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PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

ルノーのキャプチャーに試乗してみる

シビックタイプRがドイツ ニュルブルクリンクで前輪駆動車最速タイムを更新したというニュースは随分と前から騒がれていましたが「それまで前輪駆動車最速はなんだったのか?」

 

それはルノーのMEGANE R.S.

 

メガネ?

 

NO,NO…メガーヌなりよ。

www.renault.jp

 

シビックRの如何にもなデザインとは対照的にフランス車!というかんぢのデザインがたまりませんが、洒落ているだけじゃなく速いというのがこのメガーヌ。

 

それを作ったメーカーがラリーやF1の世界でも有名なルノーです!

 

 ルノーといえば日産との関係ですね。

 

ルノーを知らなくてもカルロス・ゴーンのことは知っている人は多いでしょう。

 

日産自動車はルノーの傘下になっていますし、両メーカの車両には互いの技術がそこはかとなく組み込まれていることも多いのです。

 

日本だけで言えば、ルノーのディーラーは各県の日産ディーラーが担当し、店舗も日産のショールームの片隅にある「日産・ルノー店」形式だったりすることは珍しくありません。

 

ルノー専売の店舗であっても元日産のショールーム跡地にあったりします。

もちろんそれを売る営業は日産ディーラーの営業です。

 

輸入車ディーラーって敷居が高い!と尻込みするかもしれませんがルノーに関して言えば比較的国産車を見に行く感覚でディーラー訪問ができるような雰囲気もあります。

(日産・ルノー併売の店舗に行くと、大抵最初に駐車場まで出てきてくれるのは日産の営業さんw その方に「ルノー見に来たの」って伝えるのは割りと切ないよねw)

 

前回、レネゲードのDCTが不評で車選びが振出に戻った我が家

 

心機一転!今回はルノーです。

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ルノーにBセグメントSUVがあるなんて…全然存在を知りませんでした(ぁ

www.renault.jp

 

真っ先にお店で展示車を見て「なんだこれ!」と度肝を抜かれるデザイン&カラー!

 

そうです、この車ツートンカラーがあるんです!

 

にしても凄いセンスのカラー!派手ではなくおしゃれなカラーなんですよ。

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プジョーはBセグメントの2008でも落ち着いた色しか無いにもかかわらずルノーはこのクラスに超個性的な2トーンカラーを用意してきた!

 

日本において輸入車を買うのはある意味「他の人との違い」だったり「見栄」などがあると思いますがフランス車を選ぶというのは特に「他者との違い」、「個性的なもの」を求めることになると思います。

 

SUVというある種ありふれたジャンルにおいて明確な個性を表すことができる、表現好きなあなたにベストって感じがします。

 

けれども我々もそうですが、BセグメントSUVを選ぶという場合の多くは趣味性でありまた家族がある方々は使い勝手がどれだけよいかを重視します。

 

どれだけ個性的でも使い勝手が悪ければそれって別にキャプチャーを選ぶ理由がない。

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これで十分じゃね?(ぉ

 

冗談はさておいて、気になったので早速試乗をしてきました。

 

最近主流のダウンサイジングエンジン+ターボ

同じフランス車でもルノーとプジョーが違うのはエンジンですね。

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ルノーもプジョーもBセグメントSUVには1.2Lエンジンを使いますが、ルノーはキャプチャーに1.2Lターボの4気筒エンジンを用意します。

 

プジョーは2008に1.2L自然吸気エンジンの3気筒エンジンになります。208が1.2Lターボになったので次期に2008もターボ化されそうですが今現時点で言えばやはりターボであるキャプチャーのほうが動力性能には余裕があるでしょう。

 

組み合わされるトランスミッションもルノーは6速EDC(デュアルクラッチ式のATですね)であるのに対し、プジョーはシングルクラッチの5速です。

 

個人的にプジョーの5ETGは癖があるので避けたく早いところ2008も6AT化されたらいいなぁと思っています。

 

SUVは広い荷室があり荷物を積み人を乗せ…という用途が想定されます。

 

ともあれば動力性能にはゆとりがあったほうがいいに決まってます。

 

特にパワーよりもターボ化による低速から湧き出るトルクというのは運転のしやすさにもつながります。。

 

ここだけ見れば個人的には2008よりもキャプチャーを選ぶことになりそうです。

 

6速EDCはフィアット系のDCTより違和感なく、”普通のATがクリープしないだけ”みたいな感じで低速でも扱いやすくはありました。

 

|見た目以上に広く使い勝手がいいラゲッジ!

まず驚いたのが見た目のデザインから想像できないくらい広いラゲッジ

 

ルノー=日産…つまりキャプチャー=JUKEだと思っておりラゲッジスペースに大した期待は持っていませんでしたがこれはよい意味で裏切られました。

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後部座席のスライド機構!

 これが付いているSUVって意外にないんですよ。

 

後部座席に常に人を乗せるわけではない…我が家の場合は嫁が乗ることもありますが、通常はチャイルドシートに子供だけです。すると足元空間が広いSUVだと無駄なんですよね。Bセグメントという限られたサイズの中でラゲッジスペースと後部座席の居住性と相反するものを求めれば必ずどちらかが犠牲になるか、真ん中をとり適度な使いやすさになります。後部座席がスライドできれば必要に応じてラゲッジor後部座席かを選べますね。

 

その後部座席のスライド機構をOPではなく標準で搭載されてます。

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キャプチャーはラゲッジ最小時(つまり後部座席の足元は一番広い状態)での容量377Lとのことです。

 

どのくらいのサイズかわかりづらいので代表的な車で容量が判明しているものを挙げていきましょう

 

レネゲード: 525L

ホンダ VEZEL: 393L

スバル XV: 380L

ルノー キャプチャー:377L-455L

プジョー 2008: 360L

マツダ CX-3: 350L

フィアット 500X: 350L

日産 JUKE: 251L

 

ってレネゲード、広っ!

 

この寸法値けっこう調べたんですけどアンダーボックスを含んでいたり(CX-3は含んでいるのかな)するので参考程度にって感じですがレネゲードが異様に広く(多分ボディが真四角だから寸法的に有利)JUKEが狭いことを除けばほかはどれも僅差という印象です。当然といえば当然ですねサイズが決まっているので…

 

キャプチャーは最小値は377Lですが後部座席を一番前にスライドさせれば455Lらしいです。

 

レネゲードのボディ形状とキャプチャーを見ればわかりますがどうみても容量的に不利になりがちなキャプチャーのデザインでこれだけの荷室の容量…これは凄い!

 

洒落たデザインで使い勝手を犠牲にしない、さすがはフランスの国民車!

 

ラゲッジなどの使い勝手はよいですが、フランス車全般に言えるコレ

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グローブボックスは地味に使えません…

 

左ハンドルを右ハンドルにしている関係でこうなっているみたいな話ですが、日本でもある程度台数出るんだろうしメーカ側も改善すればいいのになぁとは思います。

技術的な問題でできないのではなくコスト的な問題でやらないだけだと思われ…

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このドリンクホルダーってなんか凄く倒れそうw

ドアポケットにも一応ドリンクホルダーぽいものはありましたが、この微妙なサイズのドリンクホルダならなくてもよいのでは…

フランス車全般に言えることでドリンクホルダーの使い勝手は悪そうですね。

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別に車をドリンクホルダー見て買うわけじゃないので目をつむれる範囲ではあるし、一昔前に比べたら全然良心的なドリンクホルダーですけどね。

 

運転していて地味に気になるフットレスト。

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”あるんだかないんだか”と気持ち程度のものですw

グローブボックス同様どうにかならないかなぁこれ…

最近の輸入車って割りと実用的なフットレストになってきた!と思いますがルノーはまだこの辺はダメですね…右左、ハンドルの位置に関わらずATだしスペースあるんだからなんとかできそうなもんなんですけどね。。

 

 

|そーひょう

乗ってみて思ったこと

 

それはいたって”普通”ということ。

 

それは悪い意味での”普通”ではなく、違和感なく普通に乗れてしまうということです。

 

輸入車って当然ですが日本向けには作られていません。日本における軽自動車のようにその国独特の文化や歴史的背景の中で作られてきた車ですので、日本で使おうとすると多少の違和感が出るのは至極当然のことです。

 

エンジンにしてもダウンサイジングターボはまだ日本では普及していません。日本でエコをやろうとすればそれってハイブリッドになりますし、トランスミッション1つとってもダイレクト感を重視する欧州車はDCTの採用率が高いですが日本ではマツダが6ATを採用するくらいでほとんどはCVTになると思います。

 

そうした設計思想の違いは違和感として出てきます。

 

レネゲードで言えば「カックンブレーキどうにかならんかなぁ」とか「低速のDCTの制御がががが…」などありますが、カックンブレーキに関しては例えば100km/hからの加減速を繰り返すときっとその恩恵はあると思うし、DCTにしたって日本のひどい渋滞を想定して作っているわけじゃないので致し方ないのです。

 

けれどそうした違和感がキャプチャーには感じられなかったんです。

 

ある意味で”日本車的”といえるのかもしれません。

 

6速EDCもクリープがないだけで トルコンAT的な乗りやすさだし、ダウンサイジングターボにありがちな排気量を感じさせない爆発的なパワーやトルクがあるわけでもなくごくごく4気筒1.2Lターボで190Nmと平均的な2L自然吸気エンジン並。

同じ1.2Lのプジョーでは130馬力のトルク230Nmと2.3L並のトルクがあり3気筒の特性もあり運転している感じは排気量以上のパワー!と感じたのですが、キャプチャーは4気筒のマイルドさもあり過激さはなくアクセルを踏んでいてもそれほど刺激はないのですが、気が付くと「おお!」と思うよな速度がでているという感じです。

最近の車では電子制御スロットルであることもありエンジンモード切り替えみたいなので「エコ」「ノーマル」「スポーツ」みたいに切り替えができるものが多いですがルノーはシンプルに「エコ」かノーマルかみたいなわかりやすさ。

 

自分のようにランエボのような車から乗換という人にはスポーツモードがあったほうが「お父さんに残された最後の希望」みたいで嬉しいんですが、例えば嫁さんだったりが運転するよってときに悩ませず普通にエンジンかけて普通にGOで十分だよと言えるのはよいかもですね。

 

サスペンションも適度にロールするセッティングだし、ブレーキも自然に踏んだだけ効くという感じで運転中に取り立てて「変だな」って思うことがないのです。

 

ボディサイズも全幅1,780mmとBセグメントの輸入車の中でも小さいほうです(2008は1740で更に細い)。国産のデミオベースのCX-3が1765なのでそれよりは少し大きいですが日本の道路事情で困ることはまずないサイズで細い道に入っても特段サイズを気にせず走ることができましたね。

 

外装はツートンカラーで過激ですが、乗り込んでみるとこれまた違和感がない。

 

よくも悪くもフランス車って個性的な外装と内装が多いわけです。

 

たとえば同じフランス車でシトロエン

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フロントガラスやインテリアで「なにこれ…」って思うじゃないですか。。

 

プジョーにしても2008のインテリアも最近はタッチスクリーンです。

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メーターもハンドルの上にメータが来る謎デザインw

 

308なんかとにかく物理ボタン減らしました!的な究極っぷり

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液晶壊れたらどうすんのさ!って思いますよねw

 

ルノーはナビも国産メーカのものがセンタークラスタに鎮座。

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(これは限定モデルなので内装のカラーが違います)

今まで国産のナビを使っている人なら問題なくスッと使えるはず。ぼくは多分プジョーのタッチパネルは説明書みないと使いこなせませんが、キャプチャーの操作系なら説明書は読まずに納車されたらそのまま走りだしてそのまま日常的に使うと思います。

内装の造形は凝っているけど操作系はシンプルってメカラブな男心はくすぐられませんが、多分ターゲットとしている家族向けや女性向けという点では凄く意味がありますよね。

 

メータ周りも普通で、センターにスピードメータがありますがプジョーのようにハンドルの上にメータがあるというとんでもなく違和感バリバリのものとは違うし、特段複雑な表示が出るわけでもない。最近はターボであれば「ブースト計表示できます!」とかいろいろ設定ができたり情報表示できるわけですが、そうしたこともない。

 

メータ内だったり、センタークラスタに専用のメータを設けて情報を多く表示できたりってそれが必要な理由って1つは最近の車がハイテク装備満載であるというのもあると思います。

 

安全装備にしても自動ブレーキだったり、クルーズコントロールは当たり前、付加価値としてタイヤの空気圧表示やモード切り替えができるのでムードを出す為にブースト計だったりGセンサだったりトルクベクタリングの表示だったり出すわけですが、ルノーにはそうしたハイテク装備はせいぜいヒルスタートアシストとパーキングセンサーくらい。

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つまり過度な情報を表示する必要がないってことでもあります。

 

男性目線で見ると無駄なブースト計やトルクベクタリングの表示、スポーツモードでメータの色が変わるってギミックは「ガン◯ム」みたいで嬉しいわけですけど、自分の嫁が運転するとしたらまったく不要だし、何かボタンを押した時にメータ表示が変わったりしたら間違いなく焦る…キャプチャーではその心配がいりません。

 

そういえば一度うちの嫁は何かの車でステアリングに付いているクルコンボタンを間違えて押して「車が勝手に加速する!!」って大慌てしてましたが、そういう心配もないでしょう…よくよく考えると危険だな、うちの嫁(´;ω;`)ブワッ

 

キャプチャー、アイドリングストップすらついてません。最近は輸入車でも当たり前にあるものかと思っていましたがルノーは0.9Lのルーテシアくらいにしかないとのこと。国産なら電装系への負担も心配ないですが輸入車では故障要因が減るので逆によいかもしれないですね。

 

そのとにかくシンプルなところはグレード体系にもあり、自分が以前レネゲードで悩んだような排気量や駆動方式、カラーで選べるグレードが決まるので何を得て、何を失うか?という選択をキャプチャーではする必要がありません。

 

グレードは「ゼン」「インテス」の2種類で、ゼンは廉価モデルでインテスと10万円弱しか違いがないので多分余程のことがなければ選ばないグレードだと思いますが、排気量に関しても1.2Lターボしかないし、駆動方式も前輪駆動のみです。カラーがゼンではツートンにならないという差はありますがキャプチャーを選ぶ人はこのツートンに惹かれる人も多いはずでともすればインテス買っとけばいい!ですかね。

 

この悩まなさと普通に使える違和感のなさがキャプチャーの凄さなのではないでしょうか。

 

とはいえ当然キャプチャーを見ると同時にライバル車も気になるわけです。

 

2008は現在ロボタイズドの5ATですが208に1.2Lターボと6ATが搭載されたことを考えると2008にも近い将来同じコンポーネントは搭載されてもおかしくないわけですよね。

 

現在の1.2L自然吸気の2008とキャプチャーを比べると2008の非力さは目立ちますが、208と同じものが乗れば一気に110馬力のトルク205Nmとキャプチャーとほぼ同等になります。プジョーにはアイドリングストップもあるのでエコ性能で言ってもとんとんなのかな?という気はします。自然吸気と5ATの2008は現状キャプチャーより130kgくらい軽いのでターボ+6ATの重量増含めてもよいライバルなのかな?という気はします。

 

そしてプジョーには伝家の宝刀パノラミックルーフがありますね。

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別にガラスルーフとかいらないよ!と言う意見もありそうですが、個人的にはプジョー買うならシエロ一択というほどガラスルーフ推しです。というより自分ひとりでしか乗らないなら不要なんですけど家族持ちでわざわざSUVを選ぶのはそのスタイルが好みというのもあるでしょうが家族で移動することも考えるはず。そうなると後部座席から空が見上げられるこのガラスルーフモデルがSUVにあるというのは強みです。圧倒的開放感は背の高いSUVの方が味わえそう。

 

他国車で言えば先日みたレネゲード。

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排気量は違いますがクラスの近いSUVとしてはジープという明確な個性があります。

内装も遊び心に溢れているし、全天候型のタイヤを履かされており割りと乗り心地も硬くジープに乗っている感は出ています。

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内装も上質感の中に愛らしさが出ていたり、とても不思議な感じがしますね。メータ周りの液晶もものすごくハイテクな感じがして男性の心も掴みつつ、女性にも受けそうな印象があります。自分はレネゲードの内装が一番好みなんです、メカメカしくてw

キャプチャーより値段は高くなりますがその分安全装備など付いているものは豪勢です。

 

確かにスタイリングは個性的でオシャレでルノーを心から愛している人がたとえばルーテシアから家族が増えたらからSUVに乗り換えたいというのであればキャプチャーは最高の選択となりえると思います。

 

が!

 

そうではないルノーには乗ったこと無いけど全メーカ含めて検討しているような我々のような家族…特にうちの嫁のようにクルマに対して興味がなくデザインなどの印象でしか決めることができない場合キャプチャーの普通さをどう伝えるべきなんだろう??

 

運転すれば分かることはあっても後部座席にいるだけで伝わる魅力とはなんでしょう?

 

乗り心地と言われても、ほら…うちの車は車高調入ったランエボなわけです(ぉ

 

ランエボより乗り心地が悪いSUVとか多分存在しません。。

なので乗り心地をアピールされても軒並み「今よりマシ」なんですよね。

 

そんな家族に営業さんが売りにすることって?と考えると多分”フランスの文化を売る”ことなんじゃないかなぁって思いますね。

 

質感が多少ライバルに劣るようなところがあっても、「それがフランス車だ!」と納得させられるものがあれば別に目を瞑れることだと思うし、それ以上のデザインだったりがあるのだから全然( ・∀・)イイ!!

 

けれども今回は営業さんから伝わってくる魅力が「価格」だけだったんですよ。

 

お求めやすい輸入車と言われてもこちらは国産・輸入車合わせて400万円という価格を設定してその範囲で見ているわけで、ともすればキャプチャーは一番豪華仕様でも候補にあがったレネゲードなんかに比べたら100万円以上安い見積もりが出たわけです。安いけど、そこは別に問題じゃないし、安いと言っても付いている装備で見たら国産にも他の輸入車にも負けているところは多々あります(自動ブレーキがない、ハイブリッドじゃない、ディーゼルじゃない、極端にエコなわけじゃないetc)のでそこを差っ引けば逆にお得感があるのは他の車じゃね?となってかつ質感が高い方を選んでしまうことになりがちです。

 

その魅力を伝えるのが輸入車の営業さんなんじゃないかなぁ…と思いつつ。

 

車自体は試乗で感じるレベルでは圧倒的な普通さが凄く魅力的で、この違和感の無さはとにかく凄いと何に乗っても思うところではあります。

 

フランス車で快適なSUVが気になる方は是非とも一度乗っていただきたい車ですね。