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PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

解放されたRaceChipのダイヤル7。チューニングのバランス。

朝1でクルマに乗ったら時計が12時間ずれてました…

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外の明るさからしてもどうみても21時じゃないだろwと言いたくなりますが、ブル子も1週間で時計が狂うし、二週間乗らなかったら30分ずれたときがあったのでイタ車の時計は狂うことが前提なのかもしれません。イタリアンはきっと時間を気にせず生きている。

 

先日エアクリを交換して、ちょっと試してみたいことがありました。

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以前、RaceChipを装着した際、ダイヤルを基準値(2)からどこまであげられるか?を試したのですが、結果は7にした時点でぎくしゃくして乗りづらくなりに戻して乗っていました。6と7で何が違うのか?業者ではないのでよくわかりませんが、ブーストの上がり幅が違うのかもしれませんし、他に何か違うのかもしれません。

 

RaceChipはブーストアップのためのツールです。

RaceChip JAPAN Q & A

ノーマル車両でブーストだけをアップさせ170馬力を218馬力まであげるっていうんですから相当なものです。

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http://racechip-japan.com/hinban/rc_fiatg.htm

およそ30%増しです。実際、ATのクロプラでそこまで馬力が出るのか?と言われれば微妙だと思っており、あくまで理想値なんでしょうけど、理想値にしろメーカ側で何らか根拠があって出している数字だと思います。

エボクラスだとノーマルでもブーストアップだけで280馬力が350馬力くらいまでなら上がると言われていますが、あちらはものほんの競技車ですwそれと実用車である500Xを同軸に考えるのはどうかと思いますが、500Xの場合はFWDモデルで140馬力と4WDモデルとの間に既に30馬力ほど馬力差があり、これはタービンとかではなく単純にブーストアップだけで上げているような気がするので、そうだとすればFWDモデルからRaceChipを搭載したクロスプラスは78馬力もあがっていることになります。上がり幅で言えばエボのノーマルをブーストアップしただけとほぼおなじであり、ノーマルエンジンでやるならほぼ限界値である気がします。

アバルトに搭載されるマルチエアは圧縮比も違うし、タービンサイズも違うと思うので上がり幅はより大きいと思いますけどね。

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そんなことを考えたときにRaceChipのダイヤルを7まで上げたときに偉いギクシャクする症状はエアクリとマフラーさえ変えれば解決するんじゃないか?と思ったのです。

とはいえマフラーはお値段的にも気軽にいけないし、クロプラ用のマフラーは選べるほど出ちゃいないというかあるのか?って感じだったのでお手軽に出来るエアクリから始めました。

 

禁断のへ!

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もう外すのも手慣れたもんです。かれこれ10回以上付けては外しをしています。

 

7の状態で100kmほど走りましたがエアクリノーマル時に感じていたぎくしゃくは見事に消えました!

 

踏めば当然のように6よりパワーは出ている感じで、6同様に出足のモッサリ感はスロコンをつけていないので残りますが2,000rpmを超えたあたりからの加速は鋭く、スポーツモードに切り替えればかなり遊べます

 

どのくらい遊べるかって、某所でZ33相手に挑んで直線で離されないくらいには遊べます。抜くことはできなくとも、離されなければ500Xなら十分でしょう。SUV、しかも速そうには見えないFIATのSUVが国産の既に10年オチとはいえスポーツカーに挑んで離されないって相当凄いと思いますけどね。

 

パワーが上がったことで確実にちょっとした段差や荒れた路面で横滑り防止装置などが働き失速しやすくなります。メータにランプが点滅するので分かりますが、いきなりアクセル踏んでいるのに加速しないので壊れたか?と思います。ダイヤルが2とか4のときはラフに踏んでもそうはならなかったのでやっぱり6とか7はそれだけパワーが出ているってことかもしれません。こうなるとたとえば先日のジムカーナ

piyoco-craft-works.hateblo.jp

こういう路面では逆に電子制御の影響でトラクションが抜けてパワーがセーブされタイムにはつながらないかもしれません。そうなると闇雲にパワーをあげるより、ダイヤルを2くらいまで下げたほうがいいという結論になるかもしれない…街乗りはベストでもそれが競技にとって有用とはならないし、その逆もまたなんとやら。

 

それでも確実にストレートスピードはあがるはずなので、上手いこと使いこなせればジムカーナであれば歴史を変える成果をあげられるかもしれませんね。

 

ランエボのときはほとんどそういうチューニングに興味がなく、如何にノーマルに戻すか?を意識したことしかやってませんでしたが、なぜか500Xはチューニングをしたくなる車です。それだけランエボが完成されていたクルマだったと言えるのかもしれませんが、ぼくの個人的な趣味で500Xみたいな一見すると速くないクルマを舐められない程度に速く仕上げるというのはなかなかどうして楽しいもんです。

 

素性がいいからこそ、そういったチューニングで確実に効果が出るというところも見過ごせないところでしょう。

 

家族を乗せて走れ、競技に持ち込めばそこそこの成績が出せる。ランエボと似ても似つかないと思っていましたが、このバランスのよさが2車の共通点かもしれません。

 

とりあえず今回思ったことはRaceChipをつけたのであれば次はエアクリも検討してみてはどうか!というところですね。個体差や感じ方にも差はあるので確実な効果は保証できませんが、それでもチューニングの基本で言えばブーストを上げたのだからよく吸ってよく吐くは意識すべきと思います。マフラーは500Xだと十数万円が基本みたいですから、気軽に試せる価格じゃない。エアクリなら1万円前後なのでまだお財布に優しい。それだけ変えてもぼくは効果がはっきり見えたので、ぜひとも同条件の方はご検討されてみてはどうでしょうか!?

 

3連休、ぼくは一体なにをやっていたんだろうw