三菱自動車の燃費不正問題をめぐり、同社が1991年以降に国内で発売した全車種で違法に算出した燃費データを国に提出していたことがわかった。これまで「不正がない」としていた「ミラージュ」のデータも不正プログラムを使って算出していた。三菱自が近く国土交通省に報告する。
むしろファンなら驚かないし、「で?」という感じの報告でした。
90年代の三菱車は素晴らしい!けれど燃費がよかった車なんてただの一台も印象にない。
GTO
ギャラン/レグナム
ランサー
FTO
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ぼくは90年台の三菱だけでもランサー1800GSRとFTOを乗ってきて、別に特段燃費がいいと思ったこともないし、燃費を気にして乗っていた記憶もございません。燃費なんかどうだっていいと思えるほどの楽しさがあったし、我が家は少なくとも90年台は全車三菱だったのでRVRもあったしミラージュだって当然あった。デリカは父がミニバン嫌いだったからなかったけど毎年三菱の新車に乗り換えていたのでほとんどの三菱車には軽自動車含めて乗った気がする。
当然、父だって燃費で三菱を買っていたわけじゃないし、その独特なデザインや走行面での魅力などに惚れてのこと。燃費はむしろ「三菱は悪い」と言いながらそれでも三菱に乗っていた、それくらい好きだった。
けれど今の三菱にそこまで好きになれる車があるか?と聞かれたら正直ないですね。
あえて選ぶにしてもアウトランダーPHEVくらい?
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とはいえ三菱を応援するという意味でという感じで本音を言えばランエボをまた乗りたいというのはあるし、そのランエボを消し去られた上にランサーブランドまで消されてしまったのでそういう意味で長年三菱好きの家に生まれ育った自分はあえて三菱を選ぶことをやめてしまいました。
別にぼくからすれば三菱が不正をしようがしまいが関係なくって、ただただランサーを消したことが許せなかったというくらいでそれがなければ三菱を買ったってよかったけれど、どうせお金を払うのであれば当然のように他社に魅力的な車が多数あればそちらを選ぶのは致し方無い。伊達や酔狂、ネタのために数百万円を払える身分ではございません。
三菱は燃費で勝負せず、マツダやスバルのような路線でこそ生き延びれたのだと思います。ただその生き延びる戦略も優秀なトップがいてこその戦略で、三菱は残念ながらそういうトップもおらず三菱のブランドを間違った方向に舵切っちゃったんじゃないぁと残念な気持ちになります。
これから三菱はどうなるのだろう。
最早過去の人ではありますが、やっぱりぼくとしては子供が大きくなったときにランエボという素晴らしい車を生み出したメーカとして三菱を誇りたいし、その車でお前は1歳数ヶ月を過ごしたのだと伝え、誇りに思って欲しいと(あくまでクルマ好きになった場合だけどw)思っていますけどね…
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