案外行けるなこれって気持ちになる。
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問題は納期が1年も先であることかなぁ。
5.ルノー・メガーヌRS
そこそこ広い。何より運転していて一番楽しい。今回見た中で候補に残ったクルマで唯一の非SUV。予算的に見ても案外お買い得ではなかろうかと。快適装備というよりは走るための装備が満載なのだけど意外に快適に走れるクルマだと思えた。
後部座席もアームレストあるし。
ATだしね。モードをコンフォート的にしておけばぜんぜん普通に公道をいけるスポーツカーなので皆ででかけるときはまったり、人を降ろしたあとに俺だけの時間が始まるぜ!ってクルマかなぁと。今回の買い替えで買えないと、多分二度と買う機会はないだろうなぁというクルマ。価格帯的にはPEUGEOTを見たあとだとだいぶ安く感じてしまう。いずれにしてもフランス車に搭載するカーナビは性能があれなのでナビレスで検討した。
6.アウトランダーPHEV
今回見た中ではレクサスとこのPHEVだけが唯一の国産車になるかな。アウトランダーは大昔に一泊二日のレンタルで借りてPHEVという新しい世界と生活スタイルを提案された気がする。確かに毎月のように関西方面まで遠征する今の生活では圧倒的に燃費がよく、広いアウトランダーPHEVしかないだろうと思えるほど。エンジン音が聞こえないのは寂しいけれど、でもその音が聞こえないが故に疲労感も少ないのだなと思い知らされる1台。まじでこれがあると生活が変わると思う。充電設備が自宅マンションには当然にないのだけど、そこはPHEVの利点であり別に充電しなくても走れるのだから充電設備に出会えたら充電するで十分だと思う。この手のサイズのSUVのハイブリッド的なクルマでコンスタントに20km/Lを超えられる燃費を出せるのは何しろこいつくらいしかいない。
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ただ現行モデルが出てもう何年?っていうクルマなのでインテリア含めてふるさは隠せない。単純に動力性能やPHEVを求めるなら割安だし、「三菱にしては」という前置きした上でインテリアもそこまで悪くない。
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インテリアに関しては断然エクリプスクロスのほうがすこ。
というわけでここに挙げたクルマの中の1台を契約してみましたYO!
別に正解しても何もでないけど、500Xからこのどれかに乗るんだなぁ・・・的な目で見てもらえたらいいかなぁと。
イタ車じゃないんか!(´;ω;`)
ご存知のとおり、今回の乗り換え目的のひとつに車格をあげることがあってですね・・・。
イタリアで車格をあげようとするとですね・・・。
最早予算オーバーもここまで来ると清々しい気分。
国産であれば家族構成が変わるにつれてクルマも変えられる・・・。
なんとなくの例えでMAZDAを出すと、夫婦ふたりのときはCX-3、子供ができたらCX-5、子供が大きくなったor増えたらCX-8、終活でロードスターができるかもしれないけど、FIATは500→500Xが関の山。パンダあるやんって?あれ言うてそこまで広くないで・・・。最大サイズが国内で買えるのは500Xなので、サイズ的にはCX-3とかとそんな変わらない。PEUGEOTですら2008→3008→5008と一応ライフスタイルの変化に合わせた提供ができるのだけど、まぁそういうブランドではないしねっていう。
仮にアバルト595Xとか魔改造された500Xが出てきたらそっちに行ったかも。
こんな化物が世の中にはいることですしおすし。
さてさて、次のクルマ、これいかに。