最近、500Xの燃費測定にハマってます、地味な趣味ですね←
PPTやアルミテープチューンを施した結果、地味に燃費がよくなることに気づき、ハマっちゃったくら〜い感じの趣味です。
とはいえ燃費を追求した走らせ方ってとんでもなく難しいわけです。
レースで1秒縮めるには単純な話、アクセルを1秒でも長く踏めるようなドライビングを心がければOKです。その逆はアクセルを1秒でも短く踏まないようにすること、何がきついってフラストレーションたまりまくりなわけですw
昨日は子連れで那須まで東北道を使いました。
浦和から北上するとしばらく線形のゆるい速度の出しやすい平坦な道が続きます。そりゃもうランボルギーニやらがバンバンかっ飛ばしていくわけです。ハヤブサなら300km/hも狙えるでしょう(おい)。そんな環境でアクセルを踏まない、一番左の車線をのんびり法定速度で走る。
しかも一定の速度で走れるわけじゃなく、いきなり速度を落とすトラックや、意味不明に遅いクルマなどを綺麗にパスして平均時速を維持する必要があります、加減速は燃費の敵です。必要ならスリップストリームも使ってやるぜくらいの気合を入れなきゃいけないし、とはいえ公道なので遅く走ればいいってものじゃなく高速道路では波に乗らなきゃ危ないし、周囲の状況に合わせた走り方をする必要があります。
燃費を出す走らせ方ってのは案外難しいんです><
そんな中、「あれ」っと思ったことがあって、クルーズコントロールを使ってみたら案外燃費がよかったんです。右足のアクセルワークと同等くらいの燃費が出そうな雰囲気。なので那須の帰りに実証実験として高速道路はオールクルコンで行くことにしました。
結果。
19km/L出た!!
車両側の条件としては、車検証重量1460kg、大人x2名(100kg増くらい)、子供1名(13kg)+チャイルドシート、テンパータイヤに荷物も積んでいる状況でエアコンも使用した状態。条件としては燃費SPECIALではないですね。
そのままするする燃費はあがり、あっという間に・・・。
20km/L超え!!
那須から埼玉に戻る道中はアップダウンのある区間なので平坦な道ではないにも関わらずこの燃費。
途中で蠍狩り(意味深)するためにアクセルを踏んでしまったので自宅到着時には18km/Lくらいまで落ちましたが、それでもこのクラスのSUVが高速燃費とはいえ20km/Lを超えるというのは凄い・・・。
人間の操作では18km手前が限界だって燃費を、クルコン任せにすることで向上できるとは思ってませんでした。
レンタカーをよく借りていたときに同様のテストをしたことはありますが、クルコンに任せるよりどんな場合でも人間が自分で操作したほうが燃費という面では勝るという結果だったのに、自分のクルマではそれが覆されたわけで。。。ショックと言えばショックです。
ただ、それだけ制御系は複雑になっているということなのかもしれません。。
エンジンコントロールも電子制御スロットル化されより緻密に制御ができるようになった。ワイヤーで人間がミリ単位のコントロールをする時代ではなく、人間の意志に逆らって最適な運転を機械が自動でやってくれるような時代・・・そう考えれば燃費に関しても人間が感情と体力に支配されて制御するよりも冷静に与えられた仕事をこなすマシンとコンピュータの統合制御に委ねた方がいい結果がでるのは当然のことかもしれません。ましてやマルチエアのような複雑な制御をするエンジンの場合は、特に。
自動運転は嫌いです、そんなクルマしか出なくなったら自殺を考えるくらいに。
とはいえ、電子制御に関しては割りと肯定的ではあります。
ランエボのスーパーAYCとACDの統合制御は感動的でした。スポーツABSも凄く使い勝手がよく安心して攻めることができる。従来のセンターデフとLSDの組み合わせじゃこういう特性には絶対にならないし、ABSにしたって四輪のブレーキを個別に制御するなんて芸当は人間にはできないこと。
人間の限界を理解し、それらの優れた制御系や機械を受け入れて、巧く利用し、欲しい結果にたどり着く・・・燃費を出すというその行為でそれを思い知らせれた今日このごろでした。
しかし・・・ほんと500Xの高速燃費が異様によいのが不気味wwww
エコカー技術の最前線 どこまでも進化する燃費改善と排出ガスのクリーン化に迫る (サイエンス・アイ新書)
- 作者: 高根英幸
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/01/17
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る