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ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす。

FIAT500X、MVアグスタ、時々家族を愛でるおっさんのごった煮ブログ。

新型ティグアンは最良の1台か?

ドイツ車嫌いを自負しながら、なぜVWに行ったのか?

そこにVWがあったからだ。

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VWのSUV、ティグアンがFMCし日本導入されたのがつい先月。

3008と対抗馬となるであろうこやつを一度は拝んでおかねば!というただその気持だけで見に行った。ちなみにティグアン自体に興味を持ったのは今回が初なので、実質初ティグアンなのだった…

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サイズ的には国産車ではCX-5やエクストレイルのクラスかな。

3グレード体制で国内導入されているモデルでは最上級のR-Lineで全幅が1860mmとなるほかは1840mmとされている。1840という数値はまさにCX-5と同じで、日本でも極端に取り回しが悪いという印象はない。

単純に立体駐車場を諦めることができればいい、それだけのこと。

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ドイツ車のデザインを褒めたくはないという気持ちはあれど、ティグアンのデザインは嫌いじゃない。嫌いじゃないは好きと同義でもないけれど、少なくとも嫌いなデザインではない。実に最近のVWぽい。

無骨な中にきらびやかな印象を与える、そんなデザインかなと。

ただそんなエクステリアに対してインテリアは地味だった。

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ところどころ400万円の車としてみると「どうだろう」と言いたくなるところはある。別にプジョー3008のような変わったインテリアである必要もないし、そこはメーカの色が出ていると言っていい。逆にゴルフからティグアンに乗り換えるみたいなときは違和感なく操作系を扱えるという点では利点になる。どこに何があるのか、一瞬で理解らない内装は面白いけれど余計な疲労に繋がるし、VWや他のドイツ車にも見られるシンプルな操作系というのはときには( ・∀・)イイ!!

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フルデジタルのメーターは最高!!

 

3008でも思ったけれど、時代はやっぱりフルデジタルだ。

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今後、時代はフルデジタルになっていくのだろうか?

以前どこかで聞いたことがあるが、その昔にフルデジタルを採用しない理由に計器が壊れたときに全て消えるのは精神的に不安を与えるといった理由があり、アナログで、メータが故障しても針やメータ枠が残り完全に消えることがないのでそのほうが人間は安心するとかあった気がする。

バイクの世界では当たり前にフルデジタルが採用される。

昔ほど液晶の耐久性や信頼性は低くないし、コストだって下がっているはずだ。そもそもコストを考えれば車種専用にイメージを作らなきゃいけないアナログよりもメータフードや形状だけ変えればパネル自体はほとんど共通でどんな車にも使いまわせかつ表示は車のイメージに合わせていくらでも変えられるからだ。

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http://www.honda.co.jp/auto-archive/s2000/2005/interior/meter/index.html

S2000のようなメータから、

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アナログ二眼まで一瞬で変化させられるのがフルデジタルの利点ではないかな??

確かにあくなでデジタル処理された動画みたいなもので奥行きがないことに違和感はあれど、そんなものはすぐに慣れるし、多彩な表示が楽しめるというのは面白い。近年の戦闘機だってデジタル化されているのだから車だって当然その流れだろうね。

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試乗したのはR-Lineだった。

驚きなのはタイヤサイズで255/45R19だ。

ベースグレードは215/65R17だ。40mmも太くなり、2インチも巨大化する。正直、150馬力そこそこのSUVにこのサイズのタイヤサイズっているのか?タイヤが勝ちすぎないか?と思うのだけどそこはドイツ車というやつだろう、案外嫌な感じはしない乗り心地だ。そもそもSUVだからと足を柔らかくするのはナンセンスで、全高がある車だからこそ足がしっかりしているのは好ましい。100km/hオーバーを当たり前につかう世界で鍛えられた車に考えあって採用しているタイヤサイズなんだろうから決して無駄にはならないものだと思いたい。

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カタログ重量1540kg、装備重量やらを考えれば車重は1600kg台のはずで、それをダウンサイジングされた1.4Lターボエンジンで走らせる。

最大出力150馬力、トルクは2.5L自然吸気並だ。

正直いえば物足りないだろうと思って走らせたその瞬間に考えが間違いであることを思い知らされた。

とにかく出足が軽い!

電子制御スロットルのレスポンスがよく、あまりにレスポンスがいいもので車道に出る時にツッコミそうになった。

欧州車は排ガス規制などもあり、踏み始めは燃料を思いっきり絞る傾向がありアクセルを踏んでももっさりした加速になる。500Xはまさにそれだ。けれど新型のティグアンは言われなければ排気量が1.4Lだなんて絶対に思わない。上り坂のフル加速でパワーのなさを感じることはあるけれど、街乗りから100km/h程度であれば不満は絶対にでないと思う。もちろんSUVなので荷物を載せたときに・・・というのは試してみる価値はあると思うけど大人2人のドライブでは鈍さは感じられない。

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http://tiguan.volkswagen.co.jp/performance/

このクラスでしかも1.4Lに気筒休止がついている!!ドイツ車らしい技術のオンパレードだ。

驚いたのはエンジンだけではなく、DSGにもだ。

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ティグアンのDSGはデュアルクラッチをほとんど意識しない低速のスムーズさがある。DSGにも松竹梅があるそうなのでそういう意味ではティグアンは松レベルじゃなかろうかと…それくらいにスムーズ。Mitoも乾式クラッチのアルファTCTを採用するけど、ここまでスムーズじゃない。特に1,2速をつかう極低速域でのマナーのよさは世代の違いもあるだろうけどティグアンは普通のATよりもスムーズ…といえば大げさだけどとにかくDSGであることを特別意識させない。本国仕様には7速DSGがあるようだけど、国内仕様は現状6速まで。とはいえ速度制限の関係や1.4Lターボの特性を考えても6速で十分といえばそれまでだと。やはり使い切れるギア数が一番いい。

走行性能や走って面白いと思うのはさすがはドイツ車だ。

けれどそれだけじゃなくSUVとしての利便性や快適性もとことん求められている。

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3ゾーンフルオートエアコンも最高だ。後部座席にもしっかりエアコンがある。使い勝手においても何も不満がでないあたりはさすがはよくできたSUVだ。

ただ残念なのは国内モデルにディーゼルもAWDもラインナップがないことだ。

せっかくこのサイズのSUVなのでAWDモデルがあればウィンタースポーツで活躍するだろうと思う。ディーゼルがあればアピールポイントとしてはレベルが高い。プジョーの価格が不明だがガソリンモデルのFWDとディーゼルモデルのFWDがあるVWとプジョー、ブランドが完全に違うので競合することはないのかもしれないけれど、個人的にはティグアンがあまりによい車過ぎて惚れ惚れしてしまったのでプジョーと悩むこともあるかもしれないな…とさえ思えた。

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単純な好みで言えばメルセデス、BMW、VWと見てきてこのティグアンが一番好みだった。子供が大きくなったり、友達と出かける機会はこれからどんどん増えるだろうし、そうしたときにこのサイズが一台あると色々捗る。長期的なカーライフプランを考えてみた時に最良の1台ではないだろうか?ドイツ車のちょっと乗っただけでも何の不安もなさはやっぱ凄いなぁって思うけれど、その完璧が逆につまらないと感じるところもある。だけど、ティグアンはSUVをSUVとしてみて考えたときに攻守揃った1台でぼくは好きだなぁ…

ちなみにティグアンだけれど、日本に初期導入されたのは1000台で500台が最上級のR-Line、450台くらいがHighline、残りの50台がベースグレードらしい。VWジャパンとしてはR-Lineをガンガン売りたいのだろうし、正直売れるのもR-Lineだろう。ただサンルーフを付けたいとなると今のところはHighlineにしか設定がないのでR-Lineは選べない。レザーとサンルーフは欲しいでしょ、SUVなんだし!

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このレザーは凄くお洒落だと思う!レザーは外せない。エクステリアはR-Lineの方が好みであってもレザーとサンルーフはSUVの絶対条件(とかいいつつマイカーには設定がないので当然ついていない)なのでそのOPもつけた状態で見積もりを出してもらった。

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高っううううううううう!!

ベース価格は460万円、OP付けたら一気にこの価格帯に突入!!

何故か?

サンルーフを付けると、他にもテクノロジーパッケージと呼ばれるものがついてくる。

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DCCと呼ばれる可変ダンパーが搭載されたり、とにかくあるものすべてついてくる。

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有償カラーを選んだのものあるけれど純粋に本皮シートを選ぼうとしただけでも強制的にすべてがついてくるそうなので73万円のプラスになる。不要なもの満載でこの金額だと「本皮シートはいいや…」って気になったり「サンルーフは妥協しよう」という価格になってくるのでバラバラでも選べるような価格設定にするともっとユーザが選びやすくなる気がする。

しかし570万円のSUVとなると他にも候補にはあがってくるし

www.volkswagen.co.jp

上位のトゥアレグまで狙えてくる位置だ。もとより最先端のVWモデルなので値段相応の価値はあるだろうし実際乗ってみて面白い車だとは思った。強いて違和感があったところ書き出せばアームレストの高さが妙に低いことと若干フットレストが狭いことくらいか。とはいえ慣れるだろうし、ティグアン全体の魅力からすればそんな欠点は瑣末なもの。

最近改めてドイツ車を見る機会が多いけれど、屁理屈こねなきゃドイツ車がよいってのはよく分かる。車の運転が好きというならなおのこと、ドイツ車の走行性能の高さ、ほんのすこし走らせただけでも「よい」と思えるその感触に惚れ惚れする。

宗教上の理由でと言わなければ、誰にでもオススメできて、なおかつ間違いのない選択になるのはドイツ車だし、このティグアンはそういった意味では日本で正規で買える輸入車SUVの中では最先端を行っているので現状では万人に進められる最良の1台なんじゃないかって思う次第です。

ニューモデル速報 統括シリーズ 2017年 国産&輸入SUVのすべて

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