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PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

花粉症と風邪とはやり目と三菱のSUV!

そんなトリプルコンボで死にかける。

花粉症だと思っていたら熱が38℃あり、おまけに目やにが凄いと思ったのは風邪のせいではなくはやり目再発(一ヶ月ぶり二度目、誰かはやり目いるんすかね?)で一日で何件病院回らなきゃいけないの状態。

おまけにしゃっくりが止まらない、一度始まると数時間止まらないという症状が起き、100回すると死ぬの迷信は嘘であることが証明され(明らかに数百回クラスで出ているし)、寝ようとしても止まらないので寝付けず、しまいには「うるさいから外行って(はーと)」と友達の部屋を追い出され夜の246を徘徊する羽目になる。

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なんとなく2時間くらい走って長津田まで来た。埼玉の家は東部スカイツリーライン沿いなのでよく半蔵門線直通電車の終点になる駅として名前だけは知っていた。イメージ的に凄い大都会な感じがしたけどそうでもなかった。

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月は綺麗だった。

朝まで徘徊して、病院が開くのと同時に診察を受ける。

隣に立っている人が、どうもぼくを見下した顔をしていてイラッとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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何様のつもりだろうか?

初対面の人間にこんな顔をされるようなことをした覚えもない。ただしゃっくりが止まらないだけだ。鬱陶しいと思ったのであれば謝ろう。なんとなくこいつの表情がどこぞの川○シェフに見えて仕方ないが多分気のせいだ。

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そんなことを心中を読まれたのか、いきなり彼は身構えてきた。この手とか明らかに「殺る気」に満ちあふれている。目にも若干の殺気を感じる。病院でまさかのSATSUJIN事件を起こすつもりだろうか?若い頃は喧嘩に明け暮れたこのぼくだが、なんだろう、こいつからは人ではない、戦ってはいけないオーラを感じる。仲間になるべきだろう、フレンドリーに握手をして、気持ちを通わせてみた。分かり合えたかどうかは微妙だが、診察の時間になったので見合いは終了だ。またどこかで会ったとき、心を通わせられる仲になりたいと思う。

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診察を終えて買い物にでかけた先でエアトレックターボに出会った。ランエボでお馴染みの4G63DOHCターボに5ATを組み合わせたSUVだ。エアトレック自体がそこまで人気があったわけではなく、今となってはアウトランダーに吸収合併される形でカタログ落ちしてしまっているが、ぼくはエアトレックターボが地味に好きだ。この路線を順当に進化させてくれたらハイパフォーマンスSUVとしてもしかしたら一時代を築けたかもしれない、いや、三菱だからそれはないか…

ニューモデル速報 第287弾 MITSUBISHIエアトレックのすべて

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三菱は独自の路線で車種を出すことも多いが、一代限りで消滅させるのも好きだ。

エアトレックターボは鳴り物入りな感じがしたが、ライバルのスバルではフォレスターがあったわけだし、三菱にハイパフォーマンスSUVがあってもよかった。

ニューモデル速報 第262弾 新型フォレスターS/tb-Sti&フォレスターのすべて

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エボワゴンなんかもそうだが、割りと「いいなぁ」と思う三菱のクルマは1代限りで消える。商品を持続させる体力がないのか、それとも売れないからなのか…そんなことはどうでもいいけど、ちゃんと育てていけばそのカテゴリーでも戦えると思う。

www.webcg.net

エアトレックターボだって、存続していればTC-SSTを搭載したエボSUV的なモデルで世界最速SUVを狙うことだってデキたかもしれない。それは最早夢物語かもしれないが、ACD・AYCの統合制御も期待できる。エボワゴンのときにACDは搭載させてもAYCは必要ないと判断されて機械式デフ搭載になっているが、方式は違うといえアウトランダーではブレーキ制御を用いたAYCもどきが搭載されているのだし必ずしも不要という判断にはならないはずだ。もちろん油圧式でやたらポンプブローすると交換費用だけで涙がでるエボのAYCを使うのはどうかと思うがSUVやワゴンであるからこそ電子制御でどんなときでも安心して走れる制御というものは必要なはずだ。

そこはきっと見えないコスト増を嫌って省かれたのかもしれない。

とにかくイージーに運転できてそこそこ速いというSUVは魅力的だ。

燃費?そんなもの知らんがな。

4G63ターボとINVECSの5ATの組み合わせは市街地燃費が極悪だという噂は聞く。けれど時代を考えればハイブリッドも全盛期ではないこの時期のSUVクラスでハイパフォーマンスモデルに燃費を求めるほうがバカだ。今の時代ならモーターをターボ代わりに使ってハイパフォーマンスの実現も可能だろう。三菱ならそれもできる。

とはいえ今の三菱にそれは期待できないものかもしれない。

三菱のSUVといえばジュネーブショーで発表されたエクリプス・クロスだ。

www.mitsubishi-motors.com

エクリプスといえば三菱を代表したかしないかはわからないが、あのクーペのエクリプスだ。

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実は3代目は学生の頃に仕事で乗っていた。アメリカで売られているものをそのまま国内導入するという大雑把さで左ハンドルのV型6気筒3L自然吸気に4速ATというまさにアメリカンなクルマだった。客先に乗っていくと「なにそれ」って顔をいつもされる。友達と四人で能登半島一周とかも楽しかった。そう、こいつに乗ると能登半島の海沿いの道路も西海岸に思えてくる、不思議なクルマだ。低速トルクが無駄に分厚く、高回転まで引っ張るクルマでもない。4速ATでスポーツ走行なんてキャラでもないのでATに特段不愉快なところもない。でもとにかく売れないクルマだった

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元エクリプス乗りからすればこのSUVのどこにエクリプスらしさがあるのかは正直言って理解らないし、なんでエクリプスの名前を使うのかも謎だ。普通にRVRとかでいいんじゃなかろうか?既に国内では売られていないエクリプスとはいえアメリカではそれなりに売られていた車種になる。・

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三菱・エクリプス - Wikipedia

この美しいクーペがクロスとついただけでなんでミニアウトランダーみたいなデザインになってしまうのか疑問すぎて仕方ない。

 

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ライトの形はC-HRとかJUKEとかその辺に見える。ちょっと頑張ってデザインしていますという気はすれど際立って特別感があるSUVには思えない。実車を見れば感想は違うのかもしれないけど。

せめてC-HRやVEZEL、CX-3のようにもう少しSUVでもクーペを意識するデザインにするとかやりようはあったんじゃなかろうか…普通に5ドアのSUVだよこれ!ってデザインは美しいクーペであるエクリプスの名にはふさわしくない。

それに名前だ。RVRとアウトランダーの中間層を埋めるラインナップに使える名前がなかったから出てきたエクリプスなのかもしれないけどまったくもってお前のどこがエクリプスなんだと言いたくなる。前々から思っていることだけど、三菱はもう少しブランド名を大切にするべきだと思う。さくっとブランド廃止したと思ったら、突然復活してそれが別物になる。それがメーカーとしての歴史なのかもしれないが、その時代時代のブランド名を愛していたものからするとただただ呆れるしかない。

というのが、ぼくの個人的な意見だ。こんな人間の意見なんか聞くものじゃない。

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ただし、それはエクリプスクロスがエクリプスという車名を使ったことからこそ思うことで、エクリプスという名前を考えずに単純にSUVとして見た時にこのサイズ感は悪くないと思っている。

サイズ的にはガソリン アウトランダー(ガスランダー)より車幅は細く、PHEVよりは広いという微妙なところを突く。ガスランダーは4695x1810x1710でPHEVは車幅だけ1800だ。ホイールベースはアウトランダーもエクリプスも2670mmだ。

搭載されるエンジンはアウトランダーよりも小型でダウンサイジングターボの1.5Lだ。ガスランダーが最低2L、実用を考えると2.4Lがオススメということも考えると税率が1クラス下がるエクリプスはこのサイズのSUVを求める人には割りとウケる可能性はある。

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インテリアは三菱っぽくなくていい。多分今までの三菱の中では最高に格好いい。取ってつけた感が薄いというか、そりゃもう少し華やかにも格好よくもできるだろうが、これが三菱であると考えれば最高クラスに頑張ったインテリアだと思う。

ディーゼルと8ATの組み合わせも凄く気になるところだ。国産あるあるなCVTはぼくはやはり好きじゃない。以前、C-HRに乗ったときにこのクルマで唯一気に入らないのはトランスミッションにCVTを採用していることだと感じた。燃費の面で有利なところはあるだろうけど、今時のATも十分省燃費に貢献する出来栄えだし、何よりCVTよりもずっとフィーリングはいい。国内導入はなんとなくだが1.5LのCVTだけな気がする。三菱だし。

とにかく久しぶりの三菱の新型だ、あの状況になっても新型を開発する余力が残されていたのは日産(もといルノー)のおかげだろうか?

販売されたら一度実車を観てみたい。なんだかんだ言っても三菱は好きなのだから。

三菱自動車―航空技術者たちが基礎を築いたメーカー

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