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PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

かわいい系ジープ、レネゲードの試乗

まさかジープブランドに興味を持つ日が来るとは思ってもいなかった…
それくらいに唐突に、出会いはそう東京モーターショーでFIATブランドの隣にいたジープでの展示を見てしまったから。
 
好きになるのに1秒もいらない、とは別なクルマの謳い文句だけれどジープのレネゲードはまさにそんなクルマだった。
 

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選ぶのであればマツダCX-5
新型 CX-5のすべて (モーターファン別冊)

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三菱のアウトランダーPHEVのサイズ感はいい。

国産車を選ぶことは信頼性を選ぶことでもあり、少なくともぼくはジープブランドに対して興味がなかったためWranglerくらいしかしらない。

トミカ No.80 Jeep ラングラー(箱)

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三菱が大昔にジープをライセンス生産していたから、まったく三菱と無関係ではないにしろ、ランエボ乗りがジープに興味を示すというのも考えてみれば面白い話。そもそもクルマのキャラは180°違い同じ四駆であってもエボは速く走るために四輪駆動を採用するに対し、ジープの場合は道無き道を走ることを強みとするブランドだ。悪路の定義もエボが走る悪路のアクロポリスとはわけが違う。 

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本当にそこに道があるのか?というところをジープは走る、米軍が使うようなクルマだ。途中で動かなくなることはイコールで死に直結する。そういう歴史のあるブランド。そりゃ今はFIAT傘下なのでそこまで泥臭さは薄れているとはいえ、ジープ自体はそろそろ75周年を迎えるブランドでなのでバイクで言えばMVアグスタ同様に親会社は変われどブランドイメージは残してもらえているような会社でもある。

 

とにかく細かな話はどうでもいい。

 

ぼくはレネゲードに一目惚れをしてしまったのだからそれはもう十分に見に行かなければいけないという動機になっている。

 

平日に仕事を休み、嫁さんと息子を連れてジープディーラーまで足を運んだ。

当然、ディーラーに行く前に細かな下調べはしなくちゃならない。買うにしたって我が家には車庫事情があり、巨大なクルマはカーポートに収まらない。マツダのCX-5の幅1,840mmがぎりぎりのところでそれ以上になるとドアが開けられないという厳しさもある。また全長方向にも限界がありアウトランダーPHEVの4,695mmがギリギリアウトな感じ。。。 

ジープにぼくが抱くイメージは巨大だ。

www.jeep-japan.com

ラングラーのイメージが強すぎる。

ラングラーは見た目の無骨さもあり相当に巨大さを感じさせる鉄の城という感じで、とても男気あふれる。今はイタリアFIAT傘下だけど元米国ブランドだけあり鉄臭さと泥臭さにあふれる非常に魅力的なデザイン。

実際サイズもでかく全長は最長モデルで4,705mm、全幅は1,880mmだ。完全にドアが開かないし、完全に道路に鼻先が飛び出る寸法でこれはもう無理だ。

ジープ最大のラングラーはさておいて、ジープ最小だったコンパスで見てみよう。

www.jeep-japan.com

全長は4,475mmで全幅は1,810mmとジープにしては小さい。

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写真で見るとすごくでかく見えるんですけど…

とはいえ日本車感覚で言えば全幅1,810mmのクルマはコンパクトではない。立派なミドルクラスであり、取り回しに難儀し始めるサイズ感だ。

サイズは人によって考え方が違うから、HUMMER H2を都内で乗り回している人もいるし、結局なんであれ使おうと思えば使える。けれども日常的に使おうとしたとき、サイズを意識して行ける場所、行けない場所を考えることがぼくには相当なストレスだ。エボも最小回転半径は5.9mもあるので場所によっては入れない。狭い住宅の路地裏はミニバンがいけるのにエボはいけないということが多々あった。そういう辛さから開放される意味でのクルマ選びも今回あるとすればレネゲードのサイズ感はどうだろうか?

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紛れも無い、ジープ最小だ。ちなみに兄弟車でありプラットホームを共通とするイタリアFIAT社のフィアット500Xは日本国内ではFIAT最大サイズになる。兄弟なのにブランドが変わると価値観がガラリと変わるのが面白い。

 

大は小を兼ねるとはよく言うけれど、自動車に関してそれは当てはまるだろうか?そうだとすれば乗用車クラスではハイエースが最強になるけれど実際には一般向けには軽自動車が売れている。それは日本の国土を考えればまだまだ軽自動車に優位性があるからだと思うし、実際に都内で運用するには絶対に軽自動車でいい。というより原付がさいつよだろうね。

 

軽自動車でもハスラーが売れていると聞いたことがある。

三栄ムック スズキハスラーまるごと1冊 そのスゴさがわかる本

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なんとなくハスラーを巨大化したものがレネゲードにも見える。

どちらもポップな感じで非常にかわいい系だ。

オフロードもいけるけど、可愛い感じのクルマの需要は割りとあるようで、スズキで言えばみんなのジムニーは強烈熱烈な愛好者に愛されているクルマでもある。
この手のオフロードを走るクルマにおいては巨大なことよりも小型で扱い易いことが重視される。軽いことは正義であり、武器だ。雪道だって車重が軽くて細いタイヤを履いているレネゲードの方がブレーキ性能などではラングラーに勝るかもしれない。重くて図太いタイヤを履くクルマというのはそういう道があまり得意ではないからね。
 
レネゲードは本格的な4WDではない。
基本コンポーネントはFIAT500Xと同様。
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4WDだからとジープ専用を持たされているわけではなく、兄弟で使いまわしているFIAT社と開発した4WDシステムでありフルタイム4WDではなく燃費にも効くオンデマンド式4WDを採用する。
またFWDモデルも用意しているところがこのクルマはあくまで街乗りメインでたまにスキーなどで雪道を走るときを考えているキャラクターだということなのではと思う。
 
FWDモデルは1.4Lターボエンジンに6速DCTとFIATとしてもジープとしても初の組み合わせでやっている。DCTを採用する時点で悪路の走破性よりも街ナカでの軽快さを狙っている。
 
4WDモデルは2.4L自然吸気エンジンに9ATとこれもまた初の組み合わせらしい。
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4WDの方はFWDに比べると街乗りというよりはオフロードの走破性も意識しているように感じられる。ターボの唐突に出てくるパワーは悪路では扱いづらさもある。ある程度排気量のある自然吸気エンジンで下のトルクを分厚くして粘るように悪路を進んでいくキャラには確かに向いた組み合わせかもしれない。DCTよりもトルコンATのほうが同様に悪路では扱いやすい特性なのでその辺を見ても日本仕様としてはベストな組み合わせに見えます。
 
4WDのトレイルホークグレードは全然日本に入ってきていないようで、ぼくが行った時点で試乗車が存在しなかった。なので乗れたのはFWDモデルにはなるけれど、FIATといえばあの独特な操作感のシングルクラッチATであるMTAのイメージが強く、そうではないDCTを採用した今回のモデルが気にならないわけもない。

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ただこのクルマをエンジンやトランスミッションで語るのはナンセンスかもしれないなと思わせてくれるのが洒落っ気があるところ。ジープはもともと変わった色をたまに出すブランドだったみたいだけどレネゲードにも明るい色がある。トレイルホークにはイエローのカラーも存在するし駆動方式によって選べる色が決まるところはあれどこのレネゲードにオレンジやイエローはすごく生える。
 
エクステリアだって面白い。
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ジープの泥臭さはそこにはなく若々しいデザイン。華飾もほどほどに使われていて安っぽさもない。ところどころに遊びココロあふれるロゴやキャラがいたりするところもこのレネゲードのキャラがどんなものであるかを表している気がする。
お洒落なだけじゃなく、使い勝手だって当然良く輸入車は特にフランス車でありがちなグローブボックスは使えない、ドリンクホルダはないみたいなことはこのレネゲードにはなく、並の国産車に慣れたユーザが移行してもほとんど違和感なく乗って使えると思う。
輸入車慣れしたユーザからすれば別にどうということもないだろうけれど、レネゲードのキャラを見ると今までのジープファンよりもこれからのジープファンを生み出す開拓者モデルだとぼくは思います。実際、今までジープに興味がなかった自分がこのレネゲードに一目惚れしたところからも、きっと同じように輸入車ははじめてだけど、その相手にレネゲードを選んじゃおっかな??と思っている人もそれなりにいるのでは??
余談だけど、このブログのアクセス解析を見るとレネゲードをキーワードに辿り着く人が多く、かなりの数がいます。みんな気にはしているモデルで、ぼくも当然気になるモデル。
 
ユーティリティのよさはドライバー、ナビシート側だけで体感できるものではなく、ラゲッジルームも相当使い勝手がよさそう。
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四角形のボディデザインは流線型に比べると美しいデザインにはなりづらい。けれど空間を利用するということにかけては四角に勝るものはない。レネゲードと兄弟の500Xを比べると全然広さが数値以上に違うことに気づけます。
レネゲードのキャラを考えるとこのクルマでキャンプに行こう、スノボに行こうという人はそれなりにいると思うし、そういうアクティブな人にウケそうなクルマで、そういう人は当然荷物を沢山積むから少しでもラゲッジが広いことは百利あって一害なし。
 
ドライバーが運転していて一番目にするメータのデザインも面白い。
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中央に巨大なTFTマルチインフォメーションディスプレイを装備する。これも表示を切り替えると遊びを忘れないユニークな表示が出てくる。
ぼくがこのレネゲードでいいなと思ったのはメータで、タコメータが何気に左側に配置されていて見やすい。本国仕様の左ハンドル車だと当然左側なので視線移動の関係で見づらいんだけどメータをそのまま左から右へ持ってきたことで日本仕様ではむしろタコメータが見やすくなるという謎の利点が生まれているwただパドルシフトがあるわけでもないし、積極的にシフトチェンジするクルマじゃないのでタコメータが必要かどうかと聞かれれば微妙なところ。
余談だけど、兄弟の500Xは本国仕様が右タコメータでパドルシフトつきのスポーティな印象があるクルマなので、そのメータを左から右ハンドルに持ってきたためタコメータは日本仕様では右側になる。なんだかよくわからない現象が起きちゃってる。
そこを気にする人がこの日本に何人いるのかはわからないけど。
 
ジープブランドのクルマを運転するのは実は初めて。
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試乗する頃には小雨が降りしかも平日で帰宅ラッシュがはじまる時間帯であったことを最初に書かなきゃいけない。
 
その環境でレネゲードFWDモデルを運転した印象はひとことで言えば悪い。だった。
トランスミッションがDCTでありその特性上仕方ないんだけど猛烈な渋滞にはまり、1速で走らされるようなシチュエーションになると変速がおぼつかない。MTAもDCTもそれにあわせた運転が必要で渋滞の場合はトルコンATのようにクリープで少し前に出すとかをせず、ある程度前のクルマが動いたら一気に動き出してまた止まるという運転にしないと低速時のマナーは正直よろしくない。
同じようにFWDでDCTを採用するRENAULTのキャプチャーは低速でも扱いやすかった印象でドイツVWのDCTはもっといい。いずれにしても日本の渋滞が特殊すぎるシチュエーションでもあるので、そこにイタリアで鍛えられたトランスミッションをぶつけるのは性格が悪いと言えば悪い。
そしてブレーキの初期制動が強めでいわゆるカックンブレーキになってしまう。これはパッドを変えるかドライバーが慣れるかすればいい話だけど、エボのbremboが脚力に対してわかりやすい制動力の立ち上がりをするのでそれに慣れてしまった身体で運転すると後部座席に乗った嫁さんがいちいちつんのめって「いい加減に酔う」と試乗初(史上初に掛けている)のコメントをくれた、ありがとう。
エンジンだけはよく回って、シフトレバーでダウンシフトしたときにフォオオンといい音がするから外観のポップなジープのイメージだとそのギャップ「いやいやいやww」と思わず笑いがこみ上げる。f:id:kumawo0017:20160226010325p:plain
この1.4Lエンジンはスポーツカーのアバルトやあのアルファロメオにも使われるエンジンだそうで、それを流用しているもんだから気持ちよさという点では継がれているのだと思います。こんな小さなエンジンだけども1.5tを越える車体にはまずまず、というより必要にして十分な印象。
とにかくわずか数キロの渋滞のコースでレネゲードの魅力を発見することは少なくともドライビングフィールに関しては難しい。
 
キャラを考えるとトレイルホークの9ATの方がマッチするのかもしれないけれど乗って試せない以上は何も言えない。もし自分が都市部から離れた場所に住んでおり、渋滞にもほとんどハマらないシチュエーションが多いのであればこのFWDでもいいかもしれないけど、通勤3時間渋滞はまりっぱなしでは正直厳しいフィールだなぁと思いました。まぁもともと買うなら4WDのトレイルホークだと思っていますがw
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トレイルホークのメーカOPにあるマイスカイで屋根を開けて走りたい。雨漏りの恐れがあるとか、そんなことは些末な問題で屋根が開く開放感に勝るものはないと思ってます。それをこのポップなジープで味わえるのだとしたら?それはもう最高としか思えない。
 
レネゲードは試乗してきた中では珍しい購入後の生活がイメージできるクルマ
 
クルマが変われば人生が変わるというのは確かにあると思っているのだけど、実際多くのクルマを試乗して明確に購入後のライフプランを思い浮かべるクルマというのは案外少ない。
アウトランダーPHEVが見てきた中では鮮明にイメージが浮かんで、一ヶ月くらい車中泊で仕事ができるなぁとかこれを使って九州一回ししながら仕事したいなぁとか思えたんです。エボに車中泊をして仕事をするような男なので、PHEVの電源車として何に使うか?というイメージがふつふつと湧き上がったけれど、他のクルマで言えばそういうものがなかった。
お洒落なSUVも多々あった、便利なSUVも多々あった、けれどそれに乗るのはあくまでエボを捨てて家族の為に生きることを決めたエボを諦めた哀れな父のイメージしかなかった。悪く言えばクルマを妥協することに同じ。エボ乗りがエボを降りるというのは、次になるクルマを見つけるのが相当難しいことなのだとこの期に及んで思うのだけど、本当にその通りで、エボは速いけど使い勝手も悪く無いし、人だって乗れる。圧倒的な性能の前ではどんなクルマも立ち向かえない。それを知ってしまえばSUVは正直楽しめないクルマと片付けられるはず。
 
そんな中でレネゲードはエボとはまったく別な価値観があるクルマで、自分のライフスタイルを変革させるにはレネゲードがあればいいとさえ思えるほど。速さではなく、むしろゆったり走る。窓から手を出して海岸線の道路を流す。レネゲードを使えばただの旅が冒険になる。そういう数々の物語、やりたいことをディーラーにいるわずか2時間の間にいくつも思い描けるクルマだった。
人生を楽しむにはこういうクルマがきっと必要だ。
 
見積もってもらったエボの査定額も悪くなく、正直即決できる勢いはあったのだけど、嫁さんからストップが出た。彼女はこのクルマで酔ってしまっているので評価が低いのだ。
忘れていたけど今回の購入主導権は嫁さんが握っている。彼女が首を縦に降らないかぎり絶対に購入はありえない。ぼくがいくら気に入っても今回の場合は嫁さんがまったく気に入ってなかったのだ。
 
彼女を説得する材料はそれなりにあるけれど、一度冷静になるためにレネゲードのネガはどこなのか?を整理してみようと思う。
 
第一にこれは致し方無いのだけど標準でナビがつかない。
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純正装着されるUconnectは車両情報を設定する関係で迂闊に外すと保証が切れる。本国仕様はナビが使えるしAppleCarPlayにも対応するようだけど日本仕様ではそれがない。センターの美味しい位置を奪っておきながらディーラーOPとして用意されているのはオンダッシュのナビだけだ。
ただ輸入車あるあるでアフターパーツで2DINナビを埋め込めるKITは存在していて、訪問段階では試験的に試乗車にナビが埋め込まれていた。
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多少の違和感は残れど、この位置にナビが来ることは正義。ただし、Uconnectは捨てられないため、ラゲッジルーム等へ本体ごと移設される形になる。
このあたり、イタ車メーカ(親はFIATだからね)はまだまだ全然日本市場に意識を向かせていない。当然売れる台数もそれほど多いわけではなくドイツ車に完敗しているほどなのだから仕方ないけれど、ドイツ車は最近ではナビを標準的につけてくれるし、日本市場を意識したモデルを導入してくれる。
ナビが不要な人もいるだろうけれどナビだけを使いたいわけじゃなく、この位置に7インチなりの地デジが付くとすごく捗るわけですね。ぼくは遠出が多いし、いつも音楽だけを聞くわけじゃない。ニュースだって休憩中に見たいし子供がぐずれば天下のNHKを流したりしてなだめることもあるからね…
PEUGEOTが208や308でSDカードナビを採用したけど、出来はどうあれあの位置にちゃんとナビが来ることは正義だと思うのでやっぱり羨ましい。
Uconnectがナビ対応することを切に願う。
 
4WDモデルに2.4Lしかないことも割りとネガティブではあると思っていて、エボよりも自動車が上がるのです。兄弟の500Xでは4WDモデルも1.4Lなので同様にして欲しいし導入して欲しいけれどジープブランドとフィアットブランドでの競合を避けるためにあえてキャラ分けをしていると考えれば割りと納得はいき、フィアットは軽快な走りとパワーを演出するためにアバルトにも使われる1.4Lをブーストアップで170馬力まで高め(アバルトの一部モデルより高出力だよ、SUVのくせにw)るの対し、レネゲードはあくまでタフな4WDイメージのために自然吸気を載せていると思うのでキャラ作りとしてはいいんだけどね…税金が(´;ω;`)ブワッ
 
ドライビングフィールの悪さもFWDモデルでは気になったけれど4WDモデルはブレーキもFWDと違うようだしもしかすると悪くないのかもしれない。オーソドックスなトルコンATだしこのクルマのドライビングフィールを見たいのであればやっぱり較べてみるべきだねFWDと4WDを。
 
最大のネガは納期。いま注文しても春までには来ないかもしれないとのこと。FIATの工場で生産されているクルマだし、FIATの納期自体が結構アバウトで一気に生産されて日本充当されることもあるけどそうでない場合も当然ある。約束はできないけど、やっぱり半年は待つことになるかもしれないと。特にトレイルホークのマイスカイでイエローを選ぼうとしたら受注生産なので相当お時間は頂きますだそうで…そこまで待てるのか?は最大の問題かもしれない。
 
燃費が悪いとか当然にあるんだけど、1.5tを越えるクルマでオールシーズンタイヤorマッド&スノータイヤを履くクルマがそもそも燃費が良いわけがない。そもそもそういう燃費を求めるならジープブランドを買っちゃダメだと思う。
ちなみに参考程度にジープブランドの他車の燃費を書いてみると
・Wrangler 7.5〜7.9km/L
・compass 10.5〜10.7km/L
・cherokee 8.6〜10.4km/L
Renegade 10.4〜15.5km/L
とまぁFWDモデルは当然にジープ最大燃費を誇るwそれでもcherokeeクラスと同等なんだトレイルホークだと…レギュラーガソリン仕様なのが唯一の救いかな?燃費を気にして乗りたいならどうぞ、ハイブリッドのSUVを買われると幸せになれます。 
 
ただ言ってしまえばネガらしいネガはそれくらいしかなく、ぼくは全体的にレネゲードの雰囲気を気に入っています。むしろダントツで買いなモデルだと思ってる。ぼくが仮に独身でSUVを求める人間だったならレネゲードを迷わずに注文したことでしょうね。
 
何がいいのか?
やっぱり独特の雰囲気だろうね。ジープなのにかわいい。しかもなかなか使い勝手もいい。遊びココロもあるし、乗っている自分がどういう楽しみを見いだせるかイメージしやすい。速く走るのではない、ゆっくり走ることを楽しむクルマ。
こういう価値観もありなのではないか?一生に一度、こういうジャンルに足を突っ込んで知らなかった自分を発見してみたくないか?そう自分に問いかけたくなるクルマ。
輸入車4WDにしては控えめの価格設定もそうだし、割りと買いやすい。そして多様な意味での面白いを持っているクルマ。
気になったらぜひとも試乗を!
その場合は可能であればFWDと4WDを同時に乗ってみることをお勧めします。
新型JEEPレネゲード (CARTOPMOOK ニューカー速報プラス)

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【追記】気になるRenegadeの記事をリンクさせていただきます。

Renegadeがあればこういう生活に憧れる。

jeepstyle.jp

 

やっぱり雪道が気になります。

autoc-one.jp

 

やっぱり兄弟と比べたい。

trendy.nikkeibp.co.jp 

J-OFF VOL.17 (マイジープスタイルマガジン)

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激推し購入ガイド2016 SUV (CARTOPMOOK)

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